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2012年9月16日 - 2012年9月22日

2012年9月22日 (土曜日)

ALL SUMMER LONG

 今年は夏バテしてしまったけど、やっぱり夏が好き。

 ということで、暑いのか涼しいのかよく判らない状態で目が覚めた。けっこう寝汗をかいていたから基本的に暑かったのだろう。
 7時前起床。例によって、くーたんが起こしに来た。

 雨は止んで、天気予報では曇りから晴れになると言うことだったので、洗濯して干す。屋上の物干し場には、おれ以外誰も干していないが……。
 ボディボードのケースも丹念に洗い、ビーチシューズも洗って干す。
 
 部屋に戻ってネットで調べ物をしていたら……窓外からナニやら音が。
 雨。しかも、豪雨。「東京アメッシュ」を見ると、足立区南部、すなわち千住地区が真っ赤。
 こうなったらもう、今から慌てて取り込んでも遅い。このスポット的な雨雲が通り過ぎれば止むだろうから、放置。

 で、この時、ナニを調べていたのかよく覚えていないが。
 文化庁がやった「国語に関する世論調査」、おれはかなり誤用をしていた。誕生日も近いので、この際、懺悔のつもりで書いてしまう。

・うがった見方をする……正しい意味の「物事の本質を捉えた見方をする」としては使わず、「「斜に構えた見方をする」ように使っていた。

・にやける……薄ら笑いというか、ニヤニヤしている、エロいものを見たときに顔が崩れる、というような意味として使っていた。

・失笑する……あんまりくだらないので苦笑いする、というようなニュアンスで使っていた。

・割愛する……ちょっと惜しいと思いつつカットする、というニュアンスで使っていた。その意味では多少正解には近いけど。

 「悩ましい」という言葉の誤用が気になるくせに、上記の間違いを犯していた。気になって辞書で確認することもなく使っていた。言葉は変遷するとは言え、誤用は誤用。気をつけねば。

 いろいろ雑用をしていたので、仕事する空気にならず、午前の部が終わる。
 ブランチはコーンフレークとゆで卵。

 iOS6のマップがデタラメに近い。マップは正確なのが大前提だから、これじゃ使いものにならん。ウチの近所を調べても、街の真ん中に北千住の駅があったり、荒川の土手にルミネがあったり、かなりひどい。
Img_ios6_maps_ver02

 Appleは、ユーザーが使い込んでいくと間違いは修正されるとか言っているが、ユーザーの補正情報に頼るのか?
 データを提供した会社は「ウチのデータは完璧なので、それを使うソフトウェアがダメなのだ」と言ってるが……。
 iPhoneのマップ機能は、かなり便利に使っているので、早急になんとかして戴きたい。 
 ベルリンは、今調べてみたらきちんと表示されたけど……。

 夕方、wowowの番組を録画するのでテレビをつけたら「アメリカン・グラフィティ」をやっていた。この映画は何度も観たし、DVDにしてあるので今回はまあいいか、とブルーレイに焼くのは見送ったのだが……。
 やっぱりいいですな。切ない。
 この映画はベトナム戦争前夜の、アメリカが最も幸福だった「ホンの一瞬」の夏を描いているので、日本人が共感するのはおかしい、と小林信彦は何度も書いていて、この映画に感動したおれは、「ほやかて〜」と思ったものだ。大学に入ったら、免許を取って車を乗り回して、夏休みは朝まで遊ぶぞ!とか思ったもんなあ。まあ、それは多少は実行したけど。
 あの頃の夏の一夜に「同時多発的」に起きたあれこれをスケッチしているが、主人公としては、のちに作家になってカナダに住むカートだ。だから、彼のエピソードが一番詩的で、切ない。
 朝、東部に旅立つ飛行機から見える、「憧れの美女」が乗る56年型の白いTバードが、彼の乗る飛行機を見送るように走っている、あのカットは、やっぱり永遠に記憶に残る。
 で、今回見直して、ウルフマン・ジャック登場シーンで、編集が繋がっていないのを発見。ウルフマンはDJだから、ドーナツ盤を掛け替えながらカートと話をするのだが、カットによって、ターンテーブルから外したはずのレコードが廻っていたりするのだ。
 同じ芝居をアングルを変えて何度も撮ると、編集してみて「あちゃ〜」という事がよく起きる。おれも、今日の今日まで気がつかなかったんだから、「こういうのは、まあ、いい」ということなんだろう。ヒチコックの「北北西に進路を取れ」だって、食堂車でケイリー・グラントがグラスを持っていたり置いていたりするし。
 この映画の最後に流れるビーチ・ボーイズの「オール・サマー・ロング」の歌詞が、しみじみと、身に染みる。「この夏は本当に楽しかったね!」という他愛ない歌詞(のように聞こえる)だが、それが、いや、だからこそ、違う意味を持って心に迫る。映画としてそういう使い方をしていたが、実際、おれの愛する夏が過ぎていこうとしているからねえ……。

 夕食の買い物に出る。
 やっぱり昨夜はたくさん食べたので、ちょっと体調に影響がある。今夜と明日は魚とか軽いモノで攻めよう。
 ということで、カツオのたたきとかサバの一夜干しとか、豆腐とか酢の物とか切り干し大根とかゴーヤチャンプルーとかを買う。
 切れていたお米も買うが、茨城産の新米がかなり安かった。

 帰宅して、ご飯を炊き、炊きあがる間、風呂を掃除してお湯を入れ、入浴。

 上がって、夕食。カツオのたたきに豆腐のハンバーグに冷や奴、きくらげの酢の物。美味いうまい。

 18時過ぎに食事を終えて、ソファに寝転んで新聞を読んでいたら、いつの間にか寝てしまった。メシ食ってすぐ寝るのはイカンのだが……。
 半端な感じで寝てしまったので、なんだか気持ちが悪い。
 が、またぐらにくーたんがやって来て寝ている。その安心しきった顔を見ていると、動くに動けず。本当に、全幅の信頼をしてくれて、爆睡してるもんなあ。起こせないよ。
 しかし、妙な姿勢になっていて、腰も痛くなってきたので、悪いけど起こして座り直す。

