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2015年4月18日 (土曜日)

無事帰宅して「ブルー・ジャスミン」を見た

 6時起床。目覚ましが鳴ったので起きた。放っておけばもっと寝ていただろう。もっと寝てれば良かったかな?

 朝風呂へ。

 案の定、みんな同じ事を考えているので、風呂は混んでいた。しかし露天風呂には二人しか居ないので、のんびり。

 髭を剃って、あがる。

 部屋に戻って、手早く荷造りをしてしまう。7時前には出発準備は完了。

 

 で……。仕事が出来る準備をしてきたが、やったのはメモを読み返して頭に入れてイメージを膨らませることくらい。

 で、せめてなにかと思って、昨日分の日記を書く。写真とかを貼り付けていないので、あくまで下書き。

 iPadと外付けキーボードでも長文が書ける。ただし、iOS用のATOKを入れているのに、かな漢字変換はiOSのモノしか使えていない感じ。う~んまだ操作方法がよく判っていないなあ。

 まあこれはあくまで下書きなんだけど。

 書いている途中、ふと気になって、ブルゾンのポケットに入っている鍵を確認。部屋の鍵と自転車の鍵。

 しかし!部屋の鍵はあったが、自転車の鍵が、ない!

 一応、この部屋の中を捜す。ベッドの下に落ちていないか見てみるが……ない。

 こういう知らないホテルでベッドの下を見るのって怖いんだけど……見たくないものがある可能性がある。

 しかし、鍵はなかった。

 え?どういうこと?部屋の鍵も、ポケットからシートに落ちていたのを拾ったから、自転車の鍵だって車のどこかにあるはず。いや、レンタカー屋で自転車に鍵をし忘れたのかも。その場合、盗まれてしまって、もうないだろうなあ……。もしそうだったら、この度は高いモノに付いたなあ……。

 とか思いつつ、日記を書いていると食事の時間である7時30分になった。

 しかし昨夜の「地獄絵図」を知った以上、時間をずらしてみることにする。昨夜だって、30分後には料理テーブルに並ぶ難民のような客の数は激減していたし。

 朝だからゆっくり寝ていたい人だって多いだろうし、抜いてしまう人も多いはず。それに、貸切り風呂にはひっきりなしの客が出入りしているし。

 という事は……30分くらい遅く行くのが正解だろう。

 日記の下書きを書き終えて、8時に朝食へ。

 おれの判断は正解だった。昨夜と同じ席が空いていて、料理テーブルには行列はない。もちろん品切れのものはない。

 並んでいるのは、ココスの朝食と似たり寄ったりなメニューだが、さすがにカレーやヤキソバはなかった。

 パンはウチでも食えるので、和食で攻める。プラス、牛乳。

 小さなお茶碗のご飯と味噌汁をお代わり。

 煮物とか卵料理にシシャモなどの魚に漬け物。

 夕食はひどかったが、朝食は標準というか、頑張っている感じがする。

 終わりよければ全てよし、という作戦なんだろうなあ。夜がひどくても朝がまあまあなら、悪くない印象で宿をあとに出来るわけだし。

 一通り食って、部屋に戻る。

 で、もう一度ブルゾンのポケットを探ると……自転車の鍵があった!え?

 9時にチェックアウト。これは予定通り。

 野島崎近くの公園に車を止めて、朝の海を見る。

 美しい。

 房総はいい。伊豆も素晴らしいけど、遠い。房総は近い。気軽に来られる。もっと頻繁に来るべきじゃないか?こんなに素晴らしい海があるんだぞ!

