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2012年9月19日 (水曜日)

体調は回復したが、慎重を期して

 足が痙って6時に目が覚める。
 軽かったのですぐ直り、寝不足だから二度寝しようと思ったが、頑張って6時30分まで。

 起きてすぐ、読みかけの村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について話をする」の続きを読む。
 この本の白眉は、オペラに関する部分。小澤さんは「おれほどオペラに縁がない人間はいない」と言っていて、「だけどオペラをやらなきゃダメだ」とカラヤン先生に言われて熱心に勉強したと。
 パヴァロッティと仲がよかったのでスカラ座でトスカを振ったら猛烈なブーイング(人生初ブーイング)を浴びて凹んだが、歌劇場のみんなが「セイジを応援してるから。我々は君の味方だ」と言ってくれて自分の信じるところに従って振ったら、だんだんとブーが減って、最後にはなくなったと。このくだりには感動した。
 小澤征爾は天性の楽天家で、「嫌な目に遭ったことはないなあ。おれが判ってないだけかもしれないけど。最初の頃は言葉がね、判らなかったし」と。だからカラヤンとバーンスタインに可愛がられて多くの巨匠たちとも交流を深めて来たんだろうなあ。プライド高く身を守っていたら、どうしても鎧甲を着た状態になってしまうだろうし。
 おれ自身、29の時に2ヵ月だけだが欧州を一人旅したとき、まったく嫌な目に遭わなかった。遭ったと思ったらそれは誤解だったし。それも、言葉がよく判らなかったり、旅の楽しさに舞い上がっていたので、相手の悪意を感じるヒマがなかったのかもしれない。小澤さんの場合は、音楽に夢中になっていて、音楽の本場でステップアップしていく面白さで一杯だったのだろう。
 バーンスタインの助手時代、いろいろ教えてくれたのに言葉が判らなかったので細かな部分まで理解出来ず、それが残念で堪らない、とも。それは実によく判るというか、共感出来る。
 おれも、巨匠・市川崑の弟子として密着していたのに、今ならこうしようああしよう、こうやって師匠にお仕えしようとか思えるが、あの当時はもう、ナニもかもが一杯一杯で、思い出すだけで不甲斐ないこと夥しい。
 で、村上春樹も小澤征爾も、似たような理由で日本を離れて海外で仕事をしてもの凄く巨大な存在になったと思うが、それについては全然触れられていない。プライベートなことだし音楽とは直接関係ないし、そういうことまで書いていたら、Book3までいっても終わらないかもしれない。
 しかし、寝るのを忘れて読みふけった、久々の本だった。

 で、朝のモロモロをやって、ブランチ。
 トースト2枚にゆで卵、少量残ったコーンフレーク。

 その後、仕事。
 DQNたちとのアクション場面。どういう趣向にするか、アイディアがなかなか出て来なかったが、ぱっと浮かんだらすらすらいった。

 13時過ぎに、リサイクル会社の人来訪。ダッチオーブンを見て「引き取れません」と言う。タダでいいから持っていってと言いたいところだが、それを狙ってるんじゃないのか(タダで引き取って有料で売る)という疑念があったので、「じゃあ結構です」とお帰り戴く。
 バザーに出すかなんかして、処分はしよう。もう使わないし。8000円もしたんだけど。

 午後になって、もう少し何か食べたいので、コンビニに行っておにぎり弁当を買ってきて食う。

 体調は、昨日まではちょっと歩くとフラフラする感じがかすかにあって、これは過敏というか気のせいの範疇かもしれないが、まあ万全ではない感じがあって、自転車を使っていたのだが、今日はもう大丈夫な感じ。
 何か食べても疲れる感じもなくなったし。
 しかし、テニスをすると、かなりの負担になるし、ようやく回復していたのに、また疲れがぶり返してしまうかもしれない。
 ということで、ここは慎重を期して、休む。仕事も思ったほど進んでいないし。

