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2014年3月31日 (月曜日)

あえて「笑っていいとも!」を見なかった

 7時起床。

 洗濯したり、朝のモロモロを済ませる。

 アサメシはトーストにゆで玉子、牛乳。

 

 明日から消費税が上がる。世間は駆け込み需要で大変らしい。

 そんなもの、焦って買っても仕方ねえだろ、と横目で見て冷笑していたが……新聞の折り込みなどを見ると、駆け込み需要を煽るようなセールをやっている。

 おれが使っているオーブントースターは、大学入学に際して上京してきて以来、ずっと使い続けている年代モノ。オーブントースターに多機能は要らない。ただ食パンが焼ければいいのだ……が、上下にヒーターが付いているから他の調理にも使える。ピザを焼くとかグラタンを焼くとかお総菜の揚げ物を温め直すとか……。

 だが、うちのオーブントースターは幅が狭いので食パン以外のものが入らない。だから、数年前から買い換えようかなあと思っていたのだ。しかし、IHレンジの魚焼きグリルを使えばなんとかなるし……。

 

 しかしまあ、セールで安いのが売っていれば買おうかなと、北千住マルイの中のノジマに出かけた。

 そうしたら、1990円のオーブントースターがあるじゃないの。出力切り替えが出来て、幅広。もっと高い機種だと自動温度調節とかの機能がゴテゴテ付いているが、そんなものは人間が案配すればカバーできる。なんせこれは1990円だぞ!

 買うことにしたが、現品がないので倉庫から送って貰うことにした。それでも送料500円増しだけ。1万円以上するオーブントースターにはそれなりに高性能らしくて、「ビックリするほど美味しいトーストが焼けた!」とかユーザーの声が書かれているが、そのために1万円以上出す気はない。

 北千住の桜も、ほぼ満開。

 風は強いが気温は高い。春ですなあ。

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 帰路、魚料理の「星丸くん」でサバの塩焼きランチを食べたが、前もって焼いてあるサバをレンジで温めて出してきたので、フニャフニャでまるで美味しくない。お皿に脂が溜まってるし。皮がパリパリしてなきゃサバ塩って駄目でしょ。もうこの店で焼き魚は頼まない。以前来た時はきちんと焼いたモノを出した気がするんだけどなあ……。

 ちょうど、「笑っていいとも」最終回の放送時間帯に外に出ていた。

 おれはこの番組にさほどの思い入れはない。ほとんど見てなかったんだし。

 で、寝台列車と同じで、なくなると判ると急に名残を惜しむヤツが急増する。タモリ自身も同じ比喩を使っていたらしいが。

 お前ら見てなかったし「笑っていいともはもう潮時」とか書いていただろ!と言いたい連中が惜別の言葉を盛大に書いているのが滑稽でたまらない。32年間、本当に好きで見続けていた人にこそ、そういう文章を書いて戴きたい。

 が、最後のテレフォン・ショッキングに出てきたビートたけしのタモリへの「感謝状」はなかなか面白かった。

 その中で、以下の部分がおれの目を惹いた。


『「笑っていいとも!」を語る上で、32年間の間、初めて新宿に来た田舎者を相手に何もやらず、間抜けな芸人に進行を任せてきたタモリさんに触れないわけにはいきません。かつてあなたは、ヘルスの呼び込み、オレオレ詐欺の出し子、パチンコ屋のサクラ、フィリピン人との偽装結婚の斡旋などを経て、芸能界に入り、イグアナの形態模写、四カ国語麻雀、意味不明なハナモゲラなどの卓越した芸で、一部の似非インテリの集団から熱狂的な支持を受け、あれよあれよという間に、国民的人気番組の司会者まで上りつめました』


 『エセインテリ』。


 これは、今から30年以上前にたけしがタモリを評した言葉そのままだ。

 当時の「広告批評」がタモリ特集をやり、その中でたけしがタモリについて語っている。その文章を小林信彦が「笑学百科」(1981年初版 新潮社)の<えせインテリについて>という文章で引用している。203Pだ。