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 レンタカーをじゃらんの割引を使って借りたのだが、料金を見ると、どうも割引が効いていない感じがする。予約確認のメールに記載されている金額より3000円くらい高いぞ。これは車を返して精算するときに、きっちりクレームを付けてやろう。

 そのためにも、時間に余裕を持って返したい。13時までの契約だが、途中で昼飯を食べても、12時くらいには戻れるだろう。ここ白浜から北千住まで2時間程度で着くと、各種マップにカーナビもそう言ってるんだし。

 と思うと、最短コースの、館山市内を走るより、海沿いを走る方が気持ちがいい。市内の道路には自転車に乗ったジジババがフラフラ走っていたり、暇そうなジジババが狭い道路で立ち話しているのが危なくて仕方がない。街並みを見ても面白くないし。

 という事で、カーナビの指示には従わずに、海沿いの道をハワイアンを聴きながら走る。

 これが、実に気持ちがいい!窓を開ければもっと気持ちがよかっただろうけど、砂が入ってくるのは困る。

 

 南房総の方は、繁盛しているのかどうか微妙な感じ(昔からの温泉ホテルは昔のままの古ぼけた建物のままだし)だが、館山市内の北条海岸のあたりは、まるで違う。実にオシャレな店が建ち並んで、まるで湘南のよう。この辺は、館山駅から歩いてこられる距離だし、なんか、いいねえ。「アーバン・リゾート」だねえ。海はキレイだし。

 

 どこかでトイレに入りたいので、探しながら走る。駐車場の入口が判りにくいので、たくさんあるトイレになかなか入れないが、レスキューの人たちが入念な準備体操をしている公園の駐車場に入ることが出来、トイレも済ませる。

 北条海岸は美しい。実に穏やか。ここから夕陽バックの富士山が見えるらしい。これで波が来れば、マジでワイキキみたいな雰囲気なんだけど、ここは静かなので有名なところなので、波は来ない。逗子みたいにウィンドサーフォンとかヨットなどをする場所。

 で、海沿いに走ると、また那古船形の漁港前に出た。これなら帰りにお土産を買えばよかった。

 で、もう海も充分見たし、時間も食ったので、最短コースに戻ろう。音楽もハワイアンからビートルズに切り替える。

 ETCカードを使えば、アクアライン経由の方が、京葉道路経由より200円くらい安いし30分以上速い。

 アクアラインで行く。出来れば海ほたるで軽く何か食べたい。

 が、走っていると、海ほたるに寄るのが面倒くさくなったので、通過。

 川崎に渡ったところで、カーナビが嘘を教えて、湾岸線を走るはずが、何故か新しく出来た中央環状線に入ってしまった。まあ、このトンネルは一度走ってみたかったので、いいチャンスだったんだけど……。

 渋滞を避けて、あえて迂回ルートを指示したのかと思ったが、カーナビが一時的に狂っていたことは、存在しない道を「左折しろ」「右折しろ」とうるさく言ったので判った。一本道のトンネル内で、ジャンクションでもないのに右折も左折も出来ないじゃん。

 しかしトンネルはトンネル。走っていて面白くも何ともない。空いていたけど。

 で、大橋ジャンクションまで来て、渋谷線に移る。

 ぐるぐると螺旋状の連絡道を走って渋谷線に乗ったのは面白かったが……時間的にはこのままぐるっと回って千住まで行ってしまえばよかった。というのも、都心でけっこう渋滞してしまったのだ。

 海ほたるに寄ってトイレに行かなかったことを後悔。

 尿意が迫ってきたぞ……。しかし渋滞。

 しかしなんとか進み始めて、向島線に入って、「堤通り出口」で一般道へ。

 途中に公園があるので、路上駐車をして、走る。

 で、一度帰宅して荷物を降ろすことにする。

 しかし午前中、ゴチャゴチャしているウチの近くに車を乗り入れるのはなかなか難しい。時間規制で一方通行の方向が変わったりするのだ。この時間、どっちの方向だったのか忘れたので、規制のかからないあたりに車を駐めたいが、そこに行くのも大変。

 千住界隈をぐるっと回ったが、妙な道に入り込んでしまった。

 狭い!