 ほどなく、21時。NHK「負けて、勝つ」第3回を見る。
 戦後日本のパターンというかスタイルというか基本を作ったというか、そういう仕事をした吉田茂。これに関して批判する人は批判するが、じゃあ、もっとよい方向はあったのか?と思う。あの時は、アメリカにつくかソ連につくか、中立になるか、しかなかった。アメリカの占領下だから、ソ連につくことは無理だとしても、中立を選択することは可能だったのだろうか?朝鮮戦争が始まったんだし、それで日本経済は復興したようなものだから、どう考えても、吉田茂は頑張ったと思うんだがなあ。
 批判する人は、「GHQに刃向かった気骨の人みたいに描くが、実際はアメリカの言いなりだったんじゃないか」というが、じゃあどうすればよかったの?と問い返すと返事がない。批判だけしたいんだね。おれは、そういう「批判だけの批判」というのは意味がないと思っている。答えを考えてこその批判だろう。歴史に学ぶとはそう言うことだと思う。批判だけじゃ、その道半ばでしかない。
 映画だって、ただただ駄作だツマらないというのは馬鹿でも言えるのであって、じゃあどうすればマシになったのか、おれは考える。自分が作る側の人間と言うことはあるが。

 で、実際、GHQには急進的な勢力と、現実的すぎる勢力が並立していて、その急先鋒が民政局のケーディスと参謀2部のウィロビー。この勢力争いに日本の政治も大きく翻弄され(と言っても一方的に影響を受けたのではなく、狡猾に利用していたと判断するのは難しくない)た。第3回はその辺を描く。
「政局に振り回されていては政治が出来ん!」
 というセリフは、これ今のこと?と思ってしまう。日本は昔から、政局ばかりで、政治が邪魔をされてきたんだよなあ。長期政権なんて吉田・佐藤・中曽根・小泉しかないんだから。

 ドラマとしては、芦田均と吉田茂が茶漬けを食べながら静かに語り合うシーンがもっとも印象に残った。

 で……。
 その後、少し仕事をしたが、今日は捗らず。
 体調もなんか中途半端なので、0時に就寝。

本日の体重:89.80キロ(やっぱり増えたか)
本日の摂取カロリー:1661kcal
本日の消費カロリー:日常生活+α

2012年9月21日 (金曜日)

もしかして夏の終わり?しかし、最高の1日

 7時前起床。

 日記を書いていると、トイレに入ったくーたんが、突然ばたばたと逃げ出すようにトイレから走り出てきた。
 こういう場合は、本人が予期しなかった下痢の場合が多い。自分のウンコを足で踏んでしまったとか。
 で、くーたんはベッド脇に走って行ったが、床には見事にウンコの筋が……。
 こういう場合は、全く叱らない。くーたんが悪いわけではないから。むしろ「大丈夫か?」と優しく声をかけつつ淡々と処理。
 ウェットティッシュで床を拭き、匂い消しスプレーをかける。
 落ち着いたくーたんが現場に戻ってくると、床のある箇所をくんくんと匂って足で指さすような真似をしている。そこを見たら、僅かに「破片」が残っていた。恐るべし、くーたん。自分で処理出来ないけど、まだ残ってまっせと教えてくれたのだ。
 お前は凄いお前は偉いと褒めながら、処理。

 で。
 今日は今年の夏最後になるかもしれない海に行く。
 波の具合を最優先するならば、鴨川。しかし、エッグスン・シングスでパンケーキを食べたいし、とか「夏のビーチ」全体を味わいたければ江ノ島。
 波はないが、江ノ島に行くことにする。毎年数回行っていた江ノ島だが、最近はとみに海の家がチャラチャラしてきて嫌なのだ。せっかくの潮騒を騒音のような音でかき消してしまう。
 それもあって鴨川にシフトしたのだが、鴨川は遠い。往復5時間かけて海に居るのは2時間というのは哀しい。その点、江ノ島なら往復3時間ちょいで行ける。

 朝のモロモロをなんとか済ませて、シャワーを浴びて髭も剃り、出陣。
 途中、氏子であるお稲荷さんによって、くーたんがこれ以上悪戯をしないようお願いをする。

 駅で相方と待ち合わせて、東海道線で藤沢。いつものようにグリーン車で駅弁を食べる。今日は「しらす弁当」。
 そういや前回、江ノ島に行ったのはは7月のはじめだった。まだ海は冷たくて、おまけに雨模様で、波もなかった。最悪のコンディションだった。逗子に廻って親父の墓参りをして帰ってきたのだ。

 今日も天気は悪い。最悪の事をいろいろと考える。波がまったくない場合は、駅弁は食ったがエッグスン・シングスでパンケーキを食べて、えのスパに行って風呂に入って帰ってくるか、藤沢で車を借りて湘南をドライブするか、とかいろいろ考えた。なんせボディボードを背負っているので鎌倉散策とかに簡単に切り替えられない。

 で、片瀬江ノ島。
 とにかく海の状態を見に行こうと、海へ。
 途中の「エッグスン・シングス」は店の前に長蛇の列。確実に1時間以上は待つ雰囲気。パンケーキやオムレツを食うのに1時間も並びたくない。向かいには美味いことは保証付きの「イル・キャンティ」もあるんだし、魚が美味い「竹波」もあるんだし……。
Img_0884

 波は、予想通り、ない。とは言え……。
 せっかく来たのに海に入らないというのも本末転倒。それに、絶対に悔いが残る。
 ホテルのデイ・ユースを使って、部屋に荷物を置いて水着に着替えて、再度海へ。

 しかし、これがよかった。
 サーファーは鵠沼海岸寄りに固まっているので、邪魔にならないような場所で波を選んで乗る。下田や鴨川のような波はまったく期待出来ないが、それでもショボイなりに、いい波は来る。それを上手く捉まえられれば、そこそこはイケる。
 相方は実に上手く波を捉まえて、乗る。おれはなかなか乗れないが、たまにはいける。

 海の家がなく、静かな、片瀬西浜。人が少ないから海もキレイだし。暴力的に暑くなく、風はむしろ涼しいし、海は温かい。
 なんとも、まったり、のんびり、ゆっくりした、のどかで平和な江ノ島。秋めいてきた太陽の光が優しいぞ。
 こういう江ノ島はいいなあ。
 もの凄くリラックスできる。
 波はないけど、江ノ島はいい。
 
 おれはビーチでしばし休憩。15分ほど寝る。風が本当に気持ちよくて、なんとも安らかな気分になって、短時間だが爆睡。

 その後海に入って、波を待つというか、波に浮かんで空を眺めたり。
 海の家を解体するカンカンという金属音が、夏の終わりを告げている。こういう晩夏というのは、とてもいいなあ。

 今日は、江ノ島に来てよかった。と心から思う。

 16時になって、波もないし、日も陰ってきたので、ホテルに戻り、駐車場脇にあるシャワーでボードを洗い、部屋に戻り、ゆっくりと風呂に入る。海の家を使うより多少高くつくが、遥かに快適。来年は海の家を使わないこのパターンでいくか。

