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2015年2月26日 (木曜日)

もう、頑張るしかないっ!

 7時前起床。

 雨。

 昨日ダメだったので、サイクル的には今日は頑張れるはず。

 朝の雑用(くーたんの世話を「雑用」とするのはやっぱり抵抗があるなあ)を済ませて、仕事開始……。

 と行きたいところだったが、日記を書いていて、NHKの「歴史秘話ヒストリア」で阿南陸相と鈴木貫太郎を取り上げていて、どうしても「日本のいちばん長い日」が気になって、この日本映画の至宝とも呼ぶべき作品を愛する人のサイトを読もうと思ったら……。

 とんでもないものを発見してしまった。

 今年の夏に、この「日本のいちばん長い日」を原田眞人がリメイクして公開するんだと。主演は役所広司。阿南陸相を演じる。鈴木貫太郎は山崎努、昭和天皇を本木雅弘……。

 半藤さんが新たに書いた著作の内容を加えたので、「再映画化」と言われたくないらしいが……だったら「日本のいちばん長い日」というタイトルを「阿南と鈴木と天皇陛下」とかに変えろよ!

 おれとしては、物凄いショック!あんな凄い映画があるのに、どうしてリメイクする必要があるんだ?というか、まともなアタマがあれば、岡本喜八監督/橋本忍脚本の、あの奇跡とも言える超名作であり大傑作をリメイクしようなんて思わないはずだが……。

 右翼も左翼も毎年8月15日には絶対見るべきこの作品をリメイク……正気の沙汰か?信じられない暴挙じゃないのか?

 全編を覆うあの緊迫感・切迫感を再び表現できるとは思えないし、あの作品を上回る作品になるはずがないと、どうしても思ってしまう。岡本喜八と橋下忍を相手にして勝ち目があるってのか?え?原田眞人。

 戦争継続となれば日本は滅ぶ。それを身を持って知っていた人たちが作り、演じていたんだから、リアリティが出る。戦中派が作ったから、あれだけの作品になったのだ。

 おれは「ビルマの竪琴」のリメイクに参加したけど、やっぱり、どうしたって戦争を知らないもの。あのスタッフ・キャストで戦争を知ってるのは市川崑監督に撮影の小林節夫さんくらいじゃなかったか?北林谷江さんや浜村純さんは知ってたか。

 オリジナルは越えられないです。絶対に。

 作品を観る前に悪く言うのは申し訳ないと思うけど、戦後70年だからという理由で、この企画が成立したんだろうねえ。製作意図を読むと、なんか甘ったるいんだよねえ。こんな小せえ話じゃねえだろ!と叫びたくなる。

 それに、あんな超豪華重量級オールスター・キャストを揃えられるとは思えないし、今の役者だと重量感だって乏しいし。

 イヤだねえ。恥を知らないのかねえ。

 そして。

 町田で常盤新平の回顧展が開かれているらしい。

 おれは小林信彦(先生と呼ぶべきだろう)の信奉者で、「心の師」と思っている。小林氏には映画を教わり、笑いを教わり、小説を教わった。これ、おれを構成する成分のほとんどだ。

 だから、おれは師の言葉を絶対だと信じてきた。ま、長ずるに及んで、映画と笑いに関しては「好み」が違ってきたので、全面的に師匠に追従は出来なくなってはいるが……。

 で、師は常盤新平を長らく「悪党」認定してきた。それは師のいろんな著作に書かれている。だから弟子としては、それをずっと信じて来た。けれど……。改めて、「小林信彦と常盤新平」で検索してみると、このサイト(←リンク)が見つかった。

 これを読むと、小林氏の一方的な常盤氏への怒りは、「策謀によって「ヒッチコック・マガジン」編集長を解任された」怒りと恨み故、仕方がないかもしれないが、それはもしかすると、いや、かなりの確率で、小林氏の思い込みかもしれない、と思った。常盤さんはただただ「巻き込まれた」だけなんじゃないのか?後任の編集長の候補に名前があがっただけだったんじゃないのか?

 小林さんは、「オヨヨ」論争や音楽評論家某氏との喧嘩において、どう考えても相手の方が正しいとしか思えない戦いを挑んで、その結果は、小林さんが負けを認めるような、なかったことにしたいような、有耶無耶になっている。

 小林氏は……いわゆる、「思い込みの激しい」性格なんだろうなあと思う。氏を直接知る人に聞くと、「人の評価がとても厳しい」らしい。疎開体験での人間不信が根底にあるのか?

