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2014年12月13日 (土曜日)

くーたんの予防接種&「世襲」について考えた

 仕事で、物凄く難しい壁にぶつかって苦悩しているところで目が覚めた。

 その苦悩とは、「焼き魚を食べて喉に骨が刺さったのだが、その魚はブリ?サバ?」というもの。

 このナンセンスな夢は、何かの暗示なのか?難しく考えずにラクに生きろという神のお告げか?

 というわけで、7時起床。

 晴れ。

 朝のモロモロを済ませる。

 本日は、くーたんの予防接種で動物病院に行く。

 それを察したのか、アサメシだけは飛んできて食べるくーたんが、布団に潜り込んで出て来ない。

 キャットバッグを取りだして準備していると、くーたんが出てきて冷蔵庫の上に飛び乗って様子見。

 その尻尾や後ろ足を掴まえて、身柄確保。

 くーたんが本気で逃げると、絶対に捕まらないのに、やすやすと捕まるのは覚悟しているからか?

 予約は11時だが、少し早めに出かける。

 以前は鳴き喚いたが、今は静かなもの。諦観しているようだ。

 自転車で数分。

 外は寒いので、陽の当たる側を走る。少しでも暖かくしてやりたい。

 

 動物病院では、犬の治療中。老齢の犬で骨盤を痛めて後ろ足が不自由になってしまったらしい。目の優しい大人しい犬。飼い主に抱かれて震えている。

 で、ウチの番。

 バッグから出したくーたんは、最初は普通だったのに、だんだん震えだして逃げようとするのを抑え込む。

 先生は触診してから、ワクチンを注射。 

 思えば、故ウズラは、動物病院に運ぶ途中、恐怖のあまりにお洩らししたんだよなあ。内弁慶なネコだった。

 ウズラもビワも腎臓を悪くして8歳で亡くなった。くーたんは6歳。気がついたら手遅れだった、というのを防ぎたいと先生と相談。来年から血液検査をすることに。

 帰宅。

 バッグから出たくーたん、我が家なのに怪しんで部屋の中を偵察するようにウロウロ。似ているけど他所に来たんじゃないかと疑っているらしい。

 やがて安心したのか、アサメシを食べてベッドの中へ。

 相方と電話で話す。向こうの愛猫の状態が心配。水を飲んで静かにしているらしい……。

 ここで体重を量る。昨日かなり食べたので、体重も増えてしまっただろう……と覚悟して体重計に乗ると、なんと、89キロを割ったぞ!

 嬉しい。

 で、おれもブランチ。

 ご飯に目玉焼き、インスタント味噌汁にさつま揚げ。ちょっと足りなくてクラッカー。

 仕事開始。今日明日で角川最終章を終えなければ。

 と思いつつ、YouTubeでナイツの漫才をいろいろ見てしまう。そして、コンビを入れ替えた特別企画ものを続けて見る。チュートリアル徳井とナイツ塙、サンドウィッチマン富沢とフットボールアワー後藤のコンビが面白かった。徳井と塙は、徳井が仕掛けていくのに塙がことごとく外していくという新機軸。富沢と後藤は喧嘩腰で進行するのがたまらなくおかしい。

 サンドウィッチマン伊達とインパルス板倉は冬山で遭難しかけた男を「無理矢理助けさせられる」という捻った筋立てで、これも面白かった。

 いや~やっぱり売れてる人たちは腕があるなあ。

 ひとしきり笑って、仕事開始。

 途中、薄切りトーストを2枚食べる。これはおやつ代わり。

 仕事を続ける。

 しかし、明日は投票か。これほど詰まらない総選挙も珍しいなあ。どうせ事前予想は的中するんだろうし、投票〆切直後に出口調査の結果が出て、開票が始まる前に大勢が判ってしまう。

 明日の夜は池上さんの番組を見て、アベが如何に池上さんを嫌ってチキンぶりを発揮するか、見てやろう。これしか愉しみはない。

 しかし……アベの小物ぶりはますます際立つし、野党の腰抜け具合も酷い。民主党は解党的出直し……ではなくて、もうマジに解党して作り直して名前も変えて完全に出直すしかない。それほど与党時代のグダグダなイメージはそう簡単には払拭出来ないんじゃないかと思う。

 ネットニュースのJ-CASTに「日本人は世襲が好きだ」というような、政治家の世襲批判の記事が。元官僚で評論家というヒトのインタビュー(←リンク)だが、いろいろと論旨が大雑把すぎて、穴だらけでカチンと来た。

 おれも、世襲は基本的に好きではないし、実力で地位をもぎ取るべきだと思っているが、「世襲批判」の論理があまりに杜撰で拙いと、おいおいそれは違うだろうと言いたくなる。

 このヒトは世襲の代表として歌舞伎界をあげている。


『歌舞伎役者は世襲できますが、オペラ歌手は基本的にはできない。これは、一般的な能力があれば、特別な才能がなくても歌舞伎役者になれることを示しています。日本の政治家にも難しいことはさせないので、後を継ぐためには「見よう見まね」でも何とかなる。そもそも要求水準が低い』


