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2013年1月20日 - 2013年1月26日

2013年1月26日 (土曜日)

NHK「メイド・イン・ジャパン」を観て、判った!

 7時起床。

 

 くーたんは、ネズミのオモチャで遊ぶことが復活して(おれに咥えてきて、一緒に遊んでくれとせがむのが復活した)運動量が増えたせいか、便秘が治ったようだ。よかったよかった。

 朝のモロモロのあと、友人にメールを書く。まだまだOに関するあれこれは続く。で、ヤツのことを考えていると無性に腹が立ってくる。それは、おれが完全に「道義的援助」のトラップに填まってしまったと感じるからか。一線を引いて割り切ろうと思うが、それが妙に後ろめたくもある。これがトラップに填まった証拠だ。

 しかし、仕事をしなければいかん。なんとか今日中に「第2章」のメドをつけておきたい。

 ブランチは温めたご飯に目玉焼きをトッピングした混ぜご飯にインスタント味噌汁。

 ぼちぼち進む。

 午後になって、近所に来た相方が寄るというので、モスバーガーを買ってきて貰う。

 で、来訪した相方とランチ。ならば、得意になったパンケーキを焼いて振る舞えば良かった、と後から気づく。

 ずいぶん時間が経ってしまったが、日光のお土産などを渡す。

 相方、ほどなく帰る。

 仕事再開。

 ちょっと詰まってしまったので、DVDに焼いた「最後から二番目の恋」をまた見る。もう何度も見ているので、セリフやカット割りをほとんど覚えてしまっている。中井貴一(の役)や小泉今日子(の役)が親戚のように感じる。

 が、考えてみれば、中井貴一の一家はオープンなようでそうではない。小泉今日子は隣人で、否応なく一家の問題に巻き込まれているので頻繁にこの家を訪れるが、それ以外にやって来る他人はいない。お見合い相手の母子は来るがカフェが営業中だと思い込んできた1回だけだし。

 と言うことは、この「長倉家」はユートピアでもなんでもない、ということだなあ。誰でも受け入れてくれて行けば楽しくなるような、そんなところではないしそんな設定でもない。リビングを使ってやっているカフェの営業が終われば、夜は完全にプライベートな家になる。

 そういうオンオフが、逆に好ましいし、眩しいのかもしれない。

 で……イサイズで、鎌倉方面の物件を捜してしまった。すると、意外に、安い賃貸があるのね。ペット可の一戸建てで。コンビニが近くて。海から遠いから津波が来ても生き残れるだろうし。でも……一戸建ては掃除が大変。家事に追われて1日が終わってしまうかもしれない。でも……気が向いたら自転車で海に行けるって、いいよねえ。北千住は荒川に行けるか。以前は荒川に凄く近いところに住んでいたが、滅多に荒川に行かなかったもんなあ。そんなに魅力も無かったけど、行けば行ったで気持ちは良かった。

 夜は、昨日の残りの回鍋肉をレンジで温めて。ちょっと足りないので、レトルトの麻婆豆腐もつけようかと思ったが、ここは我慢してみる。夕食は量が少なめでも我慢できることが最近判ってきた。

 食後、「タモリ倶楽部」を見る。弁当に入っている「魚型の醬油入れ」コレクション。このコレクターは集めて分類するのが趣味で、メーカーとか納入先とか、そういうことには一切関心が無いようなのが面白い。番組が取材した製造工程を感心して見ていたのがおかしかった。

 21時からのNHK「メイド・イン・ジャパン」は録画予約したが、オンエアでも見ることにする。それだけ気になるドラマだから。

 で。

 これは凄い。

 まったく日本の「現在」を切り取って削ったような、血の滴るドラマ。「ハゲタカ」に匹敵する。いや、今そのものという意味では「ハゲタカ」を越える。

 液晶で世界を制覇したかに思えたシャープや、AV家電で世界を制覇したソニー、家電全体で世界を制覇したパナソニックを彷彿とさせる巨大家電メーカーの危機をリアルに描く。しかも、このメーカーが起死回生の武器として選んだのが、リチウムイオン電池。これ、ソニーが世界に先駆けて実用化して、日本が優位を保っていたのだが、中国や韓国に追い上げられつつある。しかもボーイング787で事故を連続してトラブルを起こしている注目の製品。

 極秘裏に集められたのが7人の各界のエキスパート。しかも一匹狼だったり職場で浮いていたり。こういう場合、何故か「7人」というのが収まりがいい定番と化しているのは何故?やっぱり「七人の侍」の影響が決定的だな。

 それはともかく、巨大企業が倒産の危機に瀕している、と言う描写がヒリヒリするほどリアル。実際、日産と思われる自動車会社の倒産の危機から外資との連携までの過程を丹念に取材してモデルにしているらしいから、リアルさはひとしお。

 主人公の元営業部長は、真面目すぎず、ちょっと軽くて口数が多い。TBSがこの手のドラマを作ると、妙に深刻で重厚で重すぎるキャラクターにしてしまう(北大路欣也とかの、年齢的にも重鎮が眉に皺を寄せてやったりする)が、さすがNHK。営業畑を長年やっていれば深刻すぎないだろうし軽妙だったりもするだろう。そのへんのバランスを唐沢寿明はこれまた絶妙に見せる。

 経理課長は実直・誠実を絵に描いたようなキャラで、そんなキャラと言えばこの人と言える吉岡秀隆が丁寧に演じる。

 子だくさんでワイワイやっているガラッパチ系で現場の叩き上げの技師長は國村隼。

 この3人のキャスティングはもう、最高。キャラ設定も、上手い。

 そんな主要人物の私生活のエピソードが絶妙に入る。長すぎず短すぎず。この案配は本当に上手い。

 で、話はいきなり核心に入る。この社の決定的な技術だったはずの物が、そっくりそのまま中国の新興企業が使い、しかも価格は半値。日本の自動車メーカーは安い中国製品を採用しようとしている。(特許とかそのへんはどうなの?と思ったが)

 中国のメーカーに乗り込むと、そこで技師長を務めているのが、かつて主人公が事業整理を進言してリストラされたエンジニア・高橋克実。この人は最近とみに存在感を増している。適役。

 小泉政権以降、日本でもリストラが当たり前になって、整理された技術者が大量に海外、それもアジアの新興企業に流れて、技術が流出している。その厳しい現実を直視するこのドラマは凄い。

