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2014年3月9日 - 2014年3月15日

2014年3月15日 (土曜日)

頑張った翌日はグッタリざます

 8時ごろ起床。

 晴れ。

 天気がいいので、洗濯。他、いろいろ朝のモロモロをやって昨日分の日記を書くと、もうお昼。

 大阪は何か、みんな楽しそうだったなあ。東京はなんか、あんまりそうでもない感じがするんだけど……それはチョロッと言っただけの観光客的視点だから、楽しそうに見えるのかな。大阪の人が東京に来たら、みんな楽しそうに街を歩いていると映るんだろうか?

 ポーランドのクラコフ(クラコウ)に行った時、ポーランドは経済的に苦しかったはずだが、街はきれいで豊かそうで、人々は楽しげに闊歩して広場に集っていた。

 しみじみと、いい光景だなあと思った。日本の街には、その街の中心になる「広場」がないから、こういう光景はなかなかお目にかかれない。

 それに似た感じを大阪で感じたのだが。

 光文社の新作に取りかかる前に、週刊新潮「黒い報告書」を書いてしまおうと準備はしたのだが、なんだかその元気が出ない。相方の、このまま書けばいい作品になるメモが来ているのだが、なんか、元気が出ない。

 ここんとこ、急激にパワーが減衰している感じがする。バッテリーが持たない。すぐに放電しきって赤マークが点灯するような感じ。充電してもすぐに放電してしまう感じ。トシか?病気か?

 とは言え、いろいろと欠乏品があるので、買い物がてらメシを食いに出る。

 絶対にラーメンが食いたかったので、久々に「翔竜」でラーメンと半ライス。

 その後、お稲荷さんに寄ってから、買い物。くーたんの好物のカニカマに、生DVD-Rのディスクなど。紅茶が切れたので捜すが、おれが欲しい「ディンブラ」がなかなかない。これは以前、快楽亭の毒演会の録音に行って、撤収している時に頂戴したのだ。それまでろくな紅茶を飲んだことがなかったので、あまり紅茶は好きではなかったのだが、これを飲んで驚いた。なんと芳醇な香りと味なんだろう!ミルクティにすると甘さが増して何とも甘露。いっぺんで紅茶党になってしまった。

 だけど北千住では「ディンブラ」は売ってない。いろいろ捜して、成城石井で発見。「イングリッシュ・ブレックファスト」というブレンドも買う。

 レジ袋をたくさんぶら下げて、帰宅。

 仕事しようと思うのだが、依然としてスイッチ入らず。机の上に出したままの「コルンゴルトとその時代」を読み返して、読み耽る。

 第二次大戦後は、「純音楽」と「商業音楽(オペラを含む)」の分化が激しくて、調性音楽で魅力的なメロディを作れる人はみんな商業音楽の分野でミュージカルや映画音楽やポップスを書くようになって、親しみやすいメロディなんか必要ないと思ったヒトが「純音楽」の分野に残って、経済的には恵まれないけどアカデミックな名声だけを支えにやって来て今日に至る、という構図なんですかね?

 オペラや劇付随音楽やバレエの延長線上に映画音楽があるんだから、もっと映画音楽を演奏会用組曲に編曲してコンサートでどんどん演奏すればいいのに、と思うんだが。「スター・ウォーズ」は演奏会でかかるけど、それはあくまでそういう「映画音楽の夕べ」みたいなコンサートだし。そうじゃなくて、通常のコンサートでの1曲目とかに……。

 とは言え、とても優れているけれど、1曲目が「サイコ」組曲とか「めまい」組曲だと印象が強すぎるか?そのコンサートのメインみたいな感じになるし、響きも後期ロマン派とはやっぱり距離があるもんねえ。

 録画した「タモリ倶楽部」を見る。向島の袋小路探索の予定だったが当日の大雪で内容が変更になった、そのまんまを流す。これはこれで面白いが、途中で爆睡してしまった。

 その後も、ウダウダ。ソファにひっくり返ると寝てしまう。

 アリナミンAを飲んだ方がいいのか?

 「悪漢刑事12」のゲラは今夜か明日の朝に相方の手を離れると。

 夕食は、スーパーで買ってきた「豚バラ肉と白菜のミルフィーユ鍋」にご飯少々。

 食後、少しするとお腹が下ってきた。なぜ?

 昼に豚骨ラーメンを食べて、夜が豚バラ鍋で、脂分のオーバードース状態なのか?疲れていて内臓が弱っているので、ちょっとでも脂分が多いと下ってしまうのか?お正月過ぎの「大下痢事件」の再現か?

 と恐れたが、まあそこまで行かなかった。

 ゲラは明日の朝ということになったので、風呂に入る。

 出てから、くーたんとしばらく遊ぶ。

 くーたんはいつもと同じ猫じゃらしに飽きてきた様子。もうじき5歳で成熟して、あんまりじゃれなくなってきたのかな?

 STAP細胞の件、あれだけ小保方さん(本来なら小保方博士と表記すべきじゃないの?)を持ち上げておいて、今は「疑惑の中心」みたいな扱いをする報道を観るのがイヤで、新聞は読まないし、テレビもあんまり観ない。特にニュースとワイドショーの中間というか、ほとんどワイドショーの「情報7デイズ」は見る気にならない。

 理研も、「栄誉は理研のモノ、失敗は研究者のモノ」という態度が明白で、実に腹立たしい。なんだこいつら。理事長だってノーベル賞の学者だからって、そんなに偉いんなら若い研究者をきちんと指導しろよ!

 なので、コルンゴルトの生涯を追ったドキュメンタリーを見、同じDVDに入っているコルンゴルトのチェロ協奏曲やヴァイオリン協奏曲を聴く。まあ、馴染みがない分、聞きやすいとは言えないが、甘ったるいクラシックもどきではなくて、堂々たるクラシック音楽だ。当たり前だけど。ヴァイオリン協奏曲はハイフェッツが十八番にしていたのだし。

 0時過ぎに就寝。

 ぐっすり寝ているはずなのに、寝不足に感じるのはどうしてだろう?

今朝の体重:90.10キロ

本日の摂取カロリー:1840kcal

本日の消費カロリー:日常生活+85kcal/2253歩+72kcal(自転車)

2014年3月14日 (金曜日)

大阪営業日帰り弾丸ツアー

 5時45分起床。

 おれって目覚めはいいので、寝坊はしない。55年の人生で寝坊してしくじったのは……4回。1度目は入社試験で完全寝坊。2度目3度目は助監督時代のロケ出発日。この時は焦りまくった。4度目は覚えていないが、何かあったはず。まあ4回程度というのは少ないんじゃないの?一度もやったことないって人はいるのだろうか?

