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2015年1月20日 (火曜日)

牛久とビッグボーイと「キツツキと雨」

 7時起床。

 快晴。

 朝のモロモロを済ませ、iPadに「悪漢刑事13」の書けたところまでを入れて、9時40分頃外出。

 今日はちょっと牛久に所用がある。

 JR北千住駅構内の立ち食いそば屋に吸い寄せられてしまう。

 最近、ネットでは「コロッケそば」が話題になっているが、おれは殆ど食べない。コロッケがお汁の中で溶けてしまうのがイヤなのだ。しかしそれが美味いという人も多い。あんまり美味いと言われると、食べてみようか……と思う。

 が。北千住駅構内のそば屋には、コロッケはなかった。しかしそばが食いたいスイッチは入ってしまった。

 天ぷらそばを食う。あれ?意外に美味い。ここの天ぷらそばはイマイチだった記憶があったんだが……。

 10時14分の快速で、松戸。そこで特別快速に乗り換える。

 和服を着た高齢のご婦人たちが大挙して乗ってきたが、どうやら我孫子に行くらしい。しかしこの特快は我孫子には止まらない。それに気づいたご婦人たちは取手で引き返したが……。向いに止まっていた快速に乗れば良かったのにね。

 で、10時53分、牛久着。

 所用を済ませて、メシにする。駅から少し歩いたところに安いファミレス「ビッグボーイ」がある。駅のそばには和食ファミレス「華屋与兵衛」があるが、ここは高い。昨夜、ガストで牛すき鍋を食べた(吉野家の方が美味いんだけど)し、ちょっと歩きたい。

Img_1789

 

 歩いていると、迎賓館みたいな立派な門があって、アプローチがあって広い庭のある建物を発見。マップを見ると「木洋館」とある。アパートみたいだが……なにかの社員寮?いや、別荘?ペンション?牛久にペンション?宗教施設?立派すぎて、正体を知りたい。

 で、ビッグボーイ着。ここは安い!900円チョイ出せば、サラダとドリンクとカレーが食べ放題で、日替りハンバーグもついてくる。今日の日替りは、ハンバーグとはんぺんフライにトリカラ2個。いや~申し訳ないくらい。

 サラダをお代わりして、コーンスープもお代わりして、カレーもお代わりして、ハンバーグを食う。

 ハンバーグは生姜が凄く効いていて……これは安い肉の問題点を隠すためなんだろうなと思ったりしたが。

 食後、iPadで書いたところまでを読み返し、その先の第2章をどうするか考える。

 が、以前一緒に仕事をした編集のH氏からファイスブック経由でお知らせが来た。学研M文庫が全面撤収すると。

 M文庫には時代小説でお世話になったが……。ショックではある。

 1時間ほど居て、駅に引き返す。

 

 常磐線普通電車で帰ってくる。車内ではボックス席を一人で占領しているクソ野郎がいて、盗電(スマホの充電)もしていた。

 他にもマナーの悪い乗客もいて、常磐線はなあ、と思ってしまった。

 帰宅して、午後はまるまる「第2章」を考えて、章割りに加筆して構成を練る。

 

 その合間に、牛久の「木洋館」を調べると、判った。

 アパートだった。しかも1DK。もっと広ければ、ここはいいなあと思ったんだが。家賃は安いけど、1DKじゃあねえ。しかし、この広大で立派な庭はどうして?普通ならもう1棟建てるとか、駐車場にするとか、だろうに。大家さんにはなにかポリシーがあったんじゃないのか?

 今夜は、参考のために映画「キツツキと雨」を相方と見る予定。しかしメシをどうするか。作ってもいいんだけど。

 なんだかんだで17時。

 「5時に夢中!」を見る。番組の中で「絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで」という本が紹介されていたので、注文するかどうか迷ったので「欲しいものリスト」に入れておく。

 が、この本、原著は100箇所の紹介なのに、日本語版は99箇所。減らされた1箇所とは、福島第一原子力発電所らしい。

 それを知ると、日本語版を買うのが微妙な気分。

 微妙と言えば、イスラム国の人質になってしまった二人の日本人。身代金を払わないと殺すと言っている。ジャーナリストの後藤さんは中東問題の専門家。取材なので危険な地域に足を踏み入れる必要もあったのだろう。大手マスコミは安全な場所で取材するだけだが、それではナマの情報はなかなか取れないだろうし……。なのに、そんな専門家の後藤さんを「危機管理が足りない」と知った風な言葉で批判する門外漢もいる(原文をリンクしようとしたが残念ながら見つからない)。こういう時に、自分は専門家でもないくせに批判したがるヤツは必ずいるが、実に見苦しい。

 この件、日本が中東支援で拠出するのと同額(だと思う)の身代金を払えと言ってきているが……払うわけには行かないだろうし……しかしフランスなどは要求に応じて身代金を払って人質を解放させているが……身代金支払いを拒絶すると最悪の結果が待っているわけで……。

 今回発表された画像は、3人の影の向きが異なっているので違う場所・違う時間に撮られて合成されたものだろうと言われている。たしかに、こういう影の具合は不自然だし、太陽光の元ではあり得ないと思う。ネットには立派なテレビスタジオでグリーンバックで収録している風景が流れているが……。

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 出先から相方が電話してきて、食事は弁当を取ろうということになる。

 以前よく利用していた宅配弁当屋に頼もうと思ったら、「出前館」のリストから消えている。廃業したのか?

