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2013年5月15日 (水曜日)

虚心坦懐にいきましょ〜!

 7時30分起床。

 晴れ。

 朝のモロモロも早々に、朝飯。

 今日は久々に、パンケーキを焼く。しかし久々だったので、焼く案配を忘れてしまって、けっこう焦がしてしまった。3枚焼いて3枚目がまあまあの出来。メープルシロップと手製のホイップクリームで食べる。

 まあまあの出来。満腹。しかし甘味でパワーが出た感じ。

 その勢いで、仕事開始。「第4章」の直し。

 やっていると、光文社T氏よりメールの返事が。

 今回は短くてもよい、との事。安堵すると共に、内心忸怩たるものがある。

 というか、長さに関しては、おれの思い込みかもしれない。話の構造上、今回は400ページの大作になるものではなかったと思う。内容というかプロットによってはコンパクトでもきちんとした作品に仕上がればいいか。小説は長ければいいと言うものではないのは当然のことであるし、「長いのが安達のスタイル」と思ってるのはおれだけかもしれない。そんなことより、刊行予定を守ってプロの仕事をする方が大切、ということだなあ。

 相方から直しと「第5章」分のメモが届き、電話で確認など打ち合わせをする。

 で、村上春樹の小説の話になって、「面白かったら裏読みとかしないでそのまんま笑ってればいいんじゃないの?」と言われて、ナルホドと思うと同時に、ハッとした。

 イヨネスコとかピンターといったアチラの不条理劇って、劇作家当人は笑わせようと思って書いているのに、新劇の人たちは「意味深な深刻な芝居」、つまり「深刻劇」として上演して、観客も「不条理劇って難解で高級なもの」と思い込んで眉根に皺を寄せて見る、という「逆不条理」な状態になっている(いや、なっていた、か)。

 以前、小林信彦がイヨネスコの芝居を気軽に見に行ったら、いかにも「深刻劇」を上演しているという空気が漲っていたし、役者がギャグをギャグとして演じないから観客もまったく笑わずに、深遠な不条理を生真面目に鑑賞していた、と。

 ま、今は違うだろうが、そういう心理を、おれは村上春樹の小説に抱いていたのかもしれない。

 エッセイでは普段着なのに小説だとヨソイキになって、その村上春樹流ヨソイキの表現に波長が合わなかったのかもしれないし。

 この仕事が終わったら、小説も読み返してみよう。

 お昼過ぎに、「第4章」の直し完了。

 「第5章」に入る前に、外出。くーたんのサプリメント(整腸剤のようなもの)が切れたので、北千住東口まで買いに行く。

 そのついでに、「福しん」でチャーハンと餃子を頼んだが、頼み方を間違えて半ラーメンもついてきてしまった。

 もちろん、残さず食べる。

 帰宅して、「第5章」開始。あと1章なら、締切は絶対に守れるぞ!

 が、夕方、失速して、ちょうど届いたクリュイタンスとアンセルメの「アルルの女」「カルメン」組曲を聞き比べつつ、昼寝。

 クリュイタンス盤は悪名高い国内リマスター盤だったが、音質は良好で、演奏はもちろん最高。クリュイタンスとパリ音楽院管弦楽団のコンビは、やっぱりフランス音楽の最高峰だ。

 アンセルメ盤は、LPを子供の頃から愛聴していて、親しみ深い。新たなCDが出たので買い直した。

 が、定評あるDecca録音なのに、帯域が狭い感じで音が痩せているのにビックリ。え~こんな音だったっけ?とかなりガッカリ。リマスターが失敗しているのか?まあ1958年の録音だしなあ。別のCDならもっと豊かな音なのかなあ?

 そのあと、ショーソンの歌曲「愛と海の詩」をヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスのソプラノで聞く。実はこれ、曲名を間違えて注文してしまったのだが、ショーソンの代表的作品でもある。

 聞きながら、寝る。

 テニスを休んで仕事をしようかと思ったが、身体を動かしておくのも大切だし、動いていると脳が刺激されていいアイディアも浮かぶかもしれない。来週は休まなければならないので、頑張って行くことにする。

 スポーツクラブの真ん前にある肉屋でメンチカツを買って、頬張る。本当はコロッケを食いたかったが品切れだった。肉屋のメンチとかコロッケって、どうして美味いんでしょうね?

