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2014年4月20日 (日曜日)

新作、始動!しかし……

 8時ごろ起床。

 曇り。

 例によって、猫トイレを掃除してくーたんの朝ご飯を用意して、前日の日記を書く。

 ブランチは小さな茶碗にご飯1膳と目玉焼き、ちりめんじゃこにインスタント味噌汁。

 さあ、なんとかイメージもまとまってきたので、今日から書き出そうとするが……。

 新分野で自分の知らない(書いた事がないというべきか)世界が舞台なのだが、その世界の住人がどんな風に喋ってどんな風な立ち振る舞いをするのか、よく判らないのに書き出すのがヒジョーに不安になった。後から直すにしても、「何が判らないのか」判ってきたのだから、知る努力をすべき。

 日本人に成り済ましたスパイとか宇宙人なら、想像力を駆使して書ける。ヤクザや刑事なら、過去の豊富な小説や映画などの「二次資料」もあるし、ある種のステレオタイプに則れば、それっぽく書くことは出来る。しかし、実在しているがさほど身近ではない人たちを想像だけでは描けないし、不勉強なまま書くと「リアリティがない」と叱られるだろう。万全とはいかないだろうが、出来うる限り勉強をして、本当のことを踏まえた上でウソをつきたい。

 ということで、急遽、資料を漁って注文する。

 12時を過ぎて、NHK-FM「松尾堂」を聞く。今回のゲストはヤマザキ・マリと古典エッセイストの女性。面白くて聞いてしまうが、仕事にならないので、切る。なんせ14時から「きらクラ!」を聞くのだ。

 取りあえず、既知の知識だけで書ける部分から着手。それだって、映画のファーストカットなんだから、どこから入るか、大いに迷う。

 毎回思うのだが、島崎藤村の「夜明け前」の書き出しのような、直裁にして映像が浮かぶ書き出しが書ければ最高だろうなあ。

『木曽路はすべて山の中である』

 う~ん素晴らしい。川端康成の「雪国」と甲乙付けがたい書き出しだ。

 冒頭で物語の設定をずばっと書いてしまう「源氏物語」の書き出しもいい。

 こういう「書き出し問答」は小林信彦が「大統領の晩餐」の冒頭でやっていたなあ。古今東西の名作の書き出しを並べて、「むむ。できるではないか!」と感嘆する。まさにそんな気分。

 この後、小林信彦は、『凡庸な作家ほど、出だしに凝るものだそうである』と続けている。まさに、ギャフンな心境。

 拙作でいえば、「悪漢刑事」第1作の冒頭は、なかなかいい感じで始まっているのではないかと思う。フランス映画のフィルム・ノワールの1カットが頭に浮かんで、重く垂れ込める雲に人気の無い寒々とした港、というイメージが映像として浮かんだのよね。F.I.すると画面の半分が重くて暗い空でロングショットで岸壁に立つ二人の小さな人影。白黒のように色彩がないが、白黒ではない、寒々とした画面。アラン・ドロンの「サムライ」に出てきそうな画が浮かんだのだ。「サムライ」には港は出て来ないが。

 唸っていても進まないし、書き出せばイメージが広がってくるはず。その時に書き直せばいいや。

 と、書き出す。

 14時になって「きらクラ!」。

 この番組の影響だろうが、おれもフランセ(CDを買った)とかスクリャービンが好きになってきた。もともと好きだったフランス音楽も、もっと好きになった。ドビュッシーやラヴェル、最高!プーランク(ピアノ曲集のCDを買った)もいいぞ!

 冷凍ドライカレーをフライパンで炒めて、食う。多少香ばしさは増したけど、レンジで解凍したのとあんまり変わらなかった。

 16時に番組が終わり、夕食に食べるサラダを買いに出ようかと思ったが、急激に面倒くさくなって、止める。

 出だしの数行を書いて、その先が書けなくて、中断。

 メシにする。

 今夜はステーキ。USビーフ。おれは赤身派で、すき焼きやしゃぶしゃぶはともかく、ステーキは断固、赤身が美味いと信じている。

 付け合わせのポテトをオーブントースターで焼き、ミックスベジタブルをレンジで温め、肉を焼く。が、フライパンに油を入れすぎた。これじゃステーキじゃなくてソテーだ。

 裏返して弱火でじっくり焼く。火加減はうまくいった。魚を焼くのは苦手だが肉なら自信があるぞ。

 実際、美味い。

 野菜はお総菜で買ってあった「夏野菜のマリネ」。

 食べ終わって片付けていると、宅配便到着。お昼ごろに注文を出した資料本がもう届いた。こんなに早くなくてもいいのに。

 早速目を通す。

 19時のニュースを見て、「ダーウィンが来た」を見て、「軍師官兵衛」。

 1年間の監禁を経るまでの官兵衛は「軍略オタク」ではあったが実戦経験が少なくて読みが浅かったのね。

 播磨の田舎侍の右往左往は「仁義なき戦い」の小さな組の親分たちが転びまくるサマを見ているようで、けっこう面白いんだけどなあ。

 「NHKスペシャル」を見ていたら、途中で寝てしまった。この時間が眠さのピーク。

 ネットでニュースをチェック。産経新聞のサイトによると、沈没した韓国のフェリーは操舵に故障があって、修理申請の書類が発見されたと。修理されたのかどうかは不明だが、もし修理されていなかったとしたら、舵の故障があのような不自然な操船となって事故を起こした……のかもしれない。操舵手も、家事が来るくるーっと回ってしまった」と言っているそうだし……。

 悪い時に悪い事が重なるから、大惨事が起きるのだと改めて思う。

 風呂に入ってゴミ出しをして、くーたんをじゃらしながら資料本を読み、ネットで「その世界の専門用語」を検索し、だいたい、なんとなく判ってきたなあと思ったら、1時を回っていた。

 慌てて寝る。

今朝の体重:91.25キロ(センベイを食ったからだろう)

本日の摂取カロリー:1914kcal

本日の消費カロリー:日常生活のみ

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コメント

時代劇については不勉強というか不案内なのですが、うちの家系は播磨藩の下級武士です。維新以降、食い詰めて新天地神戸に移り住んで、さらに親戚一同はもう日本全国ばらばらに散ってしまいました。在アメリカまでいます(笑)。父の代あたりで家系図もいい加減になってきていまや見る影もありません。唯一生き残っていた爺さんも先月亡くなりました。「軍師官兵衛」が播磨藩を舞台とした時代劇ならちょっと見てみようか、という気になりました。

風様:
そろそろ荒木村重に幽閉される段階ではないかと思うのですが……。
しかし風さんはお侍の家系ですか!
ウチは代々、父方は漁師の網元、母方は百姓(かなり早い段階で足軽から百姓になったらしいので、もともと半農半武というか、パートタイムで駆り出される存在だったのでしょう)なので、御武家様が祖先と聞くと、なんか、背筋が伸びます。
祖先が男爵だったという人に会った時は、反射的に土下座しそうになってなってしまいました。

似たり寄ったり、というか、安達さんと私は同一軸です。父方は播磨藩の下級武士だったらしいですが、明治の半ばは赤穂で船を所有していたことがわかっています。漁師をしていたかどうかは不明なのですが、私が小学校に入った頃に曾爺さんの実家を家族で訪ねるドライブをしたことがあって、地元の薄い親戚に父はいろいろとヒヤリングしてました。先日亡くなった爺さんもそのあたりのことをよく知っていたので、ちゃんと訊いておけばよかったなと激しく後悔しております。

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