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2012年7月 7日 (土曜日)

猫の命って7つあるの?9つあるの?

 6時過ぎ起床。
 もう寝てられない。
 しかし、早起きはいいもので、朝のモロモロを済ましても、まだ8時。時間はたっぷりある。

 と、思って油断していると、あっという間に夕方になってしまう。
 今日も、まだ時間はあるわいと思って、朝シャワーを浴びてすっきりし、近所のコンビニで朝飯を買ってきて、明太子しらすちらし弁当を食べていたら、何故か、往年の名番組「シャボン玉ホリデー」の、それも植木さんの「お呼びギャグ」のことが知りたくなった。
 で、調べていたら、植木さんが「お呼びギャグ」の発祥について、「生放送だったので、付き人の小松政夫に出番を間違えて教えられて、焦って飛び出したら前のコントの最中だったので、仕方なく『お呼びでない』とやったらウケたので、定番のコントになった」と言っているのが定説になっているらしい。しかしこれは、小松政夫自身が「私をプッシュしてくれた植木さんの好意」として、事実は違うと言っている。だいいち、「シャボン玉ホリデー」は第一回放送からカラーの録画番組だった。生放送ではない。途中からカラーに放送になったと書いてあるものもあるが、最初からカラー放送。受信する側が途中でカラーテレビにしたから、そういう思い込みが発生する。

 で……その後、元日テレの井原高忠さんのことが気になって、その筋で秋元近史氏を調べ、そういやスリーファンキーズって、ジャニーズだったんだろうかと調べ(第一プロ。スリーファンキーズの成功に刺激されてジャニー喜多川が結成したのがジャニーズ)、YouTubeで植木等の「お呼びギャグ」を見ようとして(映像として残っていないが、最高傑作として小林信彦が記しているのは、台風シーズンで停電になって、ザ・ピーナッツの二人がやっとロウソクを探して火をつけたと思ったら、「ハッピーバースデーツーユー」と植木等が朗々と歌いながら登場して吹き消してしまい、真っ暗な画面の中で「お呼びでない?」と聞く。おれも最高傑作だと思う)、代わりに、クレージーキャッツとタモリのセッション(「12番街のラグ」をやったもの)を見、それからタモリの赤塚さんの葬儀の時の「白紙の弔辞」を見、上岡龍太郎が横山ノックを追悼するスピーチ(これが、愛情に満ちて、本当に泣けて、笑える!さすが上岡龍太郎)に号泣し、参議院本会議場で自民党の尾辻秀久議員が民主党の山本孝史議員の追悼演説を聞いて、これまた号泣してしまった。これも、タモリや上岡龍太郎と並ぶ名演説で、政党の違いを超えた篤い友情に溢れた感動的なもの。
 政治家と言えば、自分の選挙とカネのことしか考えていない薄汚い奴ら、と言うマイナスイメージを抱いてしまうが、この故山本議員は命を擦り減らして癌対策に関する法律の制定に尽力した尊敬すべき人物であり、これほどの心情溢れた追悼演説をした尾辻議員も筋の通った尊敬すべき政治家であると思う。
 ジェフリー・アーチャーの出色の政治小説「めざせダウニング街10番地」には、議会やマスコミでは批判されっぱなしでダメな印象ばかりの閣僚が、実は懐の深い尊敬すべき知性溢れる人物だったというエピソードが織り込まれていて感動的なのだが、あれはフィクションではなく、自身も議員だった(下院議員だったが騙されて借金を背負い、辞職。「100万ドルを取り返せ!」を書いて大ヒットして借金を返済し、ベストセラーを連発。「めざせダウニング街10番地」はその頃の作品。そののち上院議員となり保守党副幹事長になるがスキャンダルで辞職)アーチャーの実感の反映だったのだなあと思う。
 
 そんなこんなで、2011年3月11日の生島ヒロシの感動的なラジオ生放送とか、聞いたりして、泣きっぱなし。
 いかん。いかんぞう。

 で、キッチンに行ってコーヒーを飲もうとしたら、くーたんがテーブルに置いたおれの好物のバターピーナッツの袋を囓って穴を空けていた。
 思わず「こら〜」と(けっして厳しい声ではなく)叱ったら、テーブルから去りつつこっちを振り返って「ほやかて〜」と言いたそうな顔をした。
 猫は無表情、と言う人がいるが、違う。猫はいろんな表情をするし、全身で感情表現をする。つきあいが長いと何を考えてるかだいたいは判るし、気持ちだってテレパシーのように伝わる。
 この時のくーたんも、「ちりとてちん」で貫地谷しほりが連発してたように、まさに、「ほやかて〜」と言いたい顔をしたのだ。アタシもバタピー食べてみたいもん、と言いたそうな。
 その顔があんまり可愛かったのと、テーブルから去って行く姿がしょんぼりしていたので、叱ったことをモーレツに反省してしまった。猫を叱ると、だいたいこうなるんだよな。
 で、布団の中に入ってしまった。
 猫は、本当に可愛い。
 で、どうしても思い出すのが、脱走事件の時の事。あの時は、ひとつ間違えたら9階の高さから落下して死んでいた。他人様の部屋をメチャクチャにして、本当にご迷惑をかけたけれど、死ななくてよかった。あれは奇跡的に助かったのだ、と思っている。
 で……「猫には7つの命がある」って言葉があったよなあ、と思って調べてみると、欧米では「猫には9つの命がある」というのが本流らしい。「7つ」とカウントするのは、ポルトガル〜ブラジルの系統らしい。何故かは判らない。

