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2015年1月15日 (木曜日)

雨の日は本を書くより本を読もう

 まず最初にお知らせを。

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 月刊ジェイ・ノベル(実業之日本社)2月号に、安達の連載「復讐なおれの手で~こちらブラックフィールド探偵社」第3回が掲載されております。今回は……真面目な女子大生が一流企業に就職が決まったのに、ヤバい画像が流出!採用担当者のモラハラか?それとも……。しかし彼女はなかなかの曲者だった!

 相方は『ちなみに「テレビ局は清廉女子の夢を見るか?」な内容でございます』と申しております。是非、お読みください!

 7時過ぎ起床。

 曇り。

 今日は嵐になるらしい。もしかして雪になるかも、と。

 朝のモロモロを済ませて日記を書いていると、予報より早く雨が降ってきた。

 静かで、今日はなんだか仕事が進みそうな気分。

 しかし世の中は激動している。

 昨日も考えたが、「表現の自由」というのはとても難しい問題だ、とつくづく思う。今回、エジプトにあるスンニー派の権威組織はシャルリの最新号に載った新たな諷刺画を「相手にしないように」と呼びかけたが、極めて落ち着いた、冷静な対応だと思う。一方フランスは、フランスをおちょくったフランス人コメディアンが拘束されたが、 表現の自由と言うんだったら、どんな表現でも許さなきゃいけないんじゃないの?

 フランスの風刺画家は「冗談が判らないのは困る」と言っているが、世の中のことすべてシャレで済ませられるわけないだろ?と思うんだけどねえ。

 私事で恐縮だが(って、これはおれの日記だから私事の羅列だけど)、かなり前、「シャレが判らないと批判されるのは恥ずかしい」と思い込んだ時期があった。しかしやがて、「果たしてそうなのか?」と思うようになった。おれは芸人でもないのに、キツいシャレを判る必要があるのか?何故なんでもシャレで済まさなければいけないのか?そんなことはないだろ!と。

 で、数年前から「野暮で結構。おれはシャレなんか判らないんだよ!」という態度を取るようになって、ずいぶん気分的にラクになった。

 芸人さんは大変だなあと思うが、おれは芸人じゃないんだし、逆にモノカキなんか、「気難しい」「扱いにくい」というイメージもあるんだから、そっちの方がラクじゃん。

 日本のマスコミはフジテレビのように諷刺画をイスラム教徒に見せてその反応を放送するという極めて悪趣味でゲスなことをするところもあるが、新聞は掲載するかどうかで態度が割れた。それを青山学院大学の教授は「腰が据わっていない」と批判した(←リンク)が、これに関しては、「載せない」選択も大きな意味があると思う。

 朝日新聞は「紙面に載れば大きさとは関係なく、イスラム教徒が深く傷つく描写だと判断した。たとえ少数者であっても、公の媒体としてやめるべきだと考えた」として掲載せず。

 毎日新聞も「表現行為に対するテロは決して許されず、言論、表現の自由は最大限尊重されるべきだ。しかし、言論や表現は他者への敬意を忘れてはならない。絵画による預言者の描写を『冒とく』ととらえるイスラム教徒が世界に多数いる以上、掲載には慎重な判断が求められる」として掲載せず。

 読売新聞も「表現の自由は最大限尊重すべきものだと考えています。ただし、今回の風刺画を掲載するかどうかについては、社会通念や状況を考慮しながら判断していきます」として掲載せず。

 一方、東京新聞は「イスラム教を侮辱する意図はない。『表現の自由か、宗教の冒とくか』と提起されている問題の判断材料を読者に提供した」として掲載。

 共同通信は「表現の自由をめぐる事件に関連した動きであり、読者の知る権利に応える責務があると判断した」として諷刺画を配信。

 産経新聞も「読者に判断してもらう材料として」掲載。

 日経も掲載したが、「記事・写真掲載の経緯や判断は公表していない」と回答。

 ヨーロッパ、特にフランスは攻撃を受けた当事者だし、諷刺画の伝統がある(らしい。おれは知らなかった)ので、かなり意地になって突っ走っている印象を受ける。それに日本のマスコミが追従する必要はないと考える。ただし、日本のマスコミに「覚悟」はあるのかと問われると、ないんだろうなあと思ってしまうが。あ、それは前述の青学のセンセイと同じ意見になるか。