 で、部屋でまったりしてから帰り支度をして、チェックアウト。
 「エッグスン・シングス」に行くと、昼間のような行列はなかった。観光客が立ち寄るのはやっぱり昼間で、夜はロコの人が多いのかな?
 メニューを子細に検討して、夜だけどこの店のウリである「アサメシ」を食う。
 おれは和食でも洋食でもアサメシが好きなのだが、そうは言いつつ、改めてこういう場所に来ると、夜なのにオムレツにベーコンみたいな朝飯を食うのか?という気分になってしまう。

 いろいろ考えた末に、西部劇でよく見た光景の、駅馬車で到着した旅人がサルーンに入ってきて「玉子とステーキ! パンケーキもだ!」と、がなるように注文したあの雰囲気で、スクランブル・エッグとステーキにトーストを頼む。頼んだあとに両面焼きの目玉焼きにした方がアメリカの雰囲気になったなあと思ったが、目玉焼きの両面焼きなんて、自分で焼けるし。
 パンケーキは相方が頼んだので、ちょっと貰うことにした。
 それに、夜のメニューから、グリルドチキンにガーリック・マッシュポテトにシーフードサラダのハーフを頼む。モヒートを飲みたかったが、お酒はまだ控えておく。

 ステーキは朝食べる用の、赤身のあっさりしたもので、美味い。23年前にパリのシネマテーク近くのカフェで食った(ちょっと有名人のエッセイっぽく書いてみたかったんです)、ランチの安いステーキに似て、毎日食べられるあっさりした味。日本流の霜降りステーキは脂っこすぎて毎日食べられない。日常で食べるステーキは赤身が一番だと思う。肉の味がよく判るし。
 パリのランチの安いステーキは塩胡椒だけのシンプルなものだったが、ここは醬油を加えたデミグラス・ソース。これはこれで美味い。グリルドチキンも同じソースだが、チキンは香ばしく焼けていて、実に美味い。
 ガーリックのマッシュポテトは、塩味が絶妙で、とても美味い。
 で、相方に貰ったパンケーキ。山盛りのホイップクリームは見た目よりもあっさりしていて、バターの塩っ気がこれまた絶妙。
 サラダが一番平凡で、これは要らなかったかな。
 おれとしては、夜は夜のメニューから選んで食べる方が晩飯っぽくなっていい、と思った。しかしこの店は朝食を一日中、というコンセプトなんだし、ウリの卵料理やパンケーキは一度は賞味しておきたかったし。
 今日まで和食を主体にして、脂っこいものや重いものを避けてきたので、この食事が体調にどう出るか。肉はチキンや赤身のビーフだし、玉子とパンケーキはカラダには優しいように思えるが……。

 しかしまあ、近所に住んでいればブランチの時間に週に何度も足を運びたくなるとは思うが、次に江ノ島に来たときに又来るかと問われれば、キャンティかカプリチョーザのイタリア料理の方がいいかなあ、それとも竹波で魚を食うのがいいかなあと思ってしまうなあ。近所に住んでれば……常連になるだろうなあ。

 そう言えば、今日、工芸品とでも言うべき、木製の最高に美しいロングボード(まさに工芸品!)を自転車で運ぶ初老の男性を見た。江ノ島の波はロングボードに最適だと思う。
 この辺に住んでいるなら、昼間の喧噪を避けて、朝と夕方、ロングボードを持って海に来て、しゅわしゅわとゆったり波に乗り、朝だと帰りにエッグスン・シングスに寄ってブランチを食べて自宅に戻って仕事をして、夕方また出かけて波に乗って、夜は自宅で静かにジャズを聴きながらオンザロックスなんぞのグラスを傾ける、つーのがおれの夢に見る湘南ライフだが、ま、実現は出来ないだろうなあ。強いお酒は飲めないし、メシ食ってテレビ見て寝ちゃうもんなあ。

 中部駐車場近くの海沿いに、実に素晴らしいマンションが建っていて、こういうところに住めたら最高だろうなあと思った。
 グランシティ湘南海岸マリナージュスクエア、という超高級マンション。なんだかコートダジュールにある豪華な邸宅みたいな雰囲気がある。
 調べたら、ここには「湘南ホテル」というこれまた高級で湘南のランドマークだったホテルが建っていた。このホテルは1990年にオープンしたのに、2005年に廃業してしまったらしい。わずか15年の命……。
 そのあとに建ったこのマンションは、プライベート・プールが最上階にあって、ジャグジーもあって、実にまったく超高級マンション。新築当時8000万で、今は中古価格で5000万。その値段なら安い、と思う。おれは逆立ちしても買えないが。

 まあ、海も食事も、トータルで最高の1日だった。夏の終わりの、いい思い出になった。
 と、言いつつ、また来週来たりして。

 しかし、仕事の話もした。行き帰りの電車の中、そして食事しながら、「第二章」の詰まっている部分の打開策を検討。これで明日にも上げられるだろう。

 で、小田急で帰宅。大和で快速急行に乗り換えて代々木上原。ここで千代田線に乗り換える。
 小田急線内は空いていたが、千代田線は帰宅ラッシュの時間。車内にボードを持ち込んで、申し訳ない。

 夜になると、江ノ島の空気は涼しかったが、東京はもっと涼しい。Tシャツだと寒いほど。どうも雨が降ったようだ。

 帰宅して、くーたんの機嫌を取って、外を見ると、雨。雨の合間に幸運にも帰ってきたわけだ。

「タモリ倶楽部」は、夢うつつで見たが、80%は寝てしまった。
 で、1時ごろ就寝。

本日の体重:89.40キロ
本日の摂取カロリー:2145kcal(意外に低いが……)
本日の消費カロリー:かなり消費したはず

2012年9月20日 (木曜日)

またくーたんが……

 7時ごろ起床。
 日課として、起きたらすぐにMacを立ち上げて、メールのチェックなどをするが……今朝は何故かネットに繋がらない。
 iPhoneで見ると、ニフティに支障があるわけではない。では、ウチの問題か。
 いろいろ探っていると……光ケーブルの出口が壁にあって、そこで違う種類のケーブルに変換されたモノがひかり電話兼用のルーターに入っている。そのケーブルが断線していた。
Img_0882


 この症状は、どう見ても、くーたんの仕業。タダ置いてあるモノがこんな風に千切れるわけもないし、おれが食いちぎる訳もない。
 くーたんは、この細さと色のケーブルが大好きなので、これまでに外付けスピーカーのケーブルを2回、食いちぎられてきた。2度目の時にはさすがに対策を施したのだが、デスク隣のラックの奥に置いたルーター周辺は手付かずだった。「まさか」と思っていたし。
 う〜む。油断禁物。
 現行犯じゃないので、くーたんを叱っても意味が通じないだろう。しかしムカつくので、しばらく無視してやった。トイレ掃除とか朝ご飯は出したが。

