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2016年7月12日 (火曜日)

7月12日/仕事して「薄氷の殺人」を見た

 7時過ぎ起床。

 晴れ。

 予定外だが洗濯をし、その間、朝のモロモロもやる。

 洗濯物を干してから、卵を切らしてしまったので、ブランチとして外で食べることにする。

 11時過ぎにデニーズに行き、ランチ。ハンバーグと牡蠣フライ。

 このランチ時にコーヒーだけで粘ってるオッサンがいるなあ。

 食後、スーパーでアイスコーヒーや割引券で買えるケチャップやポン酢、ファブリーズにトイレ洗浄剤など買い物をして、おやつ代わりに贔屓のお店「サンドサンド」でサンドウィッチも買って、帰宅。

 午後に、注文してあった「無停電電源装置」が届く。ブレーカーが落ちてしまってMacのデータやHDDが損傷するのを防ぐため。ジャストシステムのオンラインストアで安く買えたので。しかしセッティングはもの凄く大変なので、今やってる角川新作が終わってから。

 その後、角川新作の「第三章までのゲラ」も届く。ちょっと見たら、かなりチェックが入っているぞ。うわ~。

 仕事開始。

 なかなか進まない「第5章」。

 サンドウィッチを食べたりしていると、ようやく、打開策が浮かんで進み始めた。この関門がなんとかなれば、後はすんなりいくだろう。

 姉妹ともに亡くなって、本当にこの世からいなくなってしまったザ・ピーナッツを忍んで、「恋のフーガ」「恋のバカンス」「ウナセラディ東京」「ローマの雨」「恋のオフェーリア」などを聞く。この中で「ウナセラディ東京」には異なった編曲がおれの知る限り4つあり、「ローマの雨」も2種類のバージョンがある。

 「ウナセラディ東京」はもともと「東京たそがれ」として1963年に録音されたのだが、作曲もした宮川泰がアレンジを仕上げたら6小節長くなってしまった。で、録音場所の文京公会堂に来ていた作詞の岩谷時子に「申し訳ないけど詩を足して」と急遽頼んだと。

 こまった岩谷さんが文京公会堂のロビーで考えていると、雨が降ってきて、道行く人の背中を濡らしていたと。それを見て「街はいつでも 後ろ姿の幸せばかり」という日本歌謡曲史上に永遠に残るフレーズを思い付いた、と岩谷さん本人がNHKのインタビューで答えている。

 この岩谷さんの詩が、本当に素晴らしいし、「ウナセラディ東京」と改題されて改めて録音された東海林修の気品あるアレンジがまた素晴らしい。うねるような弦楽にアクセントをつけるコンガのリズムと叙情さを増すシロフォン(マリンバ?)が効いている。

 その後の宮川さんの手になる編曲は女声コーラスが入ってドラマチックなのだが、東海林修版の気品には勝てないと思う。

 「恋のフーガ」と言えば、「シャボン玉ホリデー」のコントで、宝石店に入った泥棒が警官に追われて東京中を逃げに逃げるのを、この曲に載せて大ロケーションを敢行したものが大傑作で、とても印象に残っている。当時開通したばかりの(だっけ?)首都高を使ったりして、かなり手間をかけた超大作だった。ラストは泥棒は御用になって「真珠の指輪」を差し出すのがオチ。このコント、フィルムで撮っていたので、日テレの倉庫に残ってるんじゃないかなあ?もう一度見たいなあ。

 YouTubeで、何故か、ナイツの新作漫才(独演会でやった長尺)を幾つか見てしまった。

 夜、祥伝社から戴いたお中元を相方に分けるのに、相方来訪。

 ケンタッキー・フライドチキンとカルピスを買ってきてくれた。

 それを食べて、wowowで録画した映画「薄氷の殺人」を見る。ベネチア映画祭で金獅子賞を取ったらしい。

 1999年に起きた殺人事件の捜査中にとつぜん「重要参考人」が発砲して同僚刑事を撃ち殺したので反射的に射殺してしまった元刑事が主人公。工場の保安係になって鬱屈した生活を送るうちに、ある事件(連続殺人事件)のキーを握っているらしい美女を知ることになって、その事件の捜査に首を突っ込むが……。

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 絶賛している評も多いけれど、おれは駄目だった。

 ヒロインのグイ・ルンメイ(台湾の人気女優らしい……波瑠に似たキリッとした美女)はいいけれど、映画の作りが巧いとは思えない。ハッキリ言ってしまえば、ヘタクソ。あえてこういう手法を取ったのかもしれないが。

 映画のテーマがなんなのか、判らない。元刑事の鬱屈か、ヒロインのファム・ファタールぶりか、はたまた彼女の薄幸さを描きたいのか?その全部を描きたいのか?

 中国東北部の日常生活がよく判って興味深いが、犯罪捜査の進展とか警察が追っているのは誰なのかとか、警察の事件の認識とか思い違いとか、そのへんがよく判らない。

 まあそれはいいとしても、映画全体がどこに焦点を当てたいのか、何がテーマなのか、曖昧なのが気に入らない。

 あえて曖昧にして「中国東北部が抱える問題」として描こうとしたのか、アート・フィルムとして事件の推理性よりも雰囲気を重視したのか、それもよく判らない。

 支持して評価する人はかなり熱烈な文章をネットに書いている(←リンク)けれど……、おれはダメだった。それも、かなり、ダメ。

 波瑠に似たヒロインに近藤芳生を野性的にしたような元刑事、途中で殺されてしまう阿南健治似の刑事とか、親しみを感じる部分もあるし、ラストの花火とヒロインの切ない表情には感じるモノもあるとは言え……。

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 編集の段階で監督はこれでいいと思ったのかねえ?と思っちゃうのよね。全体に思わせぶりみたいに長いし。もっと整理出来るだろ!

 しかしまあ、ベネチアで金獅子賞だし、強く支持する人も多い作品だし、おれが曖昧に感じた部分に「文学性」「芸術性」を感じる人も多いだろうという予測はつくから、まあ、いい作品なんだろう。

 これはもう完全に好みの問題で、おれはウェルメイドでメリハリのついた作品が好きだから、この作品のようなタイプがどうしてもダメなんだけど。

 見終わって、面白い!と満足する作品が続いていたので、今回は外した!と感じた。

 相方はとても高評価だったけど。

 相方にフルーツを分けて、ゲラも渡す。

 風呂に入ってゴミ出しをして、寝る前にまたザ・ピーナッツを聞いた。

 こころから、合掌。

 0時40分就寝。

今朝の体重:88.85キロ

本日の摂取カロリー:2471kcal

本日の消費カロリー:57kcal/1427歩+37kcal(自転車)

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