 以下の部分がそれ。<>の中は「広告批評」に載ったたけしの言葉であろう。


『たけしの考えは、要約すると、次のようになる。

―日本人の大半が中流意識を持ち、<頭のほうもまあまあ>と思っている。大学に行ったというだけで、自分の頭までレベルが高いと思ってしまう。つまり、大半はインテリならぬ、えせインテリである。……タモリは、えせインテリの自尊心、幼稚なプライドをくすぐるのが<すごくうまい>。<ホント、えせインテリだと思う、タモリのことをどうのこうの面白がる人って。>

 これは痛烈である。

 たけしは、<えせインテリは、知的センスをくすぐるようなものがすばらしい笑いと思い始めた>という。だから、漫才師(たけし自身)が同業の漫才師を批判したりすると、妙にウケたりする、と批判の矛先は自分自身にも向けられている。

 それにしても、えせインテリという古くさい言葉で、観客・大衆をばっさり切った手並みは鮮やかである。』


 つまり、たけしはタモリのことをずーっと同じように思っていたわけだ。ブレてないねえ。

 エセインテリとは、タモリを発掘した山下洋輔とそのグループ、筒井康隆、赤塚不二夫、そしてその周辺の高平哲郎やその他の人たち、そしてそして、「空飛ぶモンティ・パイソン」以来、タモリを面白がってきたおれたちも指すのだろう。

 ま、エセインテリでおおいに結構ですけどね。

 たぶん……当時のたけしは、そういう著名人の後押しがあるタモリを羨ましく思って、嫉妬していたのだろう。当時のたけしは、そういう「エセインテリ」から攻撃される対象だった(鎌田彗などはたけしについてひどいことを書いている)んだし。

 そんな状態だったたけしは、自分を納得させるために「エセインテリに支持されるタモリ」(だからアイツはまがい物)というレッテルを貼っていたのだろう。それをこういう場でも言ってしまうのがたけしらしいところ(オトナになれない悪ガキの部分を残しているから面白い)ではないかと。


 小林信彦は、タモリも面白がっているが、心情的にはたけしの方が好きだった。しかし、何かのエッセイ(たぶん中日新聞に連載したもので、これも本にまとまっている)でたけしが面白いと「娘が褒めていた」と書いたのをたけしが読んで、「お前の娘はそんなに偉いのか」的に噛みついて、それに小林信彦が「飛んで来る火の粉は払わなければならない」と反論して、攻撃した。それからしばらくは小林信彦はたけしを攻撃対象と見なしていたはずだ。その後、心境の変化はあっただろうとは思うが。

 

 ずっと懸案だった、遠い親戚に手紙を書く。某出版社の重役だったのだが、献本した新刊が帰ってきたので、あれ?と思って元担当に問い合わせたら、病を得て退職したと。

 全然知らなかった。ずっと年賀状と新刊を送るだけの繋がりだったので、その不義理を詫びて近況を報告した手紙を書いて、投函。ずっと気になっていたのだが、改まって手紙を書くとなると、なかなか書けなかった。しかし、書き始めると案外すぐに書けてしまった。

 仕事関係のメールも書く。新刊打ち上げと新規の仕事の打ち合わせの段取りもまとまった。

 今年はネジを巻いて仕事に励もう!

 と言いつつ、昨日録音した「きらクラ!」を聞く。今回の放送分は、特に可も無し不可も無し。と言うか……。

 先週の「中山七里ショック」がまだ尾を引いている感じ。おれも引いている。

 しかし、考えるに、中山さんは「相手をケムに撒く」話術が不足していたのだろう。あれだけの作品(読んでいないが)を書いて、「僕はクラシックは素人なんです。何にも知らないんです」じゃあ通らない。音楽のプロを相手に突っ込んだ話ができるほど専門知識が無いという意味だったろうし、好きでたくさん聞いてるんだろうし、執筆の際に譜面に登場人物のセリフを書き込むと言っていたのだから、譜面も相当読み込めるはず。だから、知ってるくせに「知らないなあ」とトボケて、ふかわと真理平師匠をケムに撒いてギャグにしたかったのだろう。本当は。