 スポーツクラブのロビーにあるテレビで、鎌倉市が由比ヶ浜などの「命名権」を鳩サブレの会社に売ったことを報じていた。地元の会社だから妙ちくりんな名前をつけるとは思わないが、それにしても建物の名前を売るならまだしも、地名を売るなんて。由比ヶ浜が違う名前になるなんて、信じられない。鳩サブレの会社の良識に頼るしかないなんて……。

 鎌倉市って、そんなにお金がないの?お金持ちがたくさん住んでるんじゃないの?

 テニスは、あんまり宜しくなかった。空振りしてしまったり。疲れているのか?しかし、コーチとの試合で、ボレーは一発決めることが出来たが。

 プールで泳がず、風呂に直行。

 内風呂と露天風呂の間のドアをキチンと閉めないルーズなオッサンにムカつく。なんだか「シリアル・ママ」になった気分。いや、最近は公共のルールを守らないアホどもに激しい怒りを覚えるのだ。これはもう、完全にシリアル・ママ化している。

 そういや、マツコ・デラックスって、登場したときから既視感があったのだが、判った。ジョン・ウォーターズの作品の常連だった、モンスターのような巨漢の女装人、デヴァインの日本人版じゃん!と思ったのだ。しかしマツコは極めて聡明でインテリジェンスに溢れているが(デヴァインがそうではないかどうかは写真しか見たことがないので判らない)。

 帰路、イトーヨーカドーのフードコートでネギトロ丼を食べる。今日は野菜を摂っていないので、なにか野菜を、と思ったが、ロイヤルホストでサラダを食うのもなあ。小坊師で野菜ラーメンを食うのもなあ、ということで、ネギトロ丼。

 区営の駐輪場の出入り口でクソガキが集まっていつまでも喋っている。出入りの邪魔。ぶつかりそうになったので、「危ないよ、退け!」と言ったが、声が小さかった。ガキ相手にナニをびびってるんだと激しく自己嫌悪。

 帰宅して、くーたんにご飯を出し、夕刊を読み、くーたんとちょっと遊んで、さあ寝ようと思ったが、ついつい、昨日録画した鈴木清順の「けんかえれじい」を見てしまった。ところどころ早送りしながら。

 川津祐介演じる喧嘩の師匠スッポンが学校に乗り込んで教師たちと対決する場面が最高におかしいのだ。スッポンが指で弾く「豆」が画面いっぱいに飛んで来る。映画館で初めて見たときには驚いてのけぞって、満場大爆笑になった。

 痛快無比。

 会津に転校した主人公キロクは、「会津魂」を嫌になるほど連呼するくせにその中身はセコイ連中を痛罵して喧嘩にも勝利。しかし校長(玉川伊佐男がいいんだなあ!)は叱るどころかキロクを褒める。

 で、キロクはもっと大きな喧嘩を求めて東京へ。時は226事件の直後……。

 やっぱりこの作品は、傑作だ。鈴木清順の演出が人を食っていてもの凄く面白い(浜村純の「アヒル先生」のくだりとか)し、新藤兼人の脚本がこれまた素晴らしい(鈴木清順が大幅に改変して現場でも即興で撮ったので新藤兼人は激怒したらしいが)。

 そして、山本直純の音頭ふうの痛快な音楽!

 いつも日活ギャング映画でヤクザをやっている連中(野呂圭介とか!)が旧制中学生になって「マスをかきすぎてバカになった」とかボヤいているし……高橋英樹も旧制中学生キロクになっているが、実に不思議なことに、違和感がないんだよねえ。

 しかし旧制中学生に扮した役者は、高橋英樹を含めてみんな丸刈りにしてるし、細部は本当にきちんと作っている。

 凄いなあ、と感嘆。特に文芸大作として作られたわけではなく、これ、「続東京流れ者」の併映作品でしょ?予算も撮影期間も乏しかっただろうに、風格というものがある。

 そのあと、村上春樹の「雑文集」の音楽エッセイを読んだりしていたら、1時になってしまったので、慌てて寝る。

本日の体重:91.20キロ

本日の摂取カロリー:2558kcal

本日の消費カロリー:日常生活+702kcal+281kcal

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