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2012年11月24日 (土曜日)

デモに参加して、旧テニスの忘年会

 8時起床。

 朝のモロモロを済ませて、外出。

 今日は、渋谷での「反捕鯨・反イルカ猟」デモに参加する。

 対立するいろいろなこと、特に社会問題については、口を噤むのが反発も買わない利口なやり方かもしれないが、今まで正直に自分の考え方を書いてきたのだから、この件に関しても、自分の考え方を書いておくことにする。だいたい、日記に自分の正直な考え方を書くのを憚る、と言うのはおかしな事だと思うし。

 で。

 捕鯨については、日本古来の捕鯨文化、鯨食文化があるのは理解している。C.W.ニコルが描いたように、日本の捕鯨の伝統・文化は沿岸捕鯨だ。しかし大規模な船団を組織して南極海で行う捕鯨は、外貨獲得を目的にした輸出を外国から学んで昭和になって始まったものであって、伝統文化でもなんでもない。だから、IWCで提案された「沿岸捕鯨を認める代わりに南極海での捕鯨を止める」案が日本の文化を尊重した妥当なものだと思うのだが、日本政府(主として水産庁)は、捕鯨産業保護の目的で、あくまで南極海での商業捕鯨の再開を目差している。

 しかし、現在も行われている調査捕鯨(「調査」ならもっと少数の捕獲で充分なはずなのに)で獲った鯨肉はだぶついているという矛盾。鯨食文化の保護維持というなら、どうしてもっと鯨肉の消費が増えないのだ?消費をあげるために学校給食に使ってさばこうとしているらしいが。

 鯨肉を愛好する文化を支え、捕鯨文化を伝えていくのなら、沿岸捕鯨の再開こそ必要なことであって、南極海での船団式捕鯨は必要ないはずだ。しかし実際は、震災復興予算からの流用までして維持しようとしている。これは日本の文化の保持ではない。捕鯨産業の保護のためだけだ。

 多くの従事者がいた石炭産業からは撤退したのに、南極海での大規模な捕鯨だけはどうして維持しようとするのか?

 イルカ猟に関しては、ちょっと考え方が異なる。

 日本人は、昔は別として、犬猫を愛玩して食用にはしない。だから食用にしている中国や韓国に嫌悪感を持つ。そして日本人は水族館でのイルカ・ショーを楽しみ、イルカを愛玩している。イルカと一緒に泳ぐセラピーも盛んだ。なのにどうして、和歌山県太地町での血みどろの残酷なイルカ猟も支持するのか?

 イルカ肉の食文化があるのは理解している。しかしこれはごく一部の地域のものであって、その需要を賄うなら、沿岸での小規模な漁で充分賄えるはずだ。

 他所の国も入江が真っ赤に染まるようなイルカ猟をしているではないかという反論もあるが、「他所がやっているのだから自分もやっていい」という理屈は強弁だ。

 

 この論を突き詰めていくと、牛や豚などのほ乳類を食べるのは矛盾している、ということに行き着いてしまう。それはたしかにそうだと思う。養豚場から豚がドナドナされていく光景を見ると、菜食主義に転向しよう!と思う。しかし……。

 反反捕鯨や反反イルカ猟を叫ぶ人たちは、鯨やイルカの肉を常食しているのか?一部の地域での「故郷の味」を否定はしないが、その消費量は沿岸漁で賄えるはずだ。

 以前は、捕鯨は日本の文化だ!と強く思って反捕鯨に反感を持っていたが、詳しく実情を知ると、いかに歴史を歪め実際のデータが歪められて、一部の捕鯨によって利益を得る人たちを利するために保持されようとしているかが判って、考えを変えた。

 イルカ猟に関しては、その漁の実態を知ってしまった以上、無邪気にイルカ猟を支持できるわけがない、と思った。こちらは理屈ではなく感情だが、感情で物事を判断していけないという理屈もないのだ。

