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2013年12月1日 - 2013年12月7日

2013年12月 7日 (土曜日)

仕事して日芸のプチ同窓会忘年会

 8時ごろ起床。

 晴れ。

 朝のモロモロをしていると、相方から電話。しばらく話して打ち合わせ。「悪漢刑事12」の章割りで、中だるみするところがあったのだが、そこに新展開のアイディアが相方から出て、いい感じでハマる。

 今日のおれは、夜に江古田で日芸のプチ同窓会(仲のいい連中だけの小さな集まり……例年行くNの墓参りのメンバー)の忘年会。それまで仕事をする。相方は参加している同人誌の例会。

 「黒い報告書」、下書きをしたから、スイスイ書き進むと思っていたら、ここできちっと人物描写を、とか書くべきことがあれこれ出てきて、進んだり戻ったり。

 ブランチは、昨日のロールキャベツ・シチューのスープが残っているので、そこにソーセージをいれてしばし煮込む。が、鍋の底が焦げ付いてしまって苦くなってしまった。

 相方から、今朝話した内容が加わった章割りファイルが送られてきた。

 「黒い報告書」を進めるが、今日中に書いてしまうのは無理だ。

 それにしても、ネットの産経新聞を読んでいると、特定秘密保護法が素晴らしい法律のように思えてくる。これって、恐ろしいぞ。そして産経新聞は何かというと朝日と毎日をこき下ろすが、朝日は産経を完全無視、という構図も面白い。

 しかし、秘密かどうか検証する第三者機関を2つ作るというけど、それはこの法律に盛り込まれない。そんな第三者機関、役に立つのか?どうして法律を改正して第三者機関を設置すると明記しないの?

 とかとか、この法律は穴だらけだろ。産経新聞が褒め称える理由が理解出来ない。

 あっという間に夕方。

 風呂に入ってヒゲを剃り、外出。

 

 空腹状態で酒を飲むと悪酔いするので、何かをちょっと入れておこうと思い、乗り換えの西日暮里で、駅ソバのざるそばを食べる。

 池袋経由で、江古田。

 江古田は、数年置きに来ているが、その度に変貌している。

 汚かった駅は改良されてエスカレーターやエレベーターがついていた。

 4線あったプラットフォームは2線になって、そのスペースにエレベーターがついたのね。

 駅前もかなり変わっていた。

 Oが一番乗り。ついで幹事のS。他の面々はすでに店に入っていると。

 Oに会うのは夏以来だが、おじいさんのように体が傾いていて、病状の進行を感じさせた。しかし血色はいい。

 店は「わさび」というところ。住宅街のマンションの1階にある。というか店をマンションにしたのか?

 メンバーは野郎ばっかり。紅一点、Y.H.さんがいるが、彼女は学生時代からサバサバ系で色気を感じなかったんだよねえ。

 4000円のコースを頼んだら、どんどん出てくるので、食べるのが追いつかない。

 生ビールとハイボールを飲む。

 おれとO以外はみんな映像関係に絡んだ仕事をしているので、あれこれ聞く。

 映画館はもう、ほとんどがデジタル上映になってしまって、フィルム上映の設備がある映画館はほとんど無くなってしまったらしい。

 上映用のデータはハードディスクで運ばれてくる4Kデータなんだとか。

 ダビングも、以前はノートパソコンやデスクトップがダビングルームにずらっと並んでいたのだが、今は数台のノートパソコンで充分らしい。

 ああ、おれの知らない世界になっていく……。

 つーか、おれはフィルムが恋しいぞ!

 参加予定のYが遅れて来るというので、もう1軒行くことに。ここでY.H.さんを含めた3人帰る。

 外に出る機会がないOは、もっとみんなと話したそうだったので、おれも付き合う。というか1次会が終わって店を出たときに、強い便意を感じてしまって、早急に次の店に入りたかったのだ。

 

 学生街らしい可愛らしい店に入る。

 そこにYがやってきて、カワキモノとピザを食べながら喋る。

 おれはモヒートが飲みたかったが、自家栽培のミントが終わってしまったので、今季は終了とのこと。やっぱり夏の飲み物だったのね。

 ワインクーラーを飲むが、やっと半分しか飲めなかった。

 話すことは「終活」。遺すことになるあれこれをどう処分して欲しいか、遺言を遺すべきと、最近親を見送ったYが力説。まあねえ、それはそうだよねえ。

 というか、おれたちもそういうトシになったんだよねえ。病気自慢の後は、終活か。う~ん。

 0時前に解散。

 おれは事前に最終電車の時間をチェックしていたが、Oが住む草加までの終電をチェックしていなかった。

 北千住までは帰れるが、草加行きの電車はもう終わっている。

 どうするか。

 Oは始発までウチで語り合おうと言い出したが、おれはそれはカンベンしてほしい。しかも、誰かを泊める用意は全くない。

 北千住から草加までのタクシー代を半分出してやることにする。

 北千住でOがタクシーに乗り込むを見届けて、1時過ぎに帰宅。

 くーたんはおれが帰るのをお待ちかね。ドアの向こうからにゃあにゃあ鳴いていた。

 シャワーを浴びて、くーたんとしばし遊んで、2時就寝。

 いかん。最近はこういうパターンになってきたぞ。

本日の体重:90.60キロ

本日の摂取カロリー:1993kcal

本日の消費カロリー:日常生活+93kcal/2355歩+23kcal(自転車)

2013年12月 6日 (金曜日)

章割り送って、「黒い報告書」に取りかかる

 7時起床。

 この時期、寝不足は風邪の原因になるのできちんと寝る。W枕は熟睡出来る感じがするし、布団との隙間がなくなるせいか、布団の中が暖かい感じもする。

 快晴。

 朝のモロモロをやっていると、祥伝社M氏から「章割りどうなってますか」のメール。

 おれが昨日作った章割りは相方が手を入れているので、電話しても出ないのでアップルのメッセージで「何時頃になる?」と聞いても返答がない。早朝まで仕事をして寝ているのだろうと思って返事を待つ。