 で。

 クロネコさんが早くも、昨日注文した「スティーブ・ジョブズ」(上下巻)を配達してくれた。

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 戴いた本もまだ読めていないし、この前買った池上さんのイスラム世界について易しく解説した本もまだ読めていないのだが……。

 本人公認の伝記。小説だと仕事が終わったタイミングじゃなきゃ戴いた著者に失礼、と思ってしまうのだが、伝記なら……。

 と思って、興味のある箇所を拾い読みしていたら、読み耽ってしまった。

 この本は面白い!

 まあ、内容は70分のロングインタビューに沿ったモノではあるが、この本には当事者の相手方の「ウラ取り」も載っている。激しくぶつかったスカリーとかマークラとかアメリオとかビル・ゲイツとか、相手の証言も載っているのだ。

 シリコンバレーにおける「ジョブズの出世太閤記」。まさに秀吉に匹敵する波瀾万丈ぶり。Appleから追い出され、NeXTを立ち上げたが思うように行かず、倒産寸前の状態でAppleからの商談に応じて窮地を脱するが、その商談の巧妙さが凄い。同じく、ルーカスから買ったピクサーも本来はCGのハードとソフトの会社にするつもりだったのに上手くいかず、デモを作らせたらそれが大評判になって長編アニメを作ることになり、これまた倒産寸前の状態でディズニーと交渉。結果は大ヒットの連続で、ディズニーに売却。しかし実質はピクサーがディズニーを飲み込んだ。

 1つだけでも凄いのに、2つも!

 マジで、こんなフィクションを書いたら絵空事だと怒られてしまう展開。iPodもiPhoneもiPadも、出すたびにビル・ゲイツは「絶対に成功しない」と言い切っていたのが繰り返しギャグのように挟まれる。

 その一方で、ジョブズの養父母が如何に素晴らしい人たちであったか、深い愛情でジョブズを愛し、ジョブズも養父母をとても大切にしたことも描かれていて、感動的だし、若い時に切って捨てた恋人と、彼女の間に出来た娘への愛情、昔からの仲間への厚い友情、最大のライバルだったゲイツとの「特別な関係」もきっちり描かれていて、読んでいて頭の中が熱くなってきた。

 こういうのを読み始めてしまうと、仕事が出来ない……。

 「悪漢刑事13」は、まだイメージが固まっていない箇所に差し掛かって、懸命に手探りしながら先に進む状態。

 ブランチは、ご飯を炊いて玉子かけご飯にインスタント味噌汁に白菜の漬け物。

 夜は、ロールキャベツのクリームシチューとサラダ。

 ここ数日、2ちゃんねるが不調で、専用ブラウザーのバチスカーフで読むと「既読」を飛ばすことが出来ずに、いちいちアタマから「再取得」しなければいけない状態になって非常にウザかった。バチスカーフの作者は急遽、それに対応したバージョンを出してくれたのだが、それと相前後して2ちゃんねるのサーバーが復調して(という表現しか出来ない)、「既読」を飛ばせるようになった。関係者の努力、特に、無料で使えるソフト「バチスカーフ」の作者には、本当に感謝するしかない。

 が、フェイスブックは相変わらず不安定。「合作小説家・安達瑶」のページには飛べるのだが、「安達O」の個人ページには飛べない。「ジェイノベル」の案内をアップしたいのに。

 iPhoneからなら書き込める事が判ったので、わざわざiPhoneに文章と画像を送り、コピペ。おれのアカウントで2つの場所を持っているのがマズいのだろうか?しかし、ガイドラインに沿って開設したんだけどなあ。

 なんだかんだで、2時就寝。

今朝の体重:89.10キロ

本日の摂取カロリー:1283kcal

本日の消費カロリー:日常生活のみ

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