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2014年11月15日 (土曜日)

おれだって怒るときはあるのだ

 まず、おしらせを。

J12

 月刊ジェイ・ノベル(実業之日本社)12月号に、安達の新連載「こちらブラックフィールド探偵社」第1回が掲載されております。ブラック企業の探偵社で探偵修行というテイでコキ使われる若者が遭遇する事件の数々……。第1回は、消えたAV女優を捜す「さらば愛しき……」です。是非、お読みください!

 そうそうたる顔ぶれの中に混じっていて、なんだか面映ゆいですが、頑張りますぞ。

 で。

 7時過ぎ起床。

 快晴。こんな抜けるような青空を見ると、どこかに行きたくなるが、昨日行ったし、仕事しなきゃ。

 朝のモロモロを済ませて、仕事開始。

 昨日電話で相方と打ち合わせた「第4章」の直し。

 電話で相方と打ち合わせる。

 ちょっと考える時間が必要なので、インターバルを兼ねてアサメシというかブランチ。

 コーンフレーク、薄切りトースト、ゆで玉子。

 食後すぐ仕事再開。

 3ヵ所を修正して、お昼すぎに相方に送る。

 引き続いて最終章に入る。相方から来た複数のメモと章割りを統合して、整理しなければ。

 しかしそれには商法頭を整理しなければ。

 深夜食堂2」の第17話を見る。人気シナリオライターと局Pの不倫がスキャンダルになるが……。って、裏方のスキャンダルって、あんまり過熱報道にならないはずだけどなあ。タレント並みに美人で露出も多いヒトなら別だけど、テレビに出まくってると肝心のシナリオを書く時間がないから、「自称シナリオライター」化していくものだけど。お話自体は悪くないし、ネコが出て来るし、後味も悪くないんだけどね。

 ちょっと外出。

 昨日修理に出したメガネ、メガネ屋のオヤジは「昼過ぎには出来てますよ」と言っていたので、14時過ぎに出向いた。

 が、オヤジは「ええと、なんでしたっけ」という顔。

 昨日頼んだレンズの交換……と言うと、やっと思い出してカルテを調べて「あれ?」とか言い出す。

「レンズが来てない」

 と言って探し始めた。

 しかし、この時点でおかしいだろ!届いているべきものが届かないなら、その時どうして確認しないのだ?

 この時点でおれはもう仏頂面。

「店じゃなくて家の方に荷物が届いてました!」

 と、至極明るく軽く言うのも腹立たしい。どうしてもっと申し訳なさそうに言わない?

 捜すとすぐに見つかった、というのも腹が立つじゃないの。そんなに簡単に見つかるモノなのに、どうして確認を怠るのだ!

「ちょっと時間ありますかぁ?待てます?」

 と、これも明るく言う。自分はこういう明るい性格なんだとでも言いたげな感じもムカつく。

「どれくらい?」

「15分か20分ですねぇ」

 相変わらずオヤジが凄く明るく言うのに腹が立った。

 自分が発注したレンズが届いていないと認知せず確認もせず放置していたのをまるで悪いと思っていない。客を来させて店の約束を果たしていないことについて「すみませんねえ」と軽~く済ませた。

 機嫌がいいときなら「ああ、いいですよ」とiPhoneでもいじって待つかもしれないが、オヤジが至極明るいのに、どうにも腹が立った。

 こんな客扱いで、ええんかい?お?

 おれはスッと立ち上がって、「明日来ます」と店を出た。そんなおれの背に、オヤジは申し訳ありませんの一言もない。

 このオヤジは、メガネに関するウンチクが凄くて仕事熱心でメガネ職人であることに誇りを持った仕事ぶりが気に入っていたのだが、もう終わりだね。

 明日取りに行って金を払って、もうオシマイ。

 メガネも、大手の安売りチェーンに侵食されて、地元の独立系の店は厳しいだろうに……。客とナアナアな店って、おれ、嫌いなんだよね。フレンドリーはおおいに結構だが。


 店の悪口を実名で書くと問題になるらしい。なので店名は秘す。

 帰路、スーパーに寄って買い物。

 今夜は、クリームシチューにしよう。「深夜食堂2」の第16話に出てきて、美味しそうだったから。

 おれはシチューはビーフシチューばかり作って、チキンのクリームシチューはあまり作らなかったのだが……。

 トリの胸肉や野菜、それに「ルー」(これ、フランス語なのね!)を買うが、ルーは似たようなものが多数あって、どれにしようか迷いますな。ヱスビーのものを選ぶ。

 帰路、少し前に「パンケーキを出したらどうですか」と進言した流行っていないカフェの前を通る。変化無し。客はいないしパンケーキを始めた様子もない。一方、パンケーキが評判のスーパーの近所にある店は、さっきも行列が出来ていた。

