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2014年6月16日 (月曜日)

いや〜女体山を観光地だとナメてました!SP

 5時に目覚ましが鳴って、起床。

 明け方にやっと寝付いた感じなので、チョー眠い。しかし、このために来ているのだから、起きる。

 なかなか寝付けなかったのは、ミッションを控えて緊張していたからだろう。

 快晴。

 即、部屋を出て、まずは旅館の目の前にある筑波山神社にお参りに行く。

 すると、結構多くの人がペットボトルを持って歩いてきた。みんな同じことを考えてるのね。

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 本殿に参拝してから、裏手にある出世稲荷に参拝して、その隣にある別のお稲荷さんに詣でようとした、その時。

 出世稲荷の祠がガタガタと揺れはじめた。これはなんだ?神罰か?おれのあとでお参りしようとしていたお兄さんはビックリしていたが、おれも大いに驚いた。

 「アギーレ 神の怒り」という映画のタイトルが頭に浮かんだ。相方は「いろんな事をお願いしすぎたんじゃないの?」と言ったが、いやマジで神様が怒った!と思いましたですよ。

 あとから知ったが、時間はちょうど5時14分。福島震源の北関東が結構揺れた地震だったのね。

 少し登ってその辺をぐるっと散策して、宿に帰る。

 出世稲荷の登り口には「神水」が湧いていて、多くの人がそのお水を取っていたが、「飲水に適しません」と書いてあるので敬遠している。その代わり、宿に湧く泉は美味しいと評判の名水なので、こちらを戴く。まあ、同じ水だと思うんだけど……。

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(この写真は後から撮ったので、誰も写っていない)

 が、大きなペットボトルに何本も入れているカップルが。たぶん、この水でご飯を炊いたりお茶を淹れたりコーヒーを淹れたりするんだろう。

 まあ、ポリタンクに何個も、というようなもっとひどい例を何度も見ているから、この程度で怒るのもナンだけど、あんまり気分はよくない。

 おれの前で順番を待っている女性2人も大きなペットボトルを持っているので、やれやれ、と思っていたら、「たくさんとるのでお先にどうぞ」と順番を譲ってくれた。

 ありがたくその好意を受けることにして、お礼を述べ、作法に従ってお水をいただく。

 筑波山神社の境内で見掛けた人たちが宿に戻ってきた。やっぱりみんなお水取りに来て、ここに泊まったのだ。早めに予約してよかった。

 ちょっと山歩きをしたので汗をかいた。

 部屋に戻ってから、朝風呂へ。

 ああ、気持ちがいい。ここのお湯はおれに合っている。効能は判らないし、けっして濃いお湯ではないが、なんか、いい。

 昨日の食事も、なんだか涙が出るほど優しい味だったし、ここは、心が疲れた時に来ると癒されるのかも。

 癒されるとか、簡単に使いたくない言葉だし、そんなに悩み多いこともないのだけど……。

 朝食の時間まで、部屋で仕事。というか、この日記を書く。やっぱりiPadでは、長文を書けない。というか、旅先では小説は書けないのかも。すっかり外で仕事出来なくなってしまったなあ。というか、以前からそうだけど。外の方がバリバリ書けるというノマドに適した人が羨ましい……と言うか、そういう人はそういう人で、家にいると遊んでしまうそうだから、不便ではある。

 しかしまあ、iPadで今まで書いた分を読み返して、ずっと微かに感じていた問題点がハッキリして、その改善策も浮かんだ。これは大きな収穫だったんじゃないか?

 東京に戻って相方に提案してみよう。

 7時30分、朝食。

 朝飯は特に感慨はなかったが、固形燃料で温める味噌汁が腹にしみる旨さだった。

 「赤いハンカチ」で浅丘ルリ子の手製の味噌汁を飲んだ裕次郎が「美味い!ヘソまで温まる!」と言った場面を思い出す。これは最高の賛辞だと思う。そして、「赤いハンカチ」は素晴らしい映画だったなあ、と感慨に耽った。

 部屋に戻って荷造りして、8時30分にチェックアウト。

 男体山へのケーブルカーの始発は9時20分だから、かなり早いのだが、部屋でゴロゴロしていても仕方がない。

 で……。

 一人で泊まったから仕方がないが、なかなか結構な料金だった。おれが考える相場より5000円高い。その料金を考えたら、昨日今日の感動が減る気がするが……。

 しかし二人で泊まればひとり当たり12000円だから、けっして割高な宿ではない。

 次来る時は、相方と来よう。そしてここの感動的な味を一緒に食べたい。

 で、筑波山神社の境内を経由して、ケーブルカーの駅へ。

 しかしこれがなかなかの階段で、なかなかハード。相方と一緒だったら途中で引き返していたかも。

 昔の人は健脚だったとは言え、どうせケーブルカーを引くんなら、もっと便利な場所に駅を作ればいいのに。

 神社との兼合いで無理だったのか?