 9時になるのを待ってNTTの修理担当に電話。一番早くて今日の午後2時とのこと。仕方がない。
 
 で、日記を書いてアップするのが日課になっていて、それをしないと気持ちが悪い。
 ここでiPhoneの登場。Macで書いたものをiPhoneのなにかに貼り付けて、そこからニフティの「ココログ」に送ってもいいのだが、面倒くさい。
 で、「iTether」の登場。ほんの数時間、App Storeに登場したテザリング用のアプリだ。今まで数回、Windows機のHPminiと接続して良好な結果を得ている。
 日記を書いて、Macとテザリングしようとしたが、これが何故か、接続できない。
 仕方がないので、HPminiを起動して、USBメモリーを使って日記の内容を移す。こっちは問題なくiPhoneと接続出来て、テザリングも出来て、日記をアップロードできた。

 14時まで仕事しようと思ったが、ケーブル防護用のあれこれを買ってきて、修理の人を待つべきではないかと判断した。昼飯もあるし。

 というわけで、11時過ぎに外出。秋葉原へ。
 久々に北千住駅まで歩く。体調は戻ったようだ。
 しかし、お昼近くの太陽はまだまだ強い。

 つくばエクスプレスで、秋葉原。ランチタイムで混む前にと、ヨドバシカメラのレストラン街にある居酒屋で、サンマの塩焼き定食を食べる。美味い。

 その後、売り場をウロウロして、ケーブルを束ねるスパイラルのチューブを数本買う。これを巻いておけば太くなるし強くなるので、くーたんは攻撃してこない(はず)。
 その他、ラックに空間があるからくーたんがアタマを突っ込んでケーブルをほじくり出すのだろうと思い、空間を埋めるものをアレコレ物色。AV用ウェットクリーナーとかCDケースとかを買う。

 北千住の千代田線の駅の出入り口は、飲み屋街の外れにもある。ここには、昭和の香りぷんぷんの喫茶店があって、あんまり繁盛もしていなかったが、ここが改装されてジャズライブをやる店に生まれ変わった。昼は普通にランチを出し、夜はチャージを取って生演奏を聴かせる。メニューも豊富。行ってみよう。しかし体調がきちんと回復してから。

 帰宅したら汗びっしょり。汗をかいたので、また体調がいい感じ。夏バテ&冷房病で、肝臓が弱ったのではないかとシロウト診断。

 で、修理の人が作業しやすいように、デスクの上やラック周辺を片付け、玄関に置いた「なんでも雑物箱」に入っているだろう、なにか使えるものを物色。すると、いろいろと出てきた。ダスター用のエアスプレーとか。

 修理の人は、14時というのが15時近くになってやって来た。
 修理そのものはケーブルを交換するだけだからすぐ済んだのだが、コネクターがラックの奥にあって、取り外しと取り付けを無理な姿勢でやることになって、それで苦労していた。デスクを出してくれとかラックを移動してくれと言われそうだったが、そうはならず、安心。
 交換ケーブルに、おれが買ってきたスパイラルのナニを巻き付けて貰って、装着。

 問題はケーブルの断線だけだったので、ものの20分ほどで完了。ネットの接続も確認。やってみると、昨夜より速くなった感じ。かなり以前からくーたんは噛んでいて、傷んでいたのではないか?それでも繋がってはいたからアクセスできていたが、昨夜の一撃で完全に断線してしまった……。

 6000円ほどかかった。思えば、くーたんは歴代のネコの中で飛び抜けてカネがかかってるなあ。今まで総額35万ほど使わされてるぞ。ウズラもビワも病院通いした治療費はかかったけど、35万には達していない。
 くーたんがトシを取って、落ち着いてくれることを願う。

 いい機会なので、ラック周辺を整理整頓し、ルーター周辺の空間をなくすべく、いろいろ詰め込む。快楽亭の録音の時だけ出動する「PowerBookG4」をスタンドに立ててルーターの横に置き、空白をLANケーブルやエアダスターやウェットクリーナーで埋める。
 これで一応、くーたんがアタマを突っ込んでホジホジすることは出来なくなっただろう。

 で、16時。カイロの予約をしてあるので、外出。
 若先生の見立てでは、たしかに肝臓や胆嚢に負担がかかっていると。夏バテが肝臓に来たんじゃないですかね、と。書店挨拶で歩き回って大量に汗をかき、冷たいものをたくさん飲んで、そこにいつもより多いお酒とメシを食ったので、それがダメ押しになったんじゃないか……。

 帰路、図書館に本を返したり、ATMに寄ったり買い物をしたり。今夜はあじのタタキ。

 帰宅して、やっと仕事。
 が、途端に一工夫しなければならない箇所がやって来た。しかし打開策は思いつかない。

 そうこうしていると、徳島に住む高校の後輩から電話。先日、名産の「すだち」を大量に送ってくれたので、お返しを送ったら「着きました」という電話。で、あれこれ喋る。この男は異常なほどの博識で、経済問題から国際情勢まで、まるで池上さんのように喋る。彼は、円高対策の私案まで持っていたぞ。これ以上の円高を阻止するにはオバマ政権が続かねばならないと。
 おれは、円高のメカニズム自体がよく判らないので、その真偽は判断できない。

 19時を回ったので、メシ。
 あじのタタキに昨日の残りのピリ辛こんにゃくだけでは寂しいので、キャベツ1/4玉をレンジで加熱して、マヨネーズで食べる。ダイエット的にはポン酢で食べる方がいいのだろうが。

 食後、仕事に戻る。
 
 くーたんとは和解というか、冷たくするのは止めて、以前のように仲よくした。
 なにかゴソゴソやっているので見たら、雑誌「ねこのきもち」付録の段ボールハウスを自分で改造していた。土台と屋根が分かれていて、はめ込むようにして組み立てるのだが、くーたんにはちょっと狭い感じだった。しかしネコは狭いところが好きだから。
 くーたんもしばらくは狭いところに入ってカラダを丸めていたのだが……。ゴソゴソした結果、なんと、屋根部分を90度回転させてしまった。
Img_0883

 土台が屋根の外に出る分、広くなる。
 これを見たとき、おれはショックを受けましたね。
 このネコは天才じゃないのかと。
 くーたんはいろんな声で鳴くので、まるで喋っているようだし、飼い主に似て頭がいいなあと思っていたが、自分の場所を改造してしまうとは!

