« 雨の日は仕事 | トップページ | 張り切った翌日はへたる »

2014年3月21日 (金曜日)

房総路に蒲公英を見た

 「木枯らし紋次郎」風に。

 6時過ぎ起床。

 本日は天気がいいはずなので、君津方面にウォーキングに行く。

 洗濯物も溜まっているが、干しっぱなしで留守にするのは不安なので、そのまま。

 くーたんにご飯を出したり、朝のモロモロを済ませて、駅へ。

 マクドナルドでソーセージエッグマフィンのセットを食べ、相方と合流。

 京成線で千葉まで行って、内房線に乗り換え。接続している電車は座れないので一本遅らせて、首尾よく席をゲット。

 ロングシートの端に、眠りこけたままの女性がいる。折り返し電車に乗ったまま爆睡していて降りない。しかも口を開けて微動だにしないので……もしかして死んでるんではないか?と時々観察。ただ寝ているだけだったら起こすのは悪いかもしれないし余計なお世話かもしれないし、本当に死んでいたら、通報しなきゃいけなくなるし、それはそれで面倒な事になるし……と心千々に乱れながら見ていると、その女性はやっとカラダを動かして姿勢を変えた!死んでなかった!

 ま、それだけなんですけどね。その女性は内房線を何往復するんだろう?

 11時4分、君津着。ここには何度も来ていて、駅前にある魚屋が経営する美味しい定食屋がお気に入り。ここのマグロの刺身定食が美味しい……のだが、居酒屋になってしまった。しかしこの店のサイトはまだネットに残ってるぞ。しかし道理で「食べログ」や「ぐるなび」を検索しても出て来ないはずだ。

 タクシーで「ドリーム・ゴルフ・ガーデン」まで行き、そこから駅に戻る格好で、小川沿いに歩く。

 この小川も、昔は田畑を縫って流れる小川だったんだろうけど、今はコンクリート護岸でガチガチ状態。監視所が何ヵ所もあるから、この川は穏やかなように見えて雨が降ると暴れ川になるのだろうなあ。

Img_1371

Img_1372

Img_1373

Img_1374

Img_1375

Img_1376

Img_1377


 今日は風がキツいので、体感温度は寒い、と予報が言っていたので、冬の格好をしてきたのだが、歩いていると、暑い。おひさまはぽかぽかで風なんかないぞ。

 途中でどんどん服を脱いでいく。トックリのセーターを脱いでTシャツになり、冬のジャケットのインナーというの?ライナーというの?要するに中身を取って外見だけに。君津が温かいのか、予報が失敗したのか。

 梅が咲いている。早咲きの桜も咲いている。春の花もいろいろ咲いている。おれは花の名前がほとんど判らないので、菜の花とタンポポ以外、判らないのよね。

 この道は特に整備されていないので、踏み込むとズブズブ脚が沈んでしまうところがある。昨日雨が降ったし。しかしアスファルトの道を嫌ってか、ジョガーのカップルが走って行く。擦れ違う時「こんにちわ」と声をかけてくれたので、挨拶を返す。

 相方が疲れたので、しばし休憩。

 と川沿いの畑に来たのか墓地に来たのか、地元のおじさん(おれもおじさんだけど、もっとおじさん)が、「こんちわ」と声をかけてきたのでちょっと話す。おじさんは、今摘んだばかりの大根の花を花束にして、くれた。黄色い、なかなか可愛い花だ。これ、写真に撮っておけばよかった!

 で、おじさんは「今日は寒いと言ってたのに、暑いねえ!」と。ほらやっぱり予報が外れたんじゃないか!

 いいお天気だったのに、雲も増えてきたぞ。

 iPhoneが「北千住で雨」とアラーム。レーダー画像を見ると、たしかに東京に雨雲がある。洗濯物を干してこなくてよかった。

 しかし、大根の花の花束を東京まで持って帰るのもなあ。途中で萎れてしまいそうだし。

 歩いていると、大きなお寺が。

 境内には塀がなくて明るくてとてもオープンなお寺。

 お墓参りの人たちが来ている。

 相方が、「どこかのお墓にお供えしよう」と言うが、まったく知らない人のお墓に、花とは言えお供えするのは……妙な家庭争議の原因になったりするかも。

 無縁仏のお墓があったので、そこのお供えの花に追加する感じで大根の花を生け、手を合わせる。 

 君津駅も近くなってきた。お目当ての店がなくなっていたので、ランチをどうするか。「食べログ」で調べると、駅前にイタリアンとかあるが……。

 けっこう疲れてきたし空腹感も増してきた。

 公園のベンチで休憩すると、このすぐ近くにお寿司屋さんがあると。「食べログ」ではけっこう高い料金が表示されている。そりゃあ、本当のお寿司屋さんだったら昼とは言えそれなりの金額はするだろう。

