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2014年2月 5日 (水曜日)

いろいろありすぎた1日

 5時50分起床。

 今日はちょっと必要があって、朝の羽田空港に行く。

 くーたんにご飯を出し、髭を剃って、慌ただしく外出。

 駅までの道は凍結しているかと思ったが、大丈夫だった。

 

 が、乗りたかった6時30分発の羽田直行バスに1分の差で乗り遅れてしまった。

 次のバスまで寒いので、駅前のマクドナルドに入ってエッグマックマフィンのセットを食べてしまった。予定外。

 7時発のバスに乗る。直行バスの方が電車を乗り継ぐより速いしラクに行けるのよね。300円くらい高いけど。

 で、席についてiPadにアダプターを繋げてNHKの朝7時のニュースを見たら、アナウンサーが謝っている。何のことかと思ったら、佐村河内守の作曲とされた作品が別人の手になるものだったと判った、と。

 NHKはいろんな番組で、耳が聞こえないだけではなく、耐え難いノイズの洪水の中から浮かんだメロディを探り出して繋げていく作業の困難さを取材して放送していた。

 おれは「NHKスペシャル」で流れた「交響曲第1番」に感心して、いい曲だ、と思っていた。

 20世紀初頭に無調とか12音技法とかゲンダイオンガクはメロディと決別して口ずさめる音楽はポピュラー音楽に流れてしまったも同然だったので、この交響曲を聴いて、かなり驚いた。

 新作で、調性があって、オーケストレーションが重厚で美しいメロディがある。19世紀末の後期ロマン派みたいな音楽。

 こんな「クラシック」が新作で、現代にありえるのか!

 という驚きがあった。

 作曲家が耳が聞こえないとか、被爆二世だとか、重病を抱えているとか、そういう事はまあ、どうでもよかった。

 なので、「騙された」とか「詐欺だ」という声がワッと湧いてきているが、そういう気持ちにはならない。ただ、残念だ、と言う気持ちだけ。

 せっかくのいい曲なのに、この曲の価値まで否定されてしまいそうで。

 まあ、実際の作曲家は「この曲は広島の原爆についての音楽ではない」と言ったらしく、表題音楽として受け取っていた広島の人たちにとっては、たしかに詐欺だろうし騙されたと思うだろう。

 その意味でも、とても残念だ。

 今の世の中、悲劇を身に纏わないと、シリアスな作曲家の場合は特に世に出られないのだろう。この曲だって、NHKが「現代のベートーベン」として番組にしたからおれも知ったのだから。

 こういう風潮は日本だけだとは思わない。目下、次期ベルリン・フィルの音楽監督として最有力視されているグスターボ・ドゥダメルだって、エリート音楽家ではない経歴が注目されて有名になったという側面は確かにあるんだし。

 2人の間でいろいろあったから、今回のようなことになったんだろう。まあ、偽りはいつか露見するのだ。

 しかし、こういうの、大昔からあったよなあ。実際はむくつけきオッサンが書いているのに美少女が書いた小説として発表されたり(って、これはそういうフィクションだったっけ?)

 バスは予定より早く羽田空港第1ターミナルに到着。

 朝の羽田空港を取材。

 そして……。

 おれは「朝食マニア」である。

 旅館やホテルの朝食が大好きだし、ファミレスなどの朝食メニューも好きだ。すべての料理の中で各種朝食が一番美味いんじゃないかとすら思っている。

 で、羽田空港でもいろんな店で朝食が食べられるので、この際、食べてやろう。

 ということで、今回は第1ターミナルの南ウィングで店を探した。コーヒーショップの朝食は、トーストにコーヒーか、サンドウィッチにコーヒーというもの。朝からカレーや天丼を出す店もあるが、それは重い。そばにミニ丼ならどこででも食べられる。

 それに、iPadを持ってきたので、ちょっと仕事もしたい。それにはあんまり混み合って食べたらすぐ出なきゃ悪いような店はイヤだ。

 その結果、ちょっと奥まったところにあって、手前の店はお昼からの営業で、開いているとはちょっと判らないような店を発見。店の外には美味そうで盛りだくさんな朝食メニューを書いてあったので、入る。

 しかし!これほどの大失敗をしたことがおれの人生であったろうか!というほどの大失敗。

 まずサラダが出てきた。朝からサラダを食うのは日本人だけだが、まあおれも日本人だしまあいいけど。

 次に出てきたのが、「一口スクランブル・エッグ」にソーセージが2本、イングリッシュ・マフィン1つ。追加料金でコーヒー。

 メニューには「ベーコンとソーセージ」とかいろいろ書いてあったのに、完全に看板に偽りあり!あまりの惨状に、ボーイに問い質す気も失せた。

 不味くはないけど、圧倒的に量が少ない。しかし750円。こんなものせいぜい400円だろ!

