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2012年11月14日 (水曜日)

書き上げて、ゲルギエフのコンサート

 7時ごろ起床。

 朝、電話で相方と打ち合わせして、最終章の最終ブロックを書き直すことにし、まず朝飯を食う。昨日買ったパストラミ・サンドウィッチにトースト1枚。

 その後、さっそく着手。

 そう時間はかからず出来た。

 続いて、「エピローグ」にかかるが、全編の〆に当たる、いい舞台、いいセリフが浮かばない。というか、光文社の「涼次」シリーズの主人公は東東京に住んでいる設定なので、飲む場所も上野とか御徒町とか。で、自然とエピローグもそのように設定して書き出したのだが……。

 しばし思案。

 と、御徒町から東京スカイツリーは見えるのかどうか、という疑問が浮かぶ。地理的には見えるはずだが、建物が邪魔しているかもしれない。

 こういう事で間違いは書きたくないし。

 いろいろ考えていて、光文社T氏に最終章を送っていないことを思い出し、15日の最終〆切を1章分だけ遅れて渡すことに出来ないか、最終打診。

 昼メシついでに、ちょっと御徒町を歩いてみようと、外出。御徒町の大盛りスパゲティの「パンチョ」に行こうと決める。

 で、御徒町。「パンチョ」の場所が判らなくなって(iPhoneのマップ機能が駄目になったせいだ!)、代わりに、定食屋に入ってトリカラ定食を食べる。味はまあまあ。

 で、アメ横の十字路から、きっちりスカイツリーは見えた。

Img_0949


 で、上野に向かっていると、ぽつぽつと雨の気配。あれ?今日は晴天じゃなかったの?と思いつつ、ちょっと足りないので、駅前の立ち食いそば屋でざるそばでも食べようと、寄る。これが余計でした。食い過ぎ。

 店を出たら、もの凄い雨。しかし空は晴れている。シャワーみたいな天気雨。なかなか壮観。


 で、帰宅。

 帰りの車中でいろいろ思いついたので、それを書き込んで、「エピローグ」は終了!

 相方のダメ出しが出るかもしれないが、まあ、一応は、書き上げた。

 う~。

 疲れた。

 しかし今夜は、またサントリーホールに行かねばならない。今夜は、ゲルギエフ/マリインスキーの「ショスタコ5番」。

 出かけるまで、30分ほどうたた寝。ソファに寝転がると、早速くーたんがやってきて、おれの膝の上に陣取った。

 至福の一時。

 で、17時になったので、支度をして外出。

 今夜はクラヲタの旧友Kとともに。

 早めにサントリーホールに着くと、開場を知らせる人形師掛けが動くのが見られた。もしかして、これを見るのは初めてかも。いや、忘れているだけか?

 中でコーヒーとチョコレートを摂り、客席へ。月曜とほぼ同じ

席。

 Kも来て、開演。

 

 まずはリャーモフの「キキモラ」。まったく知らない曲だが、なんだかボロディンみたいな感じ。プログラムを見ると、リャーモフはリムスキー=コルサコフに師事した「五人組」の後の世代。

 次に、デニス・マツーエフのピアノで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。おれは2番はもの凄く大好きだが、第3番はそうでもない。でも難しさで言うと第3番の方が弾くのは難しいらしい。

 壮麗なオケに、パワフルなピアノ。

 拍手が鳴り止まず、ピアノ独奏でアンコール2曲。最初のはこれまた知らない曲だったが、2曲目はグリーグの「ペール・ギュント」の「山の魔王の宮殿にて」。これが出てくるとはまったく思っていなかった。普段オケの曲として親しんでいるので、ピアノ独奏で聴くのは初めて。しかもこの激しくてテンポの速いオケの響宴の曲をフルパワーで弾ききった。

 すげえ!

 やんやの大歓声で、前半終了。

 休憩後は、お待ちかねのショスタコビッチの5番。この曲を今だに「革命」と呼ぶイモがいるが、こんなタイトルを付けてるの日本だけだからね。

 で、この曲に隠された作曲者のメッセージとかはいろいろ語られて、それに呼応した解釈もあったし、音楽評論家が「作曲者の『ソビエト共産党への抗議』を考慮に入れない解釈は駄目だ」みたいなことを盛んに言っていたが、今は、それはそれとして、曲自体の解釈をしようということに落ち着いたようだ。音楽評論家という連中は、ロクなコトを言わない。

で、ゲルギエフ/マリインスキーは、非常に滑らかな音で、良くある表現だと「ビロードのような」音。美しい。「ルチア」の時に感じたのと同じ。以前はもっとゴツゴツした音を出していた記憶があるが、もうそんな時代は過ぎたのね。

 おれはこの交響曲の第3楽章が一番好きだ。なんせ、哀しい。寂しい。いろんなテキスト的解釈をしたくなるのも判る。

 コクーン歌舞伎で「盟三五大切」を見た時、この第3楽章があまりにもピッタリとハマって、おれは鳥肌が立ったし、この歌舞伎の悲劇性がドカーンと胸に突き刺さって、もの凄い名舞台になった。あの感動が連動してしまう。

 第4楽章はもう、イケイケドンドン。しかしゲルギエフはテンポを落として丁寧に描いていく。

 しかしこの曲はコンサート映えしますなあ。ど派手だしオケはガンガン鳴るし。

 しかしゲルギエフはそんな風には振らなかった。

 オケも上品な音を奏でて、美しい。

 アンコールは極めてチャイコフスキーっぽいけど知らない曲。あとで「『くるみ割り人形』から ”アダージョ”」だと知った。「くるみ割り人形」は好きだから何度も聴いているが、え~こんな曲あったっけ?組曲版には入っていないのかな?