 このままじゃ座して死を待つのみじゃないの?店を潰すと借金が残ってしまうんじゃないの?休みの日にパンケーキを食べ歩いたりネットで調べたり本を買ってきたりして、1日も早く研究して店に出して、あれこれ宣伝すべきじゃないの?

 美味しいパンケーキなら、多少不便でも客は来るのに。

 しかしまあ、研究心がなかったりやる気がなかったりするんなら、仕方がないね。おれなら店を出す段階で、売れ筋を考えて、パンケーキを研究してから店を出すけどねえ。商売をしたこともない一般人が、ただ喫茶店をやってみたいと言うだけだったんだろうね。

 これ以上、他人事でヤキモキする義理もない。

 まあ、上記の事は自分に置き換えられることなので、自省をこめて。

 帰宅して、シチューを仕込む。ルーの箱に書いてあるレシピは至極簡単なものだが、おれは「深夜食堂」に出てきたように、鶏肉に塩胡椒を多めにして小麦粉をまぶしてバターで焼き、その上にタマネギ・ニンジン・ジャガイモを入れて少し炒めて水を加え、煮立ったらコンソメスープを入れて20分ほど煮て、火を消してルーを加えて弱火でしばらく煮てから、保温鍋でしばらく加熱。

 こうするとルーが焦げ付かずキレイに融ける。

 煮込んでいる間、仕事。

 1時間ほど保温鍋で加熱して、食べる。

 おおお!う、美味い!ジャガイモがほくほくで、カレーを作ったときより美味しいぞ。味付けも絶妙で、追加する必要はまったくナシ。

 鶏肉も美味しい。あんまり美味いので、お代わり。

 それと、買ってきたシーザーサラダ。

 食後、日米野球には無関心なので、「深夜食堂2」を見る。1日1話と決めていたのだが……。

 第18話は男運の悪い女と逃亡犯の恋。冬でも冷やし中華が食いたい逃亡犯の好みでアシが付く。雑誌のライターが展開のキーになるのだが、この男が「悪気はないが嫌なヤツ」なのが巧い。店を犯人逮捕に利用しようとしてマスターに追い出されるのが、いい気味。

 つまり、このシリーズは基本的に、弱者の側に立っているのだ。この逃亡犯だって嫌なヤツではなく、地味に世間に隠れて細々と生きていて、冷やし中華を美味しそうに食べる。一方のライターはマスコミ人種の典型のようなステレオタイプで、他人の心の痛みなんかネタにしか思っていないヤツ、として描いている。だから、見る側としてはどっちに感情移入するか、決まってしまうよねえ。

 こういうアクセントがないと、お話自体がありがちだから、平凡になってしまう。

 で、第19話も見る。要するに詐欺師姉妹の話だが、捻りが利いている。いやまさかの展開。つーか、もうちょっと引っ張った方が。時間にしてあと15秒ほど。実に微妙「間」がほしかった。真相をバラす「間」が少し足りなくて、その分、ドンデン返しのショックが減ったのだ。

 金子清文のカクカクした芝居がハマってたなあ。

 

 こうなると、止まらない。

 第2シーズンの最終話も見てしまった。

 これには力が入っていて、新宿夜景の移動ショットや豚汁を作るカットの積み重ねというオープニングのフォーマットをすべてカットして、いきなりドラマが始まる。

 オダギリジョーと黒谷友香の悲恋と心の揺らぎ。

 これは、力が入ったと松岡錠司が言っていた通り、素晴らしい傑作。

 絵空事になりそうな話にリアリティを持たせているのは、リリー・フランキー。いつもの捻くれた感じとかサブカル感を一切消して、彼のガラだけが使われた感じだが、それがよかった。つまり、いつものリリー・フランキーではなく、外見はショボいけど中身に芯がある中年男を見事に体現していて、感動的。芝居は全然巧くないが、その存在感が凄い。唸りましたね。