 おれは、週刊新潮「黒い報告書」の準備。これは実際に起きた事件を下敷きにするので、そのモデルにする事件をもう一度調べ直す。

 昼になった。ちょうど世間ではランチタイムで店が一番混む時間だが、おれの腹も減った。くーたんのカリカリも買わなければいけないので、正午過ぎに外出。

 以前、「福しん」に意見具申メールを出したらお礼とともに50円割引チケットが送られてきたので、福しんに行くが、満席。

 ならば他の店、と巡ってみるが案の定、「松屋」も「はなまるうどん」もラーメン屋も満席。しかし、「定食かあちゃん」には席があったので、入る。

 さんま焼き定食を食べる。隣の学生がくちゃくちゃと音を立てて食うので、閉口。どうも最近神経が立っているのか、こういう音が気になって仕方がない。しかし、もちろん、我慢。

 おれの入ったときがピークだったようで、どんどん客が減っていく。

 おれも食事を終えて勘定をする段になると、店の中は閑散としていた。極端だなあ。

 くーたんのカリカリを買い、北千住西口に戻ってスーパーでコーヒー豆やバターなどを買い、帰宅。

 郵便受けに週刊文春が入っていた。最新号で、恒例の内外ミステリーベスト10が掲載されている。

 このアンケートは相方の担当。相方が書いたものは高村薫(敬称略)の「冷血」が掲載されていた。

 で、相方から電話が来て、昨夜メールと電話で話した点を変更すれば、とりあえずM氏に送ってもいいと思う、手を入れたものは夕方送るとの事だったので、電話を切って即、手直しをして、M氏に送る。

 買って来たサンドウイッチを食べて、「黒い報告書」を始める。前回の原稿は、「これしかない」と構成が浮かんでいたので速効で書き始めたのだが、今回はいろんなアプローチの仕方がある。どう攻めるか、考える。

 祥伝社M氏から、章割りについては週明けに返事します、との事。

 ならば週末は「黒い報告書」を書いてしまおう。

 が、腹が減ったので、夕食の支度をする。

 今夜は、新宿アカシア風の、「ロールキャベツ・シチュー」。アカシアのものは、塩味を利かせたクリームシチューの中にロールキャベツが2つ浮かんでいる。それを再現。

 まず、ご飯を炊く。

 ご飯が炊ける間、仕事。

 「黒い報告書」のおおまかな構成を書き、エピソードやせりふを箇条書きにしていく。

 と、相方から電話。「もう書き始めた?」というから「黒い報告書」の事かと思って、話が食い違った。

 「悪漢刑事」は章割りがきちんとゴーサインが出ていないのだが、章割りの手直しについては、相方の頭の中では済んだことになっていて各章の詳しい下書きを書く段階に進んでいた。

 最近、トシのせいか、どうも自分の記憶と解釈に自信がないし、実質的には相方の言う線でまったく差し支えはないので、この件はそれで終わりになったが、どうもしっくり来ない。

 しかし今後は進行状況をきっちり確かめて進めていかないとトラブルが起きるぞ、と自戒。

 電話を切ってから、アカシア風「ロールキャベツシチュー」に取りかかる。

 アカシアのは、クリームシチューはスープだけで他の具はないが、それじゃあ寂しいので、じゃがいもとタマネギをバターで炒めて、買って来た冷凍ロールキャベツと一緒に、ハインツのクリームソースを牛乳で伸ばしたもので、30分煮る。

 でき上がったのは20時を大きく回ってしまった。

 アカシア風に、丼ご飯とともに食べる。買って来たタマネギ・サラダも食べる。

 美味い。シチューとしては塩味が強いが、これはアカシア風。ご飯が進む味になっている。

 3個あったロールキャベツ、2つ食べて残りの1個は明日、と思っていたのだが、美味しいので3つとも食べてしまった。

 食後、ニュースを見る。

 参議院本会議では、民主党が必死の抵抗。森大臣問責決議案とか秘密保護法を審議した委員会の委員長の解任決議を出すが、どんどん否決。

 法案の修正に参加した維新の会やみんなの党は何もしない。いや、出来ない。

 で、民主党は首相問責決議案とか、いろいろ手を繰り出してくると思ったのに、結局それはせず、23時過ぎに本会議で可決・成立。

 結局、衆参で自民党が絶対多数になると、こういう事をするのよ。以前の田中派支配の時代なら、野党の言い分も聞いて調整型運営をやったけど、旧福田派の流れを引くアベ政権はモーレツに強引。

 ここまでやるか?

 裏でアメリカから強力な「指示」があったとか?

 コイズミの反原発の動きは、特定秘密保護法案から国民の目を反らせるためだった?

 とか、いろいろ考えてしまう。

 政府の一存で、いろんなことが秘密にされて永久に公表されなかったり公文書が処分されてしまったりするんだぞ。誰かが捕まるんじゃないかということ以外に、政府が好き勝手出来ることになるこの法律は、むちゃくちゃだろ。

 こんな自民党に票を入れて選挙を勝たせてしまったヤツが悪い。おれは、入れなかった。しかしだからといって、衆議院を通過する頃まであんまり関心がなかったのだから、「無関心だった責任」はある。でも、こういうふうに考えると「1億総懺悔」みたいなことになるので、やっぱりアベ政権の強引さが諸悪の根源なのだ。

 政権交代してすぐは円安になって株価が上がって「アベ万歳!」みたいな空気になっていたけど、結局これがアベの「地」だぞ。

 次の選挙で、「特定秘密保護法を改正します」という政党に勝たせなければいかん。しかし、民主党は依然としてグダグダのままで立ち直る気配がないし、維新とみんなは駄目だということがはっきりした。共産党や社民党は「大野党」にはなり辛いし……。小沢党は論外(もう信用なんかない)だし……。

 暗澹たる思い……。

 ロールキャベツ・シチューで満腹になって、モーレツに眠くなって、「報道ステーション」は半分寝ながら見た。

 その後、「検索ちゃんぴおん」特番が面白いので、見る。この番組、むちゃくちゃ面白いけど、この顔ぶれじゃあお金がかかって仕方がないよね。

 「タモリ倶楽部」は録画しているのだが、見る。小田急の喜多見車両基地って二階建てで凄いものなので、中を見てみたかったが、その全容が判らないのは惜しい。

 でも、小田急の最初の車両や最初のNSE車も、いろいろ保存してあって、小田急の博物館機能もあるんだねえ。

 「ぷっすま!」が始まったが、寝る。

 と言っても2時近くになってしまった。

 「黒い報告書」は、プランがまとまって、アイディアもメモして、あとは書くだけになっているのだが……かなりコミカルなタッチになってしまう。これでいいのかと考える。タッチを変えると全面的に考え直す必要があるが……どんなもんじゃろか。

本日の体重:89.95キロ(おお!90を切ったぞ!)