 それはともかく、今日は新刊「闇猫・冴子」の新刊挨拶で大阪へ。今回は大阪が舞台なので。それに、前回挨拶に回ってから2年が過ぎてしまったし。

 新幹線で往復すると1泊してもほとんど料金が変わらない。しかし1泊してもすることが無い。で、調べていると、ピーチが安い。片道をピーチにすれば、2万円を切る。往復ピーチにすれば1万円を切るぞ。しかしまあ、新大阪駅構内にも行く必要があるので、行きはピーチ、帰りは新幹線にする。

 祥伝社「悪漢刑事12」のゲラは、留守中に相方に取りに来て貰って見て貰う手筈になっている。

 くーたんにご飯を出したりして、6時25分出発。自転車を飛ばして一番近い京成千住大橋駅へ。

 スカイライナーを使うよりこの駅を6時40分に出て乗り換えるエアポート特急に乗った方が早いことを発見したのだ。しかも安いし。

 コンビニで買ったおにぎりを京成高砂駅で食べる。ここのそば屋はまだ開いていなかった。

 7時35分頃、成田空港到着。ちょっと早すぎるのだが、初めてだから慎重に。

 ピーチの搭乗券発券機ですぐに発券して、そのトイメンにある立食のホットドッグを食い、コーヒーを飲む。

 出発時刻1時間前だが、することもないので搭乗口へ。

 検査で、いちいちベルトを外すのって、面倒。これはなんとかならないのかねえ。

 待合室に行くと、立ち食いのそば屋があった!なんだ、だったらホットドッグとか食う必要はなかったのに。

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 コーヒーが効いたのか、やたら小用を足したくなる。

 8時45分に搭乗開始。ピーチはバスに乗って飛行機まで移動しなければならない。あ、成田の国内線はANAも一緒か?

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 確認して席に着いたはずなのに、間違えて座ってしまい、朝から謝りまくり。

 しかしピーチのシートピッチは、狭い!大阪までの短い飛行だからいいけど、この座席で沖縄とか北海道とかには飛びたくないなあ。

 以前、今よりカネが無かった頃に格安パックでグアムに行った時に使ったノースウェストもシートピッチが狭くて、テーブルが腹につかえて出せなかった。それより狭いぞ。

 それに……離陸する前から小便がしたくなって困った。なんせ狭いから、トイレに立つには隣の女性に立って貰わなければならない。さっき席間違いで立たせてしまったのに、申し訳ない。

 なるべく我慢しよう……。

 しかし、なかなか離陸せず(誘導路をえんえん走る)、離陸してもなかなかシートベルトのサインが消えない。

 せっかく、離陸の緊張を味わいたかったのに、小便の我慢でそれどころではなかった。

 でまあ、我慢も限界だったので、シートベルトのサインが消えて即、トイレへ。

 曇っていて前日があんな台風みたいな空模様だったので、揺れるかと思ったらそんなことはなく、順調に飛行。

 隣のお兄ちゃんが窓にへばりついているので、外は全然見えず。窓際の席は追加料金がかかるのよね。

 で、関空に到着。

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 到着ロビーでまたもトイレ。

 ピーチは第2ターミナルで、第1ターミナルに移動するにはバス。このターミナル間がかなり遠い。

 当初思っていた11時の難波行き特急ラピードには間に合わないな。そのまま乗り換えるなら大丈夫なのだが、関空の書店さんが大阪最初の挨拶先なのだ。

 初めてのターミナルで、迷う。ウロウロしていたところはターミナルではなく別館だった。判んないんだもん。

 で、挨拶回りを無事に済ませ、「大阪出張日帰りワンデイチケット(正式名称ではない)」を買う。ラピードと大阪地下鉄を1日乗り放題出来るのだ。かなり得するぞ。

 で、ラピードは、まあ、普通の有料特急だったが。以前から乗りたかったのだ。鉄仮面みたいな顔をしている。

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 12時過ぎになんば着。

 なんばの書店はみんな地下街にある。が、この地下街が凄すぎて、おれのようなオノボリサンにはよく判らない。一部は知っているけど、全容が掴めないのだ。

 それでも、なんばCITYに行き、挨拶して、その近くのうどん屋でランチ。素うどんとカツ丼のセットにする。美味しかったけど、どうせなら「コテコテの大阪の味」(ってなんだ?)を食べたかったなあ。

 おじいさんの客が入ってきて「なんも入れんといてくれ!味が変わるさかいに!」と。たしかにこの店のうどんは昆布ダシなのに鰹節がかかっているので鰹節の味が勝ってしまうのだ。

 四ツ橋線なんば駅への行き方が判らず、どういうわけか地上に出てしまって、しばらく歩くと、美味そうな中華の店とかがあるじゃないの!早まったなあ。いや、うどんも美味かったんだけど。

 なんばをウロウロしていると「大阪のおばちゃんアイドル」がライブをやっていた。キンチョールのCMに出て来るようなおばちゃんが歌い踊っていた。

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    激しく客イジリをやっていたので、怖くて近寄れなかった……。


 で、なんとか、ミナミを終えて、移動。

 鶴橋の書店さんに行くと、「是非本にサインして」と。

「返本出来なくなりますよ」

「かめへんかめへん。どうせ売れますし、万が一残っても店が買い取ります」

と、嬉しいお言葉。

 丁重に礼を述べて、移動。天王寺への乗り換えに失敗して無駄な経路を取ってしまった。おれは、なるべく「行って来い」をしない「一筆書き」コースを辿りたい。所要時間が同じでも、「行って来い」が嫌いなのよね。

 天王寺の書店には「悪漢刑事コーナー」があって、嬉しい。


 そのあと、じわじわと北に向かう。しかし、おれたちみたいに営業に熱心な小説家もそうはいないだろうなあ。全然いないとは言わないが、大阪までやって来る酔狂な作家は。〆切に追われて忙しければ、こんな事も出来ないんだけど。まあ、おかげさまで我々も〆切に追われていないわけではないのだが。

 で、梅田。なんばと並んで梅田がまた、地下街が異様に発達していて、わけが判らん。

 なんばも梅田も駅がたくさんあるし。まあ、東京だって同じ駅名でもバラバラに存在するから、大阪みたいに「梅田」「東梅田」「西梅田」「阪急梅田」「阪神梅田」「大阪駅」と別の名前がある方が判りやすいかも。

 かなりウロウロして、もう判らないから帰ってしまおうかとも思ったが、ここまで来て諦めるのも悔しいので、執念で捜す。というか、単に土地勘がないだけなんですけどね。

 しかし、歩き回っていると、だんだんと方向感覚というか位置関係が判ってきて、なんとかなった。

 かなり迷ったが、事前の想定よりも1時間以上早い。

 まあ、なんばを終えた時点で、上手くすれば15時には終わって早々に新幹線に乗れるんじゃないかと思ったが、それは無理。

 

 16時20分頃、梅田を終了。

 格安チケットショップで買った東京までのキップで、大阪駅から乗れるのだが、改札外の店でお好み焼き食ってビールを飲みたいので、地下鉄で新大阪へ。

 しかし……新幹線駅構内にある本屋さんが最後の訪問地。ビールを飲んでから挨拶に行くわけにはいかない。おれは弱いからすぐ赤くなるし息がビールくさくなるし。

 かと言って、ビールなしでお好み焼きは食いたくない……。

 計画を変更して、すべて終わってから駅弁とビールを買って新幹線に乗ることにする。

 新大阪は改札外の商店街にブックス談の大きな店があって、安達の本をよくして戴いていたのだが、無くなってしまった。とても残念。で、改札内の店だけ。

 挨拶してPOPをお渡しし、大阪のミッションはすべて完了!

