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2015年1月25日 (日曜日)

仕事して「地獄でなぜ悪い」を観た

 6時30分に目が覚めてしまった。

 トイレに行って二度寝しようとしたが、ダメ。

 晴れ。

 朝のモロモロを済ませて日記を書いていると、なんだかんだで10時を回ってしまった。

 昨日の「アド街ック天国」で「時をかける少女」のことが話題になったので、ロケ地とかを調べていると、あの名作(「アイドル映画の金字塔、という表現がズバリ)のいろんな場面が思い出されて、涙。ついでに大林作品の「異人たちとの夏」「廃市」も思い出して、これまた涙。

 大林宣彦って、少女趣味が気持ち悪いオッサンだが、それが「時をかける少女」には完全にハマッた。そして、その叙情性が「異人たちとの夏」で、死んだ両親と再会して至福の時を過ごすまさに夢のような素晴らしい場面を生んだんだなあ。

 

 宅急便が到着。iPadにApple純正ワイヤレス・キーボードをセットできるスタンドというかケース。

Img_1791

 セットしてみたら、なかなかいい感じ。これなら出先で長文も書けそう。MacBookは不要だなあ。まあ、快楽亭の録音を考えると必要ではあるんだけど……。

 トースト、コーンフレーク、ゆで玉子、コーヒーのアサメシを食べて、仕事開始。

 相方から、「悪漢刑事13」の大まかなメモが届いた。それを読んで、第2章について新たなアイディアが湧いた。

 この章のアタマの部分として書いた分は、第1章の尻にくっつけて、第2章はまったく新たな場面から始める方がいい、と判断。その分、第1章は90ページ超の長い章になってしまうが、まあ連載でもないし、いいか。2つに割ると短くなってしまうし。

 ということで、編成し直した「第1章」を相方に送る。

 そうこうしていると、14時。「きらクラ!」の時間だが、今回も録音を後から聞くことにする。

 「第2章」の冒頭、なんとか上手い文章を書いてやろうと思うが、そう言うのを書いた事がないので、書きあぐねる。なにかお手本を捜して参考にするのが手っ取り早いけど……そういう映画は観ているけれど小説は読んでいないので、ウチにはない。う~。

 頑張って書くしかない。

 そうこうしていると、相方が来訪。戴き物の笹かまぼこをお裾分けして、録画した映画を観る。

 相方が買ってきたシュークリームのようなババロアのようなお菓子を食べながら、園子温の「地獄でなぜ悪い」。

Img3

 いや~、なんじゃこれは!こんな映画、撮っていいのか?出演者のキャリアの汚点になるような映画じゃないか!

 もちろん、褒めているのである。

 こんな無茶苦茶な映画、良く作ったなあ。東宝のスタジオに大掛かりなセットまで組んで……。

 映画バカ集団「ファックボンバーズ」の10年前のくだりが長い!それに2つの組の抗争も長い!さっさと本題に入れ!と思うけれども、それも園子温の計算なんだろうなあ。見終わると、ダラダラ冗長だと思えた部分が効いているんじゃないかと思えてくるし。

 ヤクザが映画を撮る、というのは、小林信彦が「オヨヨ大統領の悪夢」で書いたネタのような気がするが……イヤあれは「生きる」のパロディで、死にかけのヤクザがどうしても抗争相手のシマに公園を作ると言い出して、という話だったか。

 とにかく、ヤクザが映画を作る!という場面に到達するまでが長いと思うけど、やっぱり、出て来る連中の狂い加減をきっちり観客に判らせるにはこの尺が必要だったんだろうなあ……。

 で。

 HMIのライト各種、パナフレックスが3台、ナグラも3台と機材は豊富。どうせなら大クレーンも用意すれば、もっと「らしく」なっただろうに……。

 ヤクザの「出入り」をそのまま映画にする。映画キチガイの「平田」は相手の組にも「いい映画にするために」映画を撮るために都合がいいように「出入り」の段取りの話をつけてしまう。映画キチガイらしい。映画キチガイはすべてが映画優先だからねえ。鉄オタより重症なのだ。