 しかし、それにしてもかなりの石段を登った。もしかして金毘羅さんに参拝するのかと思ったほど。

 しかし……これはほんの序の口だった!

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 なんだかんだで9時前に駅に着いたときには汗びっしょり。

 しばし駅で待ち、始発に乗り込む。

 朝一番の風は気持ちいい!

 天気も素晴らしいし。なかなかいい気持ち。

 あの長い階段は、これを味あわせるための演出だったのか?

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 で、山頂駅。しかし山頂ではない。男体山の山頂の脇に駅がある。そして男体山の山頂までは「険しい」道のりらしいので、登頂は諦める。

 そして、女体山への道は「なだらかなアップダウン」「歩いて15分」と書いてあったので、向かう。まあ、600メートルと案内板にも書いてあるし、高尾山みたいに整備されてるんだろう……。

 最初はハイキングコースみたいだったが、それはすぐに「なかなかハードな登山」になった。

 全然なだらかじゃないじゃないか!

 石段もない、完全な山道。ジーパンに普通の靴ではキツい。背中には荷物を背負っているし、これはキツい。

 行き交う人は、完全に登山姿。夏山を縦走する感じの靴に服。登山用の杖を使っている人もいる。

 ピッケルとか命綱は要らないが、これは完全に登山だよ。

 すでにもう戻れないし、というか、戻ると悔しいし、だったら進むしかない。

 いや~大変。

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 しかし、ここまで来たら、なんとか女体山を登頂したい。

 頑張って岩を足がかりに登る。なんか、ヒマラヤの何処かの山を登っているような気分。わしゃイモトか。


 で、やっとこさ岩をよじ登る感じで、女体山、登頂!

 日の丸を掲げて衛星中継で「日本の皆さん!やりました!」と叫びたい気分だった。

 実際、山頂は岩だけで、岩がむき出し。ヒマラヤかどこかのアルピニストが登るような険しい山の山頂。

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 有名な観光地だから、てっきり、「山頂土産物店」とか「山頂レストハウス」とかあってガマの置物とか売っていたりソフトクリームやおでんを売っていたりして、 まあそれがなくても休憩所程度のものはあって、女の子が「ピース!」とか言って写真を撮るような広場はあるだろうと思ったら……。

 安全柵もなにもない、本当にマジに、険しい山の山頂だった。

 最近の観光地はやたらと安全を確保しすぎて、元の姿を大きく変えてしまうことがあって、苦々しく思っているのだが……しかし。

 なんというハードボイルド!女体山というから、名前からしても、もっと優しい山を想像したのに。

 とにかく怖い。強い風が吹いたら確実に転落するよ。現実に、何人か死んでるんじゃないの?

 まあ、ご神体だから、勝手な事は出来ない……という事だったら、男体山のほうはどうなのよ、と思うんだけど。

 向こうは開発しちゃったので、その反省もあって、女体山は自然のまま残したのか?

 それとも、「レストハウス」を作るとなると大規模な自然破壊になる地形だから諦めたのか?

 それでも山頂の脇には立派な祠があったので、お参りする。

 もう、ヘロヘロ。

 心の準備がまったく無かったから、思いがけず登山をしてしまったショックもある。

 やっとこさ観光地らしいコンクリートの道を降りて、ロープウェイの駅へ。

 ジュースでも飲んで一息ついて……と思ったが、「すぐ出ます!」という声に押されて乗ったロープウェイで下の「つつじヶ丘」まで。

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 このロープウェイの眺望はなかなか素晴らしい。ケーブルカーは山肌に沿って登るから眺めはないが、風が素晴らしかった。ロープウェイは景色が素晴らしい。

 両方味わうには、あの険しい修験の道を歩むしかないのだ!わははは。

 で、時間は10時過ぎ。着いてバスに乗ったらお昼には北千住に着くぞ!

 と思ったら……バスが2時間ない!12時まで、ない!

 土日祝日は10時30分のバスがあるのだが、今日は月曜。

 今は10時12分。

 うわ~約2時間、どうすりゃいいの?

