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2014年12月 6日 (土曜日)

仕事して「リーガルハイ・スペシャル」を観た

 7時過ぎ起床。

 晴れ。

 寒いけど、いい天気なので、洗濯をして、干す。

 朝のモロモロを済ませる。日記を書くのに、「チャプリン暗殺計画」「五一五事件」について調べたが、事件の首謀者たちの言い分は、今のイスラム国の連中と似たようなもの。

 今、世間は右傾化しているが、この風潮は実に気持ち悪い。アベが去っても石破が居るし。

 昨日、一緒に芝居を見に行ったSと、「映画のフォーマット」について文通状態というか、メールのやり取りが止まらなくなってしまった。

 いや~調べれば調べるほど、「映画のワイドスクリーンの方式」っていろいろある。配給会社が勝手にフォーマットを変えてしまう例も多いし。ビスタ・サイズの映画を「シネラマ」で公開してしまった例も多いし。「ジャッカルの日」とか。 

 以前、イマジカの試写室のロビーには、こういう大型映画のフォーマット比較をするのにネガを展示してあって、とても興味深かった。

 でも今は、デジタルで撮影してデジタルで上映してしまうから、70ミリとかアイマックスとかって、殆ど意味がなくなってしまった。

 なんだか、寂しいねえ。

 しかし……黒澤明に関する本は多いなあ。他の監督より「判りやすい」「話題が豊富」「やることが派手」だからなんだろうなあ。

 小津や溝口は渋すぎるし「歴史家」の範疇になってしまうという感覚もあるのだろう。

 市川崑を論じるには映画技術に精通していなければ歯が立たないので、そのへんのライターが印象批評なんかでお茶を濁せる相手ではない。

 そこに行くと黒澤は、「撮影のために家を壊した」(当時は珍しいことではなかった)「撮影のために特急列車を走らせた」(団体列車として貸し切れば普通に可能)「三船に矢を放った」(一応安全策は講じていた)「城を燃やした」「映画を切るなら縦に切れと松竹の城戸四郎と大喧嘩した」とかとか、武勇伝が喧伝されているし、エピソードが、かなり単純明快に語りやすいからだろう。

 ま、映画ジャーナリズムなんて、そんな程度のものでしかないのだ。

 関係者がご存命のうちに、徹底的にインタビューして「市川崑パーフェクトブック」を作りたかったが、それは叶わぬ企画となってしまった。末端も末端のおれが企画しても、言い出しっぺとしては格が下すぎるし、モノカキの序列というか格としても下すぎるから、企画として成立しなかったんだよねえ。もうちょっと売れる作家だったら、どこかの出版社が興味を持ってくれただろうに。

 体重が、ついに89キロを切るかどうかというラインまで来た!

 外食を控えて自炊に切り替えて、ブランチと夕食の1日2食にしただけで、この効果!

 体重計が壊れたのかと思った。このまま続ければ、ほどなく88キロ台になって……と思うが、忘年会シーズンに突入するからなあ。体重は増えるのは簡単だからなあ。かと言って、宴会で食うのを我慢するのは拷問だしなあ。

 ご飯、目玉焼き、ちりめんじゃこ、インスタント味噌汁、漬け物でブランチ。

 仕事を続ける。

 なんとか最終章の書き直しはクリアできそう。

 外出して、スーパーで買い物。今夜は相方が来るので、クリームシチューを作る。前回はハウスかグリコの固形の「ルー」を使ったが、今日はハインツのホワイトソースにしてみよう。

 サラダとお米も買って、帰宅。

 早速、シチューを仕込む。鶏肉に塩胡椒して小麦粉をまぶし、バターでじっくり焼き、野菜も投入して炒め、少し水を咥えてコンソメスープで煮てから、ハインツのホワイトソースと牛乳を投入して煮込む。

