« 2月7日/検見川〜千葉中央〜浅草、京成線の旅 | トップページ | 2月9日/仕事のみの1日 »

2016年2月 8日 (月曜日)

2月8日/「リバーズ・エッジ」に衝撃を受けて、気功

 7時20分頃起床。

 薄曇り~晴れ。

 「あさが来た」を見てから、朝のモロモロを済ませ、日記を書く。

 昨日買った、徳島の「天ぷら」と目玉焼き、インスタント味噌汁、漬け物、ちりめんじゃことご飯で、アサメシ。すだち醤油で食べる「天ぷら」は最高。徳島県民のソウルフード。ちくわよりこっちの方が好きだ。

 月刊ジェイノベルに連載中の「悪徳探偵」第3回のタイトルの件で、相方から強く勧められて本も借りているのだが、ハマってしまいそうな予感がしたのと、書くときに読むと影響を受けすぎてしまうことを懸念して読んでいなかった、岡崎京子の「リバーズ・エッジ」を、覚悟を決めて、読む。この本にちなんだタイトルを提案しているので、読んでいないのはマズい。

51sxzmm9q0l_sx332_bo1204203200_

 で……。

 一気読み。

 途中で涙が零れてきたのだが、この涙はなんだろう?

 とにかく重層的で極めて映画的で、重いけど笑えて考え込んでしまって最後は感動の涙で前が見えない状態になって映画館を出られない映画のような、感動というより激しい衝撃を受けた。

 登場人物それぞれを描き込んでいて、誰を断罪するわけでもなく誰を擁護するわけでもなく、主人公の目を通して淡々と描いているのだが……。

 共通するのは、彼らの抱える、空虚感。

 今から20年前の作品で、おれが高校生だったのは40年前だから、その20年間で、世界は大きく変わってしまったんだろうか?

 田舎の高校生だったおれは、空虚感なんかまるで感じなくて、今振り返っても「充実した高校生活」(もう一度繰り返したくはないけど)を送っていたんだけどなあ。

 田舎の高校生だったから?

 この作品は、川崎あたりが舞台のようで、上村くん殺害事件とWる。あの事件や、その他の中高生の殺人事件を予見した作品なのだが……今から20年前にすでに予見していた岡崎京子には脱帽というより、畏怖を感じる。

 見開き一杯に書き込まれた河原の草むらの、全てを飲み込んでしまう、圧倒的な量感!
Re

 読み進んできて、このカットにぶつかると、もう、なんというか、ノックアウトされてしまった。

 この草むらが、物語の重要なキーであるのだが……その向こうに見える「街の灯」との対比が、まだよく整理出来ないけれど、強烈なものを伝えている。その「強烈なもの」ってなんだろう?

 ネットを見ると、多くの人がやっぱりこのカットに心を揺さぶられているようだ。「ほぼ日新聞」は、この作品のカットを使った手帳まで出しているぞ。

 モーレツに実写で映画化したい衝動に駆られたが、おれがそう感じるんだから、多くの映画人も同じ事を考えているはずだ。

 いずれ、映像化されるのは間違いないはず。ただ、この絵の力を越える画像が作れるかどうか。でもねえ、おれの目には浮かぶのよ。実写になった時の映像が。ライティングが。

 しかしまあ、こんな凄い草むらは、実際にはないんだけど。荒川河川敷にも深い草むらはあるけど、ここまで凄くはないし。やっぱりこれは岡崎京子の、というか、この作品の世界なんだよねえ。

 読み終えた直後の感想は、殺された子猫と、恋に破れて黒焦げになってしまった田島さんが物凄く可哀相、という単純なモノだったけど……こういう凄い作品は、じわじわと判ってくるもので……時間が経つと、頭の中がこの作品で充満してしまって、参った。

 それと、どうしたって、上村くんの事件がWってくるし。

 やっぱり、書く前にこの作品を読まなくて良かったと思う。読んでしまったら影響を受けすぎてしまって、「第3回」のようなおちゃらけたテイストでは書けなかっただろう。この連載は、おちゃらけテイストが持ち味なので、それが書けないとヤバかったのだ。

 で……。

 頭の中が「リバーズ・エッジ」になってしまったので、仕方がないので割り切って、事務作業をしてしまうことにする。

 

 東京以外の書店さんに送るPOPをプリントして袋詰めしてしまう。

 プリントに何度も失敗しつつ、なんとか終わる。

 が、発売は12日だから、あんまり早く送ってもなあ、とか思っているウチに、POPをもう1種類作らねばならないことを思い出した。「悪漢刑事第1作~前作である13作」までの集合POP。揃えて置いてくれている書店さんも多いので、使って貰えるなら使って戴きたいので。

 トースト1枚を食べてからそれを作っていたら、タイムアップ。

 今日は気功の日。

 本日は6人。早見さんは杖をついて登場。これで和服なら往年の大文豪。

 気功の瞑想をしているときに、ずっと「リバーズ・エッジ」のことを考えてしまって、目を開けたときに涙がポロッと零れてしまったが誰も見てなかったのでよかった。

 

 気功の後は「えいと」。焼き牡蠣、鳥の焼いたの、湯豆腐、新タマネギのフライ、出汁巻き玉子、さつま揚げにビール。〆に焼きおにぎりとアサリの味噌汁を食べてしまった!

 みなさんはショットバーに流れたが、おれは帰宅。

 くーたんにご飯を出し、やりかけていたPOPを完成させてプリントを始めたら、途中で用紙が切れてしまった。

 風呂に入ったりしていたら、2時近くになり、慌てて寝る。

今朝の体重:88.20キロ

本日の摂取カロリー:1926kcal

本日の消費カロリー:179kcal/4697歩+25kcal(自転車)+562kcal(気功)

« 2月7日/検見川〜千葉中央〜浅草、京成線の旅 | トップページ | 2月9日/仕事のみの1日 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/580951/63186137

この記事へのトラックバック一覧です: 2月8日/「リバーズ・エッジ」に衝撃を受けて、気功:

« 2月7日/検見川〜千葉中央〜浅草、京成線の旅 | トップページ | 2月9日/仕事のみの1日 »

安達瑶の本

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

安達瑶のサイト