 で、Kはサイン・コレクターなので、「楽屋に行こう」と誘われて、しぶしぶサイン待ちの行列(凄い行列だった)に並ぶ。

 ゲルギエフも、汗だくの大熱演の後にえんえんサインしなきゃいけないのは大変だ。

 しばし待って、行列が動き始めた。こうなるならゲルギエフのCDを買えばよかった。が、プログラムにサインして貰った。

 係員に渡して、流れ作業でサインされたものを受け取る、という形なので、貰う側も無言で順番待ちをするという格好。

 でも、サインを貰うのにお礼も言わないのはおかしい。

 というか、おれは自然に「Thank you very much !」と言った。ロシア語でスパシーボとか言おうと思ったが、発音が悪くて伝わらないかもしれないし。

 すると、ゲルギエフはおれを見てニッコリ笑ってちょっと頷いたぞ。

 おおおー。

 なんだか嬉しい。

Gel

Mal


 Kは日本語で「ありがとう」と言って、やっぱりゲルギエフと目が合ったと。彼はいろんなマエストロと言葉を交わしているらしいが、おれは数年前に、やっぱりKに連れられてサインを貰ったギドン・クレメール以来だ。震災直後のメータさんは、出待ちをしたけどサインを貰う雰囲気ではなかった(がっちり警備されていた)。

 その後、六本木まで歩いて、ラーメンが食いたいというKに付き合って「幸楽苑」へ。ビールが飲みたかったので、グラスビールに餃子と半チャーハン。餃子はKとシェアする。

 いろいろ喋って、気分が良くなったので、もう一杯だけ飲むことにして、六本木通りの反対側にあるパブに入って、ビールにナッツ、ピクルスを囓りながら、喋る。

 で、0時過ぎの日比谷線で帰宅。

 さすがに深夜になるとシャツにジャケットだけでは寒い。

 ここで初めてニュースを見て、日本代表はオマーンに勝ったのと、森光子が亡くなったのと、野田首相が解散を口にした事を知った。

 党首討論で、頭の悪いアベはニヤニヤして「いつ解散するんですか~」みたいに質問したら「16日にやるけど」と言われて、パニックになって「あなたは質問に答えていない」「我々で決めていいことではない」と言い出した、と毎日新聞が。

 バカだね、アベは。ずっと「解散しろ」と言い続けてきたくせに、いざ相手に「解散するよ」と言われたら慌てるなんて。

 この男はやっぱり、一国の首相の器じゃないぞ。慌てるのは仕方ないが、すぐに態勢を立て直して、「よくぞ言った!」とか堂々と切り返せないのは、情けないこと夥しい。こんな男に日本を任せていいのか?

 毎日新聞のその記事を貼っておこう。まあ、この記事自体、アベに辛辣なのだが。

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 野田佳彦首相は14日、わずか2日後の「電撃解散」を宣言した。「近いうち解散」を約束してから3カ月。国会の党首討論で衆院解散の時期を明示する異例の展開となった。

 安倍晋三・自民党総裁「もうクリスマスセールが始まろうとしている。約束の期限は大幅に過ぎている」

 党首討論の冒頭、安倍氏は笑みを浮かべながら決断を迫った。

 これに対し首相は解散確約の条件として衆院の定数削減を突きつける攻勢に出た。

 首相「1票の格差(是正)と定数削減も今国会中に実現する。それを約束いただければ、今日、具体的に提示させていただきたい」

 あいまいな答弁を想定していた安倍氏は慌てた。首相が解散時期を提示する意向を示したのに「私の質問には全く答えていない」と批判し、格差是正を定数削減と切り離して処理するよう求めた。

 「身を切る改革」で自民党との違いを訴え「追い込まれ解散」の印象を少しでも薄めようと「ばくち」を打った首相。来年の通常国会での定数削減などを迫ったうえで初めて解散時期を口にした。

 首相「国民の前で約束してほしい。決断いただくなら今週末の16日に解散してもいい」

 安倍氏「今、私と野田さんだけで決めていいはずはない。議論をすり替えている」

 即答しない安倍氏に自民党内から「首相が解散まで踏み込んだことをまず評価すべきだ」(中堅議員)など不満の声が漏れた。

 首相「後ろに区切りを付けて結論を出そう。16日に解散します。やりましょう、だから」

 退路を断った首相の発言に安倍氏はようやく呼応した。

 安倍氏「それ約束ですね、約束ですね、よろしいですね、よろしいですね」

 電撃解散を武器に討論を優勢に進めた首相は衆院選への決意の言葉で締めくくった。

 首相「覚悟のない自民党に政権は戻さない。その覚悟で頑張る」

 公明党の山口那津男代表は討論後、「野田さんの政治家としての姿勢はずっと信頼していたが、きょう改めて示された」と首相の決断を高く評価した。【影山哲也】

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 極めて情けないと思うけどね。

 前回は朝日新聞が徹底してアベに辛く当たっていたが、次回はどうなるんだろう。

 アベはどうも「政界のいじられキャラ」だと思うんだが。

 くーたんを遊ばせて、2時就寝。

本日の体重:計るのを忘れた

本日の摂取カロリー:2779kcal

本日の消費カロリー:日常生活+453kcal/7843歩

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