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2013年5月22日 (水曜日)

テニスを休んで新国で「ナブッコ」

 7時過ぎ起床。

 ずっとエアコンを回しっぱなしだったので、寒い。熟睡も出来なかった感じ。

 晴れ。

 アメリカ・オクラホマの竜巻は凄い惨状。街が根こそぎ吸い取られた感じ。アメリカには地震や大津波は無いかもしれないが、強烈なハリケーンや竜巻がある。

 こういう天変地異は、どうしようもない。温暖化の影響はあるにしろ……。

 昨日直した「第5章」だが、再度の直しというか加筆の提案が相方からあり、納得。

 が、そのまえにメシ。

 なんだかんだしているウチに時間も11時を過ぎたので、ブランチ。

 今日も「柏屋」に行くが、腹が減っていたので「炙り焼き豚そば」にする。

 食後、図書館に寄って、リクエストしていたストラヴィンスキー自伝を借りる。

 帰宅して仕事開始。

 「第5章」の加筆はそう時間がかからず終了し、ついでに昨夜直した「エピローグ」ももう一度見直して手を入れる。

 「あとがき」は、やっぱり難しい。書きすぎるとネタバレになったり「作者の言い訳」になったりしてしまうし……。書店で本を手に取ってくれたお客さんに読みたいと思って貰えるような「あとがき」は……って、そういうことを考えるのがいかんのかな。もっと自然体で望むべきなんだろうなあ……。

 借りてきた「ストラヴィンスキー自伝」は2種類あるが、どっちも1936年に出たものが親本。別の訳者が別のアプローチで翻訳している。

 おれが読みたかったのは「春の祭典」前後のこと。やっぱり、おれが感動した記述は自伝ではなく、ロバート・クラフトと対話した「118の質問に答える」に載っていたのか。

 寝不足なので、風呂に入ってから1時間ほどソファで仮眠。

 

 今夜は新国立劇場で「ナブッコ」を観る。毎度のことだが、チケットを買うときに締切がどうなっているかなんか予想もつかない。

 出先から直行する相方とは、初台の駅で待ち合わせる。

 北千住からだと、岩本町乗り換えが一番速いと乗り換え案内には出てきたが、一度地上に上がって乗り換えるので、面倒だぞ。

 階段を上るのがしんどくなってきた。ジーンズもきついし。

 去年の引っ越しの時、毎日1200kcalくらいしか食えずに引っ越し作業という「労働」をしていたら、あっという間に体重が減ったし、この冬に風邪を引いて、この時もメシが食えなかったらあっという間に5キロくらい減った。

 だから、次の仕事の合間くらい、絶食に近い減量を……いやいや、そんな無理をするとその時だけは減るけどリバウンドするのは必至。

 やっぱり時間のあるときは、歩こう。そして出来ればジョギングしたい。

 

 予定通り相方と落ち合って、まずはオペラシティのサブウェイに行く。

 サブウェイは客の好みを聞いてオーダーメイドで作ってくれるのはいいが、店員が少ないからかなり待たされる。先に並んでいる客が要領を得なかったり注文が難しかったりすると待ち時間がどんどん増えていく。今日も20分も待たされたぞ。

 成城石井でおやつを買って、「オペラパレス」(この名称、やっぱり恥ずかしいよねえ)へ。

 客席の端に座っているおっさんがまったく足を避けてくれないのでムッとしたが、どうもこの人、足が不自由だったらしい。でも、脇に避けるくらいできるだろうに。

 ステージには、ショッピングセンターのセットが!

 今回は英国の演出家による「読み替え演出」だと聞いていたが……。

 すでにそのセットには人がいて、ショッピングセンターを歩いたりベンチで新聞を読んでいたりエスカレーター(動かない)で上ったり。アップルストアみたいな店があって、ちゃんとiMacが作動していたり、イートインのあるケーキショップではマスターが飲み物を用意していたりして、芸が細かい。セットも精緻で素晴らしい。タッパのある舞台を活用して二階建て(下の階もあるから3階建ての構造)で、見応えがある。

 しかし……伝統的演出がお好きな赤川次郎先生なら大いに嫌うだろうなあ。

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 この「ナブッコ」、例の有名な合唱「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」が有名で、掛け値なしの名曲だが、オペラを観るのは初めてだし、筋もよく知らない。なので、読み替え演出の意欲がどんなモノか真価が判らないのが残念。