本日の摂取カロリー:2070kcal

本日の消費カロリー:日常生活+34kcal/912歩+73kcal(自転車)

2013年12月 5日 (木曜日)

章割やって、IKEA

 7時ごろ起床。

 ぐっすり寝たら体調は戻ったようで、ホッとする。

 朝のモロモロを済ませて、仕事開始。

 このところ使っている「かわせみ2」はATOKと遜色ないが、使い始めてから未だ間がないので、文節の切り方が学習されていないから妙な変換をする。しかし、ATOKは毎日のように辞書のアップデート情報(というの?新語追加とか)があるから、辞書はATOKが最強なんだろうな。

 ブランチ代わりのコーンフレークを食べようとしたら相方から電話。そのまま打ち合わせ。

 途中、光文社T氏から電話が入ったので中断。

 T氏に頼んでいた参考資料が届いたのでこっちに転送すると。あと、短編集のタイトルが決まったと。

 再び相方と電話打ち合わせ。

 いろいろあやふやだった「勘所」「勘所を浮き立たせる事件の扱い」がハッキリしてくる。

 電話を切ってコーンフレークを掻き込んで、仕事開始。

 15時までに章割りを送ると約束したが、14時過ぎに何とかまとまったので、メールで送る。

 折り返し戻ってくるような状況ではなかったので、引き続き週刊新潮の「黒い報告書」を書こうかとも思ったが、気分転換に、新三郷のIKEAにでかけることに。ウチのIHヒーターでは使えない鍋を買ってしまったので、交換にいかなければならないのだ。

 コーンフレークだけでは空腹。しかしIKEAのレストランできっちり食おうと決めているので、途中の駅ソバは我慢。

 IKEAに着いて、まず、返品カウンターで使えない鍋を返品。電話で聞いていた通りにスムーズに手続き完了。返金はクレジットカードに戻る。

 その足で2階に上がって、まず、レストランへ。

 牛フィレのローストにご飯、ハムのマリネにコーンスープを食べる。ここのローストビーフはステーキみたいに分厚い。それが2切れ。

2013roasted_beef_2

 ビーフシチューとかクリスマス・プレートにしようかと思ったが、これが一番、食いでがあると思ったが、その通りだった。ボリュームがあって美味い。

 平日夕方のIKEAは空いている。閑散としているのではなくて適度に客がいるが、レストランの席取りで困ることはない。

 ゆっくり食べる。なかなかゆったりした気分。

 食後、1階の売り場に行って、IHでも使える中華鍋を買い、この前来たときに買ったのと同じ枕とマクラカバーを買い足し、バスタオルも買う。

 掛布団カバーも買おうと思ったが、好きな色やデザインが見つからなかったので、それはまた次回に。

 久々のIKEAは楽しかった。

 おれはアウトレットを見て回るのはさほど楽しくないが、IKEAはとても楽しい。そのように店内をディスプレイしているのがとても大きいと思うが。

 ちょうど駅行きの無料シャトルバスが来る時間だったので、数分待って、乗る。歩ける距離だけど、無料バスがあるんなら、乗る。

 行きは東武線経由、帰りは常磐線経由で帰ってくる。

 ゆっくり風呂に入ったり、キッチン・テーブルの片づけの最終段階をやったり。

 特定秘密保護法、参院の委員会で採決強行。

 外交とか防衛の分野で秘密を守らなければアメリカなどから情報が入ってこない、というのは判る。だからこういう法律が必要だというのも判る。

 しかし、その秘密の範囲が外交・防衛に限られず、政府のやることすべてに拡大しているし、みんなの党や維新の会が加わっての修正では秘密保持が30年だった原案から60年に伸びたりと、「改悪修正」されているし、秘密として保護するものかどうかの検討機関が各省庁の次官級の官僚の会議で決まるんだとか、かなり杜撰ででたらめに近い。

 外交交渉とか相手がある場合は、アメリカなどの公文書公開制度を使って秘密情報に触れることが出来るが、純粋に国内問題の場合、下手すると永遠に秘密のままでアクセスもできないという事態も充分に考えられるのだ。

 だから反対する。

 自民党も選挙で大勝したら、すぐにこんなむちゃな法律を出してきてごり押しで通してしまうんだから、野党に転落した反省が全くない。というか衆参で大勝した今のうちにやりたいことをやってしまおうという腹なのか。

 こういうとき、強力な野党が立ちはだかって、次の選挙でひっくり返してやる、というのが憲政の常道であるべきなのに、民主党はグダグダのままで政権交代を狙う野党の存在感はゼロ。民主党は与党時代に自分でも強行採決してしまったからなあ。自民党と同じことをするんだ、と言う失望もあるし。

 みんなの党は自民党にすり寄って延命を図る気マンマンだし、今回の戦犯の一人でもある。維新の会は「国会の論理」でみんなの党と争うように修正協議に加わったが、世論を気にして態度が不明確になって訳のわからない理由をつけて反対みたいなそうでもないようなぶらぶらな態度。

 共産党は数が足りないし、ほかの政党はまるで存在感なし。

 サイアクですな。

 それに、TBSの「ニュース23」を見ていると、ツイッターで流れる「視聴者の意見」が画面下に出て、「この法案は必要だろ」とか「反対する意味が判らん」とかバカな意見も流れていた。

 世の中にはいろんな意見があるのは判るし、どんな意見も尊重されるべきだとは思うが、無理解で馬鹿な意見はまた別だろう。上記のようなことを垂れ流す連中は、この法案をキチンと理解しているのか?まあ、ツイッターに流れる意見をニュースで流すという見識もどうかと思うが。

 それと……マスコミも、この問題大アリな法律の欠陥について報じるのが遅かった。これは成立が見通せた時点で報道が解禁されたみたいな嫌な感じ。朝日も毎日も、どうしてもっと早くから報道してキャンペーンを張らなかったのだ?讀売はこの法案に賛成しているし、産経は「反対の声も結構ありますね」みたいな態度。

 まあ、法案が準備されている段階では、あんまり関心がなかったおれ自身にも跳ね返ってくることではあるのだが……。反対するのが恐すぎた。

 ついつい、「アメトーク」の「芸人のコンプレックス」を見てしまった。くだらねーことは延々流すのに、マジな話になったら早々に切り上げてしまった。たぶん収録ではかなりなことを喋ったのに、編集でばっさり切ったんだろうな。

 0時就寝。

 枕をWにすると、ホテルのベッドみたいにふかふか状態の枕に頭が包み込まれる感触になって、とても気持ちがいい。頭寒足熱でこういう枕じゃないほうがイイという見解もあるだろうが、気持ちいいのが何よりじゃないか?

