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2016年9月 6日 (火曜日)

9月6日/寝る前に大激怒!

 7時過ぎ起床。

 薄曇り~晴れ。

 朝のモロモロを済ませる。

 NHK-FM「きらクラ!」でおれが好きなグリーグの「ペール・ギュント組曲」から「朝」がかかったけど、この「朝」は大儲けしたペールが騙されて身ぐるみ剥がされてモロッコの砂漠に放り出されて目が覚めて見る朝日だったのね!

 おれはずっと、子供の頃からペールの故郷ノルウェイのフィヨルドに昇る朝日だと思い込んでいた。NHKの「名曲アルバム」で流れたときも映像はフィヨルドの朝だったし……。組曲では第1曲だから、物語のプロローグみたいに「朝」から始まるのかと、てっきり……。しかし考えてみれば、イプセンがそんなベタな構成の戯曲は書かないわな~。

 てなことを思いつつ、ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団の「ペール・ギュント」ほぼ全曲盤をiTunesに取り込みつつ、解説書を読むと、やっぱり上記のようなことが書いてある。

 しかし改めてこの物語(のあらすじだけど)を読むと、ペールってマザコンで、数々の女を泣かしてひどい目に遭わせて、最後は母親のような慈愛に満ちたソルヴェイ(ノルウェイ語ではソルヴェイグではないらしい)の腕の中で息絶える。

 ヨーロッパ人の中ではイタリア人はマザコンだと言われるが、ノルウェイ人も実はマザコンなんじゃないのか?イプセンは風刺と皮肉と諧謔に満ちた物語として書いたそうだが……まあ、男というモノは全員がマザコンだと言われたらその通りではないかと思うけど。

 とは言いつつ、「ペール・ギュント」は、「イングリッドの嘆き」「オーセの死」「ソルヴェイの歌」と、女性にまつわる曲がすべて泣かせて、感動的だなあ。

 なんだかんだで、あっという間にお昼。

 昨日のカレーをじっくり温めて、食べる。

 昨夜も弱火で長時間煮直したので、硬かった肉はほくほくになって、美味い。保温鍋で30分、とレシピ本には書いてあるが、保温鍋では2時間以上置かないとダメなんじゃないか?

 昨日の残りのレンコンサラダも食べる。

 昨夜録画した「月曜から夜ふかし」を見る。滑舌が悪い「フィフ姐さん」は、マツコが偏愛するのはよく判る。モノゴトの神髄をズバリと突く才気に満ちているんだから。「アタシなんか別に面白くないよ。あれは『テロップ』のおかげなんだから」って、よく判ってるじゃん。編集とナレーションの力も大きいけど。

 あと、天王寺動物園で「生き餌」として買われてきたヒヨコが数奇な運命を辿って食われることもなく立派なニワトリに成長して、天王寺動物園も大切に飼うことにした、という妙に感動的な話とか。

 この番組は、凄い。よくまあこんなに面白いネタを見つけてくるなあ。

 ところで、アスキーのサイトにあった記事で知ってダウンロードしてみたiPad/iPhoneのアプリ「7notesSP」が凄い。

 画面に手書きすると、その文字を自動認識してテキスト変換する!相方に「そういうアプリがあるらしい」と言われたときは「手書き文字、それも日本語?まさか」と返事したけど、実際使ってみて驚いた。アルファベットだけではなく、手書きの日本語が、ひらがなも漢字も認識してテキスト変換するじゃないか!これだとOCRより賢い!

 これはスゴイ。

  8日まで無料でゲット出来る!

 またしても台風が。8日には関東に最接近・上陸するらしい。8日には打ち合わせというか暑気払いの会があるんだよなあ……暴風雨ではないにしろ、大雨の中というのは、相手の編集者さんにも悪いしなあ。第一、帰宅の足が心配だし。

 どうしましょう?と打診すると、明日の夕方判断と言うことにしましょうと返事が来た。明日になれば台風の進路も変わるかもしれないし。

 ずっとMacにへばりついて、講談社新作の章割りを睨んでいる。

 やっと、昨日までのフワフワした「夏の思い出」「伊豆の反芻」が抜けてきて、日常に戻ってきた。目も、「スマイル40強力版」のおかげかどうか、ハッキリスッキリしたし。

 しかし、なかなか書き出せない。新作、それも新シリーズを書き出すときはいつも躊躇してしまって、なかなか書き出せない。

 すべてが最初の一文で決まる!

 という意識が強すぎる。とにかく書いて、後から直せばいい。そう思えば気が楽になって書き出せるのに。

 章割りでは、のっけの「掴み」は濡れ場なので、余計に肩に力が入ってしまう。濡れ場って、難しいんだよなあ。

 外を見ると、なんとも凄い夕陽。雲に遮られて絶妙な光線になっている。

Img_2739
 雲の形がギャオスのアタマみたいだし。

 この写真を撮ってら、すぐに夕陽は沈んで、この光線は消えてしまった。

 夕食もカレー。冷凍しておいて数日後に食べてもよかったのだが、今回は連続食いして終わらせてしまうつもり。

 ネットで凶悪事件のあれこれを調べる。特に「名古屋アベック殺人事件」は血も凍る。この事件については、無期懲役になった主犯の男への最近のインタビュー記事を読んだから。「未成年だから死刑にならない!」とうそぶいていたこの男は、刑務所では模範囚らしい。