 すぐに食べ終わったので、iPadを出して仕事をした。

 が、客はおれ一人。ボーイは店の中をウロウロ。水を注ぎに来てくれたので、こっちの様子を伺っていることは確かだが……水が欲しければ呼ぶよ。

 40分ほどいた。

 iPadではやっぱりまとまった文章は書けないが、推敲は出来る。これまで書いた分を読み返して、文章を直した。

 で。

 その店を出て、他の店ではどんなモノを出しているのか、歩き回ってチェック。その結果、第1ターミナルでは4階にあるロイホの店が一番充実しているし値段もリーズナブルであることを確認した。あと、1階のフードコートのような場所での朝食もいい感じ。

 それで帰ってしまうのもナニなので、見学デッキに上がって、しばらく旅客機の着陸を眺める。この方向では着陸だけだった。離陸は別の滑走路を使っているのだろう。

 羽田がこんなに充実したら、成田の存在感ってほんと、ないよなあ。あんなに大騒ぎして長い間紛争を重ねたのに……。

 最初から羽田の大拡充だけをしていれば……。

 しかし旅客機の着陸というのはいいものだ。鳥が帰巣するように着陸する姿は、とてもいじらしいし、懸命だ。「頑張ったね!お帰り!」と声を掛けてやりたくなる。

 鉄道は19世紀のテクノロジーだけど飛行機は20世紀のものだからなあ。

 デッキには望遠レンズをつけたカメラマンが多数いた。「撮り鉄」に対して「撮りヒコ」とか言うのだろうか?

 物凄く寒くなってきた(しかしデッキにある温度計では13度だった)ので、退散。

 結局、空港には2時間ほどいて、京急に乗って帰ってくる。

 途中、品川からガイジンのオッサンの団体が乗り込んできて、デカい声で喋りまくっていた。最初はロシア人かと思ったが、よく聞いていると、どうもイタリア人みたい。彼らは声がデカいし日本人みたいに密着してくる。

 スカイツリーとか言っていたので、押上まで乗るのかと思ったら、全員、浅草で下車。

 押上経由で帰宅。

 iPadからEvernote経由で原稿をiMacに戻して、その原稿を書き進める。

 と、快楽亭から電話。

 ネットでは朝日でも読売でも毎日でも産経でも、画像付きでブラック師匠の「正義は執行官にある」という名言がどーんと報道されてますよ、と言うと、喜んでいた。

 で、大須演芸場に関していろいろ興味深い話を聞く。

 快楽亭によれば、高須クリニックの高須氏がスポンサーに名乗りを上げて、未払いの賃料を払うだけではなくて大須演芸場を買い取る方向で動いていると。その場合、足立席亭はそのまま留任と。カネの件以外に問題はないのだし、カネの問題が将来に渡って解決するのなら足立席亭でも問題はないだろうと。

 ホワイトナイトの登場はおおいに結構だが、大須演芸場が差し押さえになるというのはずいぶん前から話題になっていたんだから、その時に手を差し伸べればいいじゃないか高須さん!と思ったが、まあ、金を出す側としては、これだけ大きな話題になってからの方がカネの出し甲斐もあるのだろう。売名行為とは申しませんが。売名でもなんでも、金を出さずにアレコレ言うより絶対にいいことなんだから。

 そして、快楽亭にとって、寄席が如何に大事なものだったのかよく判ったと。場数を踏まなければ落語は上手くならないと。1日2席、トリではナニを掛けてもいいという自由もあるというのは、これ以上いい修行の場はない、と。

 他の芸人は食い扶持稼ぎの算段もあるのだろうが、快楽亭の場合は修行の場と捉えて大須を大切に思っていたのだ。

 だから「スポンサーを集めてアタシが席亭になろうかと思っていた」という話を聞いて驚いたが、そこまでの思いがあるんだな、とちょっと感動した。

 で、おれがどうしても理解出来なかった、「家賃を払う金はあったのに、どうして払わなかったのか」について、快楽亭の見解を聞いて、ナルホドと思った。それが正解かどうか判らないが、まあ、言ってしまえば「感情のもつれ」「行き違い」「席亭が意地を張ってしまった」と。

 大須がどうなるか、そして快楽亭が今までのように大須に出続けられるか今のところは全然判らないが、話がそう言う事なのなら、快楽亭の絶好の修行の場として大須演芸場は再開場して戴きたいと思う。再開場の際は、ご祝儀を持って聴きに行こう。

 遅めの昼飯は、昨日作ったロールキャベツ・シチューを食べてしまう。

 仕事を続けるが、眠い!