 そのせいか、ものすごく爆睡。

本日の体重:91.05キロ

本日の摂取カロリー:1598kcal

本日の消費カロリー:日常生活+227kcal/5796歩+31kcal(自転車)

2013年12月 4日 (水曜日)

突然、体調不良

 7時ごろ起床。

 快晴。

 昨日の日記を書いて、いつもなら昨日見た映画「悪の法則」の感想も記しておくのだが、新作章割りをやってしまう方が先なので、仕事開始。

 しかし……考えるべき事が多く、ネットで新たな資料を探したりして、これは時間がかかると踏んだので、「悪の法則」の感想文を先に書いておく。

 で、調べたら、これが今年に入って映画館で観た最初の1本だった!もう12月だというのに。この前観たのが「アウトレイジ・ビヨンド」だもんなあ。

 映画を観なくなったなあ……。しみじみ。映画館で観たい映画は幾つかあったのだ。年内に「清洲会議」くらいは絶対に観ておこう。

 で、仕事に戻る。

 章割り、どうせなら脇役の動きとかもきっちり書き込んでおこうと思うと、ますます時間が必要。徳間新作は細かく詰めずに書き出したので、後から変更修正が多くてそれを修復するのが大変だったので、今回はメインのストーリーの設定はきっちり決めておこうと。

 途中、ブランチ。豚骨ラーメンが食いたくなったので外出。

 ラーメンの前にATMに寄ってヘソクリを入金して、「翔竜」で玉子入り翔竜麺に海苔と半ライスを追加。

 ニンニクをどばっと入れたら効き過ぎて、胸焼け気味。

 帰宅して、仕事再開。

 が……夕方になって、急速にパワーが減退。寝不足気味が続いているので、ソファで寝たいなあと思ったら、以心伝心か、ソファの毛布の中で寝ていたくーたんが起き出して場所を譲ってくれたので、しばしソファでテレビを眺めながら、ウトウト。

 これがいけなかったのかなあ。

 一気に風邪の気配が増した。昼頃にくしゃみを8連発していたのだが。

 「5時に夢中」が始まった頃には、もう今日は動きたくない、このまま寝ていたいと思うようになった。頑張ってテニスに行くのがどう出るか?なんか、気力が萎えている。

 電話して、今夜のレッスンはお休みすることに決める。

 メシも外に出たくないし、自炊する気もない。

 宅配の弁当を注文する。

 毛布を被って昼寝したんだが、寝るならベッドできちんと寝るべきなんだろうか?

 19時ごろに弁当、到着。NHKのニュースを見ながら食う。ハンバーグ弁当。海老フライが1本付いてきたが、外食をしていると厳密な揚げ物断ちが出来ない。美味しく戴く。

 で。

 日テレ「笑ってこらえて」は、「吹奏楽の旅SP」。これを見始めたら、なかなかの感動作で、終わりまで見てしまった。

 横浜の私立創英高校、埼玉県立春日部高校、大阪の桐蔭高校。

 横浜は元新日フィルの奏者が監督をしている吹奏楽の名門。

 春日部高校は名門進学校の普通の部活の吹奏楽部。勉強が最優先だから特訓はしないし練習時間も短い。でも、今年は吹奏楽コンクールに出て勝ち上がりたい、と参戦。

 大阪桐蔭は全国有数の強豪校で、ここ数年は連続して全国トップに君臨している。

 この3校の夏を追った。

 で、みんな、いいんだねえ。マナジリを決して必死になって精神主義でガンガンやるんじゃなくて、今どきの高校生だから、適度にユルいが、そのへんが凄くリアル。

 大会の後、横浜創英の女子部員が泣いているのでミスして泣いたのか下手くそが悔しいのかと取材班が聞くと、「あんまりうまく出来すぎて」と。エライ!エライじゃないか!

 進学校の春日部は高校に入って楽器を持った部員が大半。しかし夏休みの練習に、プロがやって来て特別に指導してくれた。ティンパニの叩き方を少し教わっただけで音が違うのに素直に驚くのがいい。

 大阪桐蔭は強豪校故のプレッシャーに、先生が急病で倒れ、なおかつ大会3週間前に自由曲を変更するという三重苦。

 ここでも生徒たちが「ヤバいですよ」と素直な表情を見せるところがいいなあ。

 各校とも、指導する先生たちは生徒には厳しくやるが、取材のカメラには「あの子達は良くやってますよ。やれと言われても私は出来ない」とホロリとすることを言う。

 で、横浜創英は県大会は突破したが地区代表にはなれず、春日部は県大会にも進めず、大阪桐蔭は全国大会で金賞を取れず連覇はついえた。

 それぞれに苦さのある結末だったのが、逆にいい感じ。

 高校と言えば「春夏の甲子園」「冬のサッカー」と体育会系の『汗と涙』路線ばかりだけど、生粋の文系としては、文系だって高校時代は燃えるんだ、と言うところを見せてくれる、この吹奏楽シリーズは見ていて楽しいし、胸が熱くなる。

 で、こういうのを見ると、自分の高校時代を思い返すけど、おれはおれで高校時代は8ミリ映画製作に燃えたし、高校生活を満喫した。恋愛には恵まれなかったが、それ以外では、頑張った。