 駅弁と柿ピーとビールを買って、27番線へ。新大阪始発なので、早々に乗り込んで、今度は席を間違えずに座る。3列シートの窓際。

 名古屋まで隣は空席だったので、ゆったりとビールを飲み、柿ピーを食べ、「なにわ満載」という弁当(あれ?これって去年暮れの取材の帰りも食ったっけ?)を食べ、持ってきたiPadで、「黒い報告書」の相方メモを読む。

 おお、これはいいぞ。「黒い報告書」の王道を行く正統派のラインだ。一気にやる気が出た。


 車内で電光掲示板に流れるニュースを見る。

 STAP細胞の件、未熟な研究者が、とか論文の体をなしていないとか理研のお偉いサンがいろいろ批判しているが、共同執筆者や理研の上司の責任はどうなのよ。ハーバードの高名な博士は?

 というか、そんな未熟な研究者の研究を、ダメな論文を発表する許可を出した上司とか若い研究者を指導する立場にあったお偉いサンの責任こそ問われるべきモノじゃないのか?

 理研のお偉いサンは他人事のように批判しているが、それってつまり、自分たちもダメな研究者ですと言ってるのと同じ。だったら、自分のこととして謝罪したり反論すべきなんじゃないのか?

 マスコミも「割烹着のリケジョ」とかミーハーに持ち上げて、今度は「捏造疑惑」「未熟な研究者」扱いですか。

 おれは、この研究が本当に捏造だとか間違っていると判明するまで、このチーム全体を応援したいし、悪口なんか言わないし、聞きたくもない。

 結局、「いろいろミスはあったが研究は正しかった」となったら、今批判してるマスコミはどう責任を取るの?また知らん顔ですかそうですか。

 そうやってマスコミは信用を失って、ネトウヨたちがネットで不確かでバイアスのかかった情報に触れてどんどん暴走していく一助になるんだね。

 名古屋で隣に女性が座ったので、遠慮がちに。デブなオヤジはただでさえアレなので。

 が、名古屋を出てすぐに眠りに落ちる。ビールが効いた。350を1缶だけなのに、回ったねえ。

 新横浜でかなりの人が降りる。前の方に座っていたサラリーマン、上司を先に降ろして見送る若手社員が、漫才コンビ・サバンナの高橋にそっくりだった。彼はサラリーマンになっていたら、そつなくやれるタイプだよなあ。

 で、東京。

 帰路、何か食おうかなと思っていたが、弁当を食べて満腹なママなので、そのまま帰宅。

 

 半日家を空けただけなのに、くーたんの機嫌はよくない。まあ、ここんとこ家を空ける時間が長かったからなあ。

 ご飯を出し、しばし遊んでやると、表情がほぐれてきた。

 風呂に入り、テレ朝のバラエティを見ながら、またくーたんと遊び、「タモリ倶楽部」は録画して、0時過ぎに就寝。

 いやもう、クタクタですわ。ほんま。

今朝の体重:計れず

本日の摂取カロリー:3296kcal

本日の消費カロリー:811kcal/18893歩+35kcal(自転車)

2014年3月13日 (木曜日)

大雨・ぐだぐだ・ゲラ

 8時前起床。

 薄曇り。

 今日は雨の予報なので、降り出す前に買い物を済ませて……と思っていたのだが、日記を書いていると、コルンゴルトや「死の都」について書きたいことが多くて凄く長くなってしまったり、相方と電話で喋ったりしているうちに機会を逸して、雨が降ってきてしまった。

 ブランチは、ご飯を炊いて……炊きあがるまで我慢出来ず、8枚切り食パンにパストラミを挟んだ簡易サンドウィッチを2つ食べる。

 で、ご飯が炊けて、卵焼きと味噌汁とキュウリの漬け物で。ご飯はお代わり。

 明日の大阪の新刊書店挨拶に持参する大判のPOPを作るが、プリンターがなかなか言うことを聞いてくれず、四苦八苦。

 あれこれやって、なんとか果たす。

 仕事をしなければ、と思うのだが、ウダウダ。

 新刊の献本先の住所が違っているようだが、という問い合わせメールに答えたりしていると、どんどん時間が経ってしまう。年賀状を貰っているのに住所変更をきちんとしていなかったのはおれが悪いが、こっちが出してるのに貰えない分は、もう知らん。だったら献本する必要もないか?

 相方から「黒い報告書」のメモが来たが、読む元気が出ない。明日の大阪出張の際の行き帰りで読んで準備をしよう。

 で、祥伝社の「悪漢刑事12」のゲラが、今日出ることになった。その受け渡しについて、祥伝社M氏と打ち合わせのメールのやり取りを。

 バイク便が混んでいるのですぐ集配に来てくれないらしい。風雨のピークだもんなあ。

 「5時に夢中!」を見る。岩井志麻子・中瀬ゆかりのコンビは最高!この番組の毎日の人選は凄いなあと思う。

 しかし、またしても途中で寝てしまった。この時間は一番眠い感じ。

 バイク便が出たら連絡が来るというので、それを待つが、なかなか連絡が来ないので、メシにする。

 冷蔵庫にあった冷凍の麻婆茄子。おかずが足りない分、メシをたくさん食う。

 19時過ぎにM氏より、バイク便が出たと連絡が。2~30分で着くとのことで待っていたが、1時間経っても来ない。雨のピークだからなあ。仕方がないんだろうけど。

 どうなったかM氏にメールしようかと思ったいたら、到着。

 ゲラをざっと見ると、さしかえが必要なほどの大直しはないようだけど、2つ3つ難問がある。しかし今夜は大きなところは出来ないなあ。とにかく、問題がある部分に付箋を貼りつつ、一応最後まで目を通した。

 風呂に入って、眠いし明日は早いしで、23時過ぎに就寝。

 明日は大阪出張。

今朝の体重:90.00キロ

本日の摂取カロリー:1916kcal

本日の消費カロリー:日常生活のみ

2014年3月12日 (水曜日)