 これは、松岡監督の演出が巧いせいだろうなあ。リリー・フランキーを起用してああいう芝居を要求した松岡錠司は、慧眼だ。

 でもう、カッコはいいけどどうなのよ、というオダギリジョーに心が揺れてしまうヒロインを見て、「今の幸せを棄てるのか!」と声を大にして言いたくなるのを、いいタイミングでマスターが代弁してくれる。

 で、デヴィッド・リーンの「逢い引き」みたいに、ほんの僅かのタイミングで、ヒロインは思い留まる。この瞬間の芝居と演出が、また、いい。黒谷友香がもう少しニュアンスを出せれば、と思うところもあるけれど、まあ、気持ちは充分に伝わるし。

 ま、やっぱりこれは「逢い引き」ですな。リリー・フランキーはすべて判っていて、見守るしかなかったのだろう。

 哀しいねえ。でも、この中年の餃子職人はオダギリジョーに勝ったのだ。

 真心の勝利。

 最終回に相応しい、見応えのある作品だった。


 この「深夜食堂」、おれだけの感じ方かもしれないが、おれには、濃厚に「死のかおり」がする。マスターは既に死人、もしくは臨終間近いひとで、病床で過去を回想している。あんなこともあったなあ……とひたすら過去を懐かしんでいる。

  そんな空気を濃厚に感じるんだけどねえ。メイキングで松岡監督が「薫さん演じるマスターは、なんだか宙に浮いているというか……足が地面から浮いているような、そんな感じがする」と言っていたが、それって、この世のものではない、という意味じゃないの?

 達観というか、そんな感じがあるのよねえ。

 こっちはまだまだ迷いながらあくせく生きてるって言うのに。

 だから、このドラマを知って、激しく動揺して、まず最初に「死」を意識したのかもしれない。

 しかし……。あ~全部見ちゃったよ~。生きる楽しみが一つ減ったなあ。

 まあしかし、去年放送したフジテレビの「サマーヌード」の映像があるから、これをちびちび見よう。話よりも千葉の大原海岸に立てた海の家のセットとか、海辺の家のセットがとてもカッコよくて、住みたいなあと思わせるので、美術をメインに見たいのだ。

 海辺の暮らしって、憧れるよなあ。

 鎌倉はいろいろ敷居が高い(これ、誤用だと判っているけど、あえて使う)が、千葉なら、なんだか、許される感じがして。

 「アド街ック天国」は大森。こういう風に紹介されると、とても魅力的ですな。

 TBS「新情報7デイズ」を途中まで見て、風呂。

 風呂から上がって、ATPファイナルの錦織vs.ジョコビッチ戦を見る。

 第2セットは、錦織のスーパーショットが連続して出て、ジョコビッチを圧倒していた。この流れで第3セットも、と思ったが、なんだか錦織が自滅した感じ。ミスが多くなって……。

 0時を回ったので、寝る。

 ベッドでiPhoneを使ってニュースを見たら、錦織、負けてしまったか……。

 民主党はみんなの党と合体を模索しているらしいが、どうしてこんなに問題アリな物件に手を出すかなあ?渡辺喜美は離党すると踏んでのことか?さんざん引っ掻き回されたオザワで懲りてないの?

 維新の党も、いろいろ運営に齟齬をきたしているのは、橋下が衆議院議員にならないことが最大の原因。まあ、「大阪都構想」を放り出して代議士に転身できないという縛りも大きいのだろうが、現状では維新の党は大阪と東京の国会議員団の亀裂が深まるばかり。

 しかし野党って、どうしてこんなにまとまらないかねえ?

 自民党の「イザと言うときの結束」って、学べないの?

 これじゃ永遠に野党が政権取れないし、取れても短命。

 ダメだねえ、日本の政治。特に野党のテイタラク。

 野党がこんな程度だから自民党もあの程度でデカい顔できるってのに……。

 1時前就寝。

今朝の体重:90.20キロ

本日の摂取カロリー:2381kcal

本日の消費カロリー:日常生活+36kcal/898歩+78kcal〈自転車) 

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