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2012年9月9日 - 2012年9月15日

2012年9月15日 (土曜日)

嫌なことだらけ

 先に書いてしまう。

・財界3団体の代表が揃って「2030年原発ゼロ」に猛反対。電気料金が上がれば生産コストが上がって産業空洞化を招くと。
 しかし、大口需要の電気料金は低く抑えられてるんじゃないのか?電力会社の儲けの大半は一般家庭から吸い上げているんじゃないのか?
 それに、原発のコストは税金でカバーしているところが大きい。その辺をもっとクリアにすれば、原発のコストが安いなんて幻想は消えてしまうのに。
 そして、巨大地震を控えて、対策が万全ではない日本で、まだ懲りないのか。福島の悲劇をもっと起こしたいのか?
 結局、商売人というのはこの程度のことしか考えられないと言うことだ。考えが浅すぎて、噴飯物だ。財界のリーダーがこれでは情けないし、呆れ果てる。教養がないというのは恐ろしいものだ。経済同友会はもっと違うことを言うかと思っていたが、他の二人と同じなので大いにガックリ。

・財界の代弁者たる自民党に政権が戻ったら、即座に原発推進になるんだろうなと思ったら、総裁選5候補全員が揃って「原発ゼロ」に反対。代替エネルギーもルートマップも明示していない、という主張はその通りだと思うが、国家目標として掲げるのはアリだろうに。

・で、その政府の一員たる枝野経産相が建設中の原発について中止は命じないと。この原発が出来たら2050年の寿命まで稼働させるのなら、「2030年原発ゼロ」と矛盾するんだけど?
 核リサイクルも継続するって、意味不明。枝野氏は頭がいいと思っていたが、自分で喋っていて、この論理的に破綻している激しい矛盾をどう思ってるんだろう?

・外交に関してなんの権限もないイシハラと知事(これからは都知事ではなく「と知事」と表記しよう!トンデモの「と」)がさんざん手を突っ込んで煽った結果、中国で反日暴動。
 イシハラは、原発に関しては「経済活動に支障が出るから原発推進」と言いながら、尖閣問題に関しては『自らの言動が日中関係を悪化させているとの指摘に対しては「経済利益を失ったっていい。あの国の属国になることの方が、私はよっぽど嫌だね」と話した』(15日付朝日新聞朝刊)って、無責任極まる。
 イシハラはまだらボケが始まっていて、時にマトモで鋭いことも言うが、ボケた時はもうダメだ。
 この感じ、戦前の関東軍が暴走して「既成事実」を作ってしまい、弱腰の政府は関東軍を止めるどころか追認してしまい、日中戦争は拡大し続けた。それには対中強硬派のマスコミと、それに煽られマスコミにも煽り返した民衆の後押しもあったのだが、その構図ととてもよく似ているのがもの凄く嫌。
 これって、今の状態と同じじゃないか。さすがに煽った読売や産経は声を潜めたが、まったく卑怯陰険の極み。イシハラも、この事態にどんな事を言うんだろう?このまま黙ってしまったらスピッツが尻尾を巻いて逃げてしまったのと同じで、滑稽極まりないが。ネトウヨはまだまだ元気なようだが、こういう無責任な連中に煽られるのは危険だぞ。日本人は歴史に学ばないと思うけど、本当に学ばなさすぎて嫌になる。
 中国や韓国の反日の動きは、アメリカが糸を引いているとミラーマン植草氏は主張しているが、そうかね?アメリカは中東で手一杯なんじゃないか?不安定にさせておいてアメリカが仲介して安定させて「アメリカのプレゼンスを見せつける」という意図があるなら、今のアメリカとしては東アジアが不安定になるのは好ましくないはず。荒れさせて日中韓3国が疲弊するのを期待しているのかもしれないが、国際経済への悪影響を考えると、それは得策ではないはず。欧州の経済危機は全然治まっていないんだし。産軍複合体の意思という意見もあるが、ベトナム戦争とニクソン・ショックを経て、地域紛争を維持させて儲ける産軍複合体のあり方も変わった(儲けの原資はアメリカの国家財政で、それが疲弊しているんだから)はず。ミラーマン植草氏にしては、考えが単純すぎる。

・これは天下国家ではないが、iPhone5の件。auはiPhoneのテザリング機能を生かすらしい。しかしソフトバンクは殺したまま。これは、ソフトバンクの回線には余裕がないので、テザリングを解禁するとパンクしてしまうからだと言われている。
 おれは、外でノートパソコンを使うことはほとんどない。あっても仕事で使うだけでノートパソコンをネットに繋ぐことはほとんどない。だからWiFiルーターを買うのはお金の無駄になる。ほとんど使わないモノに月額数千円は出す気はない。しかし、年に数回、旅行先から原稿を送ったりする必要がないとは言えない。そう言うときに、携帯電話をモデムに使えるテザリング機能は有り難い。おれの用途としてはテザリングがもっとも適しているのだ。
 この機能を解禁すると、使い倒すキチガイのような迷惑ユーザーが出現する。今も、ネットトラフィックのかなりの部分を数%のヘヴィー・ユーザーが占めているらしい。こういう連中からはそれ相応のカネを取ればいい。誰がどれくらいデータ通信をしているかはすぐ判るはず。バカな連中の野放図な利用をどうして制限しないのか?そして、便利なテザリング機能をどうして解禁しないのか?
 iPhone5を期に、auに移ろうかと考えている。ってな事を考えていると、機を見るに敏な孫正義は「ソフトバンクもテザリング、やります!」と言い出すかもしれない。
 で、いろいろ調べていると、ソフトバンクの「自己矛盾」とかが判ってきて、ソフトバンク頑張れという気持ちが薄まってきた。メガソーラー事業に乗り出すとか、そういうのは支援したいが、それは本業をきちんとやってのこと。携帯電話業者としては、回線品質の向上がすべてに優先するだろうに。