 まあ、そんなこんなで、今日中に「第二章」を終わらせてしまう目算は外れてしまった。あと10ページ書かなくてはこの章は終えられないし、時間経過とかあれこれ工夫しなければならない部分がそのままだし。

 疲れたので、ぼんやりテレビを眺めて、ブドウを食べて、ゴミ出しをして、デスク周りの守りを固めて(くーたんが好きそうな細さのケーブルをなるべく隠して、くーたんが侵入できないようにバリケードを構築)いると、0時を回ったので、本日はもう終了。
 風呂も省略して、そのまま寝る。
 1時就寝。

 他にも何かしたように思うが、忘れた。

本日の体重:89.40キロ
本日の摂取カロリー:1587kcal
本日の消費カロリー:日常生活+α+267kcal/5145歩

2012年9月19日 (水曜日)

体調は回復したが、慎重を期して

 足が痙って6時に目が覚める。
 軽かったのですぐ直り、寝不足だから二度寝しようと思ったが、頑張って6時30分まで。

 起きてすぐ、読みかけの村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について話をする」の続きを読む。
 この本の白眉は、オペラに関する部分。小澤さんは「おれほどオペラに縁がない人間はいない」と言っていて、「だけどオペラをやらなきゃダメだ」とカラヤン先生に言われて熱心に勉強したと。
 パヴァロッティと仲がよかったのでスカラ座でトスカを振ったら猛烈なブーイング(人生初ブーイング)を浴びて凹んだが、歌劇場のみんなが「セイジを応援してるから。我々は君の味方だ」と言ってくれて自分の信じるところに従って振ったら、だんだんとブーが減って、最後にはなくなったと。このくだりには感動した。
 小澤征爾は天性の楽天家で、「嫌な目に遭ったことはないなあ。おれが判ってないだけかもしれないけど。最初の頃は言葉がね、判らなかったし」と。だからカラヤンとバーンスタインに可愛がられて多くの巨匠たちとも交流を深めて来たんだろうなあ。プライド高く身を守っていたら、どうしても鎧甲を着た状態になってしまうだろうし。
 おれ自身、29の時に2ヵ月だけだが欧州を一人旅したとき、まったく嫌な目に遭わなかった。遭ったと思ったらそれは誤解だったし。それも、言葉がよく判らなかったり、旅の楽しさに舞い上がっていたので、相手の悪意を感じるヒマがなかったのかもしれない。小澤さんの場合は、音楽に夢中になっていて、音楽の本場でステップアップしていく面白さで一杯だったのだろう。
 バーンスタインの助手時代、いろいろ教えてくれたのに言葉が判らなかったので細かな部分まで理解出来ず、それが残念で堪らない、とも。それは実によく判るというか、共感出来る。
 おれも、巨匠・市川崑の弟子として密着していたのに、今ならこうしようああしよう、こうやって師匠にお仕えしようとか思えるが、あの当時はもう、ナニもかもが一杯一杯で、思い出すだけで不甲斐ないこと夥しい。
 で、村上春樹も小澤征爾も、似たような理由で日本を離れて海外で仕事をしてもの凄く巨大な存在になったと思うが、それについては全然触れられていない。プライベートなことだし音楽とは直接関係ないし、そういうことまで書いていたら、Book3までいっても終わらないかもしれない。
 しかし、寝るのを忘れて読みふけった、久々の本だった。

 で、朝のモロモロをやって、ブランチ。
 トースト2枚にゆで卵、少量残ったコーンフレーク。

 その後、仕事。
 DQNたちとのアクション場面。どういう趣向にするか、アイディアがなかなか出て来なかったが、ぱっと浮かんだらすらすらいった。

 13時過ぎに、リサイクル会社の人来訪。ダッチオーブンを見て「引き取れません」と言う。タダでいいから持っていってと言いたいところだが、それを狙ってるんじゃないのか(タダで引き取って有料で売る)という疑念があったので、「じゃあ結構です」とお帰り戴く。
 バザーに出すかなんかして、処分はしよう。もう使わないし。8000円もしたんだけど。

 午後になって、もう少し何か食べたいので、コンビニに行っておにぎり弁当を買ってきて食う。

 体調は、昨日まではちょっと歩くとフラフラする感じがかすかにあって、これは過敏というか気のせいの範疇かもしれないが、まあ万全ではない感じがあって、自転車を使っていたのだが、今日はもう大丈夫な感じ。
 何か食べても疲れる感じもなくなったし。
 しかし、テニスをすると、かなりの負担になるし、ようやく回復していたのに、また疲れがぶり返してしまうかもしれない。
 ということで、ここは慎重を期して、休む。仕事も思ったほど進んでいないし。

 晩飯は、刺身にする。スーパーまで行くのは面倒なので、近所の魚屋で買う。ピリ辛こんにゃくも。
 ご飯を炊こうとしたら、お米がなかった。いや、1.5合はある。ある分で炊く。

 炊けるまで仕事。
 1日10ページというのがいい感じのペースだなあ。それ以上書けるときはセーブすることはないが、最低でも10ページ書ければ目算が立つし。

 で、食事。先日、くーたんのご飯を買いに北千住東口に行ったときに買ってきた、キュウリの古漬けをフードプロセッサーでスライスして、みじん切りにした生姜と混ぜる。これはおれの「夏フード」。しかしキュウリの古漬けがなかなか手に入らないので、いつも作れるわけではない。
 それと、マグロの刺身とピリ辛こんにゃくで。

 食後、風呂に入って汗を流す。
 肝臓が悪いと、風呂に入るとグッタリしてしまうのだが、それもなくなった。多分、回復したのだろう。

 先日、アマゾンから届いた「TOKYOオリンピック物語」を読む。これには市川さんのオリンピック記録映画の製作事次第が書いてあったので、読みたくなったのだ。
 映画界としても異例の巨大プロジェクトだったんだなあ。そして、市川さんの「政治力」(政治家にパイプがあるというのではなく、数千人のスタッフ・関係者をひとつにまとめて動かす力のこと)の凄さ。才能だけがあっても、この政治力があればこそ、映画は作れる。おれにはそんな力はなかった。
 で、そんな凄い人のそばにいたのに、もっといろいろ吸収できただろうに、また、師匠に尽くせただろうに、と思うと、朝読み終えた村上/小澤対談本の事に思いが戻る。修業時代は悔いが残ることばかり。今はまあ取りあえず、映画から足を洗ったから、客観的に見られるのだが。

 仕事に戻り、区切りのいいところまで進めて、本日は終了。

「マツコ&有吉の怒り新党」を見る。
 今夜はやっぱり、伊藤智仁でしょう。野村監督がもっと大事に使っていたら、この不世出の大投手の選手生命はのびて、もっと活躍できただろうに。しかし、本当に「彗星のように登場して去って行った」もの凄い人っているんだなあ、としみじみ。
 泣きました。運命の残酷さに。そして、相変わらず、ナレーションが上手い。
 現在は一軍で投手コーチ。それはそれでよかったと思うけど……。

