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2012年11月18日 (日曜日)

作品の舞台を後から検証もしくは房総大ドライブ

 7時起床。

 今日は、新作前半のアクション場面の舞台を検証しに行く。間違いが見つかった場合はゲラで訂正。

 で、お天気は最高。金曜は大晴天で、最終〆切で家にいなければならないのが残念だったが、今日も絶好の行楽日和。

 トーストにスクランブルエッグの朝飯を食い、朝のモロモロを済ませたあと、祥伝社のゲラをやろうと思ったが、どうにもやる気が起きず。やればすぐ出来ると思ったのと、アタマがまだ光文社新作のままなのと、まあ、いろいろあって、ゲラを見ても、全然その気にならない。

 

 で。

 小説で設定した時間に合わせて、昼過ぎに車を借りて、相方をピックアップ。

 借りた車のカーステレオの外部入力用ステレオミニプラグが折れていたので、ドライブ中にiPhoneから音が出せない!せっかくドライブ用に音楽を仕込んだのに!

 USB端子もあったのだが、カーステレオ側でiPhoneを認識してくれないので使えない。返す時に文句を言ってやろう。

 で、カーナビが妙な表示をしたので10分ほど道に迷ったが、目的地を再設定して、再出発。まずは千葉の養老温泉へ。

 京葉道路から館山道に入ってすぐ、パーキングエリアで休憩。おれはカレーを食う。

 そのあと、市原インターから内陸に入っていく。ぐんぐん自然が深くなっていく。

 が、思ったより養老温泉に到達するのに時間がかかった。

 この後は、地図を見ながら書いた「カーチェイス」の道順を辿って、検証作業。記述については地図を確認して間違いは無いはずだが、地図には書かれていないアレコレがあるはず。

 で、恥ずかしい間違いを発見。

 「粟又の滝」を誤読して「栗又の滝」と書いていた。アワとクリの間違い。どうりでカーナビで検索できないはずだ。

 その「粟又の滝」には紅葉を求めて観光客が多数来ていたが、紅葉はまだまだ。今年は11月も中旬になっても暑いもんね。

 で、そういう客をカモにした有料駐車場がたくさんある。トイレを借りたいだけなのだが、駐車場代500円を払わなきゃならない。町営の駐車場も同じ料金。町営なら安くしろと思うが、安くすると「民業圧迫」とか言われるんだろうな。

 細い道を新道に切り替える工事をしていたが、これは大勢に影響はない。

 で。

 対面2車線の道路も狭いが、ここから右折して、いっそう狭い林道のような道に入る。

 この辺りは「麻綿原高原」。高原と行っても千葉なので標高は300メートルくらいらしい。南房総国定公園内で、アジサイが有名。

 たしかに妙法生寺周辺にはアジサイの「咲いたあと」が林立していた。シーズンだと見事だろう。しかし道が細いので、対向車が来たら大変だぞ。路肩も崩れているし、あちこちに「落石注意」とか書いてあるし。

 昨日降った雨が染みだして、あちこちの路面が濡れているし。

 この細い道を、えんえんと走る。

 途中二度ほど対向車が来たが、相手の方が道を譲ってくれたので、なんとか行き違いが出来た。しかしデカイ車だったら難しかったろう。

 尾根に作った道らしく、道の両側は崖、しかも路肩は崩れているしガードレールの代わりにロープが張られている、という部分がえんえんと続くが、手入れの行き届いた杉並木(だと思う)が壮麗で、なかなか見事な山道。しかし、また来たいかと問われたら、謹んで辞退したいが。後から思うと、対向車が来たら絶体絶命!という箇所が山ほどあったので、無事に帰って来れたのが奇跡のようにも思えるのだ。

 運転に集中していたので、写真は撮らず。

 陽はどんどん傾いていく。もちろん、街灯なんかないから、ヘッドライトが照らす狭い視界だけでは恐ろしい。なんとか明るいウチにこの地域を脱出しなければ。

 野生の猿を2匹見たが、日光みたいにバカな観光客が餌付けしていないので、逃げるだけ。まあ、そんなバカな観光客は来ないところだが。

 しかし、千葉は奥が深い。手付かずの自然が山ほど残っている。観光化されていない。探検する場所が山ほどあるぞ!

 幾つかあるポイントをチェックして、亀山湖に向かう。

 この人工湖でアクションを設定したのだが、それが可能かどうか。

 到着したら、もう日は完全に落ちて、真っ暗。

 iPhoneを懐中電灯の代わりにして、舞台に想定した場所を探索。

 実際行ってみると、ヤバい事態を発見。しかし、丹念に調査して、相方のアイディアで、なんとか抜け道というか逃げ道を考えることが出来た。

 しかし、地図には湖畔に立っていると表示されていた鳥居が、湖の中にあったりして、これはもう現地に行って確認しなきゃ判らない。いや、GoogleMapの航空写真を見れば判ったのだが。

 ストロボを焚いて写真をたくさん撮る。まあ、実際目で見たから必要はないんだが。

 しかし、作中に記した所要時間のタイムテーブルはかなり正確だったのには自分でも驚いた。

 で。

 一応、本日のミッションは達成。

 明日、おれは胃カメラを飲まなければならないので、夕食は21時までに終わらせておかねばならない。しかしこの周辺には飲食店はないぞ。夜になると開いてる店はまったくない。