 あんまり眠いので、16時ごろ中断して、ソファにひっくり返ると、ベッドで寝ていたくーたんがやって来て、おれの上で寝始める。

 1時間ほど、ウトウト。このまま寝てしまってテニスをサボりたい……。

 しかし、頑張って起きて、支度して、出発。

 

 北千住駅構内の「小諸そば」でかき揚げそばを食べてしまった。これで本日のカロリーは越えた。

 今日からコーチは一人。しかし生徒も3人。登録しているのは6人なのに、最近は出席率が凄く悪い。寒いから?熱心な人がみんな初中級に上がってしまったから?

 出来はあんまり良くなかった。いい球を全部ネットしてしまったり、前衛が捕るべき球を後衛に任せてしまったり。

 まあ2,3球はいいボレーを放てたけど……。

 そろそろラケットが寿命なので、新しいのを注文する。もう3年使ってるし……。

 風呂に入る。露天は無茶苦茶寒い。

 このまま帰ればよかったのだが、やっぱり何か食べたい。

 イトーヨーカドーのフードコートにあるリンガーハットで「スナックちゃんぽん」を食べる。うどんよりラーメンより野菜がたくさん摂れるし量も少ないから、今後は長崎チャンポンでいくか?

 

 帰宅。

 「報道ステーション」はトップで佐村河内問題をやっていた。音楽評論家が「最初から『合作』と言っておけば何の問題もなかったのに」と言っていたが、それではインパクトが足りないのだろうなあ。合作だと、現代のベートーベンじゃないもんね。

 曲を聴いて曲だけで評価しろと思うが……とは言え、おれだってNHKの番組で知ったんだから……NHKだって「現代のベートーベン」だから番組で取り上げたんだろうし。

 しかし、スコアを読んで録音を決めた日本コロムビアのディレクターは慧眼だったんじゃないか?先に「作曲者の物語」を知っていたのかもしれないけど……。

 ソファで毛布にくるまっていると、くーたんがやって来て、例によっておれの上に寝る。

 なんとも幸せそうなその顔を見ていると、退かすことが出来なくなるんだよねえ。動物のこんな幸せそうな顔って、そうそう見られないと思うし。

 で、「マツコ&有吉の怒り新党」も見てしまった。途中で寝ようと思ったが、今回の「泊まれるかどうか判らないハラハラする三大旅館」はすこぶる面白かった。

 行くまでが命がけの悪路をひたすら歩く宿、予約はハガキだけの囲炉裏の宿(でも、ここは人情と風情があって、とてもいい感じで見ていて感動した)と、那須温泉の、ほとんど建物が崩壊したままの宿。ここは凄まじかったが、お湯が素晴らしいらしくてファンがいるらしい。しかし建物が凄まじいから泊まりたくないなあ……。

 

 で、0時過ぎ就寝。

 もっといろいろあった気がするけど、忘れてしまった。

 あ、1つ思い出した。国会でのアベの答弁に物凄く腹が立った。NHK経営委員任命の件。

 長谷川サンの追悼文は「読んでいないから何も申し上げられない」、百田サンの応援演説は「聞いていないから何も言えない」と、門前払い。何か言うと揚げ足を取られそうなのがコワいから面倒な質問は相手にしないという態度が見え見えで、実にカッコ悪い。総理大臣としてそんな逃げに終始する態度でいいのか?

 アベって史上有数のダメ首相だと思う。貿易赤字が拡大したのも、円高で海外移転している製造業にとって円安の恩恵は少なくて、原油価格が高くなっただけという事が判ってきて、アベノミクスってさほどありがたいものではないことがバレてきたぞ。その上、この極右優遇。

 多数を取って調子に乗ってると、世間の風向きなんてコロッと変わってしまうと思うぞ。

本日の体重:計れず

本日の摂取カロリー:2473kcal

本日の消費カロリー:日常生活+702kcal+320kcal/8621歩+67kcal(自転車)

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コメント

どうしてそんなに食べられるんですか。

どれも量は多くないモノばかりで……。

胃腸が働きづめで、体力抵抗力免疫力が低下するのを案じてます。

お正月明けに、寒かったのと、急に激しいスポーツをやったので、胃腸が参ってしまって下痢になったのだと思います。
なので、それ以降はセーブしております。
この日は、いろいろ食べましたが、本文に書いた通り、1回辺りの食事量は少なかったので大丈夫です。
今日はセーブしましたし。

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