 中国に技術を渡したエンジニアにだって充分な理由はある。金だけの問題ではない。

 日本の企業が抱える根本的な問題、欠陥があるからこそ、日本の企業は駄目になったのだ、という匕首をのど元に突き付けられたようなところで、第1回は終わる。

 うわ~。なんというヒリヒリしたドラマ。全3回を見れば、たぶん救われる終わり方になるのだろうが、第1回を見ると、日本オワタ、と思えて絶望的になる。

 ヤバいなあ……。

 しかしこれは、かつて日本がのし上がるときに、欧米の企業に対してやったことでもある。モーレツに新技術を導入・開発して先取特権を享受している欧米企業を追い越した日本。家電だけではない。造船や重電、その他の工業製品全般で、日本は欧米の製造業を叩き潰したに等しい。

 それは以前(バブル末期)、テレビの仕事をしていたとき、オランダ商務省の日本代表部に取材に行ったときに突き付けられた問題で、おれはそれ以降、日本は自分たちが努力したから今の地位があると同時に、欧米を押しのけた結果なのだと実感した。一人勝ちは許されないし、欧米だって負けっ放しでいるはずがない、ともと思った。

 高度経済成長時代、日本はまだまだ後進国だった。インフラだって整備されていないし、工場をいっぱい作って環境を荒らしたのは、豊かなヨーロッパから見ると貧しい風景だったろう。しかし日本は、もっと豊かになりたい一心で驀進した。その日本の熱意は欧米を大きく上回っていた。

 まだまだ後進国、いや新興国だった日本がやっと名実ともに先進国クラブに入れたのは、バブルのおかげだったと思う。ただの工場だった日本は、カネも出来て欧米の牙城である金融の世界にもデビューしてブイブイ言わせるようになったし、一般庶民レベルでも海外旅行、それも悪名高いノーキョーの団体旅行ではなくて個人旅行がごく普通になって、一般レベルでの日本人の認知度も上がった。どこに行っても日本人がいる、という状態になったから。

 金儲けであくせくするだけだった日本も、遊びに気が回る余裕が出来て、やっと先進国クラブに入れたのだ。インフラも整備されて、その意味でも、やっと欧米の生活環境に追いついたのもバブル時代のはずだ。

 が、歴史は常に転換している。

 韓国、そして中国の「もっと豊かになりたい」という熱意は、日本を大きく上回っている。日本はある種「達成してしまった」ので、気持ちとしては往時の欧米と同じではないのか。日本に追い上げられて抜かされていった時の欧米と同じ立場に、今の日本はある。

 これは……価値感とか考え方を大きく変えないと、日本は太刀打ちできないんじゃないかと思う。欧米は、製造業でアジアと張り合うことは止めて、高度技術や金融といった、アジア諸国がまだ手慣れていない分野でのアドバンテージを生かす方向で生き残ろうとしているし、げんに生き残っている。

 資源があるアメリカは参考にならない。資源もなく、狭いところに人がひしめいているヨーロッパをこそ、先人として参考にして学ぶべきだ。

 ヨーロッパはしぶとい。そして、それだけの知恵がある。

 このドラマは、どう着地するのか。とても恐ろしいドラマだけに、結末がとても気になる。

 そして……。

 このドラマを見ながら、もう一つ気づいたことがある。

 ここ数日、おれがOに対してもの凄く苛立って腹を立てている理由が判った。

 Oに対して完全に上から目線で偉そうにしているおれだが、それはおれが自分を守る心理的防衛策であったことが判ったことがひとつ。

 友人ならば対等な立場で援助して心配するのが本当の姿だろうが、まあ、相手の能力的にヤツと対等に話していると埒があかないということもあるが、危機感が薄いこんなヤツのためにおれがハラハラしてやる不条理を感じて、慣れない命令口調を使って物事を手早く進行させようとして、それが疲れたこともある。

 そして……このドラマを見て、心の底から不安になった。

 今はなんとかなって、無借金生活を続けていられているが、ほんの少し前まで、おれも借金を繰り返す自転車操業だった。自転車操業ということでは今でもそうだ。新作を書いて本が出ないと生活出来ない。その意味では病気をして足が止まると倒れてしまう。

 おれがそういう危機感を日々抱いて仕事をして暮らしているのにもかかわらず、おれよりももっと大きな危機に直面して生命維持すら危ぶまれている当人にあまり危機感がなく、「なんとかなる」「どうせ死ぬんだし」とヘラヘラしているのを見ると、モーレツな不条理を感じて苛立ちが募って、激怒してしまうのだ。

 自分の危機から逃げているような奴のために、どうしておれが先を見越して心配してハラハラしなきゃいけないんだ?と。自分のことだって明日をも知れないというのに。

 OだってOなりに不安を持ち、それと戦っているだろう事は判る。その結果、鬱になられてはもっと困るから、今のヘラヘラしている方がマシだとは思う。

 だが、おれがこんなに日本の将来や自分の将来(今の日本で充分な蓄えがなくて年老いたら悲惨なことになる。こんな先進国があるか?まあ、その意味で福祉がダメで自己責任ばかり強調されるアメリカは先進国ではないのだろう)に不安を感じているのに、もっとヤバい状態にあるOがヘラヘラしているのはどういうことだ!真剣さが足りない!危機感が欠如している!もっと真面目にやれ!

 そう思うと、その不条理さが許せなかったのだろう。

 だから「割り切る」だの「線を引く」だのと自分をナントカごまかそうとしたがごまかしきれず、それで苛立っていたのだ。

 

 こんな風に自分の気持ちのメカニズムが一応分析できれば、落ち着くだろう。いや、落ち着いて欲しい。問題はまったく解決していないが、解決しないことにあれこれ気を揉んでも仕方がない。

 独身でフリーで安定した収入もなければ、死して屍拾うものなしのハードボイルドな境遇にあるのはおれもOも同じ。おれはなんとかしようと思っているが、ヤツはほとんど投げている。その差だ。

 それだけの差しかないんだから、おれにも援助の限界はある。というか余力はほとんどない。だから、これ以上は何も出来ない。許せとは言わない。それを理解してくれ。

 やっと自分の気持ちに整理がついて、「道義的な援助」トラップも解けたと思ったら、ぐったり疲れてしまった。

 日テレ「嵐にしやがれ」を見る。勝村政信がゲストで、休みの日でも本読みをしたり稽古をしていると。で、勝村の指導で「エチュード」の一端を嵐にやらせたのが、懐かしかった。

