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2013年5月 2日 (木曜日)

「第3章」に突入し、二期会「マクベス」に感激!

 8時過ぎにくーたんに起こされる。

 晴れ。

 洗濯とか、家事などモロモロやって、仕事開始。

 「第3章」は、相方のメモというかトリートメントというか下書きがあるので、かなり早く進むだろう。

 昼前に、外出。昨日、ヘソクリを普通口座に移すのを忘れたので。先々月分までのヘソクリではiMacの代金に足りず、先月分を足して丁度という感じ。

 三菱東京UFJ銀行千住支店に行ってヘソクリ口座からお金を下ろして普通口座に入金したはずが、後ろに大勢並んでいて焦ったのか、ヘソクリ口座にそのまま戻してしまったのにそれに気づかず、「記帳されていない!」と係のヒトに相談。しかしヘソクリ口座の通帳をよく見たら、同じ額の出し入れが記帳されていた……。

 ヒトは、こんな風に老化していくのだろうか?

 銀行で余計な時間を食って、バーミヤンでブランチ。チャーハンと半ラーメンと餃子のセットを食う。これだけで1000kcalを軽く越えてしまう。

 帰宅して、仕事再開。

 で。

 今夜は上野の東京文化会館で二期会のヴェルディ「マクベス」を見る。コンヴィチュニーの演出を見たい。

 少し早めに出かけて、マルイのフードコートにあるサブウェイでBLTサンドを食う。

 相方と合流して、常磐線で上野へ。

 マック版「乗換案内」では17時49分発となっていたが、駅の表示板では17時46分。iPhoneの乗換ソフトでも17時46分発。おれが日比谷線と見間違えたのか?

(*しかし帰宅して確認したら、「乗換案内」のほうが間違えていた!)

 上野着。

 4階Rサイド。列を間違えて座ったら、隣のお姉ちゃんに露骨に嫌な顔をされた。チケットを見たら列を間違えていたのですぐに移ったが、てっきり恋人かなんかの席かと思ったら、そこには誰も来なかったぞ。

 出演者の親戚が総動員されている感じで、オペラ馴れしていない感じの「親世代」が多い。しかもトクホンやサロンパスの匂いがキツい!

 前半は、魔女の存在を前面に出して強調したり、暗殺場面をエアポンプで赤い紙屑を吹き上げさせて表現したり(これは秀逸!)、首がなかったり手がなかったりする死体やゾンビみたいな死体がゾロゾロ歩いたりして、死のイメージを強調する演出は面白かったが、休憩を挟んだ後半は、とにかく演出が圧巻でいっそう素晴らしく、息を飲んだ。とにかく凄かった!

 客席も、前半だけで帰ってしまった客が多くて空いてる席に移ったりしてゆったり見られたのだが……。

 マクベスとマクベス夫人はスコットランド支配を確実にするために力を持って制圧する。マクベス夫妻はマシンガンを乱射!

 舞台は死屍累々。

 が……。死体が一人起き二人起きして、「祖国は愛する国とは呼べなくなった」の合唱(スコットランドからの亡命者の合唱)は、現代の世界中で起きている地域紛争を否応なく想起させて、涙が出た。とてつもなく悲しい場面になっていて、これまで見たどの演出よりも、「圧政でひどい目に遭うのは民だ」と言うことをハッキリ見せる。

 そして……。

 すべてが終わって、マクベスは滅び、スコットランドに平和が戻ったと思ったら……。

 舞台は一気に転換して、魔女たちがこのオペラをラジオで聴いている、というメタな構造にあっという間に変化して、幕。

 うわ、と思いましたね。

 なんという結末なんだろう!

 寓話的意味の重さも考えさせられるが、暗転もしないまま、バーナムの森が一気に魔女の館に変化してしまう、というダイナミックな舞台マジック!

 巨大なオペラが一気にラジオの中にコンパクトに収まってしまったような、人間の数々の愚行も取るに足らないバカらしい一コマなんだよとでも言うような、矮小化(なんだろうか?)。

 いろんな意味とか演出意図を考える事が出来るが、おれはとにかく、舞台転換がかくも鮮やかになされて、世界が一気に変わってしまったのに唖然呆然ビックリ仰天してしまった。

 なんてことをやってのけるんだ、という驚嘆。

 思ってもいなかった展開。

 

 この強烈な演出に、ブーイングを浴びせたバカがいた。お前はオペラを見る脳を持っていないんだから、さっさと巣に帰れと叫んでやりたかったが、まあ、ブーを言う権利はあるだろう。しかしおれにはブラボーを叫ぶ権利がある。

 おれと相方はブラボーを叫んだ。ホントは恥ずかしいんだが、おれのこの演出を断固支持するという意思表明をしたかったのだ。

 終演後も、しばらく興奮醒めやらず。

 この公演は、歌手がどうとか合唱は新国の合唱団の方が巧いとか、そういうことはどうでもいい。

 この演出を語るべきだ。

 コンヴィチュニーの名声は知っていたが、カレが演出したオペラを見るのは初めて。

 こんなに素晴らしいのなら、彼の演出作品をすべて見たくなった。

 伝統的な演出もいいし、珍奇でオペラをぶちこわすような新演出は迷惑至極だが、内容をきちんと吟味して、より現代にアピールする新しい演出はエキサイティングで、作品の持つ多様性や今に通じるポテンシャルを充分に引き出せているなら、新演出の方が好きだ。伝統的な原作通りの時代設定の古典的演出の意味は尊重するが、見ていて面白くて知的に刺激されるのは、今夜のコンヴィチュニーのような演出だ。

 伝統的演出を好まれる赤川次郎先生はコンヴィチュニーがお嫌いかもしれないが……。

 上野の新しいビルにあるペッパーランチに入って、相方と喋りまくりつつ、食事。おれはこの店にしかないのかもしれない「ペッパー・スパゲティ」を食う。ご飯の代わりにスパゲティがあるのだが、これ、結構美味いぞ。それと、ローストビーフのサラダ。これも美味かった。それとグラスビール。

 23時過ぎに帰宅。

 くーたんにご飯を出し、風呂に入って、ゴミを出し、1時過ぎに就寝。

 明日はラ・フォル・ジュルネの、間違ってチケットを買ってしまったコンサート。寝坊したら行くのを止めよう。

本日の体重:91キロ

本日の摂取カロリー:2690kcal

本日の消費カロリー:日常生活+135kcal+429kcal/7338歩

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