 そして昨日、坂東三津五郎の本葬があった。

 息子の坂東巳之助は「父は役者なのに学者みたいなところがありました」と語っていたが、NHK教育テレビの歌舞伎入門みたいな番組で、世話物とはなにか、というテーマで話した時に、「魚屋宗五郎」を取り上げていて、役者の型によって、この芝居の解釈が違う、悲しみを酔いで表現する、その方法が違う、ということを自身の舞台も交えていくつかの公演記録映像を比較して分析して見せたのには、ナルホドと思って、その判りやすい解説に感銘を受けた。

 その時、三津五郎というヒトは論理派なのに理屈っぽくない実践派でもあって(役者なんだから当然なんだけど)、演技論を語っていてもいつしか脱線してしまう勘三郎とすごく違うな、と思ったものだ。

 三津五郎の芝居は端正で、地味なようだが、深い。生真面目なようで、笑わせる。無限の手管を持っているのを隠している。

 知れば知るほど凄みが判る凄いヒトだった。

 だから……59歳で亡くなってしまうなんて!

 勘三郎を失って、そして三津五郎まで……どうするんだよ!

 本当に、もう、ガックリだ。

 新たな才能が出てきているのは判っているが、この二人の大きさを思うと、喪失感は当分埋まらない。歌舞伎座や演舞場に向かう足も鈍ってしまう……。

 でも、菊五郎の弔辞は悲しみの中にユーモアがあって、良かったねえ。

「君は姫路城や彦根城も好きだったがホステス嬢やキャバクラ嬢も好きだった……」

 そんなことを午前中に考えた。

 思えば、おれの「師」(実際の師も心の師も)は、市川さんも映画評論家(かつての映画評論家は権威を纏っていて監督が反論するなんて考えられないことだった)と論争したり、小林さんも黙っていないし、筒井さんも幾多の戦歴がある。みんな、黙っていられない方々ばかりだなあ。

 ご飯を炊いて、卵掛ご飯を食べる。ここはもう、和食にしてお腹に負担をかけず体力を温存するしかない。

 同様に、今日の雨は止みそうにないので、ツキイチの「気学教室」もお休みする。雨の中、外出する体力が無い。というか、不安だ。もうヘロヘロなんだから。

 ハムサンドを作って食べ、昨日買った「長崎ちゃんぽん」を温めて食べる。これがお昼。

 で、11時頃、やっと仕事のスイッチが入り、進み出す。

 演出的に一番難しいところ。

 何度も書き直す。

 これでいいと思って読み返すと、大事な前提が抜けているのに気づいて書き直したり、順番を変えた方がスッキリすると思って、また直したり。

 なので、枚数的には10ページだが、かなり書いた。

 

 歯が痛くなってきたし、寒気もしてくしゃみが続けて5連発。

 これはもう、体力が低下しているのだ。

 ダウンするのが先か原稿が上がるのが先か。

 タイム・サスペンスになってきたぞ。

 あっという間に夕方になる。

 「5時に夢中!」を見るが、寝てしまった。

 夕食は、冷蔵庫に何もないので、寿司の出前を取る。一番安い握りと、「ちくわ天のうどん」。

 時間通りに届いて、食う。うどんは温かいものと思っていたら、冷やしだった。でも、美味かった。寿司も美味かった。

 仕事に戻る。

 なんとか、1ブロック終了。

 次は、いよいよ、クライマックスのアクション場面だ。

 しかし、どう展開するか、時間経過や謎解きのツジツマをどうするか、その整合性とか、あれこれを考えなければ、書けない。

 ちょっと頭を休めよう。

 

 風呂にはいって出てきたら、ちょうど、気学教室に出席した相方から電話が入った。何を教わったのかアレコレ聞き、今日書いた分を送る。

 まだ、頭は休まらない。

 後半を見ていない「アカデミー賞授賞式ショー」を見る。

 レディ・ガガの「サウンド・オブ・ミュージック」トリビュートが素晴らしい。美しい声。美しい歌唱。このヒトは珍奇なファッションで話題になるが、このクラスのスターは正統派の歌唱をしろと言われればサラッとこなせるんだねえ。凄いねえ。

 歌曲賞を取ったミュージシャンと、脚色賞を取った脚本家のスピーチに感動。満場もスタンディング・オベーション。

 毎年、賞の対象になる作品はどれも素晴らしそうに思える。実際、素晴らしくて、駄作はない。以前はそのほとんどを見ていたのに……。

 見終わって、やっとアタマも落ち着いてきて、クライマックスの展開もイメージできるようになったが……具体的なアクションまでは思い付かない。

 0時過ぎに就寝。

 あ~、書き上げて原稿を送り終えたら、温泉に行くぞ!温泉に浸かって、美味いモノを食べて、少しお酒も飲んで、ぶっ倒れるように爆睡するぞ!あんまり遠くじゃなくて、簡単に行けて静かなところがいいなあ。

 それを希望にして、寝る。

 が……なんか頭の芯は起きていて、1時過ぎに目が覚めてしまった。くーたんがゴソゴソしているのがうるさいせいもあるが、あんまり構ってやれていないので叱れない。

 iPhoneでニュースをチェック。

 グーグルの人工知能の名前が「DQN」というのは笑った。日本での意味を世界に知らせてやろう!

 すぐに眠たくなったので、再び寝る。

今朝の体重:89.00キロ

本日の摂取カロリー:2018kcal

本日の消費カロリー:日常生活のみ

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コメント

おたかさんを思い出しました。

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