 もう一つ、日記に書いておきたいことがあったと思うが、忘れてしまった。

 で。

 深夜2時過ぎに地震があって、目が覚めた。緊急地震速報より先に揺れが来たぞ。しかし、震度3くらいだったので、トイレに行ってすぐ寝直す。
 
 7時起床。
 体調はよくない。冷房病か、肝臓が悪いか。エアコンは消すと暑いし……かなり弱くしているのだが。
 二度目の下田に行って、帰京した翌日からハードに書店廻りをして、疲れた分飲み食いした。それで肝臓が弱ってしまった可能性がある。このだるさ、しんどさは、どうも肝臓だなあ。昨日までの日記に、肝臓と腎臓を取り違えた記述があると思うが、腎臓ではなく、肝臓。今、血液検査をしたら相当悪い数値が出ると思う。
 これには、減量が一番。内臓も疲れているし、厳しくダイエットするか。しかし、秋の気配を感じてか、食欲がモーレツにあるんだよねえ。自分でも妙なくらいに腹が減る。
 空腹感と糖尿病は密接な関係がある。もしかして、糖尿病になってしまった?ウチの家系には糖尿病はいないので、安心していたんだけど。

 ガラス瓶をゴミ出しに行ったら、管理人さんがゴミの整理をしていたので、しばし立ち話。「太りましたね」と言われてしまった。数値的にはほんの少しなんだけど。
 で、千葉方面で小型のエイが増えていて、浅瀬にいて知らずに踏むと刺されてしまうという怖い話を聞く。毒性は弱いが、凄く出血するらしい。

 朝のモロモロのあと、シャワーを浴びてスッキリして、仕事開始。
 「第2章」。
 なかなカスイッチが入らなかったが、午後になってやっと進み始めた。

 ブランチは、玉子かけご飯に頂き物のハム、シジミ汁。
 
 16時を回って、どうにも腹が減って仕方がなくなる。
 何故か餃子が食いたくなって、もう二度とこないと誓ったはずの「日高屋」に行って、餃子とチャーハンを食べる。チャーハンは前回より美味しかったが、餃子がダメ。作り置きをレンジでチンした感じで、皮がフニャフニャ。
 やっぱり日高屋はもう来ない!

 メシを食うと空腹感は癒されるが、グッタリする。やっぱりこれは肝臓だなあ。
 しばし休息。
 夕方、風はさすがに秋らしくなってきたが、それでも汗をかく。
 近所の神社では懐メロ大会みたいなものが始まって、その音が響いてくる。境内には屋台が出ているのが見えたが、行ったら絶対なにか食ってしまうので、自重。自主的蟄居。

 ニュースは中国の暴動。
 日本の不幸は、隣国の民度が低いこと。韓国も中国も、どうしてこんなに沸点が低くてすぐに激怒するんだろう。それは教育の問題と、やっぱりまだまだ国民のレベルが後進国だからだ。民度が低い。それを利用して、国政への不満を日本に向けたがる伝統もある。ヨーロッパが羨ましい。同じような民度の隣国と仲よくしたいねえ。
 隣国の民度が低いのに笑ってしまうのは、自分たちの勤め先であるはずのパナソニックなどの工場を焼き討ちしたこと。明日からどうするんだよ。バカじゃねえの?
 反日デモに参加して帰ってきたら愛車の日産車を焼かれて泣いている女とか。まあこれはちょっと気の毒かな。
 だからと言って日本が隣国のレベルに降りていってはいけない。そんな愚かな真似はしてはいけない。
 侮辱されれば、それなりの対応をしないと愚かな相手が図に乗ってくるのは国家も個人も同じだが、やり方を間違えると泥試合になってしまうのも同じ。

 てなことを考えつつ、NHKの「負けて、勝つ」の第2回。
 総選挙で鳩山一郎率いる自由党が勝ったのに、鳩山一郎は公職追放。衆議院議員ではない吉田茂に総理の座が廻ってくる。これは旧憲法下でのこと。吉田茂は、非議員最後の総理大臣となった。次の選挙では高知から立候補して議員になるのだが。
 この総理になるにあたっては、松野鶴平の活躍があった。石橋蓮司の芝居に見惚れた。ズル平と呼ばれた策士ぶりをここまで可愛らしくやれるのは石橋蓮司だけだろうなあ。

 22時を過ぎると、もうダメ。
 仕事に戻るが、数行しか書けなかった。
 「チューボーですよ!」に出てきたのは、メンタリストのdaigoとかいうヤツ。この人、なんか、凄く胡散臭いんだけど。芸名があの元総理の孫と被ってるし。
 すべての事象は科学的に再現できる、というなら、ナポレオンズみたいにネタバラシをして解説をする必要があるのに、それをしないのは、ただのマジシャンでしかないだろう。
 テレビ的にはあのフレーズが必要なんだろうが、マリックみたいなヒトなのか超能力者なのか、芸人なのか、よく判らん。

 このまま寝てしまおうかと思ったが、スッキリしないのでシャワーを浴びて、0時過ぎ就寝。

 と、なんだか地震の夢を見て目が覚める。枕元のiPhoneを見ても地震は起きていない……と思ったら、緊急地震速報が鳴り出してビックリ。千葉沖震源で最大震度4とのことだったが、全然揺れず。
 また寝る。

本日の体重:90.25キロ
本日の摂取カロリー:2042kcal
本日の消費カロリー:日常生活+α

2012年9月14日 (金曜日)

何度見ても「赤ひげ」で号泣

 7時起床。
 疲れていて、もっと寝ていたかったが、所用があって9時までに流山に行かねばならない。
 くーたんの世話をしたら、日記を書く時間がなくなった。
 iPhoneを使って出先で書こうと外付けキーボードを持って出る。

 が、日記を書いていると遅くなると、その分早く出たら早すぎた。北千住駅前のマクドナルドでオージーデリを食べる。これはハンバーガーではないが、パストラミが大好きなおれは美味いと思う。しかし相方は美味しくないと言うので、再度確認のために食ったら、やっぱり美味かった。