 って。なにこれ。

 このヒト、歌舞伎界のことをよく知りもしないで、「歌舞伎=世襲」という世間のイメージだけで書いてるのが歴然。そして「歌舞伎って白塗りしたヤツが目を剥いてポーズを取る、アレでしょ」という程度の認識しかないことも露呈しているのが腹立たしい

 おれだってさほど詳しくはないが、『歌舞伎役者は世襲できますが、オペラ歌手は基本的にはできない。これは、一般的な能力があれば、特別な才能がなくても歌舞伎役者になれることを示しています』って、あんた、日本中の歌舞伎役者を敵に回したぞ。

 いろんな角度から突っ込める。


 歌舞伎役者のドキュメンタリーを見ていると判るが、歌舞伎役者の家に生まれた子供は、小さな頃から芸を仕込まれる。当代猿之助曰く、そうやって小さいときから身体に染みこませなければ出来ない身体的な動きがあるのだとか。それに体操競技のような身体技もあるし、早変わりしながら舞台袖から客席後方に走って移動という荒技もある。「連獅子」なんか、特殊な筋肉を鍛えていないとムチウチになって、半身不随になってしまうぞ。

 しかも、歌舞伎は1ヵ月興業。別の役で1日出ずっぱりという場合もある。 歌舞伎役者は基礎体力がまるで違う、と新劇出身の俳優が驚嘆する例は山ほどある。

 歌舞伎は、他の演劇に比べてはるかに身体を酷使する。なので、小さな頃からの訓練がものを言う。特に時代物などは、修行の差がハッキリと出てしまう。

 なのに『一般的な能力があれば、特別な才能がなくても歌舞伎役者になれる』だって!バカじゃないのか?特殊な才能は天賦のモノではなく、自ら勝ち取っていかねばならないのだ。

 御曹司じゃない門閥外の、一般家庭の子供も歌舞伎役者になれる。それは小さな頃から日舞とかを習っている子供に目を付けて「芸養子にならないか」とか「養子にならないか」と言って、門閥に組み込んでいく。

 え?これが問題なの?

 しかしこれ、日本の家制度と深く結びついてるものだから、相撲だって親方と疑似親子の関係を結ぶわけで、フリーの関取は存在しない。歌舞伎役者もフリーの役者は存在しない(大谷桂三のような例外はある)。落語家は快楽亭のような例外は以前からなくはなかったが。

 だから歌舞伎は世襲?

 政治家はモロに実子に代替わりさせようとするけど、歌舞伎の場合はかなり違うと思うだがなあ。この辺で、インタビューに答えているセンセイの歌舞伎に関する知識の低さが露呈してしまう。

 それに、『見よう見まね』は芸の基本、特に日本の芸能の基本だと思うが、ただ先代のコピーをすればイイというものではないことは、歌舞伎を観ていれば当然のこととして理解されていること。それも知らないんだからねえ。

 ただの職業として歌舞伎役者として食っていく、と言うことで言えば、「その他大勢」の役しかつかなくても名前を貰って歌舞伎の舞台に立っていれば歌舞伎役者と名乗れるし、松竹からお金も貰えるが、幹部や看板役者と比べれば、その扱いの差は歴然。御曹司でも実力が無ければ、そういう扱いになってしまう。以前は関西歌舞伎への差別があって、当代仁左衛門はそれで大いに苦しんだ。片岡家の御曹司で、関西では大きな役をやっているに、東京の歌舞伎座に来ると、物凄く下の扱い。しかし当代仁左衛門は実力で人気を勝ち取って押しも押されぬ大看板になった。

 それは政治家も同じ。当選すれば議員だけど、その他大勢の陣笠議員で一生を終えるヒトもいる。お情けで当選を重ねると大臣になったりするが、特に業績も残せないまま引退する。


 歌舞伎役者には「名跡の襲名」というものがある。名門に産まれると、この問題は避けて通れない。特殊な才能に恵まれないものが歌舞伎の家に生まれて、そこがたまたま名門だったら?

 大名跡を継ぐことになれば、それだけの芸と品格が要求される。そのプレッシャーたるや如何ほどのものか、このセンセイは知らないだろう。自分の代でその名前を穢せない、というプレッシャー。

 しかし、政治家にはそういう「名跡の襲名」ってないよね。


 役者も政治家も、特殊な才能が無ければ、大成しないのは同じ。特に歌舞伎役者は、人気商売だし実力の世界だから、いくら血筋が良くても人気が無かったり芸がダメだったら、松竹の評価は厳しい。有権者より厳しい。松竹は商売だから。

 御曹司でも廃業する例はあるし、期待に応えられなくて酒や女・バクチに走って人生を棒に振るケースもある。最近ではAB蔵はそうなりかけた例だ。歌舞伎は伝統芸能ではなく、現役の娯楽産業で、松竹が経営するものだから、厳しいのだ。


 で、この記事は、どうも「世襲すれば、それなりの地位が約束される世界(役者なり政治家というアイデンティティが確保される)」として歌舞伎と政治を並べているとしか読めない。これ、おれの誤読ですかね?