 仕方がないので中華の弁当を頼んだが、北千住の「マリアズキッチン」と梅島の「キッチンたいが」のサイトを調べると、まだあったので、そこに記載されている電話番号にかけてみると……「マリアズ」は呼び出すだけ。「たいが」は「この番号は使われておりません」と。

 考えてみると、ガストが弁当宅配サービスを始めたので、これに押されてしまったのかもしれない……。この2軒のお弁当は美味しかったのに……。極めて残念!

 相方が来て、「悪漢刑事13」について、話し合う。相方から新たなアイディアが出て、おれが考えていた方向とは違うので、渋ったが……面白い方がいいのは当然で、いろいろ考えて、相方の修正案に乗ることにして、第1章をその線で直すことにする。

 やがて弁当が到着。

 おかず単品の素っ気ない弁当。「木須肉弁当」はおれで、相方は「豚生姜焼き弁当」。その代わり、量が多い。サイドに春巻きとザーサイを取った。

 食べながらあれこれ打ち合わせをして、映画を観る。

 「キツツキと雨」。

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 木曽山中の山村に低予算のゾンビ映画のロケ隊がやって来て、撮影をしているが……若い監督(小栗旬)には覇気が無くて作品への自信もなさそうで、ベテランのチーフ助監督(古舘寛治)にイニシアチブを握られてしまっている感じ。ベテランの撮影監督(嶋田久作)はそんな監督を小馬鹿にしているし、主演俳優(平田満)も「脚本がヘンでも、やればいいの。やれば」とか言っている。

 そんなロケに巻き込まれてしまって無理矢理協力する羽目になった木こり。これが役所広司。このヒトがいいんだなあ!木訥で口べただが、仕事熱心で人望もある。3年前に奥さんを亡くして炊事洗濯も自分でキッチリやっている。が、どうしようもないぐーたらなクソ息子がいて、コイツがどうにもならない……。

 しかし……。

 まったく異なる世界の住人だった木こりと若き監督が接近するにつれて、お互いがお互いに影響を与えて、成長していく。

 と、書くと、実に「定石通り」な展開に感じるが、ディティール描写が巧い。最初はテンポがのろくて見ていてイライラするのだが、それは監督の演出にノセられてしまった証拠。

 木こりのオヤジは、若いやつの感じ方とか若いヤツなりの親への思いとかを知り、若い監督もオヤジの「ゴツくて暑苦しい思いやり」を温かく感じ始める。

 ベテランの大物俳優(山崎努だ!)のシーンで、若い監督は意外に粘って痔に苦しむベテラン俳優に何度も取り直しを頼む。

 スタッフの見る目が変わって来る。

 超大物俳優からは「良かったよ。また呼んでよ」と言われて、若い監督は泣いてしまう。

 木こりのオヤジの方も、バカ息子ダメ息子だと思っていた息子が、意外にキッチリしていて(撮影協力にかまけて亡き妻の三回忌の準備を忘れていたのに、ダメ息子がきちんと準備していた)、息子への考え方を改めて、親戚連中が無責任なことを言うのを一喝。「コイツにはコイツの気持ちってもんがあろうが!」と言い放ち、息子も「ん?」と思うところが秀逸。極めて秀逸。

 とても心が温まる、よい映画。素晴らしい。

 時間が経てば経つほどにじわじわきて、涙ぐんでしまう。

 さりげない描写の積み重ねがいいのよね。メジャー映画のような押しつけがましさは皆無。

 そして、こんな小品に、凄いキャスト。最初は学生映画に毛が生えた企画に役所広司がでてくれた!という感じかと思ったら……古舘寛治に嶋田久作に平田満に、そして、リリぃに山崎努!伊武雅刀も出てるぞ!

 なにこの豪華キャスト。

 たぶんギャラも多くないはずだし、地味な企画なのに、こんな小品にでてくれるベテランたちには、感謝!スタッフでもないのに、とても有り難い気持ち。

 この映画、自分の経験からして、もう、他人事とは思えない。監督がビシッとしないとクルーはダレて現場もダレて、「早く終わりたい」と思うだけになってしまう。

 自主映画や卒業制作で、みんなの好意だけで撮っていると、強いことが言えなくなって腰が引けてきて……。

 プロの助監督になっても、誰もが市川崑みたいにビシビシ現場を仕切れる監督ではない。敬意を持たれないと、監督はダメ。

 ヒジョーに厳しい商売なのだ。映画監督は。

 だから、おれには無理だと思った。

 

 この映画の共同脚本と監督は、沖田修一。「南極料理人」を撮った人なんだなあ。あの映画も地味で小品だけど、じわじわくる静かなイイ映画だったなあ。

 日芸映画学科の後輩。

 一時、日本映画の若手というと、ワセダとか日本映画学校とかから輩出して、日芸出身者はパッとしなかったが……近年、逸材が輩出していて、映画ではダメだったOBとしては、実に誇らしい。

 相方帰り、もう時間も遅いので、風呂は省略して、1時30分頃、就寝。

今朝の体重:88.85キロ

本日の摂取カロリー:2154kcal

本日の消費カロリー:日常生活+269kcal/6903歩

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