 日芸に移る前、おれはICUを滑って浪人するのが怖くなって急遽受験して合格した玉川大学(当時は文学部外国語学科英語専攻)にいた。そこには映画サークルがなかったので、一番近い演劇部に入った。玉大には演劇科(当時は文学部芸術学科演劇専攻)があるので、演劇部も専門的で、基礎訓練の「エチュード」をいろいろやった。玉大時代の記憶はほとんど忘れていたのだが、これを見ていて、ぶわーっと思い出した。エチュード、やったよなあ。おれも1度は舞台に立ったし、役者の訓練もやったのだ。

 放送されたのは、ただ歩いてみる~なんでもいいから自分で設定を考えてみて、その気持ちで歩いてみる、ということだけだったが、即興で人物関係を設定して、その人物になりきって生活の断片を演じてみる、ということもやった。で、おれは、言い募る役(設定)は上手いが、言い募られると言い返せなくなる事が判明して、これは芝居の稽古と同時に、自分の性格も炙り出すよなあと思ったものだ。

 もう、眠くなったが、0時からNHKで「今夜もさだまさし」がある。これは生で見るから面白いので、録画してまで見るものではない。ということで、ついつい1時まで見てしまった。

 この番組は、ダラダラ見るのに最適。深夜というのもいい。月1回というのもいい。

 でも、1時が限界。寝る。

本日の体重:90.10キロ

本日の摂取カロリー:1693kcal

本日の消費カロリー:日常生活程度

2013年1月25日 (金曜日)

心穏やかに暮らしたいのだ、の巻

 7時すぎ起床。

 友人たちとメールのやり取り幾つか。Oに関すること。

 で、おれは約束した金額をヤツが指定した口座に振り込んで、「約束は果たした。後はもう知らん」とメール。

 

 今回の件、おれがムカついてリミットを一気に越えたのは、ヤツが全面的におれに頼ろうという姿勢を感じたから。当人にその気は無くても(その気がないというのが一番重症だと思うので尚更)、前回の分じゃ足りないのでまた、と借金を重ねてきそうなのがミエミエだった。当人はそれを隠しているつもりでも、こっちはすべてお見通しだ。

 で、「これ以上は貸せない」宣言をして、それじゃあヤツも困るだろとリスク分散の意味もあって友人に借金の申し込みをしてみたらどうだ、結果がダメなら仕方がないぞと申し渡した。

 その過程でのヤツの言い訳がなんとも愚かで稚拙でムカついたので、こっちに少しはあった人情も消えた。

 相手の頭は劣化する一方、という事情を知っているので、ヤツが言いたいことを先読みしてやって心配してやったが、そこまでする義理なんかないと、おれ自身も気づいた。旧友という気持ちだけであれこれ気にかけてきたが、それだってもういいだろう。

 ヤツは「信用がないのも自分のせいですね」とか哀れを誘うようなことを書いてきたが、「そうだよ。お前のせいだよ。病気になったのはおれのせいでもないし」と書きたいところをもっとオブラートに包んで書き送った。

 まあ、いい顔をして自分が面倒を背負い込めば、こういう気苦労はしなくて済むが、その分、別の気苦労が発生する。しかも、一度頼られてしまったら際限が無くなる。頼られ具合が大きくなればなるほど、「もうダメだ」と突き放せなくなる。

 ここいらがいい潮時だと判断した。

 

 お昼前に、くーたんのキャットフードを買いに外出。北千住東口に行くが、ついでに松屋でブランチ。まだ朝食タイムに間に合ったが、新製品の「すき焼き御膳」を食べてみた。これなら、吉野家のすき焼き丼の方が美味い。味が薄い。こういうところで食べるものは味が濃いめの方が効く。

 その後、ペット用品店に行くが、欲しいものがなかった。今日の午後に入ると。この店はおれの欲しいものに限って品切れということが多い。巡り合わせが悪いんだなあ。

 帰宅して、雑用をしたら腹が減ってしまったので、明星の豚骨カップラーメンを食べる。これが予想以上に美味かった。カップラーメンの豚骨味って、ほとんどがマズいのだが、これは美味かった。

 急激に眠くなってしまったので、くーたんと一緒にソファで90分ほど寝る。

 くーたんも、おれと一緒に寝て、実に安心しきったいい寝顔だ。可愛くて堪らない。

 起き出して、仕事。やっと「第2章」を書き出す。昼寝で気分転換が出来た。

 とは言え、まだ頭は重い。

 Oから、なにやらメールが来たが、「約束は果たした。もう知らん」と繰り返す。

 得体のしれないモヤモヤしたものにまとわりつかれる感覚があった。その正体は判っている。それを断ち切って、スッキリしたい。ヤツはメールの中で「自分は哀れな病人です」テイストを醸し出すが、わしゃ知らん。気の毒には思うが、それを言い出せば、全世界の貧困もテロも、何もかも気の毒だし、一身を投げ出して何となしなければいけなくなる。これって、完全な倒錯だ。

 昨日「日本映画専門チャンネル」で録画した「日本のいちばん長い日」を見る。内容は素晴らしい。のっけから緊張感に溢れて、「はじめて無条件降伏する」という国家的難事業をなんとか遂行する姿を描き出すのは凄い。この手のドラマを庶民の立場から描くよりも。国家の意思決定の場そのものを描くのが凄い。政治が動いている現場を描かずして、何を描くのか。

 出て来るのは天皇をはじめとして国家の中枢にいる人物ばかり。それをオールスターが演じる。岡本喜八は、予算がない中でのキャスティングの苦労をインタビューで答えていた。

「本来は演技課(演技事務)がやることなんだけど、出演料を表にして、この役は出番が少ないから負けて貰おう、この役は日頃の付き合いに免じて彼にやって貰おう」とかソロバンをはじきながら決めていったと。

 映画は凄いが、プリントの状態が悪い。ハイビジョン放送なのに、シャープではないし、もの凄く古い映画みたいに画面が微妙に明るくなったり暗くなったりするし、そもそも、焼きが暗い。

 この映画は、真夏の真っ最中に、関係者がカッカしながら陸軍若手の妨害を封じて、なんとか玉音放送オンエアに持ち込むまでの話だ。ハイキーで画面が白く飛び気味のほうが異様な迫力があって、内容にピッタリしていた。しかしこの放送ではローキーでやたら画面が暗い。島田正吾なんか土人みたいに真っ黒な顔になっている。

