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2012年6月12日 (火曜日)

モリコーネ・アジア最終予選オーストラリア戦・「リーガル・ハイ」

 7時起床。寝不足。

 日記を書いていたら、宅急便で、オラソニックのUSBスピーカーと「続夕陽のガンマン」サウンドトラックが届く。
 早速セッティングして、音出し。
Img_0798
 このスピーカーで三代目。初代はダイヤトーンで、好きな音だったが接触不良になったのと当時使っていたiMacのサイズに合わず、タイムドメインLightに交代。Lightはとにかく明晰な音が好きだった。モニタースピーカーの典型という感じで解像度が高い音。小さいから低域は出なかったから、その分高域に寄っていたがきんきん鳴らず耳障りは良かった。
 で、オラソニック。のっけに出てきた低音に驚いた。こんな小さな卓上スピーカーから出て来るとは思えない低音!その分音が籠っている感じがしたが、エージングをしないと。
 最初に鳴らしたのは、モリコーネの「続夕陽のガンマン」。この曲は、マカロニ・ウェスタンとして、と言うより映画音楽として有数の素晴らしいモノだと思う。なんせ複雑。いろんな要素がこれでもかと入っていて、聞けば聞くほど面白い。

 で、モリコーネについて、つい、調べてしまった。wikipediaにはロクな記述がなかったが、映画音楽についてのマニアックなページhttp://www1.tcat.ne.jp/eden/FC/morricone.htmには、エンニオ・モリコーネについて詳細な解説があったので熟読。モリコーネは、 10歳でローマのサンタ・チェチーリア音楽院に入り、師匠から12音技法を習い、 バリバリの現代音楽の作曲家でもあったのだ!その昔は「カンツォーネも書ける現代音楽作曲家」と言われて、ポップスも書くしコンサート用の現代音楽も書いていた、と。それが「荒野の用心棒」の大ヒットで仕事が映画音楽が中心になったと。
 やっぱり凄い人だった(過去形にしてはいけない。まだ現役なんだから)んだねえ。
 
 で、モリコーネ以外の音楽もいろいろ鳴らしているうちに、いくぶんスピーカーも熟れてきた感じ。おれの耳も慣れてきたんだけど。
 タイムドメインLightは修理。オラソニックが入っていたアマゾンの箱を利用して梱包し、ヤマト運輸に集荷を頼む。

 仕事は、詰まってしまった。
 ハコを作る功罪は、ハコを作れば、それに従っていけばどんどん書ける。これが「功」。しかし本文を書くと言うことはディティールを埋める作業なわけで、人物の心理とかを書き込んでいくと、ハコではこう動く、とストーリー中心に考えていたモノが、「コイツはそんな風には動かないだろう」とか「こうなるには事件が足りない」という具体的な問題に直面する。これが「罪」。
 で、ハコに合わせて材料が不足したまま強引に展開しようとすると、どうしても無理が生じてストップしてしまう。いくらなんでもこの展開は乱暴だろう、強引だろう、ご都合主義に走りすぎているだろう、と。

 で、玉子焼にシラス干しのブランチを食べ、モリコーネを聞き、小雨の中コンビニに行って食パンやバタピー(最近、これの中毒気味)や煎餅を買ってきてパストラミサンドを作って食ううちに、詰まった原因が判った。やっぱり強引な展開をしようとしたので無理が生じて、ストッパーが作動したのだ。
 原因が判れば対策は立てられる。
 今ある材料を並べ替えれば人物の出入りも整理出来て上手く行く!
 