 たんに歌舞伎役者や政治家を名乗るなら、世襲はとても有効だろう。師匠に入門を許されるとか、選挙区に地盤を作って知名度を上げるという1段階を省けるんだから。

 しかし、問題はそこからでしょ。

 先代の片岡仁左衛門は、若い頃はたいした役者では無いという評価だったらしい。しかし目を悪くしてからの晩年は、神懸かった名演を連発して、歌舞伎界を代表する名優として、亡くなった。これは、長年の修行がもたらした例だろう。特殊な才能が無ければ、晩成することも叶わないはずだ。


 それと、舞台の怖さを知らないと、こういう答え方はしないだろうなあと思った。政治家はなんだかんだと官僚や秘書が助けてくれるし質問でも答弁でも事前に原稿が用意されるが、役者が舞台に立つと、誰も助けてくれない。プロンプターがいたり共演者がカバーしてくれたりするにしても、限度がある。板の上に立つ以上、役者の実力があからさまになってしまうのだ。

 この辺、このセンセイはどう思ってるんでしょうね?制度論として歌舞伎役者を取り上げても、殆ど意味がないのに。

 

 そうそう、大事な事を忘れていた。歌舞伎役者は役者だからね、容姿と口跡という絶対条件がある。これは「特殊な才能」に入りませんカネ?いくら脇役に徹しても、役者に向かない容姿と口跡というものはあるだろう。

 しかし、政治家に容姿は必ずしも必要条件ではない。ブサイクでも政治家になれるのは多くの例が証明している。

 口跡は、演説するときに関係してくるけど。

 このセンセイが、いかに頭の中だけで歌舞伎役者というものを理解しているかがバレてしまったね。


 そして。

 世襲は日本特有のものではない。世界中に世襲はゴロゴロある。歴史が長いヨーロッパでは産業界も政界も世襲した例は山ほどある。英国の場合は、ジェフリー・アーチャーは「めざせダウニング街10番地」で、下院議員の世襲はよくあることとして描いている。この小説の主人公は、そういう中で、新人としてなんとか選挙区を確保して当選して議会の中で有能さを発揮して首相の座を目指すのだが。

 アメリカだって同じ。「名門政治家」の家系はブッシュやケネディ以外にも幾つもある。産業界でも同じ。むしろ歴史の浅いアメリカの方が「血筋」を珍重したりする風潮もあるぞ。

 だから、このインタビューは、あまりにもモノゴトを単純化しすぎて意味不明になっているし、雑然とし過ぎていて、例外が多すぎる。モノゴトには例外がつきものだが、例外が多すぎるルールとか命題は、間違っていると言うことになる。

 こういう粗雑なものが堂々とまかり通っているのを見ると、激しくムカつくのだ。イメージだけで論じられてもねえ。芸事を軽んじているし。居酒屋で酔っ払いのオッサンが熱く議論するのと同じレベルのものを読ませられるのは迷惑なのだ。読まなきゃいいんだけど、読まなきゃ中身がクソかどうかって判らないし……。

 で、18時を回ったので、「青空レストラン」を見る。

 秋田で飼育されている「フランス鴨」。可愛い姿を見てしまうと、これを殺して食べるのか……と菜食主義者になってしまいそう。

 でも、フランス鴨のローストは美味そうだったなあ。

 で、晩メシ。

 魚肉ソーセージを炒めて、キャベツの千切りとともに。

 美味い。

 テレ東の「鹿児島から稚内まで特急列車の旅」を見ながら。

 サンライズに乗ったのに、どうして4時間しか乗らずに姫路で降りるんだ!と思ったが、全部で20本の特急に乗るという条件があったのね。

 しかし九州には個性豊かな特急がたくさんあるなあ!九州を乗り鉄しまくりたいなあ!

 途中寝てしまって、気がついたら札幌を越えて旭川にいた。

 21時からは「アド街ック天国」。今日は神田界隈の美味しい店特集。ああ、カレーが食いたくなってきたぞ!

 引き続き、「美の巨人」も見てしまった。中禅寺湖畔にある「旧イタリア大使館別荘」の美の秘密を探るから。

 ここには行った事があるが、素晴らしい。静かな湖畔に建つ、西洋建築ではないし和風建築でもない、自然に溶け込んだような、しかしイタリアの空気も漂う、素晴らしい建物。

 内装もいいんだねえ。ここでゆっくり、中禅寺湖を眺めながらソファに身を沈めてうたた寝をしたいねえ。

 雨が降る中禅寺湖を眺めながら。

 いいねえ。

 大きなデスクの大使の席もよかった。ここで仕事をしたら捗るだろうなあ。いや、中禅寺湖を眺めてしまって、仕事にならないか。

 仕事再開。

 まだ今日のノルマに達していないので、もうひと頑張り。

 クライマックス直前のところまで書いた。

 風呂に入り、くーたんと遊んで、1時過ぎ、就寝。

今朝の体重:88.65キロ

本日の摂取カロリー:1628kcal

本日の消費カロリー:日常生活+4kcal/141歩+24kcal(自転車)

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