 そういやこれはDVDを買ったんだよな、と思って再生してみたら、こっちのほうがずっと状態がいい。焼き加減もこっちのほうがハイキーだし。

 で、録画を消す。

 「日本のいちばん長い日」にパワーを貰ったのか、仕事に戻ると、どんどん進み始めた。書き出すと、その世界がぱあっと頭の中で開けた。登場人物が勝手に喋り出した。これはいけるぞ。

 しばらく仕事をして、夕食。今夜こそ、回鍋肉を作るぞ。

 と言っても、「回鍋肉のモト」をキャベツとピーマンと一緒に炒めるだけ。豚肉もタケノコも入っている。

 美味い。けど、2人前だったので半分残す。

 仕事に戻る。

 ちょっと難しいところに差し掛かったので、本日は終了。

 明日までに「第2章」を上げてやろうという野望があったが、それは無理。でも、日曜には上げたい。

 風呂に入る。

 気分スッキリ。

 ちょっと腹が減って、お茶漬けでも食べたい誘惑に駆られるが、我慢。その代わりチョコレートを食べる……カロリー的にはしくじったか?

 「タモリ倶楽部」は録画することにして、23時過ぎに就寝。

 

本日の体重:89.60キロ

本日の摂取カロリー:2114kcal

本日の消費カロリー:日常生活程度

2013年1月24日 (木曜日)

そりゃ、おれだって「いい顔」はしたい

 7時起床。

 0時には寝ることに決めたら、睡眠時間が確保できて、いい感じ。もう、原則として夜更かしはしないぞ。

 元吉本新喜劇の原哲男、死去。立川談之助師匠が「大島渚よりこっちの方がショック」と呟いていたが、まさに同感。大島渚って、「おれはお前らより頭いいんだぞ、いろんな事考えてるんだぞバカヤロー」みたいな感じで、やっぱり心の底では嫌いだった。だから映画も見る気にならなかったのだろう。

 しかし原哲男は(と比較してはいけないが)違う。愛すべき、懐かしくて涙が出て来る存在だ。

 なんせ原哲男は、岡八朗・花紀京・船場太郎と並んで、大阪のテレビを見て育ったガキにとっては、大スターだったもんなあ。

 心から合掌。

 昨日からOの件で心の中は嵐状態。

 穏やかにやり取り出来ればそれに越したことはないが、相手の理解力が無ければ、かなりキツい事を書き送らなければ相手に響かない。

 メールのやり取りだから手は出ないが、何度言っても言うことを聞かないバカに手が出てしまう教師やコーチの気持ちは判らなくもない。とは言え、教師やコーチは、「教えることが仕事」なんだから、手を出さなくても教えられるスキルを磨くべきだが。

 とにかく、おれの相手は、脳が萎縮しつつアリ、長年日本を離れていて、そもそも社会に出てから日本でもキチンとした暮らしをしたことがなかった、という「三重苦」な男だ。しかし50を過ぎた教育もある男でもある。おれは無理な注文を出しているつもりはないが、ヤツには半分も伝わらないようだ。ハイパスやローパスのフィルターが強くかかった音を聞いているような感じだろうか?

 いい顔をして、「お金が足りない?大変だよね。いくら必要なの?ハイハイ貸すからね」と言ってやりたいが、「情けは人のためならず」の誤用ではないが、それが当人のためになるとは思えない。ヤツはおれにどんどん頼ってくるだろう。去年の段階でかなり「いい顔」をしてしまったので、ヤツはおれに頼っているのは明白だし。事実、なにかあるとおれに連絡が来るし、今回の借金も、おれから全額借りるつもりだったのも明白だし。

 ヤツがそう思っていなくても、おれは「便利な存在」と化していたのだ。

 が、おれは他人に頼られる余裕はない。

 その事を、かなり厳しい文面でメールした。

 いい顔をしていい人になりたいが、これ以上はダメ。嫌なヤツになる覚悟を決めた。悪役になる。その分、ヤツが聞きたくない厳しいことも言う。

 そう決めたが、それはそれで負担になるんだよね~。

 読売の発言小町で、イヤと言えない人の書き込みが頻繁にあって、こういう人は図々しいヤツにどんどんつけ込まれて、音を上げて追い詰められた末に書き込むのだが、どうしてそうなるまでイヤと言えなかったのか?という疑問を感じることばかりだ。

 嫌と言わずにいい顔をするのは、楽だ。いい人になった気分にもなるし。

 だが、それではイカンのだ。それで自分が苦しくなければそれでいいが、その相手のために自分が苦しくなるなら、拒否すべきは拒否しなければならない。その結果、相手が困っても、それは相手の問題だ。

 Oの場合、公的機関の公的支援を受ける時間的余裕はまだある。

 そこまで見越して、おれは「いい顔をしない」事に決めた。

 しかし、それはそれで、気持ちのいいものではない。

 しかしね、くーたんになら5万円かけてもまったく惜しくないが、Oに対しての5万は限りなく惜しい。もったいない。出来れば使いたくない。くーたんはおれに愛情を返してくれるが、Oからは何の見返りもない。感謝の言葉はあるが、そんなの、虚しいだけ。何かくれというのではない。少しでも自力で生活を立て直すなり日本社会に順応するなりといった「進歩」があればいいのに、それがほとんどないのが虚しいのだ。

 というわけで、「第2章」は進まず。ほんと、Oに損害賠償でも請求したい気分。

 ブランチは昨日の残りの大判のパンケーキにメープルシロップをかけて。もうこれが朝の定番になった。

 晴れてきたが、もうお昼。今から洗濯物を干しても乾ききらないだろう。しかし洗濯はしてしまったので、乾燥器を使う。

 乾燥器が廻っている間に、部屋に戻って近所で買った「五目寿司」を食う。

 何もしない、というのも時間が惜しいので、19日に録音した快楽亭の高座をマスタリングする。

 4席を、1324と言う順に並び替えようかと思ったが、2の後に「お中入り~!」という声が入っているし、4のあとにも〆の太鼓の音が入っているので、1234の順でCDに入るならそれが一番だろう。

 ということでやってみたら、ピッタリ入ったので、マスターを焼く。

 その後は、友人とOに関してメールのやり取り。おれがどうしてヤツのフォローをしなきゃならんのだ!こういう事も、これでお終いにしたい。かと言って、彼には伯母さんしか残されていない。その伯母さんだって、ヤツの面倒を背負い込むのは負担だろう。金銭的にも精神的にも。ならば多少は……。