 1時就寝。

 夜中にくーたんがよからぬ活動をしているなどとは夢にも思わず、熟睡。

本日の体重:89.40キロ
本日の摂取カロリー:1613kcal
本日の消費カロリー:日常生活程度

2012年9月18日 (火曜日)

仕事して、「ゴーストライター」を見る

 くーたんがベッドにやって来て起こされたので、7時ごろ起床。最近、くーたんはまた朝起こしに来るようになった。

 朝のモロモロのあと、ブランチ。トースト2枚にコーンフレーク、ゆで卵にハム。長いこと冷蔵庫にあった杏のジャムは昨日で終わり、今日はオレンジのマーマレードを食べてしまった。

 午前中に病院に行って血液検査をして貰おうかと思ったが、そういやここ数年人間ドックをやってないなと思い出し、文芸美術国保で補助が出ることを確認して、近くのクリニックに人間ドックの予約を入れる。来週の水曜日に決まる。ついでに別のクリニックで脳ドックも受けよう。こっちの予約は後ほど。

 で、仕事開始。
 元ヤクザの孫でキュートな娘がDQNたちに反撃する場面。書いていて我ながら面白い。

 お昼前に、宅急便を出しに行き、ついでに買い物。ヨーグルトなどを買ってしまってから、くーたんのご飯を買わなければ行けないことを思い出したが、その店は遠いので、一度帰宅。すぐ出直すのもナニなので、仕事再開。

 と、果物屋の訪問販売が来た。ちょうどフルーツが食べたかったので、ブドウを2種類と美味そうな漬け物を買う。
 
 おれの体調を心配してくれる書き込みやメールを読者の方から戴いて、恐縮。たしかにフルーツは人より食べていないかも。冬はミカンをよく食べるのだが、要するに、皮を剥いたりするのが面倒であまり食べないのです。というか、梨とかスイカとかバナナとかは、時々食べているけれど、日記に書き忘れているのですが。

 15時を過ぎて、仕事がダレてきたので、再度外出。
 北千住東口の松屋で、新発売のハッシュドビーフ・ライスを食べてみる。まあ、普通のハッシュドビーフ。ところで、ハッシュドビーフとハヤシライスって、どう違うんだろう?いわゆるハヤシライスの方がカレーに近くてトロッとしていていろいろ具が入っているイメージがあるんだけど。
 で、この手の「ちょっと重いもの」を食べると、体調が悪くなる感じがある。しかし、以前のようにガクッとくるのではなく、体調の変化にちょっと神経過敏かなと自分で思う程度には改善されてきたが。しかしこれではお酒はダメだし脂っこいものも食べるべきではないだろう。

 自転車で帰宅。ここのところ、歩きを止めて自転車ばかり。歩くと、帰宅したらグッタリするので。

 ちょっと休んでから仕事再開。

 夕方、アマゾンに注文しておいた村上春樹の「小澤征爾さんと、音楽について話をする」が届いた。朝注文して夕方届くんだから、取り寄せに関しては、本屋さんは勝負にならない。
 この本は以前から気にはなっていたのだが、最近、相方が村上春樹を文学史的に研究しているので、それに刺激を受けて読む気になった。
 村上春樹は「風の歌を聴け」からしばらくは読んでいたのだが、ある時から読まなくなった。その理由は、たぶん、多くの評論家が村上春樹を批判するのと同じ理由で、だと思う。おれにとっては筒井康隆や小林信彦を追いかける方が面白かったし。しかし、エッセイは読んでいた。特に「海外逃亡中」の生活を綴った「遠い太鼓」は何度も読み返している。
 その「海外逃亡」については、文壇史に残る事件だと思う。そのときの村上春樹の心情は、N響にボイコットされて活動の場を海外に定めた小澤征爾に似てるんじゃないか、と昨夜メシを食べながら相方と喋ったので、この本を読みたくなったのだ。
 で、ちょっと読み始めたらモーレツに面白くて、仕事は中断。
 ソファにひっくり返って読みふける。
 音楽は好きだが自身が演奏するわけでもないしあまり楽譜が読めない(しかし聴きこんでいる)村上春樹が、一クラシック・ファンとしてして、マエストロ・小澤征爾とレコードやCDを聴きながら、いろいろ話を聞く。この感じが、おれが訊きたいことをそのまま代弁してくれている感じで、モーレツに刺激的で面白いのだ。もちろんおれは村上春樹ほどクラシックを聴きこんでいないし、分析的に聴いているわけでもないので、「代弁」と書いてしまうのは正しくないのだが。
 で、おれが以前から感じていたモヤモヤ(指揮者は具体的に楽譜をどう読み込んでオケを鳴らすのか、という根本的なもの)に対して、小澤征爾は具体的かつざっくばらんに答えている。しかも、他人や自分の録音を聴きながら「ここはもっと勇気を出せたねえ」「今ならもっとうまくやれるだろうなあ」と率直な感想も口にする。

 と、ここで、相方来訪。
 マルちゃん正麺の塩味を作って食べて、ポランスキーの「ゴーストライター」を見る。
 おれは原作を読んでいないが、相方は原作のファン。で、かなり忠実な映画化らしい。しかし、大事な場所が原作を変えてあると。
 映画としては、隅々まで神経が張り巡らされて、演出的にも凝っていて、まったく油断できない。ポランスキーの余裕の手腕というところ。
 島の中で話の大半が進行するというのは上手いし、カーナビが主人公を誘導して謎解きに寄与するというのは素晴らしいアイディアだ。脚本は原作者とポランスキーの共作。
 しかし……国家的重大事件、と言うワリには、なんだか、その事件と仕組みがチャチに感じてしまう。アメリカとイギリスは不可分の強固な同盟国なんだから、今更英国首相がCIAの犬だったとしても、あんまりオドロキはない。誇り高い英国民にとっては屈辱かもしれないが。ブレアが実際そうだったんじゃないかという疑惑があって、その話なのだが……。
 で、ブレア在任中に、英国市民である中東系の4人をテロの犯人(実際は無実だったらしい)として違法に拘束してCIAに渡し、CIAはひどい拷問をしたという事実を下敷きにしているらしい(たしかに言われてみればそういう事件があったなあという程度の記憶しかない)。おれの感覚としては、それだけで元首相が国際刑事裁判所に訴追されるほどのモノなのか?また、元首相の妻がCIA関係者だというのがそれほどのスキャンダルなのか、ピンと来ない。まあこれは、日本はイギリスとはまったく違った意味でアメリカに従属していなければいけない国で、そういう空気に染まっているからピンと来ないのだろうけど……。
 このメイン・ストーリーがピンと来ないので、映画全体の「政治サスペンス」が迫ってこない。これが「ロシアの手先だった」としたら話のメリハリはついただろうけど(その代わり、大時代過ぎて、いつの時代のハナシですかということになるだろうが)。
 主人公がネット情報を有力な情報源にするのもなあ。そんなに簡単にネット情報を鵜呑みにしてもいいの?ウラは取らないの?
 で、そういう主人公の行動が、なんとも軽率。まあ軽率でなければ「陰謀」に巻き込まれないし、お話も展開しないのだが。
 エンディングは映画と小説は違うらしい。映画の終わり方は、極めて映画らしくて、これはこれで「決まった!」とかけ声をかけたくなるが。