 つくばエクスプレスで、「流山おおたかの森」。所用を済ませて、東武野田線に乗り換えて「豊四季」。せっかくここまできたんだから、当地の有名な「諏訪神社」にお参り。何度来てもここは立派な神社だ。なんせ、広い。鬱蒼とした森では、ツクツクボウシがきれいな声で鳴いていた。いいねえ。
 お参りしたあと、境内をゆっくり散策。

 その後、歩いて「流山おおたかの森」に戻る。1駅分歩く。
 暑い。まだまだ夏。

 駅に戻って、ショッピングセンターの中のレストランに入ろうとしたら、10時直前でまだ開いていない。ならばと駅前のフードコートに入って、ヴィ・ド・フランスでクロック・ムッシュやクロック・マダムを食べつつ、メールをチェックし、相方から来た「第2章メモ修正版」を読む。
 で、持参した外付けキーボードを使ってちょっと仕事をしようと思ったら、iPhoneと接続できない。う〜む。電池が切れたのか?それともBluetoothでの接続方法を忘れてしまったのか?
 しばらく格闘したが、全然繋がらないので、諦める。
 本体だけで仕事しようとしたが、それが偉く煩わしいので、それも諦める。

 フードコートのラーメン屋が営業を始めたので、「季節限定なんでんかんでんの博多ラーメン」を食べる。こういう店で「なんでんかんでん」の味を求めるべきではなかった。似たような味ではあったが。
 
 1日分のカロリーを午前中に使い果たしてしまった。
 11時の電車で、帰還。

 暑くてフラフラ。昨夜だって、そんなに飲んでいないのに、なんか酒が残っている。パーティで赤ワインを1杯、ガールズ居酒屋でジーマと白州ハイボールを飲んだだけなのに。こりゃ腎臓が弱ってるな。

 汗だくになったので、シャワーを浴びたら、なんだかグッタリ。
 日記を書いて、それを助走にして仕事開始。

 出先で使えなかったBluetoothキーボードを再度接続してみる。買ってきた電池に入れ替えると、すぐにiPhoneに認識されたので、電池切れだったのか。

 午後指定でアマゾンで買った、くーたんの猫砂が届いたので、収納。
 
 そこに、なんだか胡散臭い「リサイクル会社」から電話で、なにか不要なものはないかと。押し入れにダッチオーブンがあるので、それを引き取って貰うことにした。これは脚付きなので、IHコンロでは使えない。かと言ってバーベキューやキャンプに行くこともないだろうから、無用の長物になってしまったのだ。
 まさか、これがキッカケになってナンタラ詐欺の標的になったりしないだろうな。宝石とか有価証券とかありませんかと聞かれたので、そんなモノはない!とばしっと言ったが。

 しかし眠いので、ベッドに入り、くーたんと一緒にしばし寝る。

 が、電話ではダッチオーブンがあるとは言ったが、それは勘違いで、すでに粗大ゴミとして処理済みかもしれない。
 気になって探してみる。
 第一回探索では、発見できず。記憶を辿ってみると、処分した記憶はない。ならば押し入れの中にあるはずだ。
 第二回探索。
 ありました。出しやすいようにと、出しやすい場所に置いてあったが、そこは「まさかこんな場所にはないだろう」と思ってしまう場所だった。

 で、ダッチオーブンが占めていたスペースが空いたので、ベッド脇に床置きしてあったものを幾つか仕舞う。ベッド周辺も整理しないとなあ。

 集中出来ないまま、ネットを見る。
 数日前から、いろいろ気になっていたことを調べる。

・山本リンダ再ブレークの「どうにもとまらない」と「狙い撃ち」ってどっちが先だったのか?→「ウララ〜ウララ〜」の印象が強烈だったので、もしかして、と思ったり。しかし「どうにもとまらない」という曲は凝ってますな。聞き直すとコントラバスが要所で絶妙のスパイスになっていたりして。

・東宝映画の白黒作品にはつきものの「キヌタ・ラボラトリー」について。昔は映画大手各社は自社の撮影所内に現像部があって、ネガ現像はもちろんプリントまで作っていた。東宝の現像部には「キヌタ・ラボラトリー」という名前がついていたが、ほとんどの作品がカラーになって、大映と共同で設立した「東京現像」に統合されたのだろうと思っていたら……1970年代前半に「光映新社」と改称されたのか。たしかこの会社は機材レンタルの会社だった気がするが。
 で、東宝撮影所の今むかしを写真で見せるサイトを見つけたが、解説文にはいろいろと間違い(東宝撮影所のステージに、「土の床」は存在しなかったのですよ。日活や東映などにはあるが、東宝はすべてコンクリートの床。その上に砂が被ってたりしたから「土の床」に見えたんだろうが)が散見された。怪獣・特撮マニアの作ったサイトで、一時期とは言え撮影所で働いた者からすれば事実誤認が多い。でも、おれの知らなかったことも書いてあった。

 読売の発言小町に相変わらず立腹。兄ばかりにヒイキされて自力で大学を出て自力でマンションまで買った妹のところに、兄夫婦と同居していた「鬼の母親」が転がり込んできて出ていこうとしない、という相談。このクソな母親にも腹が立つが、相談をろくに読まないで適当なレスを書いている馬鹿者どもに腹が立つ。他人様に意見するなら、トピ主の書き込みをきちんと読んでから書け!そして、誤読してスカタンな事を書いているものを掲載するな!レスが全部掲載されるわけじゃないのに、意味のないレスが載っているのはどんな意図があるのだ?読売の担当者は手を抜いてるんじゃないのか?