 という気持ちにもなるのだが、ヤツから来た腹立たしい(暴言を書いているのではないが、50を過ぎた男が書いたとは思えない稚拙な)メールを読むと、やっぱりもう、これ以上ヤツと接触はしたくないという気持ちが固まった。

 Oの境遇は気の毒ではある。だからいろいろ世話を焼いてきたのだが、もう限界だ。彼にとって万全な環境が整ってから手を引けば「やることはやった」と言えるが、その状態にはほど遠い。しかし、ヤツが相手だと、そんな状況はいつ訪れるのか。

 そこまで面倒を見る義理は全然ないぞ、ハッキリ言って。

 16時にカイロ。たっぷり休養を取ったので、全身状態はいい、と。

 帰路、「グルメシティ」に寄って、パンケーキミックスや生クリームなどを買う。

 夕食は回鍋肉にしようと思っていたが、急に面倒になって弁当を買って帰る。

 17時ごろに早々と夕食。

 ヤツからメールが来ていて、こっちが厳しく命令したようなことについて、やっと「判りました」と。ここまで強く言わないと動かないヤツを相手にするのは、もう勘弁して欲しい。

 なかにし礼がとんでもない兄に苦労した実話を思い出す。その苦労のほんのごく僅かだが、体験している気分。

 結局今日は、O当人と、友人に何通もメールを書いてやり取りして終わってしまった。

 キツい事を書き送ると、書きすぎたか、と後悔するが、期待した物以下の返事が来るとやっぱりエキサイトしてしまう。まあ、その気持ちをそのまま書き送るのではなく、かなり計算して抑制して、キツく書くところはキツく、と言う演出も施しているのだが。ま、文章の練習になっていると思えばいいのか。

 21時を回って、もうちょっと何か食べたい誘惑に駆られるが、それを厳しく断ち切って、0時過ぎ就寝。

本日の体重:計るのを忘れた

本日の摂取カロリー:1644kcal

本日の消費カロリー:日常生活+α

2013年1月23日 (水曜日)

情けは人のためならず、か?

 7時起床。

 朝、仕事の前に、昨日の東大病院のことについて、Oの伯母さんにメールを書き、Oの同級生たちにも同様の報告メールを出す。

 その後、相方と電話で打ち合わせ。「第2章」の構成をまとめる。

 で、再度「第1章」を手直し。それが終わってから、「第2章」に突入。

 ブランチは、またしてもパンケーキを焼く。あの優しい甘さが病みつきになってしまった。それとスクランブル・エッグとベーコン。ワンプレートには載らなかった。余った1枚は明日食べる。

 郵便局に行ったついでに、近くのお総菜屋で「ネギトロ丼弁当」を買ってきて食う。

 午後になって、Oの伯母から電話が来て、しばらく話している時に、O当人から借金を頼むメールが来た。昨日は「なんとかなる」と言っていたクセに、一夜にしてこうなるとは。

 この男は学生時代から堅実とはほど遠い暮らし方をしていた。とは言え、日々の暮らしについては堅実。要するに長期的展望が出来ないのだ。おれたちが見えていることを、コイツは自分のことなのに、見えていない。落語に出て来れば愛すべき人物になるだろうが、現実にいるとバカでしかない。

 で、先日もこの日記に少し書いたが……。

 情けは人のためならず、とは言うけど、頼られっぱなしと言うのは大いに面倒。というか、迷惑この上ない。かと言って、関係を切ってしまった結果、死んでしまったりすると、こっちが人非人になってしまう。まあそんな野次馬の無責任な戯れ言は無視すればいいのだが、目覚めが悪い事も事実。これって巧妙なトラップに近いなあ。人間なら援助しなきゃダメ、という無言の圧力みたいじゃないか。しかし、親兄弟はもちろん親類縁者でもない、仕事で長い付き合いがあったのでもないし、友人として長い付き合いがあったわけでもない。ヤツは与えられた可能性をことごとく無駄にしてシドニーに渡って30年間、向こうで勝手に生きていたのだ。そんな、ただの大学時代の友人に、どこまでしてやらねばならないのか?

 こっちだって裕福ではない。特に今は印税の端境期で、金がない。力を貸すにも限界はある。

 「情けは人のためならず」という『ことわざ』は、1960年代から誤用されるようになっているらしい。つまり、「人に情けをかけてやるのは、当人のためにならない」というハードボイルド的解釈だ。先日も読売の発言小町に、このコトワザを引いた人がいて、誤用の意味に解釈してトンチンカンに批判したバカがいたが……。実際問題、情けをかけてやると自分でナントカしようというよりも、助けてくれる人に頼ってしまう弱いヤツは多い。

 Oの場合は(たぶん治らない)病気&慣れない日本暮らしという二重苦ではあるので、非情に切り捨てる気にはならないが……それだって限度はある。自分は稼いでいるのに実母の援助をしなかった某芸人(彼の場合、「貰えるモン(生活保護)は貰うとけばええんや!」と言い放ったらしいことのほうが世間の反感を買ったのだが)とは違う。

 好きこのんで病気になったのではない、とか、働かない者は生きる権利はないんですね、とか書いてきたが、このくだりは完全に無視。そんな事をおれに言われても、腹が立つだけだ。おれだけにおぶさってくるな!

 と言いつつ、おれは結局はツンデレだし、おれ自身も困ったときに友人に頭を下げて借金をしてなんとか窮地を脱した経験もあるので、無碍には出来ない。ま、木枯らし紋次郎の心境ですな。ハードボイルドを気取っても、ハードボイルドに徹しきれない。考えてみれば、ハードボイルドのすべての主人公も、非情ぶってるけど非情に徹しきれずに事件に関っていくのだが。

 で、このやり取りで、大いに気持ちが乱れた。仕事上では、大いに迷惑なことだ。

 しかし、生活に困っている者が、生活保護を申請して、それが下りるまでの数ヵ月、どうやって生活すればいいのだろう?国や県、市は、このへんの「谷間の期間」をどう考えているのだろう?もしかして、この数ヵ月を「振り分けの期間」に設定していて、この間に脱落して死んでしまうのは仕方がない、と非情に割り切っているのかも……。

 夕方、くーたんと一緒に、少し寝る。

 で、起き出して、支度して、テニスへ。年末年始の休みと、寝違えて筋肉痛を起こしたのとインフルエンザで、3週間テニスをしていない。それで不安になって、今日も休んじゃおうかとふと思ったが、今日休むと、たぶん、ズルズルと休んでしまって止めてしまいそうだ。

 だから、行く。

 

 久々のテニスは、まあまあ。近くに飛んできた球を捕球出来なかったりしたが、コーチ相手の試合ではコーチ2人の間を抜くボレーを決められたし、まあ、いいんじゃないの?