羽田で飛行機見て雑色で温泉に入って初台で「死の都」鑑賞

 8時前起床。

 以前のように6時に目が覚める生活サイクルに戻したい。けど、寝るのが遅くなってるからなあ……。

 薄曇り。

 ゴミ出ししたり、朝のモロモロをやって、相方を誘って羽田へ。今日は温かいので、屋上デッキで心ゆくまで飛行機を眺めていたい。

 第2ターミナル5階のハワイアン・レストランでブランチ。ガーリック・シュリンプのプレートにバジル・チキンを相方とシェア。どれも美味い。

 食後、相方は階下に買い物に出かけ、おれはそのまま屋上デッキに出て、「大空港のテーマ」を聞きながら飛行機の離発着を眺める。

 改めて思うのだが、飛行機は眺めていてまったく飽きない。もしかすると、おれはテッチャンじゃなくてヒコチャンなのかもしれない。鉄道にはあまり緊張感はないけど、飛行機には「重力に逆らう」故の緊張感があるもんねえ。

 どの飛行機にも個性があって楽しい。

 眺めていると、相方から買い物が終わったと電話。屋上に上がってこない?と返事して、2人でしばし飛行機を眺める。

 で、その後、平和島温泉に行こうか蒲田駅周辺の温泉に行こうかと迷ったが、結局、京急雑色駅から歩いて3分という「ヌーランド相模の湯」に行く。平和島温泉は前に行ったことがあるので、新規開拓で。

 しかし、駅から10分かかったぞ。

 お湯は真っ黒な、東京湾沿いによくあるタイプ。しかしここのはトビキリ黒いな。

 とても狭いが、露天風呂もある。

 浸かっていると、「4月になると初めて後輩が出来る、まだ新入社員」が先輩に「働く目的というか働きがいを感じるために家庭を持ちたい」という話をしていて、ナルホドそういうものか、と思う。おれはずっとフリーの個人営業稼業をしているので、組織に属するひとの気持ちがよく判らないところがある。

 相方とは1時間後の約束をしたが、どう頑張っても30分が限度。

 風呂から上がって、待ち合わせ場所のロビーで、iPadを出して、いろいろ。

 アマゾンで、新刊「闇猫・冴子」の著者名表示が間違っている。というか、旧字体の「安達瑤」になっていて、昨日、新字体の「安達瑶」に直して欲しいとアマゾンの「カタログ情報」訂正フォームから申し入れをしたのだが、以下のような返答が来て、訂正を拒否されてしまった。

『ご指摘いただいた内容は、下記の理由で、更新を見送らせていただきました。

- 検証の結果、現在値の情報及びデータフォーマットに修正の必要がないと確認されたため。

著者表示

現在の表記: 安達 瑤 (著)   

いただいた修正内容: 安達瑶 (著) 』

 

 旧字体と新字体だから同じじゃん!と言いたいのだろうか。しかし、字が違うと検索に引っかからない。いやいや、そもそも著者の名前を間違えるというのは失敬ではないのか?

 そう抗議してやろうと思ったが、この「カタログ情報訂正」のフォームには意見などを書き込む欄がない。

 アマゾンの中をくまなく捜して、カスタマー・サービスの中に「その他のご意見」を書き送れるところを見つけたので、上記のようなことを書いて、失礼千万な拒絶メールを受け取ったが、至急訂正をお願いする、と書き送る。

 同じ事を徳間Y氏にも訴えて、出版社経由でも訂正のお願いをする。

 やがて相方も風呂から出てきたが、夕食にはまだ早いので、休憩室に入って、リクライニング・シートで小一時間、休息。

 部屋にはテレビがついていて、ちょうど夕方のニュースが始まった。

 しかしあのSTAP細胞の件は、どうしてこういう事になったんだろう?虚名を得るためにでっち上げたのではないだろう。共同研究者も多いのだし。いろんなミスが重なったのであって、きちんと検証したら、研究そのものには問題はなかったと判明して欲しいなあ、と心から思っている。

 それにしても、マレーシア航空機はまったく何も見つからない、というのは不思議だなあ。過去にも太平洋上で消息を絶った大型機が今に至ってもまったく何の痕跡も見つかっていないケースがあるらしい。不思議だ。

 この件に関して、日本も自衛隊機を捜索に参加させる決定をしたが、中国のネットではそれに反撥する意見が多いらしい。ま、こういうのは放っておくべし。ムカつくが、日本のネットだってひどい書き込みは多いんだし。

 16時30分になったので、お食事処に行く。

 おれは豚キムチ定食を食べ、餃子をシェアする。

 で。この後、初台の新国立劇場に行って、コルンゴルトのオペラ「死の都」初日を鑑賞する。

 このオペラというか、コルンゴルトには思い入れがある。

 遅く生まれてしまったオペラ作曲家の悲劇。

 そう言ってしまうと、コルンゴルトがハリウッドで起こした「映画音楽革命」の成果を無視することになってしまうか。

 20世紀以降のクラシック音楽界は、調性音楽の排除の歴史だったと言ってもいい。「調性音楽を書いて許されるのは19世紀生まれのプッチーニやリヒャルト・シュトラウスだけだ」とコルンゴルトは嘆いたらしいが、コルンゴルトだって19世紀ギリギリの生まれなので、この言葉はおれの勘違いかもしれない。

 それプラス、ヒトラーの出現でアメリカに移らざるを得なかったコルンゴルトは、ハリウッドで映画音楽という新しい世界に出会って、オペラとまた違う音楽の可能性に触れた。

 しかし戦争が終わってウィーンに戻っても、既にそこには彼の居場所はなかった。映画音楽という堕落したモノに手を染めてしまったコルンゴルトはすでに「天才オペラ作曲家」から「一流の映画音楽作曲家」というレッテルを貼られてしまい、それは終生剥がすことが出来なかったのだ。

 という事を、日本でいち早くコルンゴルトを再評価した早崎隆志氏の名著「コルンゴルトとその時代」(みすず書房)で、知った。

 どうしてこの本を知ったかというと、30年くらい前にチャールズ・ゲルハルト指揮のコルンゴルトの映画音楽のオリジナルスコアを忠実に録音したLP(「The Sea Hawk」)を買って聞いていたらだ。

 聞いて驚きましたね。こんなに突き抜けた明るくて爽快で壮大な世界が広がるとは!