 そんなこんなで、夜。
 カロリー的には、もうなにも食えないが、それは寂しいし、腹も減った。
 昨日今日と野菜が決定的に不足しているので、タジン鍋でキャベツをたっぷり食ってやろう。
 
 近所の八百屋でミョウガと漬け物を買ってきて、夕食。大きなキャベツ1/4はなかなか量が多い。豚バラ肉と一緒にレンジへ。
 ミョウガをたっぷり入れたポン酢&柚胡椒で食うと、美味い!
 ご飯は軽く1膳。

 食後、録画したままの「赤ひげ」をブルーレイに焼きながら、ついつい見てしまった。
 黒澤・小国英雄・菊島隆三・井出雅人の手になる脚本がまず凄い。連作である原作を、一本にまとめ上げる、その手腕。幾筋もの話が絡み合って大きなうねりを構築していく。
 まず最初に、安本と入れ違いに小石川養生所を「晴れて出て行ける」津川に、要領よく小石川養生所の説明をさせてしまう。これは「用心棒」で飲み屋の親父が三十郎に宿場町の現況と親分二人の対立を実にコンパクトかつ面白く説明してしまうのと同じパターンだが、上手いモノは上手い。この設定の説明がヘタクソな映画は多くて、ナレーションでえんえんやられるとげっそりする。その悪い例が東映の「新幹線大爆破」。
 部外者に説明がてら観客にも説明してしまうのは「サブウェイ・パニック」の例もあって、上手くやれば舞台や登場人物の説明だけではなくキャラクターも上手く表現できる。脚本家の手腕がまず試される場面だよねえ。大ベテラン4人にとってはお茶の子さいさいだろうけど。
 で、赤ひげにも養生所にも反発している安本が徐々に心をほぐして「医者」になっていく過程で、この映画の白眉たる「六助」「佐八」のエピソードが展開される。「六助」の部分では、根岸明美の、名演と言うには言葉が足りない芝居が見られるし、「佐八」のエピソードでは、何度見ても号泣してしまう。
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 ほおずき市の場面の美しさ、太鼓橋での絶望、そして長屋での場面。もうね、可哀想で可哀想で、思い出すだけでも泣けるのは、山崎努がこれまた神懸かり的に上手いからだなあ。

 たしかに説教臭いけど、見ている間はそんなこと微塵も思わないし、なんせ、江戸の町のセットが堂々としていて、本当の江戸にしか見えない。小石川養生所は巨大なオープンセットで、部屋の中から養生所すべてが見渡せるし、黒光りした床や柱の重量感と言ったら!
 
 小林信彦は批判的だし、「この作品を黒澤の集大成と呼ぶには抵抗がある」(いや、もっとハッキリと「集大成ではない」的に表現していたか)と書いているが、やっぱりこの作品は、黒澤の集大成だろう。東宝で、日本映画の枠の中で思いっきり我を通して完全主義を貫いた、最後の作品。
 今見ると、このセットは東宝じゃなきゃ作れなかっただろうと思う(大映でも出来ただろうけど)し、日本映画としては、黒澤が意図したとおりに、最大限の力を発揮した超弩級の作品だと思う。
 新出去定が立派すぎる、映画にユーモアがない、アクションがない、とも指摘されるが、これはこの形しかあり得ないんじゃないかと思う。屈折した男・安本の視点で進む映画なのだから、彼の目に映った「赤ひげ」は、こういう人物だったのだ。
 映画全体の構えが大きいので、多少のユーモアは消えてしまう。けど、これだけ濃密な世界でエピソードがまったく無駄なく詰め込まれた3時間で、これ以上のなにを描けるだろう?
 医者が主人公なのに、アクションに期待するのは何故?岡場所での立ち回りじゃ足りないの?

 練りに練り上げられて、まったく無駄のない作品世界に息が詰まる、という側面はあるだろう。しかし、それも含めて、「赤ひげ」はもの凄い作品なのだ。この作品はやっぱり、この形しかあり得ない。

 で、佐八のエピソードで号泣した。わんわん泣いたので、疲れてしまった。
 今夜は「タモリ倶楽部」がないし、凄く疲れたので、段ボールのゴミを出して、0時過ぎに就寝。

本日の体重:計れず
本日の摂取カロリー:2472kcal
本日の消費カロリー:日常生活+491kcal/9713歩

2012年9月13日 (木曜日)

ぷち二日酔いで、乱歩賞パーティへ

 6時ごろ起床。

 昨夜寝る前に飲んだモヒートがまだ残っている。たった1杯なのに。いや、正確には、モヒートに足したミントのリキュールが残っている感じ。入れすぎたか。

 相方からきた第二章のメモを熟読するが、いろいろ疑問点発生。電話で確認しようとするが、なかなか繋がらない。

 その間、洗濯をしたり干したり。
 ブランチはコーンフレーク。それでは足りなくて、マルちゃん正麺にタマネギを大量に入れて。

 お昼ごろにようやく電話が来て、打ち合わせ。疑問点解消。

 相方に渡すPOPなどを準備していると、急激に眠くなって、しばし昼寝。
 
 時間が来たので起き出して、シャワーを浴びて外出の支度。今日は乱歩賞パーティ。その後、取材で「ガールズ居酒屋」に出撃する。

 早めに出て、ペット用品店に寄ってくーたんの好物の「ねこかま」などを買って、駅へ。相方と待ち合わせて、日比谷。
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 乱歩賞パーティは、相変わらずほとんど知った顔が居ない。芦川さんや早見さんがいたので挨拶。早見さんに「美女とのデートでお忙しいようで」と揶揄うと、実際はご母堂の具合が悪くて実家に頻繁に帰っているとのことで……。冗談とは言え大変失礼な事を言ってしまったので、謝る。
 相方とテーブルに陣取って食べていると、内藤みかさんが来たので、しばし歓談。
 徳間Yさんも来て、いろいろ話す。

 しかしまあ、選評は、以前よりずっと厳しくなっている感じ。こんなに厳しいことを書くなら、最終選考に残すべきじゃなかったんじゃないか?と思えるほど。予備選考の段階で5本揃えないといけないのだろうけど……。