 で、舞台上では、買い物を楽しんでいる客で溢れるショッピングセンター(デパート)をゲリラが襲う。なんか、物欲を悪・業のように捉える原理主義的ゲリラのような感じ。デパート関係者のような男がバットで応戦しようとして敗れるところで笑ってしまいそうになった。

 客の中には「終末は近い」みたいな「あの手のありがちな文言」を書いたサンドイッチマンがウロウロしているが、この人がえーと……。

 原典ではゲリラのリーダーが……デブな女性が「女奴隷だった私が女王になる」とか歌っているが……ええと。

 「マクベス」も「リゴレット」も「モト」を知っているから新演出にすんなり入れたが、「ナブッコ」はなあ……。

 以前はこういう「読み替え演出」を毛嫌いしていたおれだが、今はすっかり楽しみになっている。あのオペラがどう変身しているのか、それを観るのが楽しみなのだ。

 本来の物語は……

『バビロニア王ナブッコはイェルサレムを侵略しようとしている。ナブッコにはアビガイッレとフェネーナ2人の娘がいるが、アビガイッレはナブッコが奴隷に産ませた娘だった。イェルサレムの大祭司ザッカリーアはフェネーナを人質にとっていたが、フェネーナを愛するイェルサレム王の甥イズマエーレにより彼女は解放され、バビロニアは勝利を収める。自らを神と宣言したナブッコは稲妻に打たれ正気を失い、王座をアビガイッレに奪われる。アビガイッレは父を幽閉し、ヘブライ人とフェネーナの処刑を命じる。正気を取り戻したナブッコはヘブライの神に許しを乞い、フェネーナを救出、ヘブライ人を解放する。アビガイッレは許しを求めながら自害する』

 音楽的には、主役3人がとにかく素晴らしい。こんなに素晴らしい歌声を手軽に聞けるんだから、新国立劇場バンザイだ。

 ナブッコ:ルチオ・ガッロ

 アビガエッレ:マリアンネ・コルネッティ

 ザッカーリア:コンスタンティン・ゴルニー

 そして……

 イズマエーレ:樋口達哉

 フェネーナ:谷口睦美

 ベルの祭司長:妻屋秀和

 の日本人キャストも秀逸。樋口さんはイケメンでジャニーズみたいでカッコイイぞ!谷口さんは美しいし、妻屋さんは安定していて安心。

 東フィルも素晴らしい。輝かしい音を出していた。

 そして……いつも素晴らしい合唱を聴かせてくれる新国合唱団。今回はかなり芝居もして、ご苦労さん。相変わらず新国の合唱は本当に素晴らしい。

 要するに、デパートの客はイェルサレム市民で、サンドイッチマンがザッカーリアでナブッコでデパートの人がイズマエーレでゲリラのリーダーがナブッコ、ということでOK?

 ドイツ人がこういう「新演出」を好むのは判る気がする。毎度毎度同じオペラを観ていたら、毛色の変わった解釈や演出で見てみたいと思うだろう。あの保守的なMETも新演出を大胆に採用しているんだし。

 伝統演出が好まれているはずのイタリアだって、トリノだったかジェノヴァだったかの「連隊の娘」とか成功した新演出を産み出している。この「連隊の娘」の演出は世界的にヒットしてウィーン国立歌劇場でもMETでも使っていたなあ。

 まあ、今夜の演出は賛否両論だと思う。おれはとても楽しんだが、積極的に支持はしない。二期会の「マクベス」は、誰がなんと言おうが断固支持!だが。あの演出はテーマと強固に結びついて、激しい感動を呼び起こしたと思うから。少なくともおれは、激しく感動した。それに対して今夜の演出は、「ナブッコ」へのおれの理解がないこともあって、面白かったけどスベッたかもね、と思う。

 本来なら跳ねた後相方と語り合いたいところだが、相方には仕事がある。「第5章」「エピローグ」の推敲がある。ここは何卒頑張って貰わねば。

 北千住の「富士そば」でカレーを食ってしまった。休憩時間に成城石井のメロンパンを食べて、それは評判通り美味しかったが、足りない。

 帰宅して、シャワーを浴びて、なんだかんだしていると0時を回ったので、慌てて寝る。

 くーたんと遊ばなかったので、不満そう。

 電気を消したらベッドに上がってきたので、しばらく抱っこしてやる。

本日の体重:計るのを忘れた

本日の摂取カロリー:1985kcal

本日の消費カロリー:日常生活+α+386kcal/6382歩

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