 その時は、「アルフレッド・ニューマン以外にも凄い作曲家はいたのね」程度の思いしか無かったが、だんだんとコルンゴルト(当時は英語風にコーンゴールドと呼ばれていた)に興味が湧いてきて、上記の研究書も買い、CDになった「シー・ホーク」も買い直し、プレヴィンが振った別のCDも買い、コルンゴルトのドキュメンタリーに演奏会のライブも収録されたDVDも買った。

 で、それ以来、コルンゴルト最高のオペラと言われている「死の都」が見たくて仕方がなかったのだ。

 日本では無理かなあと思っていたが、遂に、新国立劇場のラインナップに載り、今日を迎えたのだ!

 雑色から平和島、馬喰横山を経て、初台。

 今回は奮発して、A席。隣のブロックはS席で、大使館関係者が大挙して座っているが、この大使館って、コルンゴルトの故国オーストリア?それともこのオペラの舞台ブルージュのあるベルギー?

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 このオペラは、大林宣彦の「廃市」(福永武彦の原作は読んでいないので)やヒチコックの「めまい」、そしてトリュフォの「緑色の部屋」に通じる世界を描いている。

 昔は貿易で大いに栄えたが港が使えなくなって完全に取り残されてしまった古都ブルージュ。そこに住むパウルは、亡き妻の思い出に浸るだけの日々を過ごしている。

 この設定だけで、おれは泣ける。ブルージュは知らないが、今のブルージュはノスタルジー溢れるとても美しい街だ。19世紀の終わり頃のこの町は、廃れた荒廃した街だったようだが。

 亡き妻との美しく懐かしい記憶の世界に生きている主人公、というのは、おれの琴線にびんびんと触れるのですなあ。

 仮に、今、相方を亡くしたら、おれはこの主人公みたいな心境に陥ってしまうだろう、という思うから……。

 が、そこに波乱が。亡き妻マリーに生き写しの女マリエッタが現れたのだ!

 この辺りで、物語としては「異常性」を見せ始める。主人公は、亡き妻そっくりの女マリエッタを、亡き妻マリーのように扱おうとするのだ。

 マリエッタに、自分が如何に亡き妻を愛しているか、亡き妻との思い出を大事にしているのかを切々と、しかしかなり強引に説く。

 ヒチコックの、というかボワロー/ナルスジャックの「めまい」(「死者の中から」)の主人公も、瓜二つの女に亡き女そっくりの扮装をさせて、その女から反撥されるのだが……。

 だが、この主人公の「亡き妻」への執着はかなり異常で危険な感じになっていく。まさに「サイコ」の主人公が、母親を溺愛するあまり、その死体を部屋に隠してミイラになった母親に語りかけているように……。

 亡き妻とは気性が違うマリエッタは激しく反撥し、そしてついに主人公は、彼女を殺してしまう。そうして言う。「これで同じになった」と。愛する女二人は、すでに死んだ事で同じになったと……。

 原作はここで終わるらしいが、オペラは、これはすべて夢だった、ということにしている。現実では瓜二つの女マリエッタは生きていて、主人公とはそこまでの関係にはなっていない。

 主人公は、このままではダメだとやっと気づいて、友人と友に亡き妻の思い出が詰まった屋敷とブルージュを離れる決意をする。

 オペラにスジはあってないようなモノだが、ドイツ系の、そして20世紀に書かれたオペラだけあって、演劇性は充分。

 このストーリーは途中まで覚えていたのだが、後半はおれの勝手で自分で脚色していた。おれの脳内では、マリエッタを別の人格と認めて、マリエッタを独立した女として愛して、新しい人生のドアを開ける……と。

 しかしまあ、そっくりな女も捨てて、まったく新しい人生をスタートさせなきゃ、「亡き妻の亡霊」からは逃れることは出来ないよなあ。

 相方は「嵐が丘」との類似を指摘したが、お恥ずかしいことに、おれは「嵐が丘」の詳細を忘れてしまった。「レベッカ」と混同したりして。

 音楽は、モロに後期ロマン派。濃厚な甘く切ない音楽が流れるが、そこはやっぱり20世紀の音楽で、はっとする現代の響きが混じる。

 しかし1回聞いただけではよく判らない。家にある音源を何度も聞こう。

 東響は、分厚い音を出して、凄くよかった。後期ロマン派の特徴である金管の威力もあって輝かしい音を奏で、定評ある弦楽はあくまで甘く切ない。

 酔いますな。

 ソリストも健闘していて、パウル役のトルステン・ケールは、なんだかオトナになりきれていない子供のような表情をふと見せるところが秀逸。もちろん声も素晴らしい。最後の最後で声が裏返ったが、アレはそういう指定なのかと思ったほど上手い。

 マリエッタ役のミーガン・ミラーも圧倒的声量でその場を支配する。

 このプロダクションはフィンランド歌劇場のレンタルらしいが、演出が斬新すぎる感じ。日本初演(この直前にびわ湖ホールでやっているが)なんだから、もう少しオーソドックスな方が、物語の理解がしやすいのではないかと思ったが、亡きマリーをずっと無言のまま登場させていたのは、後から考えると、優れた演出なのだろうなあと思った。主人公パウルが、彼独特の特異な世界に生きている事を際立たせられるから。つまり、客観表現になるから。

 しかし、別の演出でも見てみたい。

 幕間の休憩で、相方といろいろ話す。

 コルンゴルトが本当にオペラを書きたかったのなら映画音楽の傍ら書けただろうに、と。しかし、この後のオペラが失敗(しかし当人は作品に自信があった)したし、アメリカには新作オペラを委嘱する土壌がなかった(プッチーニには注文したけど)とか、いろいろあったと思うが、やっぱり、オペラそのものが転換期を迎えていたし、後期ロマン派の作風では成功出来ない風潮が強くあったというのが一番大きな理由だったのだろう。いや、「カトリーン」という新作があったのだが、ヒトラーの出現でウィーン初演が流れてしまった、という事実も大きかっただろう。

 時代に翻弄されてしまった天才コルンゴルトについて、おれは、とても興味がある。20世紀の「反調性音楽」な世の中で、調性音楽を書こうと努力した天才。

 コルンゴルトは、映画という新しい世界に、大きな可能性を見たのではないかと思う。劇場という固定された空間から自由になれて、劇音楽をつけられる。

 その悦びは「海賊ブラッド」や「シーホーク」といった映画音楽を聴けば、ウソ偽りなく感じる事が出来る。これらの音楽は光り輝き、喜びに満ちあふれているのだ!ウィーンの陰鬱な空ではなくカリフォルニアの抜けるような青い空(自分の目で見たことはないけど)との違いかもしれないが。

 おれが佐村河内というか新垣さんの「HIROSHIMA」を否定する気がないのは、音楽は調性音楽でアリ、今の世で敢然と調性音楽の大曲を世に出そうとした佐村河内の狙い(儲かるという算段もあったのだろうけど)は応援したかった。

 調性音楽の復権を!

