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2015年11月21日 (土曜日)

11月21日/師匠・市川崑を偲びつつ……

 7時過ぎ起床。

 晴れ。

 朝のモロモロを済ませて、仕事開始。

 しかし……Facebookに映画のこと、それも市川さんの事が書かれていると、つい、書き込んでしまう。

 お昼前に、ブランチ。野菜ゴロゴロのレトルトカレー。

 食い終わって、録画した「孤独のグルメ」を見ていると、市川組のチーフ助監督で大変お世話になった吉田さんから電話。今は旅番組の老舗中の老舗「遠くに行きたい」のプロデューサー。今度朗読劇の脚本・演出をやったから見に来てよ、という電話だったが……その案内を出したとおっしゃるけど、届いていない。

 そして、「市川崑記念館、どうする?行く?」と聞かれたが、そういう施設が出来た事自体、知らなかった。これも案内を戴いていない。う~む。忘れられてしまったか。まあおれは途中で離れてしまったし、その離れ方も、あんまり褒められた形(フェードアウトした)ではなかったし……ただ、あの時は、映画も完成したし、特に何も言われていなかったし、どうすればいいのか判らなかったこともあるし……。

 調べてみると、渋谷・南平台の住宅街のど真ん中にあった、極めて可愛らしい、センス抜群の、芝生の眩しい広々とした庭のあるアメリカンなお宅(成城に引っ越した後、長嶋茂雄や中曽根康弘に貸していたらしい)がマンションに建て代わり、その一室に「市川崑記念室」(←リンク)がオープンしたと。

 ……全然知らなかった。まあ、おれの片思いだしなあ。

 もう一つ、ショッキングな話を聞いたのだが、それはあくまで未確認情報。しかし事実だとしたら、ショック。

 11月20日が、市川さんの誕生日で、今年が生誕百年。それで、昨日BSで「細雪」をやったのか。だったらもっと過去の名作を放送すればいいのに(CSではやっているらしい)。

 ちなみに、おれの「市川崑ベスト10」は……。

1)「細雪」

2)「炎上」

3)「野火」

4)「おとうと」

5)「雪之丞変化」

6)「幸福」

7)「ど根性物語・銭の踊り」

8)「黒い十人の女」

9)「破戒」

10)「鍵」

 順番は、その時の気分で入れ替わるし、どれかの作品が「股旅」や「天晴れ一番手柄 青春銭形平次」「大平洋ひとりぼっち」に代わる。どうしても、大映時代の「作れば傑作」な第1期黄金時代の作品が多くなる。

 特に偏愛しているのは「ど根性物語・銭の踊り」。これは名作ではないし勝新太郎のシリーズ物としても数作しか作られなかった傍流の作品だが……これはもう、めちゃめちゃ面白い。当時流行ったスパイアクションの日本的貧乏臭くてみみっちいパロディで、もしかすると笑わせるつもりはなかったのかもしれないが、今見ると抱腹絶倒の大コメディだ。陰謀を計画する「悪の一味」がヒルメシに近所の食堂から出前をとったりするか?その食堂のお姉ちゃん(江利チエミ)が実は警察の秘密調査官だったりとか……。

 とにかく機会があれば、是非、見てください。

 というか、「東京オリンピック」までの時代、市川さんにとって、「映画に出来ないものはない」状態だった。フィルモグラフィを見ると、本当に溜息が出る。「青春銭形平次」も、銭形平次の下積み時代を描いて、これがまた実に楽しいのだ。「大平洋ひとりぼっち」だって、ワイルダーの「翼よ!あれがパリの灯だ」より成功してるんじゃないかと思えるほどの完成度だし。

