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2013年5月16日 (木曜日)

仕事のみの一日

 9時起床。

 晴れ。

 今日は10時にケーブルテレビの電波状況調査が来るから、それまで洗濯して干したりして朝のモロモロを済ませる。

 10時過ぎにケーブルテレビの人、来訪。なんでも千住の一部の地域でスカイツリーから電波が出たときにNHKが映らなくなるという「怪奇現象」が多発しているのだそうだ。どうしてこんな現象が起きるのか、さっぱり理解出来ない。普通に考えたらあり得ないはず。

 ウチは建物全体としてケーブルテレビの信号を全戸に分配しているが、ケーブルテレビとは契約していない。アダプターが邪魔なんだよね。

 で、BS衛星放送はスカパーと契約しているけど、日本映画専門チャンネルとか、金払ってるけど全然見てない。解約しようかな。テレビを見ている時間はないし、保存しておきたい映画はwowowでも放送するし、大切にしたい作品はDVDとかブルーレイを買ってしまうし(外国映画は安い!)。

 ウチは異常なかったのでケーブルテレビの人はほどなく帰る。

 仕事開始。

 

 ご飯を炊いて、ブランチ。昨日買ったハムカツを温め、キャベツの千切り、ポテトサラダ、炒り豆腐とともに食べる。

 仕事再開。

 残された時間で2章書くのは至難の業だと思ったが、1章減ったので、安堵。しかし気を緩めてはいけない。このまま完走して締切に滑り込まなければ。

 直言を売り物にしてきた橋下サンだが、今回の「アメリカ軍は風俗産業を活用しろ」発言は、産経新聞も読売新聞もどこの右寄りの雑誌も応援してくれず、逆にアメリカと女性票を敵に回してしまった。

 歴史的に見れば、軍隊に「女」はつきものだった。そんな昔に遡らなくても、ベトナム戦争の時を思い起こせばいい。戦闘意欲と性欲は直結する、いや、戦場の恐怖をセックスで埋める、というのは古今東西の歴史が示しているが、そのへんは言わずもがななことで、政治家がはっきりと大きな声で言うべき事ではなかった。ああいう風に言われたらアメリカ軍だって反論しなければならなくなるし、女性団体は当然、猛然と反撃する。

 応援してくれるはずだった右系のマスコミが黙ったままだったのは計算違いだったのか?

 ま、どっちにしても、橋下サンは、このへんの「政治感覚」が疎かった。国際感覚ではなく、政治感覚。政治家的なタテマエをきちんと判っていなかったということだろうなあ。

 この先、橋下サンが潰されるとしたら、それは「アメリカの逆鱗に触れたから」ということになるんだろう。小沢一郎が政治家として「潰された」(策士策に溺れた結果なのは明白だと思うが)のはアメリカに邪魔者認定されたからだという定説がはびこっているが、ホントかね?あれだけアメリカにNOと言い続けている石原慎太郎が政治家として生き延びているのは、「イシハラは口だけの男」だとアメリカに思われているが、小沢一郎はそうではないと思われている?

 まあ、今後、橋下サンが潰されるのかどうか、きちんと見ておきたい。だって、おれだって有権者だから。

 午後になって、急激に眠くなる。雨雲が迫っているから?

 どうもトシを取ってくると気圧の変化に影響を受けるようになってきた感じがする。

 Macに向かっていて、何度もオチる。が、頑張る。

 いやいや雨が降ってくるまえに、洗濯物を取り込んでおく。


 ほどなく雨が降ってきたが、小雨。

 突然、中華丼が食いたくなった。八宝菜じゃダメ。おツユがご飯に染みた、あの「中華丼」が食いたい。

 というわけで、ご飯はあるけど、中華丼の出前を頼む。1200円以上じゃないと配達してくれないので、「ピータン胡麻豆腐」も。

 18時過ぎに到着。

 美味しく戴く。

 食べていると、いろいろとフレーズが思いつくので、そのたびにMacの前に戻って書いて、また食卓に戻ったりという、行儀の悪いことを繰り返す。中華丼が熱くて食えないと言うこともある。

 食後の休憩。

 テレビを見るが、あまり面白い番組はやっていないので、録画した「殺しの烙印」を見る。言わずと知れた、鈴木清順が日活を馘になってしまった因縁の問題作。ハードボイルドとしてはかなり面白いし、「ワケが判らん」ものではないと思うのだが。

 しかしまあ、鈴木清順は、周囲の人たちに祭り上げられてしまったところもあったのではないか。それで妙に「鈴木清順という存在」が先鋭化してしまって、一番ワリを食ったのは鈴木清順御本人という気の毒な状況になってしまったような気がする。学生運動がピークに向かっていた当時の世相を考えると、鈴木清順はそのシンボルのようにされてしまったのかもしれない。おれはあとからいろいろと知っただけだから、細かいことは判らないのだが。

