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2013年6月 1日 (土曜日)

章割りやって、「さらば愛しき女よ」を再見

 6時過ぎ起床。

 もの凄く気持ちのいい晴れ。梅雨の中休みというのが信じられないほど。

 しかし、眠い。眠くてやたら腹が減る。これは太るサイクルの入っている証拠。って、日々の体重の変化を見れば常に「太るサイクル」に入っているようなものだけど、眠くて腹が減ると特に危険信号。こういう時に長い距離を歩けばサイクルを断ち切れる。

 朝のモロモロのあと、先月分の税金関係の書類をまとめてしまうと、すぐお昼になる。なんだこの時間が過ぎる速さは!

 

 ブランチを食う。ソーセージを炒めてキャベツの千切りとともに。

 正午のニュースを見て「生活笑百科」(横山ホットブラザース、二枚目の人の老けが激しいが、ボケの人はあんまり変化がない。年を食うとボケ顔の方が有利と言うことか?)を見て、「あまちゃん」(これまた週末のみ)も見る。

 続いて「八重の桜」も見る。なんか、徳川慶喜は頭は切れるけど部下思いではなかった、という感じだなあ。

 トシを取ってくると、髪の毛がバサバサになって癖毛がひどくなってきた感じ。整髪料を使ってもリンスをしてもあんまり効果が無い。

 ということで、散髪に行く。これからはもっと頻繁に髪を切って貰うか。

 駅前の安い散髪屋に行く。ここは安いけど1000円床屋より高い分、仕事が丁寧。頭に掃除機のノズルを当てられて吸い込まれるのは凄く惨めな気分になるから。おれは羊か!

 運良く、ほとんど待たずに順番が来て、30分ほどで完了。スッキリ!

 北千住東口商店街に回って、キャットフードを買い、夕食用の刺身などを買って帰宅。

 考えがだんだんまとまってきたので、ファイルを開いて「章割り」をやってしまおうと。

 が、眠い。

 光文社T氏から、ゲラを送ったというメール。それに返事を出したのだが、「fatal error」という理由で送り返されてくる。何度やっても同じなので、いつも使っているNIFTYからではなく、アップルのiCloudから送る。

 このiCloud、今は知らないが以前の「MobileMe」時代はOSと微妙に連動していて、OSの具合が悪くなると送受信に支障が出るので、そういう不安定なのは困るので、仕事では使わない。今はそういうことはないのかな?

 夕食にする。刺身盛り合わせ(マグロ・甘エビ・カニ)とホウレンソウ胡麻あえ、きんぴらゴボウ。

 出かけている相方から、ウチで映画を観たいとの連絡。「マルタの鷹」か「さらば愛しき女よ」のどちらかを見ることにする。

 「さらば愛しき女よ」は、ロバート・ミッチャム主演、ディック・リチャーズ監督のものが決定版。これよりいいものは出来ないだろう。1930年代末の時代の空気が濃厚に出ているのは、演出の勝利だし、なにより、人生に疲れたフィリップ・マーロウをミッチャムがこれ以上無いほど好演している。ボギーのマーロウは元気がありすぎて粋がりすぎ。饒舌で思慮深く詩人でもあるマーロウは、このミッチャム以外には考えられない。

 この作品は、何度見た事か。デヴィッド・シャイアのけだるい音楽がこれまた素晴らしい。

 で、「マルタの鷹」のDVDを捜したのだが、何故か、ない。おっかしいなあ!ついこの前見たはずなんだけどなあ。それは錯覚なのかなあ。市販のDVDを買ったと思ったが、ない。エアチェックしたものがあるはずなのに、ない。

 おかしい。ヒジョーにおかしい。日記をひっくり返せば、この前いつ見たかハッキリするだろうけど……。

 ありそうな場所を全部捜したが、ない。誰かに貸したままか?

 まあとにかく、ないんだから仕方がない。

 アマゾンで調べたら、500円の(コスミック?)が売っていたので、「三つ数えろ」とともに注文。この2作は古典中の古典だから、持っているべきだ。

 テレ東の「廃線跡をめぐる旅」を見ていると、相方到着。

 早速見る。

 相方は買ってきた弁当を食べながらなので、特に素晴らしいメインタイトルをろくに見ていない。人工着色の、滲んでいたり、わざとずらした色合いとか微妙にコマ落とししている感じとか、とにかく素晴らしい。ここでもうノスタルジーや時代色や人生に疲れた感じを一発で表現しているのに!とイライラしてしまう。

 で、チャンドラーの原作の饒舌さを生かすためにナレーションを多用しているが、ただナレーションを流しているのではない。誰に対してマーロウは語っているのか、ということを明確にするために、ノルティ警部補を隠れ家に呼んで、「これまで起こったこと」を語る形にしている。この脚色がこれまた秀逸。

 小説と映画の特性の違いを上手に補って、原作の味わいを極めて上手に映画に移すことに成功している。

 これを観ると、この作品のヒットで作られた、同じミッチャムの「大いなる眠り」は駄作だった(舞台を現代のイギリスに移すという意味不明な脚色とマイケル・ウィナーの演出が、ディック・リチャーズには及ばなかった)が。同時期にロバート・アルトマンも「ロング・グッドバイ」を作っているが、これも現代に移して、マーロウをエリオット・グールドが演じたが、失敗作だった。

 やっぱりねえ、今や完全に「古典」となったチャンドラーを現代に移すのは、よほど考えないと失敗する。その意味で、忠実に映画化した本作は、痺れるほどの完成度だ。むしろ原作も判りにくさ(いろんな人物が交錯していろんな殺人が絡む)が整理されて、というか、映画ならではの「流れ」で見せてしまう。

 プロット的には「売れっ子娼婦が街の超実力者と結婚するというのに無理がある」(娼婦だったことを隠そうとしてもバレないわけがない……連続殺人をする意味がない)と思うが、この基本プロットを否定してしまうと、このお話が成立しないから……。

 この作品は、ディック・リチャーズの優れた演出とミッチャムのマーロウを味わう逸品だと思っている。もっと画質のいいDVDを買っておこうかな、と思ったら、日本語版は出てないじゃん!LDでは出ていた(持っていた)というのに!

 このBSアナログのエアチェックを大事にしなければ。

 見終わって、相方と、新作の犯人像について話す。いろいろと案配が難しい。

 しかし、23時を回るとモーレツに眠いので、あまり頭が回らない。

 相方帰り、眠くて堪らないのでシャワーも浴びず、0時過ぎに就寝。

本日の体重:92.80キロ(ぐげげ)

本日の摂取カロリー:1723kcal

本日の消費カロリー:日常生活+α

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