 てなことを考えていると、またしても仕事の手が止まってしまった。いかんいかん。

 「孤独のグルメ」は、代々木上原のブータン料理。辛そうだけど美味そう。

 続いて、「タモリ倶楽部」も見る。今や絶滅しかかっているアマチュア無線をやり続けている大学のサークル紹介。しかしまあ、考えてみれば、アマチュア無線って、相手と交信できただけで満足してしまう(それだけ遠くまで電波が飛んだのが嬉しい)という、極めて平和な趣味なんだなあ。おれは高校時代に、ソニーのスカイセンサーという大きなラジオを買ってもらって、短波の遠くの国の局の受信に挑戦したことはあった。BCLと言ったっけ。軒下にリード線をループにして張って、自己流のアンテナを作ったこともあったねえ。

 仕事に戻る。

 また壁にぶつかる。設定に矛盾があるのを発見。しかし、異なる設定のそれぞれに「オイシイ部分」があるので、それを如何に組み合わせて、矛盾なくオイシく作るか。ここが思案のしどころじゃのう。

 今夜は北越谷に行く用がある。

 iPadに書いたところまで移すと……。

 あれ?意外に書き進んでるじゃん。全然進んでなくて気持ちばかり焦っていたのだが、60ページの予定分のうち40ページ超を書いてある。あと20ページの中には、書きかけの「口論」場面に濡れ場があるので、調子に乗ればスッと書けてしまう。それを考えれば、まあなんとかなるか……。

 北千住から日比谷線北越谷行きに乗る。何故か超満員。

 19時1分、北越谷着。

 用を済ませて、駅のそばにある香取神社にお参りして、既刊本の増刷と〆切クリアをお願いする。

 その後、駅前の「さくら水産」で晩メシを食おうと思ったが、満席。近くの「はなの舞」に入る。

 カキフライ、ヤキトリ、ポテトサラダ、ネギトロ巻きにグラスビール。これでもうお腹いっぱい。あれ?小食になったなあ。まあ、一人だとそんなに食えないか。

 飲み食いしながらiPadで仕事。詰まっていた部分を解決。iPadでは長文を書けないので、構成表の順番を変えたり、メモを書き入れたりする程度だが、夕方の詰まりは解消。

 北越谷の駅前は、東武沿線の他の駅とほとんどクリソツ。特に東口のレイアウトは草加とか他の駅とどう違うのと聞いてみたい。西口には大きな広場と公園があるが。

Img_2336

 21時過ぎ、北千住着。

 ほろ酔い気分で帰宅。グラスビール1杯で酔えるんだから安上がりだなあ。いや、肝機能が弱っているとも言えるぞ。

 

 くーたんにご飯を出し、「アド街ック天国・取手」の後半を見て、「新情報7デイズ」の前半を見て、風呂。

 上がってから、iPadの成果を本文に移し、メモを書き加えて後から読んでも判るようにしておく。

 

 0時過ぎ、就寝。

今朝の体重:88.60キロ

本日の摂取カロリー:1770kcal

本日の消費カロリー:日常生活+104kcal/3137歩+37kcal(自転車)

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コメント

今現在の、極私的「市川崑ベスト10」。
1)「細雪」
2)「炎上」
3)「大平洋ひとりぼっち」
4)「おとうと」
5)「雪之丞変化」
6)「幸福」
7)「ど根性物語・銭の踊り」
8)「黒い十人の女」
9)「鍵」
10)「天晴れ一番手柄 青春銭形平次」
大変申し訳ないことですが、「野火」「破戒」と言った社会派の名作よりも、諧謔味溢れたコメディを重視しました。「銭の踊り」も「青春銭形平次」も、ギャグが詰まっていて、本当に面白いのです。
「炎上」は1カットの中で回想シーンに入ってしまうようなテクニックを駆使して主人公の複雑な心情を見事に映像化しているし、「大平洋ひとりぼっち」はワイルダーの「翼よ!あれがパリの灯だ」を凌駕しているように思えるし、「黒い十人の女」はメインタイトルからもう酔わせるし、「鍵」の局部は撮さないのに想像させてしまう強烈なエロティシズムに、それぞれ陶然としてしまいます。
銀残しの2本、「幸福」はラストに号泣したし、「おとうと」はあのぶった切るような終わり方に衝撃を受けましたし。

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