 バイクや自転車で走るのと、車じゃあ感覚がまったく違う。1000CCの小さい車にしておいてよかった。これより大きい車だと、またボディを擦ってしまったことだろう。

 で、もっと狭い道に迷い込みそうになって、バック。

 こういう時に事故を起こしやすいので、細心の注意を払う。

 千住の裏の狭い路地というトラップをなんとかクリアして、普通の道路に戻り、なんとか自宅近くの想定した場所に車を駐めた。

 荷物を降ろして、帰宅。

 くーたんは大歓迎してくれた。この前の日光一泊の時は、帰ってきたらしばらくブンむくれていたのに。

 抱っこして、留守番のお礼を言って、また外出。

 ガソリンを入れて車を返し、料金について談判せねば。

 おれが学生時代、ガソリン代は今より遥かに高かったし、排ガス規制が始まって直後に作った燃費が悪い中古に乗っていたので、ガソリン代が本当に大変だった。しかし今は、ガソリンは安いし燃費もいいし、有り難いことだ。

 で。

 ニッポンレンタカーに車を返し、料金についてツッコむ。

 が……「安心コース」を使ったことが原因だった。万が一事故を起こした場合、「安心コース」だとケアが手厚い。しかし「標準コース」より高い。

 で、事故を起こした場合が怖いので、おれはいつも「安心コース」を使っている。でも、事故ったら警察とニッポンレンタカーに通報しないと保険が下りない。で、数年前に西伊豆でボディを擦ったり脱輪した時は、JAFは呼んだが警察の事故証明を取らずニッポンレンタカーに通報もしなかったので、保険が使えずに実費を払う羽目になってしまった。「安心コース」の意味がないじゃん!まあ、いい勉強にはなったが。

 まあ、そう言うわけで、じゃらん割引を使っても使わなくても料金は殆ど同じという、妙な事になってしまった。

 残念!

 しかしまあ、ETC割引が大きかったけど。

 自転車に乗って、帰宅。途中、コンビニで、くーたんの好物の「猫用カニカマ」と自分用のキャベツサンドを買う。

 13時に完全に帰宅。

 くーたんにご飯を出し、荷解きして、サンドウィッチを食い、それでも足りずに、旅先で食べようと思って買ったが食べなかったポップコーンを食べつつ日記の下書きをiMacに移して、きっちり書くが……何故か妙に時間がかかってしまって、15時過ぎにアップ。下書きもあったのに、どうして?

 書いている途中、相方と電話で話したからだが。iPhoneではなく、iPhoneと連動したiMacから電話に応答してみる。iMacのマイクとスピーカーを使って通話する。相手の声はよく聞こえて、便利なのだが、こっちの声はなんか違和感があって聞き辛いらしい。

 しかし疲れた。一人旅でレンタカーを使うとエラく金がかかる。しかしまあ、年に1回あるかないかだし、道楽もしないし、いいんじゃないの?

 相方に土産を渡そうと連絡したら、夜に来るとのこと。

 それまで、休憩。「黒い報告書」の原稿は相方から戻ってきているので、それを確認して送稿したいのだが、今は頭が働かない。

 しばし休息。ふだんほとんど運転しないから、3時間ほとんどぶっ続けで走らせると疲れる。頻繁に運転していたら、そんなに疲れないのかもしれないけど。

 録画した「タモリ倶楽部」を見る。「邦楽ジャーナル編集部に潜入」。せっかく「エレキ三味線」の発明者が登場したのに、時間切れみたいな構成になってしまったのはもったいなかった。

 くーたんがやって来て、一緒に少しウトウトするが、18時になったので、外出。適当に何か食おう。

 ということで、北千住駅前の「富士そば」で、盛りそばとミニカレー。

 帰宅して、「黒い報告書」をチェックして、担当U氏に送る。

 そうこうしていると相方が来訪。

 お土産の磯海苔などを渡す。

 で、録画して溜まっている映画を観る。

 ウディ・アレンの「ブルー・ジャスミン」。ケイト・ブランシェットがアカデミー主演女優賞を取った作品。

Cover

 最近のアレンはコメディばかり撮っている……と思ったが、シリアスな作品は数本しかなく、今も昔もほとんどコメディだ。「インテリア」とかの印象が強烈で、アレンはベルイマンの世界に移ったというイメージが焼き付いてしまったのね。でも、コメディといっても、最近の作品は恋とかセックスとかが主題で、人生を語るようではない。いやまあ、恋とかセックスを描くと人生を語ることになるんだけど……「艶笑コメディ」の色彩が強いのよね。