 20時になって、パーティも終わり、光文社T氏をお誘いして、神田にある「ガールズ居酒屋はなこ」へ。作中に登場させるので、行っておかねば。
 読者に詳しい方が居られて、いろいろ事前に情報を得ていた。いろんなチェーンがあっていろんな店舗があるけれど、日比谷から近いところで神田店に行くことにした。
 店に入って、そのコスチュームにびっくり。ま、ビックリしたのはお腹丸出し、Tバック丸出しのコスチュームだけで、お酒も料理もリーズナブルだし美味しかったし店の雰囲気も落ち着いていて普通よりちょっと高級な居酒屋という感じだったが。
 もっと話題を用意して話しかければ相手をしてくれた感じで、他のテーブルでは女の子と話し込む様子だったが、我々のテーブルは、そういう余裕がなかった。
 が、「お誕生日の方にはバースデー・サービス」と書いてあったので、申告してみた。マジに今月はおれの誕生日だったし。
 免許証を証拠としてみせると、しばし準備の時間があって……。

 場内が暗くなったと思ったら、女の子たちが勢揃いして、おれに向かって歌い踊ってくれた。
 いやこれが、ヒジョーに恥ずかしくて、エンジョイにはほど遠い小っ恥ずかしさ。やってる女の子もちょっと恥ずかしい感じだったのが救われたけど。
 お誕生日ケーキが出てきたので、みんなで賞味。
 お猪口に三杯、水盃。どう考えても水だったが、水盃?おれは特攻隊か?
 しかしその後、急激に酔っ払ったので、もしかしたら水ではなくてもの凄くあっさりしたお酒だったのか?いやしかし、いくら下戸なおれでも、水とお酒の区別はつくはず……。

 22時30分頃まで店にいて、いろいろ観察。お客さんは案外あっさりと、短時間で出ていった。
 女の子はスレンダー系で揃えている感じ。
 日頃、女性の居る店にはほとんど行かないし(生涯で数えるほどしか行ったことがない)、行っても照れてしまって萎縮してしまうのだけど、席を行き来する女の子を眺めるのが、ガールズ居酒屋の楽しみ方なんだろう。

 で、お誘いしたのに、T氏にすっかりゴチになってしまった。有り難うございました。
 なんだかんだで結構食べた。それぞれ美味しかった。
 トータルで考えると、決して損はしない感じ。
 ただまあ、こういう店は、ワイワイと行く方が楽しいだろう。

 かなり酔っ払ってしまって、ちょっとしんどい。

 帰宅して、くーたんにご飯を出し、シャワーを浴びて、0時過ぎに就寝。

本日の体重:90.30キロ
本日の摂取カロリー:3000kcalくらいいったのでは?
本日の消費カロリー:日常生活+223kcal/4035歩

2012年9月12日 (水曜日)

第1章終えて、テニス

 8時起床。
 朝のモロモロをやって、ブランチ。トースト2枚にスクランブル・エッグ、ハム。

 腹拵えをしてから仕事開始。
 午前中に第1章を終えて、午後は相方から来た「第2章」メモを検討しようと思っていたが、なかなか終わらず。

 午後になって腹が減り、お茶漬けを食べる。

 結局、16時までかかってしまった。すでに皮算用から3日遅れている。しかしまあ、仕掛けは満載。

 洗濯物を取り込んで、支度をして外出。仕事の進み具合では休もうと思っていたテニス。

 少し早めに出て、北千住駅構内の「小諸そば」でかき揚げ丼と一口そばのセットを食べる。この「一口そば」は文字通り、一口。わんこそば一杯分くらい。
 その後、曳舟のドラッグストアでシャンプーなど買い物。

 テニスは、まあまあ。振替で来た初心者の人を見ると、自分のヘタさをどう直せばいいか、判る。要するに、ラケットの角度が悪いから球が思う方向に飛ばないのだ。判っているけどなかなか上手にコントロール出来ない。
 試合では特にいいところナシ。

 しかし、テニスの前にモノを食べるべきではない。吐きそうになって困った。

 プールは止めて、風呂に入って帰路につく。
 このまま何も食べずに帰宅して寝れば上出来なのだが……。
 炭水化物を食わなきゃいいだろうと、イトーヨーカドーのフードコートで、ケンタッキー・フライドチキン2ピースとコールスローを食べてしまった。久々のケンチキは美味かった。
 まあ、テニスしてカロリーを消費したから許されるか、と……。

 帰宅して「報道ステーション」を見るが、安倍晋三が出てきたのでチャンネルを変える。
 テレ東で大泉洋の芝居をドラマにしたものをやっていたが、まあ、ベタだが、なかなかよかった。小沢征悦がいい加減な弟なはずなのに兄への借金を耳を揃えて返し、出来のいい次兄が涙ながらに借金を頼むという逆転劇が面白い。というか、その後の、兄妹5人そろって長兄の仕事を手伝いに行く場面がなかなか泣かせる。ユースケ・サンタマリアの抑えた芝居に味があり、大森南朋の二枚目なのに三枚目を隠し味にした芝居もいい。引き籠りの弟を演じた高良健吾が一番コマゴマと「小芝居」をしていて面白かった。

 で、「マツコ&有吉の怒り新党」。マジで「怒り新党」というのが結党されないかと思う今日この頃。
 で、マツコは「アタシは小説なんか書かないわよ!わざわざ批判されるようなものをどうして苦労して書かなきゃならないのよ!」と叫んでいたが、マツコは作家体質だと思う。というか、本質は文章の人で、芸人の有吉とはハッキリと違う。
 で、「柔道一直線」は無茶苦茶ね!公式の試合なのに、なんて狭いところでやってるんだ!ガイジンの覆面選手はなんだ!
 しかし、16ミリで撮るテレビドラマなのに、投げ飛ばしカットにブルーバック合成を駆使していたのね。

