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2012年9月18日 (火曜日)

仕事して、「ゴーストライター」を見る

 くーたんがベッドにやって来て起こされたので、7時ごろ起床。最近、くーたんはまた朝起こしに来るようになった。

 朝のモロモロのあと、ブランチ。トースト2枚にコーンフレーク、ゆで卵にハム。長いこと冷蔵庫にあった杏のジャムは昨日で終わり、今日はオレンジのマーマレードを食べてしまった。

 午前中に病院に行って血液検査をして貰おうかと思ったが、そういやここ数年人間ドックをやってないなと思い出し、文芸美術国保で補助が出ることを確認して、近くのクリニックに人間ドックの予約を入れる。来週の水曜日に決まる。ついでに別のクリニックで脳ドックも受けよう。こっちの予約は後ほど。

 で、仕事開始。
 元ヤクザの孫でキュートな娘がDQNたちに反撃する場面。書いていて我ながら面白い。

 お昼前に、宅急便を出しに行き、ついでに買い物。ヨーグルトなどを買ってしまってから、くーたんのご飯を買わなければ行けないことを思い出したが、その店は遠いので、一度帰宅。すぐ出直すのもナニなので、仕事再開。

 と、果物屋の訪問販売が来た。ちょうどフルーツが食べたかったので、ブドウを2種類と美味そうな漬け物を買う。
 
 おれの体調を心配してくれる書き込みやメールを読者の方から戴いて、恐縮。たしかにフルーツは人より食べていないかも。冬はミカンをよく食べるのだが、要するに、皮を剥いたりするのが面倒であまり食べないのです。というか、梨とかスイカとかバナナとかは、時々食べているけれど、日記に書き忘れているのですが。

 15時を過ぎて、仕事がダレてきたので、再度外出。
 北千住東口の松屋で、新発売のハッシュドビーフ・ライスを食べてみる。まあ、普通のハッシュドビーフ。ところで、ハッシュドビーフとハヤシライスって、どう違うんだろう?いわゆるハヤシライスの方がカレーに近くてトロッとしていていろいろ具が入っているイメージがあるんだけど。
 で、この手の「ちょっと重いもの」を食べると、体調が悪くなる感じがある。しかし、以前のようにガクッとくるのではなく、体調の変化にちょっと神経過敏かなと自分で思う程度には改善されてきたが。しかしこれではお酒はダメだし脂っこいものも食べるべきではないだろう。

 自転車で帰宅。ここのところ、歩きを止めて自転車ばかり。歩くと、帰宅したらグッタリするので。

 ちょっと休んでから仕事再開。

 夕方、アマゾンに注文しておいた村上春樹の「小澤征爾さんと、音楽について話をする」が届いた。朝注文して夕方届くんだから、取り寄せに関しては、本屋さんは勝負にならない。
 この本は以前から気にはなっていたのだが、最近、相方が村上春樹を文学史的に研究しているので、それに刺激を受けて読む気になった。
 村上春樹は「風の歌を聴け」からしばらくは読んでいたのだが、ある時から読まなくなった。その理由は、たぶん、多くの評論家が村上春樹を批判するのと同じ理由で、だと思う。おれにとっては筒井康隆や小林信彦を追いかける方が面白かったし。しかし、エッセイは読んでいた。特に「海外逃亡中」の生活を綴った「遠い太鼓」は何度も読み返している。
 その「海外逃亡」については、文壇史に残る事件だと思う。そのときの村上春樹の心情は、N響にボイコットされて活動の場を海外に定めた小澤征爾に似てるんじゃないか、と昨夜メシを食べながら相方と喋ったので、この本を読みたくなったのだ。
 で、ちょっと読み始めたらモーレツに面白くて、仕事は中断。
 ソファにひっくり返って読みふける。
 音楽は好きだが自身が演奏するわけでもないしあまり楽譜が読めない(しかし聴きこんでいる)村上春樹が、一クラシック・ファンとしてして、マエストロ・小澤征爾とレコードやCDを聴きながら、いろいろ話を聞く。この感じが、おれが訊きたいことをそのまま代弁してくれている感じで、モーレツに刺激的で面白いのだ。もちろんおれは村上春樹ほどクラシックを聴きこんでいないし、分析的に聴いているわけでもないので、「代弁」と書いてしまうのは正しくないのだが。
 で、おれが以前から感じていたモヤモヤ(指揮者は具体的に楽譜をどう読み込んでオケを鳴らすのか、という根本的なもの)に対して、小澤征爾は具体的かつざっくばらんに答えている。しかも、他人や自分の録音を聴きながら「ここはもっと勇気を出せたねえ」「今ならもっとうまくやれるだろうなあ」と率直な感想も口にする。

 と、ここで、相方来訪。
 マルちゃん正麺の塩味を作って食べて、ポランスキーの「ゴーストライター」を見る。
 おれは原作を読んでいないが、相方は原作のファン。で、かなり忠実な映画化らしい。しかし、大事な場所が原作を変えてあると。
 映画としては、隅々まで神経が張り巡らされて、演出的にも凝っていて、まったく油断できない。ポランスキーの余裕の手腕というところ。
 島の中で話の大半が進行するというのは上手いし、カーナビが主人公を誘導して謎解きに寄与するというのは素晴らしいアイディアだ。脚本は原作者とポランスキーの共作。
 しかし……国家的重大事件、と言うワリには、なんだか、その事件と仕組みがチャチに感じてしまう。アメリカとイギリスは不可分の強固な同盟国なんだから、今更英国首相がCIAの犬だったとしても、あんまりオドロキはない。誇り高い英国民にとっては屈辱かもしれないが。ブレアが実際そうだったんじゃないかという疑惑があって、その話なのだが……。
 で、ブレア在任中に、英国市民である中東系の4人をテロの犯人(実際は無実だったらしい)として違法に拘束してCIAに渡し、CIAはひどい拷問をしたという事実を下敷きにしているらしい(たしかに言われてみればそういう事件があったなあという程度の記憶しかない)。おれの感覚としては、それだけで元首相が国際刑事裁判所に訴追されるほどのモノなのか?また、元首相の妻がCIA関係者だというのがそれほどのスキャンダルなのか、ピンと来ない。まあこれは、日本はイギリスとはまったく違った意味でアメリカに従属していなければいけない国で、そういう空気に染まっているからピンと来ないのだろうけど……。
 このメイン・ストーリーがピンと来ないので、映画全体の「政治サスペンス」が迫ってこない。これが「ロシアの手先だった」としたら話のメリハリはついただろうけど(その代わり、大時代過ぎて、いつの時代のハナシですかということになるだろうが)。
 主人公がネット情報を有力な情報源にするのもなあ。そんなに簡単にネット情報を鵜呑みにしてもいいの?ウラは取らないの?
 で、そういう主人公の行動が、なんとも軽率。まあ軽率でなければ「陰謀」に巻き込まれないし、お話も展開しないのだが。
 エンディングは映画と小説は違うらしい。映画の終わり方は、極めて映画らしくて、これはこれで「決まった!」とかけ声をかけたくなるが。

 と、いうことで、相方とブドウを摘まみながら見た。

 相方帰って、おれは村上春樹の本に戻る。
 面白くて読みふけり、気がついたら2時。
 慌てて寝る。

本日の体重:90.10キロ
本日の摂取カロリー:2146kcal 
本日の消費カロリー:日常生活+α 

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