 しかし話芸のプロではないので、そこまで上手くトボケられなかった。これが真相ではないだろうか?普通の喋りは誠実でマジメそうだから、そういう人がボケたりケムに撒いたりはしないだろうと聴く側も思ってしまったし……。

 夕方、いろいろニュースが入った。

 飯塚事件の再審が却下された。

 袴田事件の再審について検察側が即時抗告した。

 飯塚事件については、再審が認められてしまうと、すでに死刑が実行された久間死刑囚は「無実なのに殺された」ことになり、死刑制度の是非にまで話が及ぶのはもちろん、誤審をして死刑判決を出した裁判官はもちろん、死刑にゴーサインを出した当時の法務大臣まで、関係者の責任が問われる重大なことになる。警察・検察の危機であると同時に、司法そのものが危機に陥る。それを避けるために却下されたのだろう。

 この再審請求は今後何度も出されて、かなりの年月が経ってから再審が決定されるのではないか?責任が問われる人物たちが死んだ後……。

 袴田事件の再審については東京高裁で再度判断されるが……ここまで世間が動いた以上、再審は実現するのではないか、と思うのだが……。

 夜は、北海道産ビーフ・もも肉のステーキを焼き、ミックスベジタブルにインゲン、フライドポテト(ノンフライ加熱)にキャベツの千切り、オニオンスープ、ご飯。

 なかなか美味しかった。分厚く切った肉をミディアムレアに焼くことが出来て、満足。

 夜のニュースを見ると、国際司法裁判所が、日本の「南極海における調査捕鯨」に停止(中止)命令を出した。

 当然である。

 理に適った判断である。

 調査捕鯨なのにどうして1000頭(最盛期)ものクジラを捕る必要があるのだ?しかもその肉は売られている。商業捕鯨とどう違うの?東北大震災の復興資金が、まるで無関係の調査捕鯨にも回っているという茶番もあった。

 食文化を守れと言うが、今の日本で鯨肉を毎日食べて、鯨肉がなければ生きていけない人がどれくらい居る?まあ、そこまで行かなくても、鯨肉がなければイヤだって人はどれくらいいるの?少なくとも「国民食」ではないよね。

 調査捕鯨で取った鯨肉はさばききれずに余っているんだぞ。

 捕鯨は伝統文化だ、伝統文化を守れというなら、1930年代に外国を真似て始めた南極海における捕鯨なんか、伝統文化でもなんでもないじゃないか!何でもかんでも伝統文化と言えば通るとでも思ってるのか?

 日本の伝統文化と言える捕鯨は、C.W.ニコルが小説に書いた古式沿岸捕鯨だけ。


 だいたい、「調査捕鯨」という言葉自体がマヤカシだ。「原発は絶対安全」というのと同じだし、「外国人労働者」を「外国人研修生」と言い換えるのと同じ。更に言えば、「敗走」を「転進」と言い換えた旧日本軍と同じだ。いい加減、日本国内でしか通じない言葉の遊びは止めた方がいい。

 調査のために鯨を捕って解体して調べる必要がある、というのは判る。しかし、調査ならサンプル採取程度で済むはずなのに、大量に捕って、その肉を流通させている。

 過去を含めて調査捕鯨を実施した国は多数あるが、日本の捕獲数は他国に比べて突出している。日本とともに近年まで実施していたアイスランドは200頭だったのに。

 現在ではシー・シェパードなどの妨害もあって日本も年間200頭くらいを推移しているらしいが。


(日本は南極でクロミンククジラやナガスクジラ、北西太平洋のミンククジラやイワシクジラ、ニタリクジラなどを捕獲調査している。2005年までは徐々に規模と対象種を拡大し、ピークとなった2005/2006年漁期には南極海でクロミンククジラ856頭とナガスクジラ10頭、北西太平洋でミンククジラ222頭、イワシクジラ100頭、ニタリクジラ50頭、マッコウクジラ5頭の計1282頭を捕獲した。その後の捕獲実績は計1000頭前後とやや減少している。アイスランドは2003年から2007年にかけてミンククジラを対象に、200頭を目標とした捕獲調査を行った。各年度に25-60頭を捕獲し、計163頭を捕獲した……Wikipediaより)