 今もあるのかどうか判らないが、8ミリの甲子園みたいなコンクールがあって(全然有名にはならないままだったけど)、それに出すために2年生の時は部の作品を作り、3年生の時には個人作品を作って参加した。だから、今思い返しても、高校時代に悔いはない。「我が青春に悔いなし」だ。

 22時になってしまい、くーたんにご飯を出し、「報道ステーション」の音を聞きながら、キッチンテーブルが古新聞古雑誌(クレカやwowow、松竹歌舞伎会の会報)でうじゃうじゃになっているので、どんどん整理して処分して、本来の機能を取り戻した。

 で、23時になって、ベッドへ。くーたんが「遊べ」とアピールしていたが、今夜は勘弁して貰って、23時30分、就寝。

本日の体重:91.25キロ

本日の摂取カロリー:1900kcal

本日の消費カロリー:日常生活+36kcal/975歩+53kcal(自転車)

2013年12月 3日 (火曜日)

章割り熟考して、「悪の法則」を観た

 7時30分起床。

 朝のモロモロの後、仕事開始。

 相方から戻った徳間新作の「エピローグ」のファイルを確認して、徳間Y氏に送る。

 その後、「悪漢刑事12」の章割りを再考。

 するっと改訂できると思ったが、出来ず。

 ずっと考える。


 ショルティ指揮シカゴ交響楽団の「第九」に合わせて歌ってみると、合唱でテノールとソプラノが絡み合って音が激しく上下する部分はあやふやだったが、それ以外の部分はほぼ完璧に歌えたぞ!1週間ほど練習したらど素人合唱団の一人として舞台に立てるぞ。

 で、ついつい、「第九の名盤」を検索したら、おれが愛するショルティ盤(アナログ録音の方)を貶す評(ほとんどが宇野コーホーの悪影響を受けているというか、受け売り)が未だに多くて辟易。

 誰が何と言っても、ショルティ/シカゴの旧録音は素晴らしいと思うぞ!これ、大絶賛の中LPを買って、繰り返し聴いたんだよなあ。

 人類の遺産といわれるフルトヴェングラー/バイロイトのものは、録音が悪いから神話が生まれたんじゃないかと思っている。妙な力を感じるのは確かだけど、それは悪い録音を聴く側が脳内で補った結果、それぞれの「空前の名演」を産み出してるんじゃないのかねえ。

 キッチンテーブルの上に載ったくーたんが派手にテーブル上のものをどさどさと落としたので、久しぶりに「コラ~!」と怒る。

 するとくーたんは毛布に潜り込んでずっと出てこない。

 相方から、今日の夜、参考にするために映画「悪の法則」を見に行こうと提案されて、賛同する。「清州会議」も見たいんだけど、仕事優先。

 ずっと考える。

 いくぶん進んだが、解決しなければいけない問題が2つ。

 気分転換に、IKEA新三郷店に行って、ウチでは使えないフライパンを返して別のを買ってこようかと思ったが、疲れちゃうと今日一日駄目になると思うので、明日以降に順延。まあ今月中に行ければいいんだけど。

 ブランチ(というかほとんどランチ)を食べる。お歳暮にもらったボローニャ・ソーセージに目玉焼き、ご飯にインスタント味噌汁、しらす干し。

 なんとか夕方までに章割りを改訂しようとするが、駄目。

 おまけになんだか体調も悪くなってきたぞ。風邪を引いたみたいな感じで、なんか凄く嫌な感じ。

 夕方、睡魔に勝てず、ソファに座って、ウトウト。すると毛布からくーたんが出てきて、おれの腕にしがみつくようにして寝始めた。

 もー本当に、食べちゃいたいくらい可愛い。

 結局、第2章まで直して、時間切れ。

 外出。

 錦糸町で相方と待ち合わせて、まずは「シラツユ」で食事。

 ここは何でも美味しいが、特に「チキン・ディアブル」が絶品。ここでしか食べられない味。

 それと生ハムサラダを頼む。

 

 料理が出てくるまで打ち合わせをするが、いい打開策が出てこないので、おれのイライラがつい、口調に出てしまって、相方がさーっと引いてしまった。

 申し訳ない。たぶん寝不足で妙に眠たいのが体調の悪さを作り出してイライラを倍加させているのだろう。

 慌ててイライラを抑えて、相方の案も検討。

 すると、いい案が出た。うん、それならハナシは展開するぞ。

 近くのテーブルでは中年男女がなんか飲み会をやっている。明るく楽しい賑やかな会は大いに結構なのだが、ウケたときにパンパンとデカい音を立てて拍手するのはヤメロ!

 この悪習は明石家さんまが始めて、吉本芸人に伝染し、ギャルたちが真似をして電車の中でも手をパンパン叩いて「ウケる~!」とか言っていた。

 まあ、バカなギャルがやるのは仕方がない。しかし「ギャル」が死に絶えて幾星霜。この悪習はオッサンオバハンに伝播していた。

 まったく可愛げのないオバハンが手をパンパン叩いてギャハハと笑うのはもう、公害である。本当に迷惑だ。馬鹿かおまえら!

 我々はオリナスへ移動し、トーホーシネマズのロビーでコーヒーとミニパンケーキ(直径2~3センチ)を食べて打ち合わせを続行。まあ、だいたいの線は見えた。

 で、映画館へ。いや~映画を見るのは久しぶりだなあ。本当に。めっきり見なくなってしまったもんねえ。

 で。

 リドリー・スコットはもう映画は撮りたくないとか言ってなかったっけ?そのくせ「プロメテウス」を撮って、続いてこの「悪の法則」も撮った。要するに、上記のことを言った時はネタ切れだったのね。

 「悪の法則」は、前半は主人公の弁護士のラブラブぶりと周囲の人物の金満ぶりをダラダラと描写するのに終始するので、「全然怖くないじゃん!この調子が続くとしたら駄作だな」と思ったら……。

 首チョンパが起きてからは一気に「地獄」が始まって……。

 これはもう、完全な教育映画だ。啓蒙映画だ。

「良い子は麻薬取引で儲けようと思わないようにしましょう」

 これに尽きる。

 かつてサム・ペキンパーは血みどろの「戦争のはらわた」を作って、映画史上屈指の反戦映画にしたように、この作品も、映画史上屈指の「反麻薬プロパガンダ映画」だと思う。これを見たら、麻薬取引で一儲けしようなんて気にはならないだろう。絶対に。