 晩飯は、刺身にする。スーパーまで行くのは面倒なので、近所の魚屋で買う。ピリ辛こんにゃくも。
 ご飯を炊こうとしたら、お米がなかった。いや、1.5合はある。ある分で炊く。

 炊けるまで仕事。
 1日10ページというのがいい感じのペースだなあ。それ以上書けるときはセーブすることはないが、最低でも10ページ書ければ目算が立つし。

 で、食事。先日、くーたんのご飯を買いに北千住東口に行ったときに買ってきた、キュウリの古漬けをフードプロセッサーでスライスして、みじん切りにした生姜と混ぜる。これはおれの「夏フード」。しかしキュウリの古漬けがなかなか手に入らないので、いつも作れるわけではない。
 それと、マグロの刺身とピリ辛こんにゃくで。

 食後、風呂に入って汗を流す。
 肝臓が悪いと、風呂に入るとグッタリしてしまうのだが、それもなくなった。多分、回復したのだろう。

 先日、アマゾンから届いた「TOKYOオリンピック物語」を読む。これには市川さんのオリンピック記録映画の製作事次第が書いてあったので、読みたくなったのだ。
 映画界としても異例の巨大プロジェクトだったんだなあ。そして、市川さんの「政治力」(政治家にパイプがあるというのではなく、数千人のスタッフ・関係者をひとつにまとめて動かす力のこと)の凄さ。才能だけがあっても、この政治力があればこそ、映画は作れる。おれにはそんな力はなかった。
 で、そんな凄い人のそばにいたのに、もっといろいろ吸収できただろうに、また、師匠に尽くせただろうに、と思うと、朝読み終えた村上/小澤対談本の事に思いが戻る。修業時代は悔いが残ることばかり。今はまあ取りあえず、映画から足を洗ったから、客観的に見られるのだが。

 仕事に戻り、区切りのいいところまで進めて、本日は終了。

「マツコ&有吉の怒り新党」を見る。
 今夜はやっぱり、伊藤智仁でしょう。野村監督がもっと大事に使っていたら、この不世出の大投手の選手生命はのびて、もっと活躍できただろうに。しかし、本当に「彗星のように登場して去って行った」もの凄い人っているんだなあ、としみじみ。
 泣きました。運命の残酷さに。そして、相変わらず、ナレーションが上手い。
 現在は一軍で投手コーチ。それはそれでよかったと思うけど……。

 1時就寝。

 夜中にくーたんがよからぬ活動をしているなどとは夢にも思わず、熟睡。

本日の体重:89.40キロ
本日の摂取カロリー:1613kcal
本日の消費カロリー:日常生活程度

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コメント

こんばんはpaper検査の日も決まり、体重も減ってきてまずはよかったです。昨日は「ハンガーゲーム」の試写会でした。全米4週連続No.1sign03の映画ということで中身を確認せずいきましたが、ゲームで人を殺すというのがちょっと…。簡単にすごく残酷に人が死にます。2時間23分、長いとは感じませんでしたが。原作がすごく売れてて、3部作の映画化決定らしいですが、次観るかなぁ。レニー・クラヴツツがでてました。閑話休題 中国では連日のひどい反日デモ、日本ではAKBのじゃんけん大会生放送、なんだか可笑しいですね。

平嶋さん:
ご心配、有り難うございます。
カイロの先生の見立てでは、夏バテもあったのかな、という感じでした。そろそろ風が秋になってきましたね。
「ハンガーゲーム」はCMをがんがん流してますね。最近はああいう映画は観たくなくなってきましたが……。
中国のテレビは「日中戦わば」というのを盛んに流しているようですが、それを考えると、「AKBジャンケン大会」を流している日本のほうが平和でいいんじゃないかと思ったりします。
小松左京の短編に「イワンの馬鹿作戦」というのがあって、日本人全員が馬鹿なフリをして敵を呆れさせて勝つ、というお話でした。そう言うの、アリなんじゃないかと思ったりします。

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