 京成筑波山温泉ホテルの日帰り入浴が利用出来ればよかったのだが、月曜はお休み。時間が早いからレストランは開いていないし……まあ、開いていても腹が減らないから食えないし、手持ちの金が厳しくなったこともあるんだけど。

 することもないのでまたロープウェイに乗って、女体山山頂駅へ。

 その車中で、派手めなお化粧のご婦人に話しかけられて、少し話す。遠くに見える巨大なドーム状の建物はどこかの宗教施設なんだとか。

 で、ロープウェイが着いて……することもないので、展望レストハウスに入る。ここの椅子に座るには、何か食べなければいけない。

 320円もする高いソフトクリームを買うと……応対してくれたのは、さっきロープウェイで乗り合わせた派手めなお化粧のご婦人。ここの売り子さんだったのね。

 で、思ったより濃厚で美味しいソフトクリームを舐めていたら、相方から電話が入った。

 あれこれ電話で話す。主に、いかに筑波山が険しいか。

 ソフトクリームも舐め終わってしまい、この周辺をぶらぶらして時間を潰し、下りのロープウェイに乗って、下の駅に戻る。

 レストランは開いたが、カレーも定食もうどんもそばも食べたくない。どうも寝不足が効いてきた感じ。

 パラソルの付いたベンチを見つけて、バスの時間までこの日記を書いて時間を潰す。

 なけなしの金を叩いてカレーでも食べればいいんだけど、マジで腹が減らない。無理に食ってもいいことはない。体重が無駄に増えるし、へたすると下痢をする。

 11時50分に、車内で寝ていた運転手が起き出してドアが開いたので、バスに乗り込む。

 窓は全開で自然の涼風が吹き込む。

 筑波山は、涼しい!爽やかだ!

 なんだか、凄く好きになった。登山はシンドイが、それも含めて、いい。まあ、また歩こうとは思わないけど。

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 12時に、やっとバス発車。

 一路、つくば駅へ。

 依然として腹が減らないので、そのままつくばエクスプレスに乗って、北千住へ。

 車中、Evernoteで書いた日記や改稿メモを、用心のためにメールで自分に送っておく。万が一、Macとシンクロするのが失敗して消えてしまっても(それは起きないとは言え)大丈夫。

 北千住で昼飯を食って帰ろうかと思ったが、なんだかヘロヘロになってきたので、直帰。くーたんも心配だし。

 くーたんは、少しよそよそしい。これは一泊外泊すると必ず機嫌が悪くなるので織り込み済み。

 前回の盛岡弾丸ツアーの時は、夜出てお昼に帰ってきたから、さほどむくれなかったのだが、今回は24時間部屋を空けたからなあ。

 抱っこして、ご飯を出して、シャワーを浴びる。

 昼寝をしようかと思ったが、昨日分の日記を写真を交えてアップしたりしていると、目が冴えて、眠れなくなる。かと言って仕事が出来るほど冴えてもいない。

 宿でiPadで書いた日記をかなり加筆訂正。外付けキーボードを使えばまた違うのだろうが、単独ではiPadできちんとした文章を書くのは難しい感じ。今度は外付けキーボードも持って出るか。

 さすがに腹が減ってきたが、16時近いので中途半端。

 冷蔵庫にあった「冷凍グラタン」を解凍して食べる。なかなか美味い。焼いたお焦げの部分がちゃんと香ばしいのはエライ!

 「5時に夢中!」を見る。やっぱりマツコは喧嘩腰でふかわに絡むなあ。

 内藤さんと若林(何故かこっちは敬称略)もお水取りに行って帰ってきたらしい。「お水取り」の概略を、若林はきちんと説明していた。彼女たちは北関東に行ったらしいが、地震が起きた時間は寝ていたらしいので、きちんとお水を取ったわけではないのね。吉方に旅行にしてその地の食べ物を食べて温泉に浸かるという形で大吉方を得たわけだ。まあ、いろんな考え方があるから。

 マツコは当然、「あたし、そういうの行きませんから」と。まあ、このキャラならそうだろうな。

 で、マツコと若林の「玉子焼対決」は、マツコに軍配が上がった(ふかわ判断)。

 その後、町屋で相方に会って、お土産を渡す。「筑波山名物のバームクーヘン」。しかし製造は足立区の工場だぞ。パリに行って日本製のお土産を買った気分。

 「ときわ」で食事。今夜は鰺フライを食べる。本当はトリカラが食べたかったのだが。

 で、食べながら、改稿の件を提案。相方も賛同してくれたので、頭から手を入れることにする。

 しかし今日はもう無理。

 

 帰路、千住大橋の「ポルテポンタ」のライフで買い物。凄く分厚いヒレステーキがとても安かったので買う。

 帰宅して、くーたんにご飯を出し、ニュースを見て、風呂に入ってゆっくりお湯に浸かり、23時就寝。

 夜中の2時過ぎに起きた地震、全く気がつかなかった。爆睡していたのだろう。

 妙な夢も見なかったし。

今朝の体重:89.50キロ(宿の体重計なので、参考記録)

本日の摂取カロリー:2213kcal

本日の消費カロリー:260kcal/6331歩+48kcal(自転車)

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コメント

タイトル、「女体」に「舐める」をかけましたね。

いやまあ、こういうタイトルにしたら、そう思われるだろうなあとは思ったのですが……正直な感慨であります。女体山は、名前に似合わずハードな山でした。

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