 いや~しかし、後半の、これでもかと言う地獄にはノックアウトされた。

 プラピだけはちゃっかりと生き残るのかと思ったが……いちばん残酷に殺されるじゃないの。

 そして……女って怖いねえ。キャメロン・ディアスはもう普通の役は演れないんじゃないの?と思ってしまった。

 終映は24時近く。

 駅に戻って、終電で帰宅。

 くーたんにご飯を出してシャワーを浴びて、ネットで「悪の法則」のあらすじを確認していたら、2時近くになってしまったので、慌てて寝る。

 ベッドでiPhoneでミクシーを見ていたら、芦川さんが「『特定秘密保護法案』に反対する声明」に賛同していたので、おれも賛同の表明をする。

 声明文だけ、貼っておきます。

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「特定秘密保護法案」に反対する声明

【声明文】

 

 去る11月26日に衆議院で可決された「特定秘密保護法案」は、表現の自由や思想・信条の自由、さらには、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義といった憲法の骨格をなす原理原則に反する法案であり、自律的な市民生活を脅かす怖れがきわめて大きなものです。そして、平和で民主的な社会を基盤として成り立つ、音楽・芸能、美術、文学、映画、写真などの創造的な営みや、出版・報道・放送など、さまざまな表現活動の自由を損なうものです。

 国連人権理事会や海外のメディア・人権団体からも強い懸念が表明されているこの法案は、さらに、以下のような見過ごすことのできない多くの問題と欠点を抱えています。

 

・「特定秘密」の範囲が不明確であること

・政府の裁量・権限が大きすぎ、恣意的な運用が可能であること

・独立した第三者機関によるチェック体制がないこと

・将来の情報開示について義務規定がなく、情報公開の流れに逆行していること

・罰が重すぎること

・立法の趣旨には現行法で対応できること

・国会で十分な議論がなされていないこと

・国民の広範な反対の声を無視していること

 

以上の理由により、私たちは同法の衆議院における強行採決に強く抗議するとともに、すみやかに廃案とすることをすべての国会議員に求めます。

 

 2013年12月2日

「特定秘密保護法案に反対する音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会(略称:表現人の会)」

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 詳しくは、こちら。是非一読の上、拡散して賛同してください。

 というか、参議院で強行採決されようとしているのに、動きは本当に遅きに失したのだが。でも、声を上げないよりはずっとイイ。

本日の体重:91.05キロ

本日の摂取カロリー:2531kcal

本日の消費カロリー:日常生活+113kcal/3128歩+13kcal(自転車)

悪の法則

脚本:コーマック・マッカーシー 監督:リドリー・スコット

TOHOシネマズ錦糸町にて

「良い子は麻薬密売に手を出さないようにしましょう」

 という啓蒙映画&教育映画。

 是非ともこの映画を少年院や刑務所で繰り返し見せて、麻薬密売ネットワークを壊滅させて戴きたい。

 終わり。

 という感じ。

 とにかく、「ちょっとした儲け話」のつもりで、かなり気楽に参加した弁護士が味わう地獄を、とことん描く。

 主人公の弁護士は、麻薬ビジネスにおいて何をしたのかよく判らないのだが、「出資」してその利益の分配を受けるということだったのだろう。

 主人公は仲買人のブラッド・ピットに繰り返し「この商売は怖い」「気軽に考えているなら、手を引くのは今だぞ」と繰り返し忠告する。

 麻薬ビジネスの話を持ってきたのは友人の実業家(と言うより山師みたいな感じ)のハビエル・バルデム。大雑把なだみ声オヤジぶりがすこぶる巧い。主人公はこのオヤジから「巧い儲け話」として一口乗らないかと誘われたらしい。

 で、主人公はペネロペ・クルスに求婚してラブラブ状態。だみ声オヤジもキャメロン・ディアスにメロメロ状態。

 カネは持ってるが品はないような連中に影響されて、ちょいワルを気取って金を稼ぎたい主人公。

 ここまでが結構長くて、けっこうダレる。「とにかく怖いらしい」という前評判が全然効いてこない。

 あれ?もしかして、リドリー・スコット、やっちまったか?

 と思っていたら……。

 刑務所に入っている女の息子がバイクのスピード違反で捕まってしまった。400ドルの保釈金を積めば出てこれるんだけど……という相談を受けて、まあ近々カネも入るし、その息子も大金を持ってるらしいから、どっちに転んでも小銭は稼げると判断して、その息子を保釈させてやったら……。

 たったそれだけのことが、彼と、彼の周囲の人間全員を地獄にたたき落とす。

 メキシコからアメリカに向けて輸送中の麻薬を満載したトラックが行方不明になって、それには主人公が保釈させた男が絡んでいる(麻薬の横取りを狙う一味の仕業)。

 要するに、買い主のところに麻薬が届かなかったので、麻薬カルテルとしては、今回の取引に関った者全員を抹殺することに決まったのだ。

 さっさとトンズラを計るブラッド・ピットにハビエル・バルテム。そして主人公のフィアンセ、ペネロペ・クルス。しかし、バルテムは殺され、クルスもひどい目に遭った上にゴミのように死体が捨てられ(死体が捨てられるところだけ描写)、ブラッド・ピットはロンドンに逃げおおせたと思ったら、路上で惨殺される。

 なんとか助かろうと麻薬カルテルに詫びを入れようとする主人公だが、いろんなルートを使っても「駄目なものは駄目」……。

 たしかに南米の麻薬カルテルは、やることが凄すぎる。麻薬を取り締まろうとしていた捜査官はバラバラ死体が並べられていたり、検事や裁判官も惨殺死体や首吊り死体がディスプレイされていたり、美人検事か裁判官もバラバラ死体が街中に転がっていたりと、この世の地獄状態。俺たちには絶対触るなという強烈な警告だが、麻薬カルテルを壊滅させようと、各国政府も必死だ。

 だから……この映画で描かれることは、さもありなん、と思う。

 「ノーカントリー」(これも麻薬カルテルの恐怖を描いていた)の作家が書き下ろしたオリジナル脚本は、麻薬カルテルの恐ろしさはみんな知ってるよね、という全体で描かれているので、細かな部分の説明はない。だから観ていて「あれ?」と思う箇所が幾つも出て来るのだが……。