 と声を大にして言いたいのだ。

 このオペラやコルンゴルト、そして、調性音楽については、もっといろいろ思いはあるが、今日はこの辺で。

 23時ごろ帰宅。

 くーたんにご飯を出し、しばらく遊ぶ。

 この時間は「遊びタイム」。もう少し時間が早いと、ソファに座っているおれの横に来て膝の上に載ったりするが、深夜の時間帯は、とにかく遊びたいのだね。

 メールを確認すると、アマゾンから以下のようなモノが。


『このたびは、当サイトの商品詳細ページの記載に誤りがあり、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

ご連絡いただいた商品『闇猫・冴子 (徳間文庫)』の詳細ページの著者名については、担当部署で確認のうえ、可能な場合、修正するよう手配を依頼いたしました。恐れ入りますが、修正完了までいましばらくお待ちください。

なお、ご参考までに、当サイトのカタログ情報に誤りがある場合には、商品詳細ページ上にある「カタログ更新フォーム」より詳細をご連絡いただくことが可能です。』


 って……。

 おれはその「カタログ更新フォーム」で指摘したのに拒絶されたんだろ!その旨も書き送ったのに!

 徳間Y氏からも、アマゾンに訂正依頼をしたとの連絡を頂戴した。

 ほとんど入れ違いで、アマゾンから、至急訂正します、とのメールも来ていた。

 ま、この件は一件落着。

 「コルンゴルトとその時代」を読み返し、新国で買ってきたプログラムを読みながら、猫じゃらしでくーたんを遊ばせ、2時就寝。

今朝の体重:90.70キロ

本日の摂取カロリー:1820kcal

本日の消費カロリー:281kcal/7376歩+47kcal(自転車)

2014年3月11日 (火曜日)

3.11

 8時ごろ起床。

 やっぱり爆睡感がないなあ。

 洗濯したり、朝のモロモロを済ませる。

 日記を書いていて、原発推進派への怒りが再燃する。あまりにも物忘れがひどい。科学を盲信した結果がどうなったか理解出来ないヤツが多すぎる。原発の安全性に『完全』はあり得ない。しかし原発は完全に安全でなければ、事故を起こした時に、地元とその周辺が数十年、最悪は永久に崩壊してしまう。交通事故とか火事のレベルではないのだ。そして、その事故を引き起こす大きな要因である自然災害はどんな風に発生して原発にどんな具合に作用するか、そのすべてを人類は知らない。

 それを否定するか知らん顔をする訳知り顔の原発推進派がいかに多いことか。そんなに安全だというなら自宅に原発を作れ。逃げていく周辺住民に自腹で補償金を払って、自宅に作れ。

 いろいろな疲れが残っていて、仕事に手がつけられない。

 しかし腹は減る。

 厚切りトースト2枚にゆで玉子、牛乳の朝食を食べる。

 お昼過ぎまでウダウダして、不要になった資料本などとブルーレイを買ってこれも不要になったDVDをまとめて、ブックオフに持っていくことにする。

 ブックオフ。2100円ほどになった。 

 帰路、すき家でハンバーグカレーを食べるが、1皿で1000kcal突破!なんと悪魔の食事であることか。食べてから後悔。

 食べていると、午後2時46分になってしまった。なんて間が悪い。

 心の中で手を合わせる。

 思えば、3年前のこの日、おれは本当についていて、助かった。この日の朝、盛岡にいて、予定を変更して寄り道していたら交通が途絶して東京には帰れなかった。いや、海を見に行っていたら、死んでいたかもしれない。

 東京に帰り着いていても、上野でなにかメシでも食べていたら、これまた交通が途絶して自宅まで歩かなければならなかった。

 それが、北千住まで帰ってきて、駅でバカ警官の「荷物検査」(この地震をキッカケに中止されたが、それまではずっと駅に張りついた警官の職務質問と荷物検査があった。無差別ではなくオタクっぽく見える男だけにやっていたのでムカついて、何度目か以降は無視するか拒否していた。あれは任意だから拒否できるのだ)を拒絶していた時にiPhoneの地震警報が鳴り、荷物があったので、そのままタクシー乗り場でタクシーを拾って、車が走り出した途端に揺れが来たのだ。

 このタイミングが遅れていたら、タクシー争奪戦になっていたのは必至。まあ、歩いて帰れる距離だったが。

 カーラジオから流れるNHKの速報が怖ろしかった。

 ビルから大勢の人が出てきて道に溢れていたし、電柱は揺れていた。

 電車は止まって踏切は閉まったまま。

 大きく迂回して辿り着いた自宅は、本棚が崩壊して部屋中、本が散乱し、観葉植物が倒れ、水栽培の植物の鉢が割れ……。

 くーたんは物陰に隠れて無事だったが、物凄い声で鳴いていた。

 まあ、こんな程度の被害は被害のウチには入らない。

 テレビをつけたら、街は何ともないのに、沖合から津波の第一波が……。

 この映像は本当に悪夢だった。

 余震は続くし、テレビはACの啓蒙のアレしか流さないし。

 そして、その上に、福島第一原発が停電して冷却不能状態になっていて……。

 その夜は牛丼屋はパニック状態で、千住新橋をわたって帰る人の列は明け方まで続いたし……。

 この世の終わりの始まりか、と思った。

 数日間はコンビニからモノが消えた。しかし在庫を持つスーパーにはモノはあった。しかし北関東~東北から来る物資はすべて止まって、東京は如何に北関東~東北に依存しているのか身を持って知った。

 なのに……3年経つと、あっという間のこの怖ろしい経験も風化するんだねえ。

 阪神淡路大震災と単純に比べるのは危険(地震の性格と被害を受けた地域の広さが違うし、今回は人類史上最悪の原発事故が重なっている)だが、依然として仮設住宅や地元以外のところに疎開している人が大勢いるという事実。

 あの時、おれは、出来る事といえば身の丈以上のお金を寄付することくらいしかなかった。けっこうキツい額を寄付しなければ意味がないと思って頑張って寄付したのだ。

 だが、もう3年。また何か出来ることをすべき。

 おれに何が出来るだろう?