 モヒートを飲みながら見たが、寝る前に酒を飲んではイカン。というか、おれは酒が弱いから、寝る前のお酒はダメ。眠くなってベッドに入ったら、ドキドキしてきて暴れたくなって、かなりひどい寝相になったが目が覚めて、ソファで寝たりして、落ち着くまで時間がかかった。
 で、目が覚めたときにiPhoneで知ったニュースに衝撃。
 富士フイルムが、映画用フィルムの製造販売を止める、と。
 最近、外国映画で「FUJI FILM」のクレジットをよく見るようになったなあと思っていたのに。イーストマンやアグファは製造を続けるようだが。
 それだけ現場ではデジタル化が進んでいるのか。撮影にもネガを使わないでデジタルで録ってしまうのね。じゃあ、役割的にはカチンコも要らないわけだ。つーか、フィルムと同時録音のテープの同期をとるためのマークとしてのカチンコは、とっくに役目を終えていた(キャメラ側でもナグラ側でもシンクロ・マークは電子的に入れることは可能だった)のだが。
 市川組でのカチンコはほとほと難しくて、本当に参った。新米としてはスカタンな事ばかりやって、編集にはもの凄く迷惑をかけた。なんせ、ネガ編集の伝説の人・南とめさんがセットに怒鳴り込んできたんだから。
「カチンコ打ってるの、誰っ!?これじゃカチンコ見えないし、ケツカッチンばっかりだとネガが傷んでしまうでしょ!」(アタマのカチンコが上手く打てずに、カットがかかってズームを引いてキャメラもカチンコに向けてくれて、ケツカッチンを入れて貰っていたのだ。ケツカッチンだといちいちネガをお尻まで送らなければならず1工程増えるので、それだけ大切なネガが痛む可能性が増す)
 とめさんが現場に来るなんて相当な事だぞ、と先輩助監督諸氏に呆れられた思い出が……。
 で、他所の組に行ってカチンコを叩いたら、どうしてこんなに簡単なんだろうと不思議で堪らなかった。それだけ市川組では撮影テクニックを駆使していた(望遠でアップを撮ったり、照明に凝ってどれがキーライトか判らなかったり)わけだが。

 デジタル投影が主流になって、ポジ・プリントも使わなくなったら、それはもう映画とは呼べないと思うが。まあ、レコードでいえばSPがLPになり、CDになったようなものか?

本日の体重:91.20キロ(何故増える?)
本日の摂取カロリー:2721kcal
本日の消費カロリー:日常生活+702kcal+243kcal/4590歩

2012年9月11日 (火曜日)

一転、爆睡

 9時起床。
 4時ごろに一度起きてトイレに行ったが、それから5時間も寝るなんて。久々。しかし……熟睡感がないのはどうして?

 朝のモロモロのあと、ブランチ。茄子のみぞれ炒め。茄子が足りないので、タマネギで補充。まあまあ美味かった。

 仕事開始。
 昨日、キャラクターが動き出したので、これはもう勝った!と思ったが、昨日の感触が薄くなってしまって、なかなか動かなくなってしまった。同時に展開上の別の問題も見えてしまったし。

 先日のテレビ番組で「美味しいハワイのパンケーキ」を見たので、急に食べたくなった。日本に上陸しているのはハワイの店以外にも数チェーンあるが、表参道とか原宿まで行かねばならない。しかも行列があると。
 そこまでして食いたいモノかと調べてみる。まあ、店の前を通りがかって、その時すっと入れるなら食べてもいいかな、という感じ。わざわざ出かけて行列してまで食うほどのモノでもないだろう。
 その代わり、北千住に美味しいパンケーキを食わせる店を発見したし、ロイヤルホストの朝食メニューが豊富になっていた(他チェーンにはないエッグ・ベネディクトを出す)のを知ったり。

 夜まで仕事。
 しかし、進みは遅い。さらっと書いてしまうと第1章は20ページちょいで終わってしまうが、それでは筋を追っただけの薄っぺらなものでしかない。いろいろ演出を工夫して盛り上げなれば。

 自民党総裁選は、「平時なら名総理」だったであろうタニガキが出馬を断念して、「平成の光秀」石原ジュニアと「軍事オタク」の石破の争いか。失格総理のリベンジはナンセンスだし。
 石破は、国会で当時の菅首相に安全保障の件で説教したりして、その方面での博識さと政策通な事はよく判っているが、原発に関してはスカタンもいいところで、噴飯物。日本が原発を維持すべき理由を挙げているが、すべて完全に論破出来ることばかりで、優秀なはずの石破がここまでトチ狂うのは、原発推進派の巻き返しがそれだけ激しいのか、実は石破はそんなに優秀ではないのか、のどっちかだろう。その両方かも知れないが。

 まあ、自民党総裁選は、役者に馴染みがあるし、キャラが立っているから面白い。しかし、民主党は……。馴染みがなくはないのに。マスコミの取り上げ方にも違いがあるんだろうが、オヤジの揉め事として報じられる自民党に対して、民主党は学級会というか生徒会の内紛というか、サークルか小劇団の分裂騒動みたいな感じで、幼い。オッサンとしては「お前ら、バカか!」と怒鳴りつけたくなる。
 あれほど嫌われている「派閥の領袖」クラスの古株が、やっぱり味があるんだろうなあ。海千山千で。展開に波乱を呼ぶ癖のある脇役が揃っている。民主党は、癖のある脇役がすぐに「離党カード」をちらつかせて分派行動を取り、結局分裂してしまったから、「揉めても最後は一致団結」という「水戸黄門的予定調和的安心出来るストーリー」にならない。政治の世界で予定調和はいいことではないとは思うのだが。

 腹が減った。
 千住大橋のガード下にある「華華」という店のチャーハンにハマっているが、ここは以前は「王将」を名乗っていたのだ。じゃあ上野の「王将」に行ってみるか、とかいろいろ考えた末に、電車に乗ってメシを食いにいくのは面倒になって、「華華」に行く。
 チャーハンと野菜炒めを食う。ここのチャーハンは、特に何と言うこともないモノなのだが、妙に美味い。脂加減があっさりしていて、塩加減も絶妙。