 と、いうことで、相方とブドウを摘まみながら見た。

 相方帰って、おれは村上春樹の本に戻る。
 面白くて読みふけり、気がついたら2時。
 慌てて寝る。

本日の体重:90.10キロ
本日の摂取カロリー:2146kcal 
本日の消費カロリー:日常生活+α 

2012年9月17日 (月曜日)

様子を見つつ……

 7時前起床。
 朝のモロモロを済ます。
 昨今の情勢を考えるに、勇ましいことを言う連中の声はデカイ。しかし、連中に乗るな。乗ると大変なことになる。それは戦前と同じ。で、勇ましくない連中の声は小さい。勇ましい声に影響されて逡巡する部分もあるから。しかし、勇ましくない声も大きく上げ続けないと、これまた戦前と同じ事になる。
 幸い、戦前みたいに特高警察や憲兵は存在しないんだから、言うべき事は言おう。

 2ちゃんねるにも時々、傾聴すべき書き込みがある。
 尖閣の件は、中国を刺激することは判っていたんだから、国有化するにあたっては周到な根回しと準備が必要だった、と。
 実際、政府は、イシハラと知事の顔ばかり見ていたとしか思えない。外務省はアメリカから「尖閣は日本のモノ」というお墨付を引き出そうとしたが決定的な言葉はなかったし。
 尖閣も竹島も、戦後処理の中でアメリカが曖昧にしたから火種が残った、とミラーマン植草氏は書いているが、それはその通りだと思う。もっと言えば、尖閣に関しては明治政府の処理の徹底が足りなかった、とも言える。
 だったら、尖閣も竹島も、従軍慰安婦問題も、国際司法裁判所に持っていく方が賢いと思うがなあ。

 朝飯は、トースト2枚にゆで卵、コーンフレーク。

 天気は、朝のウチパラパラ来たが、その後は晴れそうだと気象レーダーが示すので、洗濯して干す。

 ここ数日、外出するとどっと疲れるので、外に出ても自転車を使い、脂っこいものは避けて、すべてに控えめな生活をしていたら、体調は徐々に回復してきた。現在65%。

 で、仕事。
 引き続き、「第2章」を進める。イメージが固定してきて、ようやくスピードが上がりはじめた。
 実際に取材したことをフィクションとして濾過するには工夫が要る。今まで取材してすぐ書く、という事をしていなかった(過去の記憶を元にしたり、二次資料三次資料を参考にしたり)ので、うっかりすると見聞きしたことをそのまんま書いてしまいそう。それはマズいのだ。

 遅めの昼飯は、ほうれん草とベーコンのスパゲティを食べたかったが、麺を切らしてしまい、買いに出るのも面倒なので、ご飯のおかずにする。
 炒め物をすると、換気扇が弱体なので、部屋に匂いがどうしても籠るなあ。炒め物をしないわけにもいかないしなあ。

 食後、仕事再開。

 中国は成都でビジネスをしている友人に安否確認のメールを出したら、返事が来た。当地は平穏で、ごく一部が騒いでいると。しかし行きつけの日本料理店はドアに鍵をかけて常連しか入れないようにしていると。
 で、テレビは日中戦わば、ということばかり流していると。こういうマスコミの軽薄さとバカを煽動してウケを狙うのは日本も中国も同じですな。で、戦争の結果は、当然ながら中国が勝つと。
 彼の私見に寄れば、今回の騒動は、政権交代に伴う権力闘争に日本が利用されてしまったのだろうと。
 そういうとばっちりを隣国が受けるというのは、中国は何と未開な国だろう。
 おれの周囲には中国でビジネスをする者が多いが、チャイナ・リスクもあるだろうに、どうしてああいう「よく判らない国」で商売しようとするのか理解出来ない。まあ、経済が急成長している国だから、それだけ儲けのチャンスもあるのは事実だろうが。実際、この友人はかなり儲けているようだが。
 しかしまあ、ハイリスク・ハイリターンであることは間違いないだろう。
 中国政府も、ヘタに民度を上げると政治が難しくなるから、あえて民衆をバカなレベルに留め置いている、としか思えない。
 というか、そういう国を相手にするんだから、それなりの戦略を持って周到にやらないと、いつも迷惑をかけられるばかりだ。隣に理屈が通らない乱暴者が住んでいると思って、それなりの対策を立てないと。イシハラみたいな事を言っても、それは国内ではウケるが、ただそれだけのことだ。かと言って、世界に向けてアピールを続けないと国際社会には声のデカい馬鹿の言うことが通ってしまうので、だからこそ、周到な作戦が必要なのに……これまでそういう作戦は……一応、中国とは「棚上げ密約」をしていたとはいえ、中国は尖閣沖の海底資源開発に手をつけてるし……。

 で、夕方になると休息に元気がなくなる。まだまだ本調子じゃない。
 秋に、寝室の改装をやることに決めた。ベッドを買い換えて、本棚の配置も換える。低い位置に梁が出ているから、家具を買い換えなければならないが、今使っているのは、もう20年以上使っていて、しかも、貰い物のカラーボックスみたいな整理棚だから、買い換えてもいいだろう。ベッドも貰い物だし。
 仕事に一区切ついたら、またIKEAに行こう。

 シャワーを浴びて髭を剃って、外出の支度。
 
 夜、相方に渡すものもあるので、北千住マルイのレストラン街で食事。先代猿之助がプロデュースしたという店のチェーン。九州料理の店。おれは銀鱈の西京焼き定食を食べ、サラダと鶏の香味焼きを相方とシェアする。昼も炒め物を食べたし、徐々に普段の食事に戻したい。アブラ抜きの食事の方がダイエットにも健康にもいいとはいえ、魚中心の食事となると、なかなか大変だ。
 もちろん、お酒は抜き。