 差し込んだ光明に縋るようにして、遡って書き直しつつ、先へ。

 そうこうしていると、もう夜。
 あ、今夜はワールドカップアジア代表戦の対オーストラリア戦だ!見なきゃ。
 気がついてテレビをつけたら、もう試合は始まっていたが、試合開始10分だった。
 いやあ、これまでの2戦は余裕があって、安心して見ていられたが、オーストラリアが相手だと、最初からハラハラドキドキ。前半は完全に押されていた。日本のゴール前での応酬。イヤだねえ。
 が、後半になると日本が盛り返し、先制ゴール。
 だが、審判の判断がどんどんおかしくなって、オーストラリア側にも厳しいが日本側にも厳しくてイエローカード連発の退場者連発。そして、まったく不可解なオーストラリアのPK。これが決められて同点。
 うわ〜。
 終了寸前に日本のフリーキック、となったところで、蹴る寸前で試合終了。なんじゃこの審判。しかしまあ日本のホームの試合で、かなり日本有利な審判がいくつかあったから、オアイコか。今日は特に日本だけに厳しいというわけでもなかったし。負けなくて良かった、と言うべきか。

 その後、以前から「これは凄く面白い!」と言われていたが見た事のなかった堺雅人主演の「リーガル・ハイ」を見る。
 のっけから「七人の侍」を思わせる展開で、田舎のジジババが「腕のいい東京の弁護士を雇おう!」ということになる。音楽も「七人の侍」の一節が鳴り響いたりして、遊んでる!
 で、堺雅人の弁護士が田舎のジジババにナンクセをつけて仕事を受けないのだが、助手の新垣結衣が頑張って、相手側の大手化学工場の廃液に有毒物質が入っているコトを突き止めるが、敵も原告側の切り崩しと懐柔に乗り出して……その後の展開はドンデン返しも含めて定石ではあるのだが、堺雅人の芝居と、古沢良太の脚本が素晴らしすぎて、衝撃的。
 ストレートなヒューマン・ドラマだったら登場人物が口に出来ない「日本人の欺瞞」をあけすけに言葉にして、「労られるべき田舎の老人」に容赦ない言葉を浴びせるが、これはすべて全くの正論。異義なし!世間やお上や大企業に飼い慣らされてイイコになってしまう日本人の特質を鋭く削り、これでもかと塩をすり込む。この快感!
 今や、重いテーマを扱う場合は正面から攻め込むよりも、このドラマのようにコメディのような形を使って異形の主人公に語らせるとか、搦め手で行く方が主張が伝わるし、言いたいことが言える。
 これはおれの持論でもあるので、それが証明された感じ。
 だけど、こういう「ふざけた感じでホンネを言う」のが嫌いな日本人も多い。視聴者の声には、「やり過ぎ」とか「ふざけすぎ」「真面目にやれ」という声もあった。判ってないねえ!と思うのだが、そういう日本人を相手にしていくのが表現者の仕事でもある。

 とにかくモーレツな量の台詞を立て板に水の如く喋って、奇天烈なキャラクターの弁護士役をワルノリで快演する堺雅人は凄い。猛毒炸烈!もの凄い。驚異的。
 「新選組!」の山南で「微笑みの似合う知性的な男」のイメージが付いてしまったが、この人の抽出しは多い。「篤姫」でのエキセントリックな将軍様も成功していたので、この破天荒な弁護士の芝居が突然変異だとは思わないが……弾けましたな。
 ドラマは終盤だが、是非とも第2弾、第3弾とやって欲しい。1話完結の裁判ものだから、話は続けられるだろう。

 見終わったら、22時。
 「報道ステーション」を聞きながら、仕事。
 なんとか区切りをつけるまで頑張る。
 夕食は食いそびれたので、抜き。

 風呂に入って気合いを入れ、くーたんとしばらく遊んで、2時まで仕事して、就寝。

 寝る前に、くーたんの攻撃を警戒して、スピーカーは外して仕舞い込む。存分に遊ばせたらストレスも退屈も解消してケーブルを噛みちぎる事はしないとは思うのだが……しばらくは警戒しなければ。

本日の体重:89.20キロ(どうして太るの?)
本日の摂取カロリー:1550kcal
本日の消費カロリー:日常生活程度

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