 帰路、ちょっと買い物。

 帰宅したら、フットボールのアジア最終予選・対イラク戦の時間だった。そういや先週のNHK「ケータイ大喜利」でウザイ一言、というお題で「サッカーって言うのは日本だけだぜ」というのがアンテナ3本を獲得して「ホンマやわ〜」と共感を得ていたなあ。しかし、あの球蹴り球技はフットボールなのである。

 試合を見ながら、寝てしまった。
 なんだかどうも、疲れている。日本が再三シュートをするが外して仕舞う展開のせいでもないだろう。
 そのまま試合が終わっても、とろとろと寝てしまった。
 こうなると、脳味噌はお休みモード。
 夜頑張って、「第1章」を終わらせてしまわないと、と思っていたのに……。
 風呂に入っても頭はすっきりせず。
 こりゃダメだ。早起きして頑張ろう。
 
 というわけで、NHKで「れんまん」の最後だけ見て、0時過ぎに就寝。

本日の体重:90.90キロ
本日の摂取カロリー:1398kcal
本日の消費カロリー:日常生活+α

2012年9月10日 (月曜日)

仕事して気功

 6時過ぎ起床。
 8時間は寝たが、まだすっきりせず。

 朝のモロモロをやったら汗をかいた。
 室内はエアコンがぎんぎんに効いているが、外はまだまだ暑い。洗濯物を干したら汗だくになったので、シャワーを浴びてスッキリ。

 で、仕事開始。
 昨日書けなかったアクションを、遡って加筆。すると、ようやく自分のカラーが出てきて、上手く溶け合ってきた。
 相方と意見交換しながらプロットを立て、コンストラクション(と黒澤明の合作脚本チームはハコ書きなどの構成を呼ぶので影響された)というか章割りをおれが作り、それを相方がいっそう詳しく加筆したものを下敷きにして本文を書いていくが、相方のメモをそのまま拡大しているだけでは「小説を書く実感」がない。自分の中で登場人物が動き出さないと。
 で、書いていると、ようやく、人物たちが動き始めた。ちょっとした部分で白黒だった人物像がカラーになったりするし。
 こうなれば、メッケモノ。

 自民党のタニガキが総裁選出馬を断念。まあ、そうだろうねえ。功を焦って柄にもないことをしてしまったから、相当ぶれてる印象が強かったし。自己否定な問責決議案に賛成してしまったのが最大のミスだったんじゃないか?
 なんだかんだ言っても、政権についている側の方が強い。しかし民主党はそれを理解していない。
 与党慣れをしないまま野党に戻るんだろうなあ。自民党だって全然野党慣れしないまま、また与党になって、結局は元のままか。

 ブランチは玉子かけご飯にしじみ汁。
 それだけでは足りずに、午後、スパゲティ・カルボナーラを作って食べる。
 それでも足りず、夕方にトースト1枚。

 これで勢いがついて進み出すぞ、と言うところで、時間。
 支度をして、気功へ。
 駅のプラットフォームでおにぎり1個。

 9月に入ると日が短くなってきた。17時を過ぎると、もう完全に夕方だもんねえ。
 去年の日記を見ると、9月13日に江ノ島に行っていた。今年も、あと数回は海に行きたい。今週は無理だから、来週か?

 気功は、だいたいオッサンの方が多いのだが、今日はほとんどが女性。常連がカナダに飛んだりドタキャンしたり私用で欠席したりして、おれを含めて結局3人だけ。高校の私立文系クラスみたい。
 盛大に汗をかく。

 終わってから、いつもの「えいと」。
 師匠hanaさんの誕生日を祝う。女性陣はみんなお祝いのプレゼントを用意していたが、男性群はみんな手ぶら。こういうところが、男は鈍感でいけませんな。
 アジの酢の物やサンマの刺身と焼き物など、魚中心。プラスして厚焼き玉子に焼きそばやおにぎり。
 生ビールにスダチサワーを飲んでへべれけ。

 23時30分に帰宅。
 くーたんにご飯を出し、シャワーを浴びようとしたら、くーたんはキャットタワーに上って、おれがブラシするのを待っている。
 子猫が大きくなると捨てる馬鹿者が多いらしいが、それがまったく理解出来ない。猫は成長するとお互いの愛情が深まっていくのに。人間と猫、種が違うもの同士が信じ合って仲よく出来るというのは凄いことだと思う。まあそんなことよりも、くーたんがたまらなく可愛いのだが。昨日より今日の方が可愛い。愛している。
 夜遅くまで外出していると、何か訴えかけるように鳴くのがまた可愛いのだ。

 で、シャワーを浴びて、しばしくーたんと遊ぶ。
 金融大臣が、週刊新潮に女性問題をスクープされるのを苦に、自殺。女性問題程度(と言ってしまうぞ)で辞職したり自殺したりっていう風潮は間違っている。フランスみたいに「それは事実だが、なにか?」と堂々としていればいいじゃないか。以前の日本だってそうだったんだし。ま、単なる女性問題ではない可能性もあるけれど。
 
 0時を過ぎて、寝る。
 が、4時ごろに暑くて目が覚める。
 気功をしたせいか、全身が火照って暑い。いつもよりエアコンを強くしてあるのに、暑い。あんまり温度を下げると、くーたんが嫌がるし、おれも風邪を引いてしまうし。
 それでも設定温度を下げて、寝直す。

 すべてを捨てて、鳴きながらついてくるくーたんも振り切って放浪の旅に出るというハードボイルドで嫌な夢を見るが、放浪しているのが足立区内、というバカなオチがついている。この夢の意味はなんだ?

本日の体重:90.10キロ
本日の摂取カロリー:2241kcal
本日の消費カロリー:日常生活+789kcal+287kcal/5603歩

2012年9月 9日 (日曜日)

本日も仕事のみ……ん?