 しかし……前回作った方が味にメリハリがあって美味しく感じたなあ。今回の方が美味しいはずなのに……。

 仕事再開。

 なんか、眠い。

 送られてきた週刊文春(ミステリー・ベスト10掲載号)を読む。ベスト10は相方の担当だが、残念ながら今回は掲載がなかった。

 林真理子のエッセイは全文読むと「ネットには自分の悪口もたくさんあって」という部分で、大阪のあの件を徹底批判、と言う印象と毒を薄めているなあ。北野武が毒舌を吐いて、最後で足立区出身者であることでオチを付ける、それと同じ感覚。

 「ネコの気持ち」「MacFan」も読むが、「MacFan」は全然頭に入ってこない。というか、早く角川を終わらせて、OSをヨセミテにバージョンアップしなければ。

 やがて、相方が到着したので、シチューを温める。

 午後から仕込んだのに、野菜の蕩け具合がイマイチだったし、ちょっと味がマイルドだなあ。けっこう塩を足したんだけど。

 それでも相方は美味しいと食べてくれたけど。

 食後、「リーガルハイ・スペシャル」を見る。この前放送した分。早く見たくてウズウズしていたのだ。

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 これを見ると、堺雅人が半沢直樹の続篇は避けるのに、古美門は演じ続ける理由が判る。半沢直樹は、一度カタを作ってしまったら、その先の成長がない。キャラクターが成長しない。逆に成長すると困るのだ。あれは「現代版の水戸黄門」なんだから、決まったルーティンに沿わなければいけない。

 しかし、同じシリーズでも、古美門は変幻自在だ。コミカルに羽目を外しても、どれだけブラックになっても、最後の「真実を突く」名文句があればシリアスになるし、感動を呼ぶ。

 役者として、どっちにやり甲斐を感じる?やってて面白い?それはもう、古美門だろう!

 古沢良太の脚本には、堺雅人を納得させる論理と詭弁と真実が詰まっている。しかも、スッキリ終わらず、複雑な現代社会を象徴するように、「残念だけど、誰もが納得出来る真実も解決策もないんだよ。しかしそれを如何に調整してより多くの人を笑顔に出来るかが問題なんだろう?」という難しいテーマをほろ苦く見せる。原作のないオリジナル脚本で!

 悪の上司を土下座させてカタルシスを解消する半沢直樹よりもはるかにやり甲斐のあるドラマだろう。

 実際、登場人物には表の顔と裏の顔があり、そのどちらも真実。ヒロインには「褒められたものではない過去」があることを古美門に暴露されるが、「でも今は違うんです!」と言い切るチカラがヒロインにはあるし、金と権力と色に溺れた極悪医師だが、その裏では「その病気の権威」として真摯に研究にも没頭していた。強請りタカリ専門の弁護士にも過去がある(この弁護士は、ポール・ニューマンがやったダメ弁護士が立ち直る映画の影響を受けていると思うが)し、次期院長なる若手医師の正義漢は実は薄っぺらじゃないのかというキツい作者の視線もあるし、とにかく重層的で、作者・古沢良太の、人間を見る目の辛辣さ(これはビリー・ワイルダーに通じる)と、最後の最後には、そういう人間への信頼を感じて、だから、いくら古美門がちゃらんぽらんでも、ラストでは感動するのだ。

 カネに転んで、どんな案件でも金のある方になびく古美門だが、真実はビシッと突く。

 今回は、「医は仁術だが、医は科学でもある」「時として、科学は冷徹だ」「科学の進歩は多くの犠牲の上に成り立っている」と言うことを、言ってしまった。

 どんなことでも、堺雅人の名調子でとうとうと語られると、頷いてしまう。というか、多くの真実を含んでいるからこそ、納得してしまう。古沢と堺が政界に進出したら大変だぞ!オバマもビックリな演説名人の政治家が誕生してしまうぞ!

 相方帰り、風呂に入り、「タモリ倶楽部」をもう一度見て、「ケータイ大喜利」を半分見て、0時過ぎに就寝。

今朝の体重:89.05キロ

本日の摂取カロリー:1976kcal

本日の消費カロリー:日常生活+18kcal/573歩+53kcal(自転車)

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