« 8月12日/晩メシは曳舟で | トップページ | 8月14日/ゲラ&夏野菜カレー&真田丸&日本のいちばん長い日 »

2016年8月13日 (土曜日)

8月13日/亀有から直通バスで東京ディズニーランドへ!

 6時起床。

 薄曇り。

 朝のモロモロを済ませる。

 今日は、亀有から環七を走り抜けて葛西臨海公園・東京ディズニーランドまで行くバスに乗る予定。

 相方と時間を打ち合わせる。ミッキーマウスと混雑が嫌いなおれはTDLに行くことはない(映画「ウォルト・ディズニーの約束」を見てちょっとその気持ちは変わったけど)が、イクスピアリでメシは食べたいので、夕食時に合わせて行くことに決定。

 腹が減った。そして、無性にカレーが食いたい。しかしまだ「ゴーゴーカレー」は開店しないので、「富士そば」に行ってカレーライスとかけそばを食うことにする。

 自転車で、行って、カレーとかけそば+ちくわ天を食べて、帰宅。

 講談社新作のプロット・章割りをやる。構成の参考に出来る作品があると、そのまんまは使えないがとても安心感がある。

 やっていると、宅急便が。昨日アマゾンに注文した「海街diary」のディスクが届いたのかと思ったら、光文社のゲラだった。あれ?16日に来るはずじゃなかったの?正味2週間のゲラ拝時間が取れた。

 ぱらぱらっと見ると、けっこう細かいチェックが入っている。これは本腰を入れて格闘することになるな。

 それはともかく、講談社の章割りをやってしまう。

 最初の部分は、相方のメモを使ったのでかなり細かいが、あとは流れが判る程度。

 とにかく13時過ぎに、出来た。それをiPadに入れる。

 ちょっと腹が減ったが、イクスピアリでたくさん食べてしまうことになるだろうから、ここは我慢。

 千代田線の改札近くで待ち合わせる。

 お盆だし、ディズニーランドに行くバスだし、長距離路線だから絶対に座りたいので、バスの発車時間から逆算して待ち合わせ時間を決めたのだが……相方が来ないのでヤキモキ。

 おれが思っていた時間より15分きっかり遅く来たので、詰問してしまったが……バスの時間を考えると、相方が言う時間の方が正しい感じ。じゃあ、おれが勘違いして勝手に怒っていたのか?だとしたら相方に申し訳なかった。

 亀有始発のバスの発車15分前にバス停に到着。すでに長蛇の列になっているのを危惧したが、我々が一番乗り。TDLに行く人たちは朝の便に乗るのかな?しかし、暑さを避けて夜に行く人もいるだろうし……。

 バスが発車すると、座席がちょうど埋まる程度の乗客。それも、途中でどっと下りて、どっと乗ってきての繰り返し。

 つまりこのバスはTDL行きと言うよりも生活路線なのね。

 環七を北から南に走るので、江戸川区にとっては重要な路線で、何度か廃止の話が出たが、江戸川区が阻止してきたらしい。

 小1時間走って、TDLのバスターミナルに到着。いろんなバスの路線がある感じ。

 我々は、イクスピアリへ。少し離れている。

Img_2713

 こうやってみると、イクスピアリって、なんだか外国の原発(外国の原発って、形式を問わず、巨大な冷却塔から水蒸気がもくもく上がってるんだけど、日本の原発って、あの巨大な冷却塔がないのはどうして?水で冷やすから不要って事?)みたいに見える。

 それはともかく。イクスピアリは面白い。楽しい。他のSCはイオンもアリオも構造も店も似たようなもので詰まらない。ららぽーとは少し毛色が違うけれど。

 しかし、イクスピアリは、店も構造も独自で、ディズニーが絡んでいないとは言え、TDLと一体なので、他のSCとは雰囲気がまるで違う。なんとなくリゾートなのよね。店も整然と並んでいるのではなくて、ドンキホーテみたいにけっこうランダムだし、他にはない店も多い。特に雑貨系。

 おれは他にも店はあるCrocsでスニーカーを衝動買い。あとは相方のウィンドウ・ショッピングに付き合う。

 と、メールをチェックすると、週刊新潮K氏から執筆依頼のメールが。「黒い報告書」は去年夏に書いたっきり、途絶えていた。それは、連載と長編書き下ろしが続いて、時間がまったく取れなかったからだ。でも、ここに来て少し時間が出来たので、こちらからご機嫌伺いのメールを出そうと思っていたところだった。覚えていてくれて、まことに有り難いことだ。