 風呂に入る。露天は寒い。ゆっくり浸かる。

 夕食をどうしようか、考える。

 ゆっくり食べたいので、「ペッパーランチ」は却下。「ロイヤルホスト」は昨日、精養軒で食べたので却下。あっさり系で行きたいので、「喜多方ラーメン坂内・小坊師」か……。

 と思ったが、店の前で気が変わり、小坊師のとなりの「定食あずま」で、ミックスフライ定食を食べる。串カツ・アジフライ・コロッケの三点盛り。どこがあっさり系やねん!

 ちょっと多かったのは、胃が小さくなりつつあったのだなあ。この傾向は維持しよう。

 帰宅して、Oにまたメールを出す。とは言っても、社会に出てずっと、「キッチリした生活」を送ってこなかった者に、キッチリしろと言っても無理だよなあ。かと言って、その尻ぬぐいをおれがやる義理はない。人情は多少あるが、それだって限界はある。

 ということで、昼間の不愉快な連鎖に戻ってしまった。思えば、学生時代から、この男には迷惑をかけられていたんだよなあ。おれの車を壊しておいて弁償もしなかったし。

 菅官房長官の深夜の緊急記者会見を少し見て、0時前に就寝。「マツコ&有吉の怒り新党」は、今年に入ってから見なくなった。だいたいパターンが見えてしまったし、有吉の無知から来る偏見がキツ過ぎて同意出来なくなってきたし、この時間帯はモーレツに眠いが録画してまで見るほどのものでもないし。

本日の体重:計るのを忘れた

本日の摂取カロリー:2230kcal

本日の消費カロリー:日常生活+702kcal+223kcal/3845歩

2013年1月22日 (火曜日)

旧友の件で東大病院へ

 7時起床。

 本日は、17時に東大病院に行って旧友Oの病状についての説明を聞かねばならない。

 なんでおれが?とは思うが、まあ、今現在、もっとも親しくしているのがおれだし、親類縁者も東京にいないので、まあ仕方がないか。しかし、こういう事が度重なるようだと、キッパリと何処かで線を引くしかない。

 こういう問題は、巧妙なトラップに似ている。「天国と地獄」で、自分の息子と運転手の息子が間違われて誘拐されたが、主人公の権藤金吾は運転手の息子のために『道義上』、身代金を支払わなければならない。とは言え、実際問題、おれは妙にキッパリしているので、何処かで線を引くときは引くぞ。

 それまで仕事。

 昨日上げた「第1章」に、相方から修正メモが来た。それに沿って直すところは直し、そのままのところはそのままに。

 「第2章」について考える。今日はその構成メモを作る。

 その日の夕方や夜になにかがあると、落ち着かなくて、まとまったことが出来ない。そう言うときは雑用を片付けるか、メモを作る。

 ブランチは、ご飯に玉子焼、インスタント味噌汁に釜揚げしらす。

 午後は、エースコックのワンタンメンに万能ネギをどっさり投入。それと、戴き物のショルダー・ハムを3切れ。

 16時になったので、出発。

 上野から「東大構内」行きのバスに乗る。16時52分着の予定なのに、その時間になっても不忍池周辺を走っていたのでヤキモキしたが、16時57分頃には「東大病院前」に到着。

 しかしこのバス停から、待ち合わせ場所の「入院棟A」入り口が結構ある。

 入り口でOと待ち合わせて、13階のラウンジへ。

 

 最近の病院は凄い。コンビニがあるのは常識で、レストランも数ヵ所あるし、タリーズ・コーヒーもある。1階のレストランはちょっと前のデパートの食堂みたいな感じ。ラーメンからトンカツまで網羅している。どうせなら15階の上野精養軒に行くか。

 13階ラウンジは入院患者の食堂でもある。不忍池やスカイツリーが一望出来る。木を多用した病室やこういう部屋は居心地が良さそうだし、きれいだ。入院してもここのテーブルで仕事が出来るなあ、とか考えてしまった。

 ちょっと待っていると女医さんが迎えに来てくれて、関係者のみ入れる区域の中にあるカンファレンス・ルームへ。

 

 こうなると、普段は見られないものを見聞出来るわけで、「面倒くせえなあ」という思いから、「いい取材になるぞ」という気持ちに変化した。

 カンファレンス・ルームには専門分野が違う若手医師が二人待っていて、女医さんと合わせて3人で、Oの病状について説明してくれる。

 これまで1ヵ月の間、あれこれ検査をしてきたが、病気の原因を特定するには至っていない。故に治療法も判らない。対処療法をするしかない、と。

 他にも、MRIなどの画像を見ながら説明を受けたが、この日記には詳しい事は書けない。

 検査の最後に、末梢神経の一部を取って、生検したいと。

 その承諾をおれの目の前で当人にさせるのが今日の真の目的だったような気もしたが、担当医師から彼の病状と検査結果について直接聞けたのは、よかった。

 

 彼の病気については、埼玉の大きな病院や独協医科大学は「何も判らないから何も出来ない」と突き放し、東京女子医大もまるで判らず「気のせいじゃないか」とまで言われていたのを、東大病院では、徹底的な検査をして、なんとか病名がついて、それが国の定める「特定疾患」であることが判り、たしかに彼の体内で病変が進行中であることも突き止めてくれた。その意味では、東大、エライ!と心から思う。そして医師たちも親身になってやってくれているようだ。

 しかし、彼の症状がなんであるのかについては、まだ判らない。もしかして今後も判らないかもしれない、というニュアンスを感じた。

 今日は、ここまで。

 東大病院の夕食は18時。昔と違う。昔は17時に冷めてマズい食事が機械的に配膳されたが、今は温かい食事が配膳されるし、食堂というかラウンジでゆっくりと食べることも出来る。

