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2014年5月10日 (土曜日)

金沢に感銘を受けた

 6時起床。

 晴れ。

 朝風呂へ行く。

 う~ん。なんとも気持ちがいい。

 昨夜食い過ぎて、調子が悪いほどだったのに、一晩寝たら腹が減ったぞ。

 相方も朝風呂に行くと珍しいことを言うので、入れ違いに留守番。ネットでニュースやメールをチェック。

 iPadを持っていったが、日記を書く気にはならず。

 相方が戻ってきたので、朝食へ。

 朝もバイキング形式。こういう場合、1巡目は和食、2巡目は洋食と決めている。というか自然とそうなったんだけど。

 昨夜も食べた、浅漬けが美味い。いろんなお総菜も美味い。が、特筆すべきは、干物!自分で炙って食べるのだが、サバとシシャモが脂がのっていて、最高に美味い。

 そして……牛乳が濃厚で、これまた美味い。

 ほんと、ここは安いけど侮れない。安かろう悪かろうなんて言葉は過去のものか。高級感はないが、実質重視。

 で、今日はいろいろ考えた末に、早めに金沢に行って、茶屋町や武家屋敷を歩きたい。

 金沢行きの無料送迎バスは9時に出るが、これは早すぎる。「加賀温泉」駅への宿の無料バスに乗って、JRで金沢に行こうと思ったが、時間を調べると「加賀温泉」駅で1時間も待たなければならない事が判明したので、10時19分に宿の近くにバス停がある金沢行き特急バスに乗ることにする。

 10時にチェックアウト。ここは12時までゆっくりしていられるのだが。長逗留のお客も多いのか、午後まで片山津に滞在するお客も多いのか、ランチの案内も充実している。いろいろ観光すべきところも多いから、今度はゆっくり来たいですな。

 で、10時19分のバスに乗って、金沢へ。

 海側を走る高速道路をかっ飛ばしたので、1時間弱で金沢着。

 駅は、新幹線が来るので大規模な工事中。

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 コインロッカーに荷物を預け、バスの1日パスを買い、周遊バスに乗り込む。まず1周して街の感じを掴んで、2周目でいいところに降りよう。

 車窓から見た感じは、さすが、金沢という感じ。仙台もそう思ったが、町に風格がある。歴史と豊かさを感じる。そして、快適そうな感じもするのよね。

 この地域の昔からの中核都市としての重み。東京はもう、何が何やら判らないカオス状態だと思う(だから、小林信彦さんのような江戸っ子が、「田舎者が東京の町を壊した」と怒るのもよく判る)が、仙台や金沢は、昔からの凜としたものが今も受け継がれているように感じる。

 その思いは、「ひがし茶屋町」を見て強くなった。

 金沢は戦災に殆どあっていないそうで、だからこんな街並みが残っているんだなあ。まるで映画のオープンセットのような美しい街並みが残っている。2000年ごろは知る人も少なかった地域だったとWikipediaに書いてあったが、じゃあ、この界隈はどんな状態だったのだろう?ところどころ新しい家になっていたり駐車場になっていたりしていたから、保存と観光化をしなければ、この一体は妙な再開発がされていたのだろうか?見学した家も、廃屋になってガタガタになっていたのを市が買い取って手を入れたらしい。廃屋か誰かがひっそりと住んでいる「廃市」のような状態だったのだろうか?大きなお味噌やさんとかがあるので、老舗がところどころに残る町、という感じだったのか?

 とにかく、美しくて、色っぽい。

 大声でけたたましい中国人観光客が邪魔だったが。彼らも、「郷に入っては郷に従え」ということを学ばなければいけない。まあ、少し前の日本人(今から30年ほど前まで)も、欧州では「ノーキョー」とバカにされていたのだが。いや、今でも団体さんは同じかもしれないから、中国人のクソうるさい団体をバカには出来ない……しかしおれは個人旅行者で、とても静かにマナーを守って旅したけどね。

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っていうか、驚くほどツバメが多い!

 町屋の軒がとてもお気に入りなのだろう。物凄い数のツバメが飛び回っている。新しい巣を作るのに適した場所を捜しているのだろうか?家によっては、巣が落ちないように補強している家もあるし、傘を吊るして巣を作りやすくしている家もある。

 凄く和む。(よく見ると、ツバメが2匹揃ってとまっている)

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 伊豆の行きつけの宿だった「ホテル伊豆急」も夕方、プールの水を飲みにたくさんのツバメが飛んできていたのだが、ある時からめっきり数が少なくなって寂しかった。巣を取り去ったのか、ツバメに苦情を言った客がいて追い払ったのか、それともホテル伊豆急が気に入らなくなったのか。

 しかしここにはツバメがもう、乱舞というのが適切なくらいに飛び回っている。

 人をあまり恐れていないようで、至近距離で対面したり。

 金沢の人たちがツバメを大事にしているからか?

 とにかく、いいなあ。


 宇田須神社にお参りしようと思ったら、なんか様子が違う。

 本殿を見たら、結婚式の最中だった!

 お邪魔になってはいけないと、こっそり退散。いやあしかし、金沢ですなあ!

 暑いので、ペットボトルのお茶をがばがば飲んでいたら、「急性夏バテ」状態に。全然腹が減らないし、食欲もない。おれとしたことが、どういうことだ?