 7時ごろ起床。
 体調がスッキリしないのは、寝不足が原因だろう。何時に寝ても6時か7時には目が覚めてしまうのだから、早寝するしかない。

 朝のモロモロのあと、仕事開始。昨日の続き。

 昼頃に外出。京成・千住大橋駅まで行って、高架下の中華屋でチャーハンを食う。それだけじゃ足りないので、かに玉も。
 この店のチャーハンは妙に美味い。とにかくおれの口には最高に合う。かに玉は餡が甘すぎる感じ。
 並びにあるスーパーでちょっと買い物をして帰宅。

 これだけの外出なのに、汗だく。部屋のエアコンが効くようになると、外の暑さが身に染みる。
 シャワーを浴びてスッキリ。

 仕事再開。
 頭の方だから慎重に書き進める。

 夕方、休憩。
 wowowでやっている「赤ひげ」を録画するのを忘れたので、途中(おとよを安本が看病する場面)から見ながら、毎日グラフ増刊の黒澤明追悼号を眺める。
 「まあだだよ」のスチールが載っていて、先生の教え子が開く会の場面が映っているが、この映画は妙にテンションが高くて異様だった。特に、この場面。
 小林信彦が書いていたが、実際の「摩阿陀会(内田百閒先生を囲む会)」は百閒も意地が悪いし教え子の参加者もみんなそれぞれ曲者揃いで、「あの会はもっと静かで、ひねたものであったことが推測される」と書いてある。そうだろうなあ、とおれも思う。映画で描かれるのは、底抜けに明るく騒々しい、躁的な、村の分教場の同窓会だ。功なり名を遂げた田舎者が集まって、童心に返って純朴に師を称える。大学の教え子が開く会とは到底思えないはしゃぎぶり。
 これはもう、黒澤が「おれをこんなふうに祝ってくれ!」と言っているとしか思えない。実際、ロケの宿では毎晩のように黒澤を中心にした酒盛り(中座が許されない)が深夜まで続いたそうだし。
 内田百閒そのものを描いたものではない、とは言え、とても妙で不自然で、キモチが悪かった。 
 人物描写が不自然でなんだかキモチが悪いのは「影無者」以降、全部の作品に言えることだが。
 小林信彦の指摘を読んで、「やっぱりそうだよなあ」と思った。この人物描写の不自然さについては、小津安二郎の映画にも通じるところがある。小津映画の笠智衆の芝居の不自然さを見よ。ああいう芝居をする下手な役者だと思い込んでいて他の映画の笠智衆を見て驚いた記憶がある。
 まあ、それでも、「まあだだよ」には細かい部分で感じ入るところがあったりする。
 「夢」も、「狐の嫁入り」の美しさは格別だし、「トンネル」の怖さも凄い。「赤富士」は反原発の先取りだが、描き方は「そりゃ夢と言ってしまえばナンデモアリだろうけど」と思ったし、ラストのゴッホの話はなんじゃラホイとしか思えなかった。
 晩年の黒澤映画、特に「夢」「八月の狂詩曲」「まあだだよ」の3本は、ヒチコックがジョン・フォードの「騎兵隊」について言った言葉そのものだ。「老人のホビー」。
(*訂正。「老人のホビー」という表現は小林信彦が使ったもの。「われわれはなぜ映画館にいるのか」25ページ。ヒチコックは1960年の来日時に「北北西に進路を取れ」が日本での興行成績第2位だと聞かされ「第1位はなんだ?」と問うたところ、ジョン・フォードの「騎兵隊」が1位だったので、『無表情に「あんなもの、アメリカでは誰も相手にしない」と呟いた』と同じページにある)
 それに対して市川崑は、最晩年まで商品を作ってやろうという意欲に満ちていた。しかし、往年のパワーが不足してしまって、映画自体に勢いがなくなってしまった。80を越えた人間が紋次郎とか犬神家とか作るのは、無理があったのだ。というか、おれは正直、「どら平太」でがっかりしてしまって、「かあちゃん」以降の市川映画は観ていない。見るのに忍びなくて……。

 「赤ひげ」についての小林信彦の点数は辛いが、おれは大好きだ。やっぱり感動する。特に佐八の話は本当に号泣する。

 仕事に戻る。

 17時を過ぎて、ご飯を炊き、「茄子の味噌炒め」を作って食う。まあ、美味しい。

 「ダーウィンが来た」を久々に見る。新種のフグが見事な産卵場所を作る、大特ダネ。生き物というのは種の保存という生き物としての使命のために、本当にもの凄い努力をしてるんだなあと、しみじみ。人間だって同じだが、おれには子孫が居ないので、生物の使命を果たしていない。

 くーたんがおれの横に来て寝始めたので動けなくなり、そのまま「平清盛」も見る。
 この大河ドラマはほとんど見ていない。評判に左右されて、ではなく、戦国時代以前の話は、どうも興味が湧かない。大昔過ぎて。鎌倉時代もねえ。
 南北朝時代の、日本史のタブーに挑戦するドラマは……作れないんだろうねえ。
 で、「平清盛」は、面白い。とても面白いのに、視聴率が上がらないのが不思議。マスコミが面白がって叩くからその悪循環になってるんだろう。人気が出れば褒めそやすのに。マスコミって本当に信用ならない。

 で、仕事。
 どうもしっくりこないと思いつつ書いていたが、その原因が判った。「動き」が足りないからだ。アタマでひとつ、バーンとぶちかますアクションが必要。それはキャラクターの説明にもなるし、この話を印象づけることにもなる。
 相方のメモをよく読むと、そういう流れになっている。
 じゃあ、どういうアクションを入れるか。どういう流れで?
 答えは簡単に見つかったが、22時を過ぎて、眠い。
 ここで頑張ると、また0時を過ぎてしまうだろう。
 今日は寝よう。

 そう思って、22時20分、就寝。

本日の体重:89.90キロ
本日の摂取カロリー:1792kcal
本日の消費カロリー:日常生活+α 

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