 今夜は、カンファレンスがあってキャンセルしたので、彼はおれとメシを食うことになった。

 15階のレストランに行く。どれもカロリーの低いメニューばかり。ハンバーグも驚くほど低カロリーだぞ。

 しかしおれは、「若鶏のグリル」にグリーンサラダとコンソメスープをつける。

 美味しい。が、低カロリーな分、腹にずんとこないねえ。病院の中にあるレストランだから、仕方がない。

 食事しながらOとあれこれ話す。

 相変わらず楽天的だが、その根底には「どうせ死ぬんだからあれこれ考えても仕方がない」という諦観がある。

「お前は死ねばいいけど、周囲は大いに迷惑するんだからな!その辺をきっちり判れよ!」

 とキツく申し渡しておいた。鬱になられるよりもいいが、あんまりヘラヘラされるのも腹が立つ。

 しかし、病棟内のエレベータに乗り合わせた看護師さんが、Oと親しく話しているのを見て、彼は好ましい関係を作れてるんだなあ、とかなりホッとした。

 で、帰りはタクシーに乗ってしまおうかと思ったが、食事に想定外のカネがかかったので、バスにする。ちょうど来たのでそれに乗ると、御茶ノ水駅行きだった。後から調べると、それがすべての最終バスだった。ラッキー。

 バスに乗っていて便意を催したので、御茶ノ水駅のビルに駆け込んで、用を足す。

 駅前にある博多ラーメンの誘惑に勝ち、千代田線で帰宅。

 帰宅して、帰路に買ったシュークリームを食う。

 他人の病気の説明を聞いただけなのに、いや、それだからこそ、なのか、凄く疲れた。もうグッタリ。

 取材的にはいい経験が出来た。医師のカンファレンスがどんな雰囲気で行われるのか判ったし。

 しかし、疲れたぞ。

 風呂に入って、出てからソファに座っていると、そのまま落ちてしまったので、くーたんと遊ぶのもそこそこに、23時就寝。

本日の体重:89.85キロ

本日の摂取カロリー:1945kcal

本日の消費カロリー:日常生活+314kcal/5233歩 

2013年1月21日 (月曜日)

祝!トンネル脱出!

 7時起床。

 体調はもう、ほぼ回復。セキやくしゃみが時々出る程度。

 朝イチで荷物が届く。上から押せば泡立て部分がクルクル回転する泡立て器。電動だとでかくてゴツイのしかない。頻繁にケーキを作る奥様なら買ってもいいだろうが、ホイップクリームをごく少量、忘れた頃に作る程度のオッサンにはオーバースペック。

 で、くるくる泡立て器が来たので、使ってみたい。

 冷凍した昨日のパンケーキを温め、スクランブルエッグを作る。卵を溶くのに普通の泡立て器で何の苦も無いけれど、使ってみる。まあ、便利っすか?って感じる程度。

 ソーセージも焼いて、白いオーバルのお皿にパンケーキと共に乗せると、その辺のカフェのモーニングみたいにキマッタぞ!

 お総菜のポテトサラダを添えると完成。しかし彩り的にはプチトマトかトマトのサラダにすればカンペキだな。

 それに、手製のホイップクリームを添えるべく、製造。結局、生クリームの量が少ないのでくるくる泡立て器は活用出来ず。IKEAの泡立て器で下地を作って、後は人力。

 写真を撮るにはテーブルの上が乱雑だったので、次回。

 味は、大変結構。ソーセージをベーコンにすればなお良かった。

 と、上記の事をミクシィに書いたら、「ポテトとベーコンを炒めたヤツを添えたら?」というアイディアを戴いた。ジャーマンポテトね。これ、エッグスン・シングスでも出していた気がする。本格的ハワイ風の朝食になるなあ。ベーコンは薄いヤツじゃなくてブロックベーコンを切った厚みのあるヤツか、パンチェッタの方が美味しいか。

 で、仕事。

 昨日なんとか終えてしまいたいと思っていたのに終わらなかったので、今日こそやらねば。今日第1章を終えられなければおれは終わりだ、と言う覚悟のもとに、書く。

 やっと、リズムが戻ってきた。このリズムがあれば、なんとかなる。

 午後、腹が減ったので、ちょっと買い物に出る。

 そのついでに郵便局に寄って、お年玉付き年賀葉書のアタリ3枚を出して、4等の切手セットを貰い、書き損じ9枚を50円切手に交換して貰う。

 その後、スーパーでピーマンなどを買う。

 帰路、快楽亭から電話。土曜の録音、どうなりましたかと。データは移したが、全然触っていない。今月末でいいと言われたから。まずは本業優先。気にはなっているのだが。

 帰宅して、早速、朝の残りのソーセージとピーマンでスパゲティを作って食う。美味い。ピーマンを炒めるとき、何故かベーコンやハムではなく、ソーセージの輪切りがイメージなんだよねえ。子供の頃よく行った喫茶店で出すナポリタンがこのパターンだったせいかも。

 仕事を続ける。

 途中、疲れたので中断。ソファで、くーたんと一緒に1時間ほど寝る。

 仕事再開。

 夕食の時間だが、ここでメシを食ったら気持ちが途切れてしまうので、食わず。腹もそんなに減らないし。一応、晩飯は回鍋肉を作る準備はしてあるのだが。

 どんどん書いて、50ページ(プロローグと合わせて)を突破。

 あと少し、と言うところで、電話。去年の暮れの忘年会の幹事E氏から、テニス合宿の件。こういう事はその場のノリでは「いいですねえやりましょう!」と盛りあがるが、いざ実現という段になると脱落者続出というのが定番。しかしE氏がやると違う。あの時の全員が参加。もちろんおれたちも参加。

 その電話を切ったら即、相方からも電話。テニス合宿のことを話し、あと少しで「第1章」が終わると伝える。

 21時を過ぎて、終了。

 1章に半月以上もかけてしまった。これはかけすぎ。いくら書き始めには時間がかかるとは言え、これはいかん。インフルエンザで寝込んだこともあったとは言え、本来なら寝込む前に書き終えておくべきだったのだ。

 さて。

 このまま寝ればカロリー的にはいいのだが、かなりひもじい。

 お茶漬けでも食べようと冷蔵庫を見たら、漬け物がない。

 ご飯を食べるのに、漬け物がないのは完全NG。漬け物は絶対に必要。カレーを食うときだって福神漬けかラッキョは絶対に欠くべからざるものだ。

 コンビニに行くが、ロクな漬け物がないんだよねえ。浅漬けや塩漬けではなく、おれの場合、ぬか漬けでなければならないのだ。

 弁当にしようかと思ったが、これまたロクな弁当がない。カップラーメンにしようかと思ったが、この時間に食べるにはカロリーがヤバい。

 やっぱりお茶漬けにすることにして、タクワンなどを買って帰る。

 永谷園のサケ茶づけで、お茶漬け。美味い。

 

 アルジェリアの日本人、7人が犠牲になったと政府が発表。まったくひどい話だ。民間人だぞ。相手は宗教的主張も政治的主張もない(あっても、こんな卑劣な手段を使った段階で完全にアウトだが)営利目的の薄汚い土人だ。こんな連中は根絶やしにしてしまえ。

 風呂に入り、0時就寝。

 明日は旧友Oの病状説明を聞くために東大病院に行かねば。頼られるのは嬉しいが便利に使われるのは腹立たしい。どう感じるか、その境目は微妙なものではあるけれど。

 明け方に揺れを感じて目を覚ましたら、iPhoneが盛大に鳴った。震度3くらいか?