 かなり館内を歩き回って、腹も減った。

 数軒のレストランに絞り込んだが、ガーリック・シュリンプに惹かれて、TGIフライデーズに入る。

 ガーリックシュリンプ、オニオンリング・フライ、ガカモーレ(ワカモーレ、グァカモーレの、どれが正しいの?……Wikipediaの発音音声データを聞くと「グァカモーレ」(グ」はとても弱く発音するので「ワカモーレ」のようにも聞こえる))に、おれはBBQタコス、相方はハンバーガー。それにおれはモヒート。

 ガーリック・シュリンプ、美味い!ガカモーレも美味い!しかし、タコスには苦手なパクチーが混入していて、あの独特の味と香りが口の中に広がってしまった。食えないことはないけど……。

 残ったもう1つを相方のハンバーガー半分と交換。

 ここのハンバーガーはバンズがシッカリしすぎていて、食いでがありすぎ。物凄くお腹いっぱいになるし食べるのに顎が痛くなるほど。

 どの料理にもかなりのフライドポテトがついてきたので、かなり残してしまった。もう、お腹いっぱい。ステーキとか頼まなくてよかった。

 値段も結構したけど、まあ、これだけ食ったんだからと納得出来る。

 モヒートでほろ酔い気分になってしまった。

 で、大を催してトイレに行くが、どこのトイレも個室は長時間開かない。やたらトイレが多いなと思ったけど、1つ1つのトイレは狭い。IKEAのトイレは巨大で個室もイヤと言うほど並んでいるのに、って、業種が違うし。

 帰りもバス、と相方が言ったが、帰りこそ混雑が予想されたので、おれは電車を主張。八丁堀で乗り換えれば早く着くが、東京駅まで行くことにする。

 快速は混むので普通電車を使ってくれ~というアナウンスに従って(コミケの関係か?)、普通に乗って東京駅へ。

 車内は空いているので難なく座れた。

 iPadを渡して、相方に章割りを読んで貰う。

 ファイルをソックリ渡して、相方が加筆することに。おれは光文社のゲラに専念しよう。

 で、東京駅。

 前回京葉線に乗ったときはそう感じなかったけど、今回は、京葉線のプラットフォームから東海道線までが遠い遠い。

 上野東京ラインの、常磐線取手行きにジャストタイミングで乗車でき、しかも座れた。

 これは便利だ。居ながらにして乗り換えなしで北千住まで行ける。

 仕事の段取りを打ち合わせしながら、北千住で解散。

 20時過ぎに帰宅。

 くーたんにご飯を出して、しばし休憩。

 「アド街ック天国」は小樽。素晴らしい街だけど、当分行く予定もないので、見ないで、風呂。

 風呂から上がって、届いていた「海街diary」の特典ディスクを見る。

 メイキングで、この作品の創作の秘密というか、特筆すべき点を監督自らが話していた。

「お話が小津みたいなので、ついつい小津さんみたいに撮りたくなるんだけど、それはいけないと思って、成瀬巳喜男のように撮った。成瀬にするコツは、人物配置をナナメにすること」

 という言葉には、なるほど!と膝を打った。

 小津は画面内で端正というか、きっちりした構図を作りたがるので、人物配置もかっちりスタティックな感じにする。

 そうすると整然としてピタッと決まるけど……動きがない。

 しかし、人物配置を少しずらしてやると、画面の中で動きが出て、活気が出て来る。人物も動きやすい。これが成瀬だ、と。

 これを聞いて、おれは、「あ!」と思った。これだ!と思った。

 おれが小津の映画がどうしてもダメな原因はここにあるんじゃないか?

 小津の映画、特に「晩春」は、この「晩年の小津スタイル」が初めて現れた作品らしいが、この感覚の違和感と異様な感じが実に気持ち悪いのだ。

 是枝監督の言葉を聞いて、判った。

 「晩春」は、死後の世界なのだ、笠智衆も原節子も、みんな死人なのだ。

 そう思うと、なんだか合点がいく。「東京物語」も「麦秋」も死人の世界の話。だから、なんともいえない違和感があって、どうしても生理的にダメなのだ。

 しかし、成瀬巳喜男は好きだ。人間が生きてるから。生きた人間が動いて、喋って、食べているから。

 小津も、松竹以外で撮ると、妙な呪縛が弱くなるが……松竹作品は強烈に「死人」を感じで仕舞うのだ。

 それと、「海街diary」は、登場人物それぞれが「居場所を探す物語だ」という言葉にも合点がいった。なるほど……だからこそ、おれもこの作品にモーレツに惹かれて感動して、見るたびに泣いてしまうのかもしれない。