 この点を司法裁判所は問題視して「これは事実上の商業捕鯨である」と断じたわけだ。

 で、マスコミがきちんと伝えないのは何かの陰謀か?と疑ってしまうのだが、日本国内の「鯨食という食文化」は今回禁止されなかった沿岸における「調査捕鯨」で充分賄えるのだ。

 鯨料理店の店主やその客が「捕鯨を続けろ」「鯨を食いたい」「鯨食は食文化だ」と言っているが、その需要は南極海の捕鯨が禁止されても充分に賄えるのだ。

 反捕鯨国は日本の鯨食文化まで否定しているのではない。

 南極海に捕鯨船団を繰り出すのは、捕鯨産業を維持するためだけのこと。

 だいたい、産業構造の大変化で炭鉱は閉鎖されて炭鉱労働者は他の職種に移らざるを得なかったのに、どうして捕鯨関係者の仕事だけを守らなければならないのか、どうしても理解出来ない。どうせ捕鯨に関しては巨額の利権があるんだろうが。

 鯨食マーケットは急速に縮小している。今、鯨肉が好きなのは一部の好事家や「美食家」と、昔から鯨を食べてきた一部の地方の人だけだ。そういう少ない需要を賄える程度の沿岸捕鯨で何故いけない?それは昔ながらの捕鯨産業が維持できなくなるからでしょ?


 調査捕鯨の実施主体である日本鯨類研究所は、『日本の調査の目的は科学であり、商業捕鯨が再開したおり、その捕鯨を持続可能なものにするための科学なのである」としてJARPA(日本の南極海における調査捕鯨の略称)の科学的妥当性を強く主張している』のだそうだ。商業捕鯨再開のための調査であり、捕鯨技術を保持するためのものだと自分で言っている。

 明日になったら国粋主義的な連中が騒ぐんだろうけど。

 食文化を守れと言えば正しいことだと誤解させる下等な戦術はもう、止めたらどうなの?農水省や捕鯨関係の人たちは。

 夜の「笑っていいともグランドフィナーレ」をちょっと見る。

 さんまとタモリの掛け合いは面白かったが、タモリは別に怒ってもいないのに「タモリが激怒」とか、いい加減なこと書くなよ、オリコン・スタイルのライター!言葉のインフレが過ぎる。涙ぐんだだけで「号泣」とか。

 で、ダウンタウンやウッチャンナンチャン、とんねるずに爆笑問題、ナインティナインがなだれ込んできて、完全にグダグダ。もうまるで収拾が付かない。中居くんが必死に交通整理して仕切ろうとしていたが、松本や石橋、太田が勝手なことをしまくるからどうにもならない。

 自分たちだけが騒いでいるのを見たってまるっきり面白くないので、見るのを止めた。しかし馬鹿なヤツは「その後も、さんまを除くメンバーがステージに並び、前代未聞の共演は継続。浜田が太田光に突っ込んだほか、石橋貴明と松本が絡むなど、貴重な時間はしばらく続き、客席側にいた過去のレギュラー陣を楽しませた」と書く。な〜にが貴重な時間だ!連中が勝手に騒いでただけだ。この記事もオリコン・スタイルだ。まあ、喜んでいたのは「過去のレギュラー陣」であって視聴者ではない。完全な内輪ウケ同窓会状態。

 「有吉反省会SP」は、猿岩石時代の有吉に過酷なことをさせた「T部長」に有吉が「日本縦断ヒッチハイクの旅」を命じるという「20年後の復讐」をして、実に面白かった。まあ、そういう台本だったんだろうし、両者納得づくのことなんだろうけどサ。

 風呂に入ったりしてなんだかんだで、1時を回ったので、就寝。

今朝の体重:91.15キロ

本日の摂取カロリー:2109kcal

本日の消費カロリー:日常生活+247kcal/5616歩

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「ネジを巻いて」、アナログで、いいですね~。

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