 そのキチガイ「平田」を長谷川博巳が怪演。

 ヒロインに惚れている相手の組の組長を堤真一が怪演。

 ヒロインの父親で組長を國村隼が怪演。

 國村隼の女房を友近が怪演(なぜかとても美しい)。

 ヒロインを二階堂ふみ。巻き込まれる男を星野源。この二人はまあ、イメージの延長線上。しかし二階堂ふみって、こういう「可愛いのに意地が悪い」役ばっかりだなあ……。

 ファックボンバーズの仲間の中に、巨乳美女がいたけど、園子温って、脇役に巨乳美人を配するのが好きだなあ。

 マガジンにフィルムが入っていない(使いきってしまって巻き取られている状態、と解釈すべきか)のが判ってしまうが、もう、どこからが「ファンタジー」でどこまでが「現実」(いや、この映画における「現実」ってナニ?ってことだけど)なのかよく判らないし、もう、そんなことなんかどうでもよくなる。

 ラストはみんなで歯磨きのCMソングでも歌えば良かったんじゃないか?

 いや、そういうことをすると、こじんまりまとまってしまうからダメだな。園子温の凄いところは、キチガイのマンマ放り出せる胆力があるところなんだから。おれなんかは、どこかでキレイにまとめてしまいたいという気持ちが働いてしまうからなあ。

 相方帰り、メシにする。

 ロールキャベツを作ろうかと思ったが、面倒になって、オニオンサラダや笹かまと漬け物などで済ませる。

 「鉄腕DASH」を見ながら食う。

 

 食後、「世界の果てまで行ってQ!」を見て、風呂に入り、ネットで「地獄でなぜ悪い」をあれこれ調べて、ロケ地は木更津(閉館した映画館)、茨城の各地、神社は下高井戸、そして横浜でも撮ったらしいと知る。

 で、なぜか鶴田浩二や池部良についても調べた。松竹や東宝で大スターだったご両人が、どうして東映任侠映画に出るようになったのか、ふと知りたかったから。池部良は断ったのだが懇願されて。鶴田浩二は特に抵抗はなかったらしい。しかし、昔風の大スターでワガママがキツくて東映でも悶着を起こしたらしい。なかなか厄介な人だったんだね。

 今夜は風呂に入ったらムチャクチャ眠くなったので、23時過ぎに就寝。

 

 しかし……思ってみれば、おれは邦画は東宝ばっかり観て育ったんだよなあ。若大将に無責任に駅前に社長に怪獣に8.15に……。

 松竹は、おれが子供の時代に既に古くさい存在だったし、東映はヤクザ映画だったし日活はロマンポルノだったし。大映はもうなかったし。長ずるに及んで大映(特に市川崑の作品群)と日活(裕次郎とアキラとジョー!)と東映(「仁義なき戦い」とその周辺に限定。任侠ものは今でも苦手)にハマったのだが。松竹は、小津安二郎がダメだし、「寅さん」も今更な感じがして、あんまり観てない。

 そんな東宝の撮影所(それも建て代わる前の、戦前の雰囲気を残した「砧撮影所」)で働くことが出来て、幸せだったなあ。

 まあ、おれが働いていた頃の東宝撮影所は閑散としていて、市川さんの映画と怪獣映画とCMでしか稼働してなかったけどなあ。当時の東宝は使用料がバカ高くて、みんな日活を使ってたんだよねえ。組合との兼合いがあって、安く出来なかったんだろうけど、あの設備とスタッフを遊ばせておくのはもったいないと思ってたんだよねえ。

 それが今はすっかり生まれ変わって……。まるで違う撮影所になってしまって、おれの「東宝砧」は消えてしまったも同然なんだけど。

今朝の体重:88.75キロ

本日の摂取カロリー:1758kcal

本日の消費カロリー:日常生活のみ

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