 キャメロン・ディアスは、こんな役をやってしまって、今後大丈夫か?と心配になるほど。大股開きで……というのもそうだが、彼女はもう異常性格者だ。

 ハビエル・バルテムはだみ声でガラッパチでアバウトなオヤジを優雅に演じていて、この人は達人だなあとしみじみと思う。しみじみと思う役ではないのだが。

 ブラピは、彼だけは難を逃れるんじゃないかと思わせるクレバーさを見せるが、一番残酷に殺される。

 ペネロペ・クルスは、たぶん、ブラピよりも酷いことをされて惨殺されたのだろうが、そのへんを一切見せなかった……見せない分、ナニがあったのか想像させて、怖ろしい。

 そして……すべての地獄のスイッチを入れてしまった主人公、マイケル・ファスベンダーは、地獄にやって来て右往左往する気の毒な存在。ほんの少しのデキゴコロが、こんなことになってしまうだなんて、予想もしてなかったよねえ……。不条理ではあるが、だから麻薬カルテルというか麻薬シンジケートは怖ろしい。その恐ろしさを大熱演。

 悪の側が吐くセリフが妙に哲学的で含蓄があるような深いような教養に溢れているような感じ。それが凄く違和感があるのだが、これはもちろん作者側の狙いのはずだ。異化効果というか、違和感を感じさせて、この映画の世界の非現実的な恐怖を出していたんじゃないか、と思う。

 リドリー・スコットは、前作の「プロメテウス」は、なんじゃラホイな出来だったが、この作品は凄かった。じわじわ迫ってくる恐怖と、直接、突然襲ってくる真っ正面からの恐怖の両方をこれでもかと描ききる。

 この映画を観れば、「麻薬なんか絶対に触りません!」と泣いて土下座して叫びたくなる。それは、サム・ペキンパーの「戦争のはらわた」を観て、完全な反戦主義者になったのと同じだ。

 これでもかと「その恐怖」を描かれると、もう、あたしゃノックアウトだ。

 欧米の評論家は賛否両論で否定的な意見の方が多いようだが、この映画はスゴイ、とおれは思う。なんせやっぱり、映像に力があるもの。圧倒的な力があるもの。

 この調子だと、リドリー・スコットはまだまだやりますな。

2013年12月 2日 (月曜日)

仕事して、気功

 6時30分起床。

 この頃は夜明けが遅くてまだ日の出じゃないのね。

 曇り。

 昨日録音した「きらクラ!」を聞きながら日記を書いていたら、やたらに時間がかかってしまった。やっぱり「ながら」は駄目だよなあ。やっぱり「ながら勉強」はあれ、全然頭に入ってなかったんだよなあ。

 で、仕事。

 まず、「悪漢刑事12」の章割り改訂。しかしどうも疑問が残るので、もっと考えよう。

 10時すぎまでにやって相方に送る。

 ブランチを食べる。ご飯、目玉焼き、インスタント味噌汁、しらす干し。

 その後、徳間新作の最終チェック。相方の手が入ったファイルを頭から見ていく。まとめて読むと設定の食い違いとかがよく判るので。

 いろいろ修正を加えながら最終章まで見て、担当Y氏に送る。エピローグは明日。

 その後、先月分の税金関係の書類を整理して税理士さんに送る準備。今回はあっという間に終えてしまった。いつもより手際が良すぎたので、なにかヌケがないか不安になるほど。

 出先から相方が電話をくれて、章割り、考えるべきところはあるけど取りあえずは、という事だったので、章割りを祥伝社M氏に送る。

 今日はやることはやったし、気功の前に空腹だとへたばるので、「富士そば」でカレーを食べる。最近こういうチープなカレーがとても美味く感じる。学食への郷愁か?

 ついでにATMで記帳。

 帰宅して1時間ほどぼんやりして、支度して再び外出。

 陽が落ちると、寒い。

 今夜の気功はオッサンばっかり。紅一点、編集のSさんが遅れて参加。

 気功をやりながら、鬼椿ユングというか暴れきぬごしというか、妙な名前をたくさん持っている男から「歌詞カードを見ないで歌える外国の歌ってありますか」と問われたので、気功をやりながらつらつら考えた。

 「煙が目に染みる」「雨に唄えば」「スカボロー・フェア」くらいかなあ、と思ったが、そうだあれを忘れていた。ベートーベンの「第九」の合唱のテノールのパートなら、全部ソラで歌えるぞ。ドイツ語で。若い頃叩き込まれた記憶というものは失せない物なのね。

 実際歌ってみたら全部歌えた。ちょっと練習したら「みんなで歌おう!第九」に参加出来るはず。


 たっぷり汗をかいて、「えいと」へ。

 今夜も揚げ物断ちは継続。美味そうな牡蛎フライも食べなかったが、薩摩揚げと揚げもちは食べてしまった。薩摩揚げに関しては、あれはいわゆる「揚げ物」とは認めたくないが、揚げもちに関しては、どう考えても揚げ物なので、自分で反則を犯してしまった。「揚げ物断ち100日」は潰えたか……。しかし以前のようにフライとかてんぷらを食べたくなくなったのは確か。

 湯豆腐をたくさん食べる。〆はおにぎりを食べてしまった。美味いんだけど。

 もう1軒行く面々とは分かれて、日比谷線から帰宅。

 くーたんにご飯をだし、風呂に入って、メールをチェックして、「芸人報道」をたらたらと見てしまった。全然知らない「ソラシド本坊」という芸人の日常トーク(面白いのか面白くないのかよく判らないが、面白かった)を見ていたら、1時を回ったので慌てて寝る。

本日の体重:90.05キロ

本日の摂取カロリー:1904kcal

本日の消費カロリー:日常生活+702kcal+170kcal/3856歩+91kcal(自転車)

2013年12月 1日 (日曜日)