 「5時に夢中!」は、岡本夏生(毎年東北に行ってボランティアをしている)がふかわりょうと一緒に福島に行ってサッカー少年達にスパイクなどをプレゼントする旅の模様をやっていた。

 こういうことをさらっとやる岡本夏生や、その他の人たちはホント、尊敬する。おれは……金を出すだけだもんなあ……。

 

 早めの風呂に入り、買ってきた「天丼弁当」を温めて食う。

 その後、ニュースなどを見て、22時からは、NHKの特別ドラマを見る。

 気仙沼の公民館の屋上に避難して、周囲の水が引かず脱出出来なくなって、頼みの綱は携帯電話のメール機能だけ。

 状況を知った人がロンドンからツイッターで助けを求めるメッセージを拡散して、それが東京都庁の幹部(猪瀬さんじゃなかったっけ?)の目に留まって、東京消防庁のヘリが救援に向かって……という事実の再現ドラマ。

 あの日の恐ろしさがひしひしと胸に迫ってきたが……被害を受けた方々を慮って、また、興味本位のドラマにしないようにと言う配慮だろう、公民館の屋上に迫ってくる津波とか、火の手、周囲は海になってしまって完全に孤立嬢になってしまった状況が、ほとんど描かれていないのは、ドラマとしては問題だ。1カットでもいいから、周囲はどんな絶望的な状況になっていたのか見せる必要があったのに。

 パニック映画みたいに「迫り来る津波!公民館は助かるのか!」というのを盛り上げる必要はないが、どんなに過酷な状況だったのかは見せるべきだろう。

 ドラマを見終わって、0時ごろ就寝。

今朝の体重:90.60キロ

本日の摂取カロリー:3011kcal

本日の消費カロリー:日常生活+77kcal/1736歩+58kcal(自転車)

2014年3月10日 (月曜日)

ハンバーガー食って気功

 8時過ぎ起床。

 たっぷり寝ているはずなのに、爆睡感と爽快な目覚めがないなあ。

 朝のモロモロを済ませて、先延ばししていたあれこれを片付ける。

 まず、先月分の税金関係の書類をまとめて発送できるように準備。

 祥伝社M氏と、初校ゲラが出る日の打ち合わせ。その頃ちょうど大阪日帰り出張に当たってしまう(なんせ格安のピーチでチケットを取ったのでフライトの変更が出来ない)可能性が高いので。

 ブランチに、厚切りトースト2枚にベーコンエッグ、牛乳、コーヒー。

 相方から実業之日本社発行の「ジェイ・ノベル」用のエッセイ原稿が来たので、〆切の1週間前だが、チェックして送稿。

 おれは、週刊新潮「黒い報告書」を書こうとして、元ネタの事件報道を読み返すも、全然頭が働かない。

 で、春の旅行のために、片山津温泉で安く泊まれる旅館を調べる。金沢から片山津温泉って、JRを使うのが便利だが、今回はいろいろあって格安チケットをバラで買う旅行になるので、そのチケットは金沢まで。一番いいのは金沢から送迎バスがある宿。

 まだ先のハナシなので、いろいろ探すのも楽しい。

 ビートたけしが、3年前の東北大震災直後に出したコメントというか、連載エッセイ(これは喋ったのを誰かが文章に直してるんだろうが)が、今読み返しても物凄く説得力のある名文だと評判になっている。これ(←リンク)。

 たしかに、この文章はズバリ本質を突いていると思う。しかし……。

 たけしは、TBSの「ニュースキャスター/情報7デイズ」の中で、原発を全面的に擁護したんだからね。震災後最初の放送で。

「自動車はあれだけ事故を起こしてあれだけ人が死んでるのに誰も廃止しようとは言わないね」(大意)

とか、ガキの屁理屈みたいなことを言ったのに大いに呆れた。この件は佐高信他の人たちが本にまとめているから、この発言のアホさ加減についてはこれ以上書かないが、こういう事を言ったビートたけしの世相放談は、基本的に聞き流すことに決めている。

 まあ、たけしも電力会社の宣伝に出て原発推進発言をしていた義理とかシガラミがあったから、1度は「原発擁護発言」をしておかないとヤバい世間の義理もあったんだろう。同じように原発推進の宣伝に出て「原発推進論者」と見なされていた水道橋博士はかなりのバッシングを受けたし。

 この期に及んでも原発を擁護したり原発を推進する連中って、原子力ムラの専門バカか、同じく原子力ムラの住人で利権で儲ける事しか考えていない金の亡者なんだろう。火力発電のための重油の輸入量が増えたから日本の貿易収支が赤字になってるから原発が必要とかいう視野狭窄なヤツもいるけど、貿易赤字の元凶は「円安」だろ!円安にしても日本の国内産業は海外に工場を持っているから、日本経済はさほど浮揚しないことがハッキリした。上がったのは株価と原油価格。

 それに、トータルコストを考えれば原発はバカみたいに金を食うじゃないか。事故を起こしたらどんな事になるか(その地域が壊滅するんだぞ!)目の当たりにして、現在も進行中なのに、原発推進論者は何故か、なかったようなフリをするのはどういうことだ?爺さんや婆さんの代に起きた事じゃなくて、たった3年前に発生して、今も汚染は進行してむしろ拡大中じゃないか。汚水処理問題は解決していないし、アベは「完全にコントロールされている」と見得を切ったが、あれはホラでしかないことは明白なのに、原発推進論者は「原発を動かしても大丈夫」なことを論理的に全然説明しないもんね。出来ないんだろうけど。

 すでに出来ている原発だって維持コストはかかるし、廃棄物はどうするの。ゴミの処理が出来ずに溜まる一方だというのに、どうして原発を動かしてゴミを増やす気になれるんだ?福島第一原発だって「安全」だとされていたのに、「想定外のこと」が起きて大惨事になったのだから、今後もどんな事が起きて新たな事故が起きるか判ったものではない。専門家の安全宣言ほど信用出来ないものはないと原発推進派の連中は学び損ねたんだろうね。

 原発は、天変地異が起きなくてだだっ広いアメリカとかで使うべきもの。そのアメリカでも原発は縮小してるじゃないの。アメリカではコストの安いシェールガスが出たからだとか原発推進派は言うけど、原発のコストも安いんじゃなかったんだっけ?

 こういう事を書くと、バカは「原発に反対するのに電気使うんですか」とか狂ったチョッカイ(電気は原発でしか作れないと思い込んでる)を出してくるが、おれが使ってるのは火力や水力で作った電気だ。現に今、東京電力の管内では原子力で作った電気は流れてないだろ!

 どっちにしても、原発推進派の言うことは正気の沙汰じゃない。石原慎太郎はもう政界を引退した方がいい。

 夕方、クリーニングに出しっ放しだったジャケットやセーターを引き取りに行く。

 今まで、無くなったと思って徹底的に捜していたセーターは、無いはずだよ。クリーニングに出していたのだ。記憶では捨てたり処分したはずは無いのに、現物が見つからないので、いよいよおれの記憶もダメになってきたなと思っていたのだ。

 いや~よかった。

 というか、クリーニングに出していたことを忘れるなよ!