 故に、おれは、反捕鯨・反イルカ猟の考えを持つに至った。

 相方と待ち合わせて、13時過ぎに集合地点に到着。デモに関しての諸注意があった。このデモに反対するカウンター・デモが予定されているが(すでに近くではスピーカーでがなり立てていた)挑発には決して乗らないように、と。

 集合場所には制服警官や私服の警官(「警視庁」の腕章をしていた)がいて、こちらを監視しているようで嫌な感じがしたが、それは違った。

 警察官の皆さんは、我々を守ってくれたのだ。

 デモがスタートすると、カウンター・デモの連中が時々殴りかかってきた(これはデモンストレーションで、警官に止められるのを前提にしているらしいことはだんだん判ってきた)り、スピーカーで凄い罵倒をされたが、こっちは無視。いや、ニコニコ笑って「有り難う!」とか言い返していたが……。

 しかし、デモが終わって、警察の警護が無くなった後に襲われたりするんじゃないかという恐怖も感じた。

 デモは無事に終了して、おれは警察官にお礼を言って頭を下げた。その警察官は我々に反感も警戒感も持っていなくて、礼儀正しく穏やかな言葉が返ってきて、なんだか嬉しかった。

 意志の疎通が出来て、言葉が通じると言うことの有り難さを感じた。

 まったく問答無用な連中と対峙するのは、例えこっちが無視していても、辛いものがある。

 その後、カウンターな連中が追ってくることもなく(彼らは現地解散したらしい)、デモのメンバーのお茶会(打ち上げという感じではなかった)に顔を出した。

 外国人の参加者が大半で、おれは、努力すればなんとか喋れたはずだが、その努力をする元気がなかったので、典型的日本人の常として、ニコニコしていただけ。

 時間が来たのでお先に失礼して、辞去。

 渋谷駅から山手線に乗る。

 モーレツな人出。この人混みは大嫌いだ。渋谷も、以前はこれほどの人混みではなかったと思うが……。

 今日はこの後、昔のテニス仲間(スクールがなくなってバラバラになってしまった)のちょっと早い忘年会に出る。

 日暮里で乗り換えて、京成線で堀切菖蒲園。駅前で集合して、会場の焼肉屋へ。反捕鯨の後、焼肉かい、と思わないでもないが、おれは鯨食文化を否定していない。おれは食わないが。

 開始早々、地震!

 P波を感じるヒマもなく、いきなり大きな揺れがぐらぐらと来た。ヤバい!

 しかし、すぐに収まったので、よかった。揺れが静まってから、iPhoneの地震警報が鳴ったぞ。東京23区は震度4。震源の千葉より揺れたじゃん!

 

 で、2年ぶりに集まった昔の仲間は、懐かしいの一言。テニスが好きでウマが合う、というだけの集まりは、本当に気が置けない。

 もう食えません、というまで食べたのは久しぶり。

 で、名残惜しくて、二次会へ。

 荒川の土手のそばにある、昼間はダンス教室をやっているスナック。だから中央は広いホールになっている。

 そこでカラオケ大会。昭和歌謡を歌いまくる。

 終電に間に合うように、解散。

 上りの終電車は地震の影響が残って6分遅れ。

 なんとか駅に着いて、自転車に乗って帰宅。いや~連日の終電だ~。

 くーたんにご飯を出し、機嫌を取って、シャワーを浴びる。

 眠いし疲れたし満腹だし酔っ払ったしで、くーたんとあまり遊ばずにベッドへ。

 

 今夜も2時近くに就寝。

 が。

 ほどなく、遊び足りないくーたんが、キッチンでゴソゴソやっている音が耳について、起きる。

 ドライフードの袋を落として噛み破っていた。

 扉のあるところに仕舞い込んで、再び寝る。

本日の体重:91.25キロ

本日の摂取カロリー:3000kcalを越えた気配

本日の消費カロリー:854kcal/14933歩

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