 いや、正確にはなくはないのだが、すべて居酒屋。初めて入るにはちょっと勇気が必要な感じ。いわゆるファミレスというかドライブインみたいなのは絶無。

 帰りは一番早いと表示が出たアクアライン経由にすることにして、木更津までに何かあるだろうと、走る。

 しかし、ない。そば屋が幾つかあるが……。

 ドライブ中、ずっとNHKのFMを聴いていた。

 日曜の午後はクラシックを流しているが、そのDJがふかわりょうだったのは驚いた。しかもかなりクラシックに造詣が深い様子で、しっかりと適確なことを喋っていて、ビックリ。お笑い番組で常にスベっていじられているふかわりょうとは思えない二枚目インテリぶり。

 「恋について」の著名人の言葉に合う音楽を当てるコーナーで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第2楽章とかハイドンの交響曲とかドビュッシーのピアノ曲「子供の領分」からのナントカとか、3曲を当てたのだが、ラフマニノフは「ハマっているが月並み」、ドビュッシーは「著名人の言葉を客観視してしまう効果」があって、一番意外性があってハマッたのはハイドンだった。

 なかなか面白い番組だった。日曜の午後、ヒマだったら聴くことにしよう。

 で、夜になると、冨田勲をゲストに迎えた番組が始まって、冨田勲が書いた放送番組用のテーマ音楽がどんどん流れてきて、ヒジョーに懐かしい。「新日本紀行」のテーマは、本当に名曲だなあ。「70年代われらの世界」のテーマ曲は本当に久しぶりに聞いて懐かしいったら。この番組、ガキのくせに熱心に見てたんだよなあ。

 

 で、店がないと思いつつ走っていると、もう木更津。じゃあ「海ほたる」で何か食うか、と思ったら、大渋滞が発生。日曜の夜だし、みんな同じ事を考えているのだろう。

 渋滞情報を見ると、かなり深刻な様子なので、アクアライン連絡道から降りて、木更津のアウトレットパークへ。ここなら何か食えるだろう。

 FMではちょうど「文五捕物絵図」「マイティジャック」や「ジャングル大帝」のテーマがかかっていて、もう感動。

 クアアイナでハンバーガーか、フードコートの浅草今半ですき焼き膳か、と思ったが、ディキシーなんとかという、肉料理のプレートやパンケーキを出す店が美味しそうだったので、入る。

 ここはハワイ発祥らしい。

 おれはステーキのプレートにする。なかなか美味かった。

 デザートは生クリームたっぷりのパンケーキを相方とシェア。これも美味い。表面はカリッとして中はモチモチ。自分で作るとこれがなかなか出来ない。

 20時に食べ終わって車に戻ったら、冨田勲の番組はまだ続いていた。

 しかし富田さんは偉大な音楽家だよなあ。シンセサイザーを抜きにしても、名作が目白押しというか、今も使われているテレビの音楽で、冨田勲の音楽は我々の人生になくてはならないものになっているもんなあ。

 で、「月の光」には感動した。特にドビュッシーの「沈める寺」「亜麻色の髪の処女」にはほとほと感動した。

 で、アクアラインはまだ混んでいたので、館山道を北に走って首都高湾岸線に抜ける。

 順調に走って、相方を降ろし、ガソリンを入れて、予定よりかなり早く車を返す。で、ステレオミニプラグが折れていたことにクレームを付けるが「はあそうですか」という対応。ムッとしたのでご利用アンケートに書いてやったぞ!でもまあ、借りる時に、規定外の割引を適用して貰ったから、ヨシとするか。

 高速をぶっとばし、細い道をえんえんと走ったので、かなり疲れた。しかし、ゲラが出る前に舞台を確認出来て良かった。いろいろ加筆すべき事柄が判ったし、それによっていっそうサスペンスも増すだろう。映像化したら面白いと思うけどなあ。ロケは大変だろうけど。

 帰宅して、うっかりバターピーナッツを食べようとして、いかんいかんと思い留まる。21時以降は水以外、口にしてはいけないのだ。

 くーたんの機嫌を取り、シャワーを浴びて、1時前に就寝。

本日の体重:90.95キロ

本日の摂取カロリー:2757kcal

本日の消費カロリー:日常生活+902kcal(車の運転)

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コメント

おぉ、ラクーアの前にはウミホタにも行かれていたんですね!

ウミホタの写真が載っていないのが、少し残念ですが……(笑)

自分も一度だけ行った事あるのですが、

よくこんなもん作ったなぁ……って、

当時は感慨に耽った記憶がございます。

かなり不便な場所に位置してますけども、

あの『橋』と『トンネル』を作るって、凄い事ですよね……。

そして、千葉県の現場検証。お疲れ様でした。

「栗又の滝」の件、楽しみにしております(笑)

ええと、海ほたるには以前行ってますが、今回は日記の記述の通り、道が渋滞していたので行きませんでした。
その代わりに、木更津のアウトレットパークに行きました。
「海ほたる」は「涼次1」のクライマックスのアクション場面に登場します。

大変失礼致しました(笑)

『木更津のアウトレットパーク』が

どこのことなのかわからなくて、

『海ほたる』に行ったもんだと思っておりました……(笑)

>「海ほたる」は「涼次1」のクライマックスのアクション場面に登場します。

憶えております!!

バイクで疾走するんですよね!?

言われてみれば、今回も……。

千葉県がお好きなのでしょうか?

伊豆と千葉は好きです。半島が好きなのかも。でも千葉は首都圏なのに自然が豊富で、海も山も温泉もあって、なかなか凄いところです。観光コースから外れると、秘境が待っています。奥深いし、舞台に使える場所が山ほどあります。千葉は凄い!

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