 ダメモトでそのお寿司屋さん「まこと鮨」に行ってみると、お寿司以外にも定食も出すようで、金額はそこそこ。

 じゃあ、ということで、ここに入る。

 小上がりには宴会の後が。そういや今日はお彼岸か。お墓参りしてから食事して帰ったんだろう。

 日替りの「重役弁当」というのがあって、200円足せば魚の煮付けを肉料理に変えてくれるというので、煮付けが苦手なおれは、肉(ヒレカツ)に変えて貰い、相方はトリカラの定食。しかしここは寿司屋なんだから、寿司か刺身を食べたい、と思って、刺身盛り合わせも頼む。

 と……。ここは漁港から魚を直送しているらしい。そのせいか、あまり聞き慣れない魚ばかりが出てきたが、どれも、美味しい!新鮮で身がプリプリしていて、素晴らしい。

 ランチに「刺身定食」もあったのだが、今日はシケでランチでは出せない、と言われたので止めたのだが、一品料理でなら出せる(要するに高くなる)と言われたんだなあ。

 しかしこの店は美味しかった。ご飯が足りなくなったのでご飯だけ半ライスで頼んだら大盛りのご飯が出てきたし……相方のトリカラも巨大な唐揚げがたくさん並んでいて、まるで学生街の定食屋みたいな迫力で、しかも、そのトリカラが美味い。おれのヒレカツも美味かったし。

 ほとんど成り行きで入った店だったが、大当たりだった。

 君津駅から歩いて10分くらいの「まこと鮨」。

 君津で食事することがあったら、また来よう。

 美味しかったし満腹したしで、ちょっと感動した。

 が。

 レーダーを見ると雨雲がモクモクと湧いてきて、君津は大雨圏内。どうしよう。傘なんか持ってきてないし。

 タクシーを呼んで貰おうかと思ったが、外に出てみると、ぽつぽつ降っているだけ。これならなんとか大丈夫。

 レーダー画像も当てにならないのね。

 14時22分の快速大船行きに乗れた。

 お腹いっぱいで、睡魔に襲われ、車中で爆睡。

 津田沼で降りる。新刊「闇猫・冴子」が某書店チェーンから大量追加注文が来たというので、そのチェーンのどこかのお店に挨拶に行こうということで、ちょうど千葉の帰り道にある津田沼店を選んだ次第。

 津田沼は、JR、新京成、京成と駅が分散している。その書店は新京成の新津田沼に隣接しているので、街を歩く。

 津田沼はなかなか面白い街だなあ。ゆっくり歩きたい。

 で、書店さんにご挨拶してから、相方がバッグを見たりして、新津田沼から電車に乗って1駅目の京成津田沼。ここから京成本線に乗り換えて、帰ってくる。

 この後、相方がウチに来て、録画したまま溜まっている映画を観ることに。

 ドキュメンタリーの「インサイド・ジョブ」を見る。

 リーマン・ブラザーズの破綻が引き金を引いた世界金融危機はどうして起こったのかを、関係者へのインタビューを通して解いていく。これは、「悪いヤツは誰だ!」という戦犯捜しでもある。あの金融危機で被害を被った人なら、「どいつが悪いんだ!」と悪の張本人を捜したくなるのは当然だ。戦争でも戦争犯罪人を断罪して死刑にするんだから、世界を巻き込んだ金融危機を起こしたヤツだって社会的に抹殺されて当然だ。

 だが、現代の金融は複雑怪奇。かなり専門的な言葉が飛び交い、夥しい「関係者」が登場して、彼らは一様に「私は当然の正当な仕事をしただけだ」と言い張る。インタビュアーの鋭い突っ込みに言葉を失ったり、感情的に「失敬だな!」と怒り出したりするが、誰ひとり「悪かった」と言う者はいない。

 このドキュメンタリーに登場して怒りを見せても、登場するだけ誠実なのかもしれない。

 本当の戦犯たちは、みんな取材を拒否して登場すらしないのだ。その戦犯とは、グリーンスパンにルービンにバーナンキに、彼らを支えた経済学者。そもそも「金融工学」というもの事態がいかがわしいシロモノだが、ノーベル賞を貰てしまって、アカデミズムも「賭でソンするリスクで儲けてしまうという詐欺」を画期的だとお墨付を与えてしまった。

 まあ、製造業が衰退したアメリカは、以前から情報と金融で食っているイギリスに学んだというか同じ道をよりパワフルに爆走することにした。しかしそれだけではない。自分に有利なように、金融のルールをどんどん変えてしまった。「グローバル・スタンダード」って言うのは要するに、アメリカがやり易い基準ってこと。