 帰宅すると、グッタリ。
 テレビをボンヤリ見たりして、少し仕事もして、23時過ぎに就寝。

 が、どういうわけか、暑くて寝苦しい。エアコンを強くしたり、ソファに移ってしばらくひっくり返ったり。酒も飲んでいないのに、どうしてこんなに寝苦しいんだろう?
 トイレも何度も行って、やっと部屋の寒いくらいに冷えてきて、ベッドで寝る。

本日の体重:90.20キロ
本日の摂取カロリー:1971kcal
本日の消費カロリー:日常生活+α 

2012年9月16日 (日曜日)

肝臓を休めつつ、仕事

 7時起床。

 いろいろムカつくことをまとめて日記に書いたら、時間がかかった。
 尖閣が燃えて、竹島はどこかに行ってしまった感があるが、この際、尖閣も竹島も北方領土も従軍慰安婦も、全部国際司法裁判所に提訴して裁きを受ければいいではないか。まあ、その「判決」に民度の低い隣国の連中が納得するかどうかはまた別の話だが。
 民度の低い連中は、ちょっと刺激すると燃え上がるんだから、イシハラと知事みたいなのが刺激するからこうなった側面が強い。
 で、この暴動で中国に進出した日本企業が甚大な損害を被っているのに、経済界は沈黙したままなのはどうして?
 原発ゼロで電気代が上がると工場は国外に出て産業空洞化になるとか日本経済は耐えられないとかいうが、その前に、低コストを求めて競って中国に進出した結果をどう考える?
 商売を考えるなら、ソロバンと国家のプライドを秤にかけて、バランスを取るべきじゃないのか?なのに、経済界は「反原発」勢力にはアレコレ上から目線で言うクセに、イシハラとか右翼には沈黙。
 おかしいだろ。
 資源調達を含めて、隣国とはもう切っても切れない関係になってしまったんだから、なんとか上手くやっていくしかない。長期的には、より安いコストを求めて東南アジアやインドに移ることは当然視野に入るだろうが、インドはインドでスズキがトラブっているし、発展途上国に進出するリスクは大きい。
 だったら工場の国内回帰って話がどうして出ないのだろう?人件費とか円高で採算が合わないというが、訳のわからん理由で暴動が起きて会社がメチャクチャにされるよりは、なんとかコストを下げるとか、高コストでも売れる商品にもっとシフトするとか、これまで働かせてきた知恵をもっとフル動員出来ないものだろうか?
 中国も、「ごく一部の富裕層と多くの貧民」「ごく一部のエリートと大半の未開人」で構成されていることを世界に広く示してしまったわけで、これは国家として大きな損失だと思うぞ。自分が勤める工場や店をメチャクチャにする民度のバカが揃ってる未開国だと世界に宣伝してしまったわけだし。

 で。
 体調は、口に入れるものを考えてみた。
 良質なタンパク質がいい、というので、牛乳。牛乳はある程度は腹も膨れるので一石二鳥か。
 そのせいか、激しい空腹は収まる傾向にある。
 ネットで症状を調べると、なんだか糖尿病に似てるんだよねえ。
 しかし……水分が欲しくなるのは夏だしねえ。激しく喉が渇くという状態ではないし。
 トイレは近いが、これは以前から精神状態によっては近いし、エアコンが効いていると近くなるし。
 激しい空腹感、というのがモロに当てはまるし、疲労感と脱力感というのも当てはまる。
 連休明けに病院に行ってみよう。たぶん肝機能の数値は凄く悪いと思う。

 で、今日は外に出ないで、冷蔵庫にあるモノで腹を満たす。
 昨日買っておいた豆腐で、「すき焼き風肉豆腐」を作る。キッコーマンの「お総菜のもと」を使って。これ、ほとんど豆腐を食ってるようなものだから低カロリーだしヘルシーなはず。
 すき焼き風だから、玉子を付けて食べる。美味い。

 仕事は、ゆっくりだが、進む。相方のメモをきちんと消化せずに書き出すと、あとから慌てるので、熟読してアタマに完全に入れて。

 近所の神社が御神輿を出して賑わっているが、外に出ると疲れるので、我慢。本当は、近所のこういう催しには積極的に参加したいのだが。

 なので、夜も外に出ず。刺身とかを食いたいが、買い物に行きたくないので、寿司の出前を取ることに。いろいろ調べて、うどんと寿司のセットがあるので、頼む。

 炭水化物が多いので、糖尿病だとしたらいけない食事だと思うが、カラダには優しいだろう。けっこう腹持ちもいいし。

 「鉄腕DASH」を久々に見る。DASH村が原発事故でほとんど放棄せざるを得なくなったので、「無人島」に活路を求めた。
 里山のある、どこか凄く懐かしいDASH村の穏やかな生活は、とても素晴らしかったがなあ。島を開拓するのは大変そう。元々済んでいた人たちが残した「遺跡」を再利用出来るとは言え。

 風呂に入ったあと、仕事したりテレビを見たり、くーたんと遊んだり。
 「情熱大陸」は、振付師ユニット「エアマン」。職人に徹するその仕事ぶりは凄い。おれも「職人」のあり方には憧れるが、なかなかその「プロ根性」「プロ意識」に徹することが出来ない。
 商業ベースで小説を書いている(つまり、金銭や生活を気にせず純文学を書くのと正反対の著作生活を指す)と、どうしたって「職人的手腕」が求められる。そこで職人に徹して、編集者が求めるものを、約束した期日に、期待されるクオリティ(売れるということ)で産み出す、というのは凄いことだと思う。エンターテインメントの世界は、実質、そういう職人的仕事が求められるし、それが必要。では、あるのだが……。
 「エアマン」を構成する彼らが、自分を殺してクライアントの求めだけに応じているようには思えない。というか、自分を殺していると、いつかどこかで破綻が来る。要は、何事もバランス。職人意識と芸術家的欲求、商売と国家のプライド、どれも同じ。

 「アシタスイッチ」は八嶋智人と黒田知永子。この番組、出て来る有名人が「抱えている問題」の存在は見せるが、それについてはほとんど触れないのが食い足りない。まあ、その部分を突っ込むと、かなりドロドロが吹き出して重くなり、この番組のコンセプトに合わなくなるんだろう。三宅裕司と立川志の輔の時は、かなりのドロドロが垣間見えたが、それだって、「垣間見えた」だけ。日曜の夜遅くにドロドロは見たくないわねえ。

 その後のスポーツ番組で、野村さんと金本のミニ対談。これは、番組のフォーマットを変えてでも、もっと見たかった。努力の人を高く評価する野村さんの、金本への思いをもっと聞きたかった。
 金本には、是非、阪神の監督になっていただきたい。

 で、0時を過ぎて、就寝。

本日の体重:計るのを忘れた
本日の摂取カロリー:1874kcal
本日の消費カロリー:日常生活程度

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