 そんなこんなで、お昼を過ぎる。
 スパゲティを茹で、ボンゴレの素を振りかけて、食う。美味い。

 やっと午後になって仕事開始。
 別に詰まっているわけでは無いのに、なかなか進まない。もう大詰めも大詰めで、勢いが出てどんどん書いてスパートをかけて一気にゴールイン!というイメージを抱いていたのに、まるで加速しない。というか、足を引きずってゴール直前でリタイア、という危機すら感じてしまう。
 清水義範の「深夜の弁明」のように、書き上がり直前で失踪してしまいたくなる。

 そうは思いつつ、キーボードを叩く内に、なんとか進む。

 あっという間に、夜。
 録画しておいた「タモリ倶楽部」を見る。中野区上高田方面の酒屋を巡って酒を飲む。ただそれだけ。しかし、こういう企画も見せてしまうのが、この番組の力だなあ。

 メシにする。買ってきたパックご飯をレンジで温め、目玉焼きを作って、インスタント味噌汁と。実に質素な夕食ではないか。

 食べようとしたら、相方から電話。すでに相方はおれの原稿待ち状態。
 しかし今日はまだ10ページも進んでいない。せめて20ページ書いたら切り出して送ろうと思っていたのだが。

 食後、「アド街ック天国」を見ながら仕事。新木場。今はもう、木材の街と言うより、オフィス街なんだねえ。新木場には吉方取りでちょくちょく行っているし、若洲海浜公園は好きだ。この公園付近は、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件で、コンクリート詰めのドラム缶が置かれていた場所ではあるのだが……。

 TBS「ニュースキャスター」は音だけ聞きつつ、仕事。
 進みが悪かったのは、引っかかりがあったからだった。その引っかかりに気づいて遡って書き直し、なんとか10ページを超えてワンブロック終わったので、その部分を切り出して、相方に送る。

 もうフラフラ。
 朝日夕刊に、柳家花緑が絶食をしたら頭がスッキリして集中力も増した、とインタビューに答えているのを読んで、これだ!と思った。
 なんだかんだ理由をつけて、食うに任せている。その結果体重は元に戻ってしまったし、体調もすこぶる悪い。眠い。頭の芯がどんよりして全然スッキリしない。
 疲れの蓄積もあるだろうが、これは、過食のせいでもあるんじゃないか?
 今、急に新しいことをするのは危険だから、とにかく仕事を終えてしまうが、脱稿したら、この絶食をやってみよう。完全な絶食は専門家の指導の下にやらないと危険だが、ミニ絶食ならそうでもないだろう。1日くらいなら、水は飲んでいれば、生命の危険に至ることもないはずだ。引っ越しの時はそれに近い状態だったんだし。で、体重は激減して、体調だって悪くなかったのだ。

 そうしようそうしようと思ったところで、「チューボーですよ」も終わったので、寝ようとしたら、くーたんが文句を言いたそうな顔でこっちを見ているので、猫じゃらしで遊ぶ。
 かなり暴れさせたので、満足した様子。

 0時過ぎに就寝。

 夢の中で、とても悲しい歌を聴いた。薄幸の競走馬の歌。映画「シービスケット」の人生のような歌で、ギター一本に男性デュオの歌声。そのギターと歌声が美しい。悲しい曲想の歌ではないのに、美しいから、悲しい。
 あんまり悲しいので、飛び起きた。
 絶対実在する曲だ、と思って記憶を探ったが、「走れコータロー」くらいしか思いつかない。夢の中ではシングル盤を再生して聞いたのだ。しかし3分くらいで終わるような歌ではなかったし……。
 しかし、本当に悲しい歌だったので、なにか不幸があったんじゃないかと起き出して、まず、寝ていたくーたんを抱きしめた。もちろん、くーたんは生きていた。
 なにか悲しい事件が起きたのかとiPhoneでニュースを見たが、特に新しいニュースはない。
 ミクシィに大津の男子中学生いじめ自殺事件のまとめサイトが貼られていて、そこにはいじめた連中の名前や写真、その親の名前や写真、いじめを笑って見過ごしていたとされる担任の名前や写真も貼られていた。
 この事件、舞台になった中学校の生徒がツイッターとかで呟いている内容もひどい。殺到するマスコミ取材に悪態をつくのはまあ仕方がないとして、自殺した生徒への暴言が満載で、吐き気がする。
 おれも、小学生二年の頃は、いじめられた。しかし6年になると逆にいじめる側に回って、というか、その時はいじめなかったのだが、止めることもしなかった。傍観というか一番卑怯なポジションにいた。これは、一生の痛恨事だ。
 あの頃は、教師はいじめの事実が発覚したら、厳しく叱った。普段は優しい先生が、顔を真っ赤にして怒った。いじめた奴らは泣いて反省して、いじめはなくなった。表面上なくなったんじゃなくて、まるっきりなくなった。
 しかしおれは、傍観者だったので叱られることはなかった。しかし、傍観者というのはいじめたのと同じなのだ。上手く立ち回ってしまった結果、叱られなかっただけのこと。
 これは、一生の汚点だ。40年近く以上前の事になるけれど、思い出すといまも心が疼く。

本日の体重:90.10キロ
本日の摂取カロリー:2009kcal
本日の消費カロリー:日常生活+α

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