 旧来のルールの中でアメリカが「金融立国」するのなら、すでにそうなっていたイギリスのような存在であるはずだった……いや、違うな。イギリスとアメリカでは経済規模が桁外れに違うから、大型ダンプが通れるように道路を整備しなければいけなくなる。大型ダンプが通りやすいように。

 だから、アメリカが金融立国するなら、アメリカに合わせてルールも変わるのだ。イギリスはその方が商売しやすくなるんだから反対しない。

 このアングロ連合に反対するのはフランスだけ。しかしそのフランスだって、アメリカが作ってしまったルールに乗って商売するしかないのだ。

 で、IMF専務理事だったフランス出身のストロスカーンと後任のラガルドはスキャンダルの嫌疑をかけられて、ストロスカーンは失脚し、ラガルドも捜査の対象になってしまった。これもアメリカに楯突いたからだ、と思うのは勘ぐりすぎなのか?

 映画は、金融腐敗を攻撃して大統領に当選したオバマも駄目だと言い切る。何故なら、オバマ政権の財政・経済閣僚は、上記の戦犯とその仲間だからだ。規制緩和を推進して、インチキ野郎のインチキ商売を合法化して、自分たちの懐も潤してきた連中だからだ。

 日本も原発行政はじゃぶじゃぶの「原発マネー」で腐りきっているが、世界経済の総本山たるアメリカも腐りきっている。そのスケールで言えば、アメリカの方が壮大に腐っている。なんせアメリカは「ルールを変える力」を持っているのだから。

 しかし、アメリカが凄いのは、こういう優れたドキュメンタリーを作って劇場公開し、アカデミー賞をはじめ多くの賞を与えて広く知らしめるところだ。

 もちろん作品が優れているからではあるが、日本の場合、マスコミが弱いから、反原発のドキュメンタリーを作っても日本アカデミー賞を取ることはないだろう。その作品の出来がトビキリ良くても。単館公開されて消えていく。

 この作品の日本語字幕作成に関った経済学者のブログ(←リンク)がこの作品の理解の一助になる。

 しかし……頭のイイ奴が「絶対捕まらない詐欺」を考えついたら、とても怖い。1929年の大恐慌の後、アメリカは堅実な金融システムを作り上げて、1980年代までそれを守り続けていたのに。

 銀行屋や株屋がボロ儲けして年収数億、なんて社会は、やっぱり、狂っているのだ。

 物凄く重いドキュメンタリーを見たあと、相方が買ってきたトウモロコシを食べ、アイスを食べて、レスリー・ニールセンの「フライング・コップ」の第一話を見る。30年前に見たっきりだったが、やっぱりバカバカしい事極まりない。安っぽいし……。おれは大好きなんだけど。

 相方帰り、くーたんご飯を出し、風呂に入る。

 ニュースを見る。

 そういや、今日の「笑っていいとも」にアベが現役総理大臣として初めてテレビのバラエティ番組に出演したのね。

 テレビは首相官邸の支配を受けているらしい。NHKのニュースは、野党議員とアベの国会でのやり取りを編集して「アベが論戦に勝った!」ように見せていると共産党の議員が怒っているし、とにかく官邸を怒らせないように腐心しているらしい。

 最低だね!それはコイズミの時だって同じだったと思うが、弱い政権には徹底してイジリを入れるくせに、強い政権だとヘコヘコ。「インサイド・ジョブ」のスタッフのど根性を少しは見習え!

 テレ朝の番組で、ボーリングがまるでダメだったはいだしょうこがみるみる上達する姿や音痴の大桃美代子のカラオケがみるみる上手くなるのを見て、もう沈没。「タモリ倶楽部」は録画して、0時過ぎに就寝。

 夜中にくーたんがバタバタしていたが、無視。

 何故か4時ごろに目が覚めたが、すぐに寝直す。

今朝の体重:計るのを忘れた

本日の摂取カロリー:2314kcal

本日の消費カロリー:528kcal/9527歩+58kcal(自転車)

« 雨の日は仕事 | トップページ | 張り切った翌日はへたる »

コメント

君津、いいとこでしょ。●夫婦が住んでます。津田沼、いいとこでしょ。私の教室があります。私の家の近くに、房総タクシーがあります。

君津は自然が豊かだし、津田沼は繁華街として面白いですね。千葉は広くて多彩な顔があるなあと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/580951/59334810

この記事へのトラックバック一覧です: 房総路に蒲公英を見た:

« 雨の日は仕事 | トップページ | 張り切った翌日はへたる »

安達瑶の本

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

安達瑶のサイト