 「自由軒」という美味そうな洋食屋を素通りして、もっと歩けば腹も減るだろうと思って歩き続けたが、いっこうに腹が減らない。

 界隈をぐるっと回って、観光コースではない裏通りとか住宅街も歩いて、菅原神社の近くにある食堂の前に出た。「金沢名物ハントンライス」と出ていたので、入る。が、食べたのは相方で、おれは牛の柳川丼にする。これはほとんどおじやのようで、お汁がご飯に染みこんで、極めて優しい味。疲れた胃腸に優しい。

 ハントンライスをちょっと貰ったが、オムライスみたいな感じ。

 この店のご主人とちょっと話す。北陸新幹線が開通したら、金沢まで2時間30分!

 今は5時間くらいかかっているので、画期的に近くなる。

 5時間かけてくるのもいいんだけど、結構大変ではある。

 新幹線が出来たら、絶対にまた来よう!

 金沢は、半日くらいじゃ全然判らない。数日かけてゆっくりと歩きたいねえ。

 バス通りまで戻り、周遊バスに乗って、武家屋敷へ。

 犀川から取水した「大野庄用水」が流れて、「長町武家屋敷跡」に続く。

 この用水が、かなりの流量で、凄く流れが激しい。街中の用水って、もっと穏やかなものだという思い込みがあるせいか、ごうごうと流れるのに驚く。大雨が降ったら洪水になるんじゃないの?と思ってしまう。そんなことにならないように堰があったりするんだろうが。なんせ加賀百万石なんだから。

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 こちらは、ひがし茶屋町の賑やかで色っぽい感じとは打って変わって、凜としている。静謐、という言葉が似合う。

 用水と街並みが、とても似合っている。

 観光地になって、代々住んでいるお侍(それも加賀藩の重鎮)の子孫の方々は、凄く迷惑なんじゃないだろうか?それとも金沢のために笑って許してくれているのだろうか?

 まあ、ちょっと気が利けば、ここの家は維持管理はするけど、もっと静かな場所に移り住むと思うけど……。

 でも、武家屋敷の町らしく、クランクに曲がった道を曲がると、タイムスリップしたような静かな街並みが現れて、なんだか心が洗われる気になる。

 ある御武家屋敷の玄関を見ると、ガラッと戸が開いて、刀を差したお侍が「では、行って参る」と奥方に三つ指つかれて見送られながらご出勤、という姿に遭遇しそうな感じになってくる。

 こういう街並みや生活には縁も何もないのに、たまらなく懐かしく感じてしまうのは、何故?ウチは親のどっちも侍じゃないから、こういう静謐な暮らしはまったくなんの記憶も無いのに。

 これって、「血」ですかねえ?いやだから、DNAレベルの記憶も無いはずなのに。

 静かに穏やかに暮らしたいと思うと、こういう家屋に行き着くのだろうか?

 ここでそろそろタイムアップ。

 相方は、高校時代の同級生と落ち合ってもう一泊するが、おれは帰る。16時を回って、これ以上遅くなると、東京に帰り着けなくなるかもしれない。

 武家屋敷街を離脱して、バス通りへ向かっていると……おれの後ろで、ドタッという音が。

 後ろを歩いていた相方が躓いて倒れてしまった。車も通るので横に並ばずに歩いていたのだ。

 慌てて戻って助け起こす。大事には至らなかったようで、ホッとする。

 バスに乗ったら、なんだか大回りの便で、ぐるっと回って金沢駅西口へ。

 荷物を取り出し、相方と別れる。

 おれはみどりの窓口に行って、帰りの指定席を取る。すんなり取れた。

 行きも帰りも同じルートじゃツマらないが、格安の回数券バラ売りを買ったので、長岡まで行く「北越」には乗れなかったかも。

 

 駅弁を買って、プラットフォームで待つ。

 早めにやって来た(金沢始発)「はくたか」に乗りこむ。

 車内販売でビールを買いたかったが、全然来ないので、夕陽を浴びながら駅弁を食べる。「利家弁当」という二段重ねのもの。

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 親不知付近で日没。真っ赤な夕陽が日本海に沈んでいった。

 あとは暗闇を走る。

 持参した参考資料をちょっと読み、ちょっと寝ると、やっと車内販売が来た。缶ビールと海苔ピーを買う。

 

 越後湯沢で乗り換える。今度も「MAXとき」だが、2階に乗れた。

 上野まで1時間。もう、あっという間。

 車内は暑かったがだんだん寒くなって、東京に着いたら暑い。

 京成に乗り換えて、自転車で帰宅。

 「ただいま」と言ったらくーたんがにゃ~んと返事。

 キャットシッターは頼んであったが……いつもは報告のメールが来るのに今回はなかったのでちょっと心配だった。

 杞憂だった。

 出迎えてくれたくーたんを抱っこして、ご飯を用意して、風呂。

 金曜に買って食べなかった柏餅、相方は心配だから捨てろと言ったが、別に何の問題もなし。美味しく戴きました。

 かなり歩いたし、夏バテしたし、疲れた。

 もう当分、旅行はいい。と、思うけれど、すぐにまた「漂泊の思い断ちがたく……」(芭蕉の原文では「漂白の思ひやまず」)になるんだろうなあ。

 0時30分就寝。

今朝の体重:計らず

本日の摂取カロリー:2979kcal

本日の消費カロリー:467kcal/11788歩+29kcal(自転車) 

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