仕事してトリノ歌劇場「仮面舞踏会」へ

 8時30分起床。

 快晴。

 朝のモロモロもそこそこに、仕事開始。昨日終わらなかった「悪漢刑事12」の章割り作成。

 途中、ブランチを挟む。トースト、コーンフレーク少し、ゆで玉子。

 今日はトリノ歌劇場のヴェルディ「仮面舞踏会」に行く。それまでになんとか……と頑張る。

 一応仕上げてプリントアウトして、外出。

 駅前のマクドナルドでビッグマックとコーラ。

 その後、相方と合流して上野へ。

 東京文化会館のロビーで買ってきたおやつを食べ、アルミボトルのコーヒーを飲むが、半分程度飲んだところで栓をしてショルダーバッグに仕舞って席に向かったが……。

 いつもはきっちり締める栓が緩くて、バッグの中に漏れてしまった。

 う~。最近こう言う「うっかりミス」が多くて本当に嫌になるなあ。さほど漏れていなかったが、双眼鏡の布ケースとバッグ自体にしみ込んでしまった。

 コーヒーの匂いって、けっこうキツイのね。双眼鏡からかなりのコーヒー臭が漂ってしまった。

 それはそれとして、今回はE席。5階の左サイド。う~久々。

 しかし、東京文化会館はこんな天井桟敷的な席までもいい音が広がる。

 そしてそして……リッカルドを歌うラモン・ヴァルガスが素晴らしい!

 これまで何度かナマで聞いたはずだが、あんまり素晴らしいと感じたことはなかった。しかし、今日のヴァルガスはのっけから素晴らしい!

 そして占い師のマリアンネ・コルネッティも、小姓の市原愛も、レナートのガブリエーレ・ヴィヴィアーニもいいぞ。そしてアメリアのオクサナ・ディカも!

 ノセダ指揮のオケも、なんと美しいのだろう。伸びやかで艶やかで素晴らしい。

 以前、二期会の公演で観たときは、なんだか芳しくない印象のオペラだなあと思ったのだが、歌手が揃ってオケがいいと、こんなにも違うのか!

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 休憩を挟んで後半。

 いやあ、酔いましたね。久々の来日公演ということもあるかもしれないけど、素晴らしい!

 ずっと簡素に抑えてきた舞台だが、仮面舞踏会の場面になると爆発するように色彩豊かになる。赤い色が舞台に溢れるとこんなにも豪華絢爛に見えるのか。しかも、その赤は、血の色でもある。

 18世紀スウェーデンの国王暗殺の話を無理やりイギリス植民地時代のアメリカ・ボストンに移したので、暗殺を計画する側が「先祖の城を取られた恨み」とか言うのがヘンだが、まあそのへんは大きなことではないのでスルー。

 お話的には、もうちょっと何とかすればこの悲劇は回避できたのにと思うが、そんな事を言い始めたらオペラの否定になる。悲劇が起きるからオペラなんだし。

 しかしヴェルディの音楽は、復讐を歌い上げるときには本当に勇ましくアドレナリンが吹き出すような感じになる。この歌の快感を知ってしまうともう、ヴェルディ中毒になってしまうのだ。

 いやあ、素晴らしい。

 ジャナンドレア・ノセダは凄いなあ。トリノの2010年の来日公演も観たが、あの時も素晴らしかったが、今回も素晴らしい。

 来週は「トスカ」だ!

 18時前に終演。

 上野のペッパーランチで夕食。おれはこの店だけのメニューのスパゲティ。野菜のパーニャカウダーと香味チキンをシェアする。

 デザートはソフトクリーム。

 観たばかりの「仮面舞踏会」の話をして、「悪漢刑事12」の打ち合わせ。おれの案に相方からいろいろ改訂案が出て、書き直すことに。

 20時過ぎに帰宅。

 妙に汗をかいたので、くーたんのご飯を出して、すぐ風呂に入る。

 風呂から出て、忘れないうちに章割り改訂を始めるが、全面的に話を変えるので、途中で力尽きた。

 テレ朝「オリンピックの身代金」、クライマックスだけを見る。クライマックスだけだから作品全体をどうこう言えないが、こんな大きな作品のクライマックスにしてはちゃっちい!これは演出の問題だろう。

 聖火台に仕掛けられた爆弾。時限爆弾にもなっている。

 残された時間は5分。

 強烈なサスペンスは完全に用意されているのに、なにこの盛り上がらなさは!聖火ランナーとのカットバックとか、定石のサスペンス演出を全然やらなかったのは何故?聖火ランナーを用意できなかった?

 逃げる犯人を撃つところも、あれだけ刑事がいて主人公しか銃を抜いて撃たないの?

 なんか、ここまで来て、こんなクライマックスかよとがっくりする。ずっと観てきた視聴者は、このクライマックスにがっくりしたんじゃないのか?

 原因を考えてみたが、「引き画がない」のが大きなマイナスだろう。通路を逃げる犯人、撃たれる犯人、この辺でどうして引き画をぽんと挟まなかったのか?通路なんだから引き画が撮れないはずがないのに。

 おれは卒業製作でこの「聖なる聖火台」でアクション場面を撮影して後から怒られたり、通路に警官隊を走らせたりして、これも怒られたので、引き画を撮れることを知っているのだ。

 ほんと、ガックリだよ。

 しかも……「東京オリンピック」の映像をふんだんに使っているのに、エンドクレジットがない。観客席を満員にしたCGは凄いと思ったが。

 その後、「ガキの使い」を観たりして、もう寝ようと思ったが、テレ朝「お試しかっ!」の女装対決に中村静香が出ているので、見る。

 女装に負けた女性タレントやモデルたちが本気で落ち込んでいるのが面白い。ぶりっ子の芝居は、男の方が大胆で巧いのは女形もそうだし、芝居として弾けられるからだろうなあ。

 中村静香の艶姿を観て、テレビを消す。

 0時過ぎ就寝。

 それにしても、自民党の石破サン、今日も富山で重ねて「騒音デモはテロ」と発言。だったら右翼の街宣車とか日教組大会の時に繰り返されるあの爆音はどうなのよ。

 田舎の大者政治家になり果ててしまった石破サンには、秘密保護法反対のデモの音は堪え難い騒音だけど、右翼の爆音は美しい音楽に聞こえているんだろうなあ。

 こういう人物に権力を持たせてはいけない!

本日の体重:90.75キロ

本日の摂取カロリー:1942kcal

本日の消費カロリー:日常生活+115kcal/2881歩+56kcal(自転車)

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