 しかし、小林信彦はこの状況を嫌って、定本「われわれはなぜ映画館にいるか」から鈴木清順に関する文章を削除してしまったのかも知れない。

 で……。

 おれは映画監督になりたいと思って子供の頃から8ミリを回し、日芸に入り、なんとか市川崑監督の弟子になれたのだが、現場を知ってしまうと、おれには無理だと悟って足を洗った。

 それは、最低でも10人、多ければ100人のスタッフを統率し、曲者揃いの役者を演出し、カネを握るプロデューサーや会社を説得して、自分の作品を作るという能力とパワーが自分にはない、と悟ったからだ。才能があるだけではダメ。パワーがあるだけでもダメ。

 日本で、いや、今、映画監督になるには、職人としての映画監督ではダメで、映画作家として動けなければ、生きていけないし、作品も作れない。

 しかし……おれは、「映画職人」になりたかったのだ。鈴木清順や岡本喜八その他のプログラム・ピクチャーの監督のように、ルーティーンの企画をあてがわれても、その中に強烈な自分の色を投影させて、結果として自分の作品にしてしまうが、それでいて商業映画としての商品価値のある作品に仕上げる「異能の職人監督」になりたかったのだ。金田一シリーズの頃の市川さんだって、職人監督としての力(市川さんの巨大な才能のごく一部ではあったが)を前面に出していたと思う。

 だが、映画では、そんな才能は求められなくなっていた。それはアメリカ映画界でもイギリスでもフランスでも同じ。

 職人の需要があるのは、テレビ。しかしテレビの現場は過酷で、映画以上に個性は求められないし、視聴率という恐ろしいものがある。

 スターの個性を生かした、例えば「宍戸錠もの」「小林旭もの」とか「加山雄三もの」「植木等もの」のような映画は作られなくなって久しかったし、シリーズ物だって、松竹の「男はつらいよ」とその併映の「釣りバカ」くらいしかなくなっていた。一時はシリーズ物が山ほどあったのに。これもテレビに全部移ってしまった。

 これじゃあ、職人監督の出番はない。職人監督が腕を磨くには、とにかく場数を踏むことなのに、仕事がなければ腕も磨けない。

 いや、それ以前に、映画監督でメシを食うのは至難の業だ。

 

 そう思って、映画から足を洗ったのは正解だったと、どう考えても思う。おれは助監督として段取りが悪いし機転が効かないし現場で走らなかったから、助監督では食えなかったし、脚本でも食えなかった。

 考えてみれば、今、文庫シリーズ物のエンターテインメント小説を書いているのは、形を変えた「職人監督になる夢」を実現していることになる。

 文庫のシリーズ物に求められるものは、プログラムピクチャーとほとんど同じ。シリーズキャラクターは既存のスターではなくすべて書き手が作り出したもの、と言うところが違っているけれども。

 まあ、小説を書くと言うことは、脚本監督主演をしているようなものだから、江戸の仇を長崎で討っているような、そしてその敵討ちはなんとか成功している、という感じか。

 ともかく、映画で食っていくことは至難の業だが、今は何とか食えているわけだし。

 ということで、頑張ろう!

 仕事に戻って、書き進める。

 ちょっと休憩。

 NHKの「仕事ハッケン伝」を見る。別府の杉の井ホテル。

 おれは子供の頃、杉の井ホテルが「別府で一番高級」な(と、親が言っていた)頃に行った。朝、別府観光港に到着した関西汽船の瀬戸内海航路の客船からホテルに直行して、白いテーブルクロスの掛かったレストランで朝食を食べた。ボーイさんがつきっきりで給仕してくれて、もの凄く緊張した記憶がある。部屋は広い和洋室で、別府が一望出来た。

 その後の杉の井は……労働争議が起きて、殆ど倒産状態になって組合管理になって巨大な新館(新本館?)を閉鎖して、泊まり客は通路をえんえん歩いて風呂に入りに行くという悲惨なことになっていて、昔の光今何処状態になっていた。で、もう杉の井はオワッタ、と思っていたら。

 今は大衆化低価格戦略+中国や韓国の客を誘致して、巨大ホテルは常にほぼ満室という状態らしい。

 かつての落ち着いた高級感溢れる杉の井ではなく、ごった返してテーマパークのようなところになってしまったが。

 こんなにわさわさして人が多くて落ち着かない温泉ホテルは、行きたくないねえ。杉の井ホテルは、すっかり変わってしまった。

 仕事に戻る。

 気がつくと1時になっていたので、風呂に入り、ゴミ捨てを兼ねて外に涼みに出、くーたんと遊んでいたら2時になってしまったので、慌てて寝る。

 しかし、寝入りばなに、くーたんが大きい方をしたので、そのトイレの始末をする。寝ている間にしたら放置するが……。

本日の体重:91.15キロ

本日の摂取カロリー:1599kcal

本日の消費カロリー:日常生活程度

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