 それにしても、監督は丁寧に撮って、1カット1カット、きっちり論理的に説明できるほど考えて撮っている。「そりゃ当然でしょ」と言うヒトもいるだろうが、スケジュールに押されてしまうと、「あ、陽が落ちるから、巻いていこう!」と仕事が粗くなってしまう。低予算でスケジュールがないと、どうしてもオセオセになってしまって、役者の微妙な表情を引き出す暇が無くなってしまう。それじゃあ、いい映画は撮れないのに……。

 すでに出演作はあったけど、まだまだ本格的な女優ではなかった広瀬すずの、なんとも素晴らしい表情を捉えているのが、本作の成功に繋がったと思うが、脇役の堤真一から出た「おれの役って要らないんじゃないか」という言葉に「いや、絶対に必要だ」と論理的に説明して堤真一を納得させる。いやこれは監督には必要な事なのだけど……ここまできちんと理路整然と説明できるヒトは少ない。自分が脚本を書いたという強みもあるが、現場で突然役者に重大で根本的な質問をされてきちんと答えられるのは凄いことだと思う。

 やっぱりおれは、映画監督は無理だったな、と思う。

 その他、綾瀬はるかへのセリフの細かなニュアンスのセレクトが見事だし……現場で正確なセレクトが出来るかどうか。これって、難しい。

 セットで撮影するとき、実際のロケセットで撮れないアングルでは撮るな、というのは、学生の頃に学んだことだ。セットだと壁も床もバラせるから、どんなアングルでも撮れる。しかしそれをやると、距離感とか広さ・狭さが判らなくなって実に妙なことになるぞ、と。それを無視したのがエド・ウッドで、映画「エド・ウッド」でその珍妙な距離感を再現していた。飛行機のコックピットがやたらに広くてここはどこだ?という珍妙な空間になっていた。それが判らないエド・ウッドは、監督のイロハが判っていなかったのよね。

 この映画の家の中は全部セットだと思ったら、ほとんどがロケセットで、実際の家で撮っていたと判って、かなり驚いた。

 それに、2014年の撮影で、フィルム撮りだったことも。てっきりデジタルで撮影されたと思っていたら、パナフレックスやアリフレックスが出てきたので……。

 他にも、このメイキングは勉強になることが山ほどあって、映画監督志望者は必見だろう。撮影や演出テクニックの他にも、作品のテーマから外れないように、常にテーマを意識して演出していく方法論とか……。小説を書くのにも応用できる。このメイキングを見ることが出来て、本当に良かった。

 オマケの「ロールナンバー集」は、フィルム撮りする場合、ロールチェンジすると最初に撮るのがネガ整理に必要な「ロールナンバー」。普通は事務的にカチンコに「R-1」とか書いて撮るのだけど、この作品は、役者がカチンコを持ったり、芸術的にパンするとカチンコが見えたりと、かなり遊んでいるというか、楽しげな現場の雰囲気が伝わってくる。楽しい現場だったんだろうなあ。

 「小津と成瀬」「エロスとタナトス」「居場所」などなど、とても重要なキーワードが出てきて、凄く勉強になった。最初は寝転んでみていたけど、最後は起き上がって背筋を正して見ていた。

 0時を過ぎたので、寝る。

 ベッドでiPhoneを見ていたら、ニュースサイトに、「サイゾー」が発信元の「SMAPが解散することになるが」といういかにもサイゾー的な記事があって、またサイゾーは堂々とガセを報じてるな、と思いつつ、寝た。

 しかし暑くて夜明け前に目が覚めて、ちらっとiPhoneを見たら、「SMAP解散」と各社が報じているではないか。特にファンではないけど、ついに解散か、とこれまでの報道がウソじゃなかったと判って、けっこうショック。

 しかし、寝直して、朝まで爆睡。

今朝の体重:89.55キロ

本日の摂取カロリー:3040kcal

本日の消費カロリー:318kcal/8756歩+73kcal(自転車)

« 8月12日/晩メシは曳舟で | トップページ | 8月14日/ゲラ&夏野菜カレー&真田丸&日本のいちばん長い日 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/580951/64057686

この記事へのトラックバック一覧です: 8月13日/亀有から直通バスで東京ディズニーランドへ!:

« 8月12日/晩メシは曳舟で | トップページ | 8月14日/ゲラ&夏野菜カレー&真田丸&日本のいちばん長い日 »

安達瑶の本

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

安達瑶のサイト