 で、この作品は、アレン版「欲望という名の電車」。ケイト・ブランシェットの演技は鬼気迫るモノがあって怖いが、基本的にコメディなのが救われる。映画の「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーの芝居は、可哀想で居たたまれなかった。

 お互い里子で外見もキャラクターも全然違う姉妹というのがミソ。エレガントで上流階級の臭いもするケイト・ブランシェットに対して妹はもう、下層階級もいいところで、付き合う男も粗暴で野卑。

 しかし姉はセレブ生活が破綻。リッチな夫は詐欺師で逮捕されて自殺。妻の姉も全財産を没収されて失意のまま妹を頼るしかない。

 この姉のキャラクターが強烈。誰に対しても「自分語り」が止まらない。この描き方がなかなか毒たっぷりで、アレンは残酷に描き込むが、笑えるので救われる。このへんの匙加減は絶妙で、名人芸。失敗すると後味の悪い、いや~な感じになってしまう。空虚なセレブを笑いものにするのって、なんか虚しいし。でも、そうならないところがアレンの凄いところだ。

 セレブに対する、という形で出て来る下層階級の人たちだが、こっちもフラット・キャラクターではない。カネはないけど心は豊か、みたいな一昔前のサヨク映画ではもちろんないし、貧乏人はみんなゲスだ、という描き方もしていない。でも、セレブはお金がなくなったらアウトだけど、下層階級はもともとカネがないんだからしぶとく楽しく生きていくんだぜ、という見せ方をする。

 どっちが幸せかと言ったら……おれなら下層階級の、というか、妹の住む世界の方を取るね。って、この映画を観た人はみんなそうだろうけど。

 おまけに、妹の元ダンナが当てた宝くじの20万ドルも、姉の亡夫が全額スッてしまってゼロにしてしまい、妹夫婦は離婚したのに、妹は「極悪な姉」を受け入れて居候させてやる。姉の方は妹夫婦がニューヨークに遊びに来たときに相手をするのをすごく嫌がったのに。

 そんな根性の悪い姉はセレブな世界への未練たらたらなので、すぐにバレる嘘をついて、下院議員になろうとしている国務省職員と結婚すべくフル回転するが……そんな嘘はすぐに露見する。

 夫の浮気に腹を立てて夫の犯罪を明るみに出し、夫を自殺させ、全財産もスッカラカンになってすべてを失った「悲劇」の引き金を引いたのは、姉自身だった、という事が判るが……。

 70年代後半のアレンなら、「インテリア」みたいに深刻でインテリ受けする重いドラマに仕立てたかもしれないが、79歳のアレンは違う。そういうことを引っくるめて笑いでまとめる神業のような事が出来る。

 要するに、これは、アレンの超成熟だ。若気の至りでベルイマンみたいなインテリ趣味に走ったりしたが、それじゃ救われない。登場人物は救われなくても観客は救いたい。救って映画を終わらせたい。そういう気持ちが伝わってくる。

 そして、それが出来るテクニックが、今のアレンにはある。

 この技は、物凄いモノだ。人間観察の鋭さと、皮肉な精神。しかもそれは一筋縄ではいかず、裏の裏まで読む意地悪さがある。

 う~ん。ウディ・アレン、凄い。

 「欲望という名の電車」より、人間を美味く捉えてるんじゃないかとさえ思える。

 相方帰り、睡魔でぶっ倒れそうになりつつ 風呂に入り、0時30分頃、就寝。

今朝の体重:計れず

本日の摂取カロリー:2315kcal

本日の消費カロリー:85kcal/2085歩+63kcal(自転車)

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