 で。

 本日は気功だが、人形町には、とても美味しいハンバーガー屋の「ブラザーズ」がある。評判を聞いて食いに行って感動した記憶は鮮明だ。

 なので、相方と行くことに。

 半蔵門線水天宮前からはちょっと離れている。道中に、新刊挨拶回りリストの最後の1店があるので、寄ってご挨拶。

 そして、「ブラザーズ」へ。

 気功には遅刻するが、遅れますと連絡を入れて……。

 おれはベーコンチーズバーガー。相方はベーコンエッグバーガーを食う。

 美味い。

 ただ……、その後、北千住には美味しいハンバーガー屋が次々に開店して、今や北千住は「ハンバーガー激戦区」。「サニー・ダイナー」は有名だが、後発の「KHバーガー」も美味い。おれの好みは後者。それにパブの「蜂の巣」も美味いバーガーを出す。

 なので、以前のような感動はなかった。もちろん抜群に美味いんだけど。

 で、10分遅刻して、気功。本日はみなさんお忙しくて、おれたちが行った時、会場にいたのは聖さんだけ。

 で、我々が加わって、生徒は3人。

 静かな動きだけど呼吸が苦しくて汗がどっと出る新ワザを教わる。

 横になると、瞬時に寝てしまったらしい。

 終了後、人数が少ないので、「大人数では行けないとっておきの店」に行く。

 函館直送の魚を食わせる店。

 ホッケの刺身が、絶品!ホッケって開きを焼いたのしか食べたことがなかったので、この美味さには感動した。他の刺身や「ししゃも食べ比べ」で出てきたシシャモも美味かったし……いろいろ食べて、すべて美味かった。

 その分ちょっと高いし、店にはリッチな勤め人(部長以上という感じ)がほとんど。大企業のエライ人って、ほとんど会う機会が無いのだが、地位は人を作るという言葉は本当で、上品な人が多かった。いわゆる「カッコイイおじさま」。ああいうふうにトシを取りたいなあ。

 

 魚が美味いので、お酒も結構飲んでしまった。寒い夜には熱燗。「男山」が美味しくて、ビールの上にお酒も結構飲んでしまった。

 で、〆はみんなの反対を押し切って、お握り。これが美味いのよ。

 で、23時ごろ、解散。

 半蔵門線で帰宅。

 くーたんにご飯を出し、ご機嫌を取ってしばし遊んだが、風呂は省略して、0時30分撃沈。

今朝の体重:90.60キロ

本日の摂取カロリー:2761kcal

本日の消費カロリー:日常生活+503kcal+201kcal/4801歩+53kcal(自転車)

2014年3月 9日 (日曜日)

新刊挨拶回り3日目&「軍師官兵衛」2話分視聴

 8時過ぎ起床。

 晴れ。

 洗濯物が溜まったので、洗濯したりで朝のモロモロを済まる。

 たぶん、誰も見ていない「公式ホームページ」を更新。もっと使いやすくて「これ1本でなんでも出来る」ので安いのはないかな?Mac用はないんだよね。だから数種類のソフトを組み合わせて使うしかない。


 その後、電話で相方と打ち合わせ。

 本日は新刊挨拶回りの3日目。千葉方面へ。

 11時ごろ出発。

 成田空港で何か食べようと、それまで我慢してプチ断食しようと思ったが、どうにも腹が減って、京成高砂駅の立ち食いそばを食う。かき揚げそば。この店はヒマそうだなあ。狭いし。

 空腹だったので、というと失礼かも知れないが、美味かった。

 で、成田空港。

 両ターミナルを周り、ターミナル間は無料連絡バスを使う。

 第1ターミナル国内線をじっくり視察。14日の大阪行きは、成田から乗るので、それを確かめた。しかしこの辺には見事なほど店がないなあ。利用客が少ないから店も出ないんだな。

 メシは第1ターミナルの3階に戻って、ロイヤルホストの店に入る。羽田と違う系統の店に入りたかったのだが……成田にはロクな店がない。国際空港なのに、フードコートとかラーメンとか安い店がメイン。同じ安い店でも羽田はもっと工夫してるよなあ。

 成田はどうしてこんなにショボいかねえ。あれだけ大騒ぎして作った空港なのに。もう完全に羽田に押されてるじゃん!

 店に入ると14時になったので、iPhoneで「きらクラ!」を聞きつつカツカレーを食べる。録音もしているが失敗した時のために、極力オンエアを聞くようにしている。

 今週はいろいろと面白かった。

 食事を終えて、JRに乗って帰る。

 帰路、JRの大きな乗換駅にも寄るので、京成の方が早いけどJR。

 で、車中もずっと聞いていたら、おれの投稿が読まれたので、ニンマリ。2度目だねえ。結構投稿してるんだけど。

 で、某駅の構内の書店さんにいくと、「悪漢刑事」が全巻平積みだったのにビックリ。なんだか「悪漢刑事祭」状態。有り難いことだ。

 これで、あと1軒残して、新刊挨拶回りはほぼ終了。

 今夜は、日芸時代の旧友がモツ鍋会を催すのだが、昨夜も飲み食いしたし、今日は電車に乗っているだけみたいなものだったが、それでも結構疲れてしまったので、申し訳ないがやはり、欠席にする。

 帰宅して、洗濯物を取り込む。

 今日も、なんだかんだでかなり歩いた。グッタリ。

 で、見逃した「軍師官兵衛」をネットで探して、見る。画質が悪いのを我慢すれば、違法なサイトなんだろうが、タダで見られる……。

 が、ラスト10分のところで止まってしまった。

 仕方がないので、NHKオンデマンドに行ってきちんとお金を払って、正規のファイルを見る。だったら最初から高画質のこのファイルを見ればよかった。

 これを見ておかないと、今夜分と話が繋がらないので。

 鶴太郎の優柔不断で頼りない殿様ぶりが上手いね。しかしこの殿様、史実的にはなかなかのやり手ではなかったんだっけ?

 カツカレーがけっこう腹に残っていたが、腹が減った。

 自転車で「鶴亀飯店」に走って、今日の日替りの「油淋鶏定食」にして、半ラーメンを付けて貰う。担々麺を選ぶ。

 美味い。

 食べ終わって、急いで帰宅して、「軍師官兵衛」に間に合う。

 う~ん。前回同様、難問をかなりあっさり解決してしまったなあ。

 風呂に入り、読まないまま溜まった新聞ほぼ1週間分をザーッと読んで整理し、ゴミ出し。

 なんだかんだ調べ物をしていると、くーたんが遊べとさかんにアピールするので、お気に入りのネズミのオモチャでしばらく遊ぶ。

 で、1時を過ぎたので、就寝。

 夜中に布団の中にくーたんが入ってきたので、しばし一緒に寝る。この子はあんまり入ってこない……爆睡していて気がつかなかったのかもしれないが。

 忙しくて先延ばしにしていたあれこれをやってしまわねば。で、ナニを先延ばしにしてたっけ?

今朝の体重:89.95キロ

本日の摂取カロリー:2370kcal

本日の消費カロリー:294kcal/7543歩+37kcal(自転車)

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