 すぐ寝直す。

本日の体重:90.30キロ

本日の摂取カロリー:1965kcal

本日の消費カロリー:日常生活程度

2013年1月20日 (日曜日)

試運転状態は続く

 7時起床。まあこれだけ寝れば大丈夫か。

 起き出してすぐ、小説の書き方本を2冊チェック。詰まっていた原因が、視点の取り方に起因していると思い至ったのだ。

 三人称と言っても、「完全三人称」は書くのが難しい。それは「神視点」と違うが、うっかり混同してしまいそうで怖い。しかし「一人称的三人称」とか「三人称多視点」なら判る。つまり、その場面の視点的人物を置いておくべきなのだ。それをしないで気がつくと「完全三人称」みたいな慣れないことをしようとしていたので、途端に詰まってしまったのだ。

 この「視点」の問題をハッキリさせたので、一安心。ちょっと書き直して進むことが出来る。

 デビューしてもうかなりの年月が経つし、それなりに作品数も増えたけれど、まだまだ素人みたいな疑問が突然湧いてくるし、どうしていいか判らなくなることがある。で、おれもまだまだだなあと実感する。こんな初歩的なことがどうして判らないんだろう、身についてないんだろう、と反省する。

 いやしかし、これは今まで特に意識しないで書けていたことなのだろうか?その時は自然に視点の問題を問題とも思わずに無意識に解決していたのだろうか?それとも、問題意識もなく、本当はやってはいけない御法度を犯して、犯したことにも気づかないで作品を脱稿していたのだろうか?

 う~む。

 とにかく、ここ数日、生理的にしっくりこなかった問題の原因が何処にあって、その解決策も判ったので、安堵。

 日記を書き、相方と電話で話し、ブランチを食べてから仕事を開始する。

 ブランチは、パンケーキを焼く。

 このパンケーキについても、根本的誤解をしていた。外側はカリッとして中身はもっちりという食感を得るためには、パンケーキが分厚くなければならないと思い込んでいた。実際、パンケーキの美味しい店という評判の店で食べたパンケーキは、そこそこ分厚かったし。

 が、しかし。本来のパンケーキはもっと薄くて、薄いものを何枚も重ねて食べるんじゃないのか?と言うことに気づいた。というか、原点回帰した。

 では、今回は型というか枠を使わず、おたまでフライパンに流し込んだ分を1枚として焼こう。ウチのIHクッキングヒーターでは弱では弱すぎるので、中の一番弱火で2分強焼こう。

 という作戦が成功した。

 外はカリッとはしていないが、そこそこ美味しく焼けた。

 しかも、ホイップクリームも美味く出来た。IKEAの泡立て器では上手くホイップ出来ず、最終段階で人力でわーっと掻き回して泡立てたが、砂糖の加減とレモンの風味が絶妙で、爽やかな甘さを出せた。

 4枚焼いて、2枚食べ、残りは冷凍。明日の朝、解凍して食べよう。

 

 パンケーキの朝食を画像検索したら、同じ皿にパンケーキとスクランブル・エッグにカリカリベーコンが並んでいる画像が実に美味しそう。次はこのパターンで作ってやろう。

 食事を済ませて、仕事開始。悟りを開いた境地で、昨日書いた部分を直して、先に進む。まあ、万全ではないだろうが、後からいくらでも直せるし。

 14時になったので、NHK-FMの「きらくら」を、仕事をしながら聴く。こういうの実に久々。今まで「ラジオを聴きながら仕事」はほとんどしなかった。というか、ラジオ自体聴かなかったし。しかしこの番組だけは習慣として聴くことにしよう。日曜の午後にピッタリだし、ふかわりょうのクラシック好きも本物のようで、その語りがとても好ましいし。

 今日のゲストはメゾソプラノの林美智子さん。目が悪戯っぽくクルクル動くのがチャーミングな人だが、ラジオだから見えないのが残念。双子のお母さんだとは。

 彼が書いた「音のない世界」(アイスランドを旅したときの)エッセイに曲をつけるコーナーで、圧倒的にマッチしたのがリゲティの、「2001年宇宙の旅」でも使われたあの曲。異次元に入ってしまったかのようなもの凄い力がありましたなあ。

 

 番組が終わって、仕事に専念。しかし、「空白の1週間」は大きかった。早く挽回しなければ。先週の午後から体調を崩したんだもんなあ。せめて連休じゃなければ、回復はもっと早かったのに。まあ、今は治ったからいいけど。

 夕食はご飯を炊いて、山盛りキャベツにソーセージと目玉焼き。炊きたてご飯が美味しくて、お代わりしてしまった。

 食後、録画してあった「アド街ック天国・熱海」を見る。ちょっと行かない間に熱海も変化してるんだなあ。オーシャン・ビューの新しいホテルか、お湯がいい古い旅館か、選べるのはいい。素泊まりで行って、夜の街に繰り出すのが面白そうだし、熱海の街のためにもなりそうだなあ。

 その後はテレビを見ないで仕事!と思ったが、集中力がなかなか戻らない。

 TBSの演芸番組を見る。東京03のコントは面白かった。彼らも紳助に絡まれて気の毒だった、と「あの事件」のことをどうしても思い出してしまう。吉本の新人のボーイズラブ芸人は、ネタをキッチリやっていれば一発屋にはならない気がする。

 「情熱大陸」をちょっと見る。芥川賞作家ともなると、文庫本の装丁の打ち合わせがあるのね。ふ~ん。

 くーたんを抱っこして、お腹を撫でてやると、便秘が解消。しかしお腹を撫でてやらないとお通じが悪い、というのも問題だ。3歳を超えて、遊び方も変わってきたから、ちょっと運動のさせかたを考えた方がいいか。

 

 深夜になってきて、明日書く部分のメモに移行。日記もざっと書いて、1時就寝。

本日の体重:89.50キロ

本日の摂取カロリー:2030kcal

本日の消費カロリー:日常生活程度

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