 他の犯人たちは既に刑期を終えて出所しているが、誰も示談金を払わず被害者に手を合わせることもなく、親子ともに行方をくらましている。これは「綾瀬女子高生コンクリート殺人事件」でも同様で、犯人たちは完全に知らん顔をしている。

 まったくどこまでいっても鬼畜なクソ人間だ。

 やってしまったことから目をそむけていたい、という心理もあるのだろうが、どっちにしても彼らは生きている資格もないクソどもだ。

 と、憤怒の感情が湧き上がる。

 

 風呂に入って、いろいろ考える。入浴中とかプールに入っているときに、名案が浮かんだり考えがまとまったりする。

 今夜は、考えは別にまとまらなかったけど、腹は決まった。これで書き出せそうな気がする。

 その代わりに、母校・日芸で、映画学科ではなく文芸学科で特別講師をしたらどんな授業をするだろうと、意味もなく考えて講義の構成を練ってしまった。理論とかは教えず、ひたすら実践的なあれこれ、持ち込みの仕方とか編集者や先輩との付き合い方とか、そういうことを「無名でもなんとか食いつなぐギリギリサバイバル講座・出版不況下で賞も取らずに仕事を続ける実践講座」としてやればウケるんじゃないか?

 有名作家に習いたいだろうけど、有名作家でもない「ギリギリ作家」のサバイバルを伝授する方が役に立ちそうに思うんだけど。

 フットボールは、日本代表がタイに勝った。

 阪神は負けた。

 大傑作「シン・ゴジラ」について、「“こうした災害が起きたら国の言うことを聞け”という映画だと受け取る人も、リベラルな人に多い。“すべてが体制によって進められている”というのです」と、某氏が週刊新潮の取材に答えているのを「デイリー新潮」で読んだ。そんな馬鹿なリベラル、おれの周りにはいないけどね、と思ったら、Facebookにいたよ。

 「シン・ゴジラ」を見てもいないくせに頭から否定するヤツら。

 映画の感想なら十人十色で、いろいろあるだろうし、いちいち他人の批判にどうこう言うべきではないとは思うが、映画を観てないのに批判するってお前らエスパーか!

 たぶん「こんな映画、観なくてもダメなことは判る」「そう言うおれってクレバーだろ!」と言いたいのだ。

 作品に対する敬意がない。それにまず腹が立つ。

 おれが小説家の端くれで元は助監督だから、こういう態度にモーレツに腹が立つのかもしれないが、映画でも小説でも音楽でもなんでも、その作品に触れてもいないなら、批判する資格は、ない!

 あんまりムカついたので、正面から喧嘩腰で書き込んでしまった。

 広告代理店的映画だとかヌカしやがる。電通や博報堂が作ったら、マーケティングの結果と称して、主要キャストにはジャニーズの誰かが入り、主題歌もジャニタレが歌い、長谷川博巳ではない主役と石原さとみ(別人かも)は昔は恋仲の因縁があってとか、くだらない要素が入ってきて映画をぶち壊しにするのに。

 映画的センスがないヤツがイデオロギーで映画を語るのは野暮の骨頂だって判らないのか!ぷんぷん。

 で、そういう連中と論争するのは時間の無駄。いちいち相手にはしない。私には時間がない。やらねばならないことがあるのだ。「生きる」の志村喬の心境。

 しかしま、複数の反論がついたらやり返すだろう。

 おれは、この「シン・ゴジラ」と「真田丸」と三谷幸喜をロクに知りもしないでこき下ろす手合いには腹が立って堪らないのだ。

 慶應大学教授の片山杜秀は、WSJの日本版サイトの取材に『「シン・ゴジラ」が「日本がんばれ、まだまだいけるとか、アメリカの属国でもあくまで日米手を携えてがんばっていきましょう」というような感情をかき立てたと話す。そうした感情は「岸・安倍路線」に通じると片山氏は言う。岸・安倍路線とは、安倍首相と祖父の岸信介元首相のナショナリスト的傾向を指す。

 映画の序盤はドキュメンタリー作品のようにリアルな描写が続くが、次々に事件が起きて官僚が日本を救うために従来の制約と決別せざるを得なくなる後半では、リアリズムは影を潜める。片山教授は後半のシーンについて、憲法改正により緊急時に政府に特別な権限を与えるべきとの保守派の主張を支持することになりかねないと話す。この映画には「危機的なときに民主的手続きをやっていたら間に合わないというメッセージがある」 と片山氏は語っている』

 まあ、この人物が何を言おうと自由だが、映画的センスの欠如は目を覆いたくなる。

 じゃあ、東京や日本がゴジラによって壊滅されて「終」じゃないとダメなのか?政治家や官僚や自衛官はゴジラに敗北して肩を落とさないと「正しい」映画にならないのか?

 バカバカしい!

 おれはアベが大嫌いだが、こんなナンセンスな戯言はもっと嫌いだ。

 これは怪獣映画だぞ。ゴジラは災害のメタファーであり、パニック映画であり戦争映画なんだぞ。なのに人間が立ち上がってゴジラに勝たないで、どうするの?勝ったら「ナショナリスト」?

 どうかしてるぜ!

 これは、怪獣映画なんだぜ!

 アメリカの方がナショナリズム剥き出しの映画を量産してるじゃないか。「インデペンデンス・デイ」とか、なによあれ。

 寝る前にエキサイトしてしまい、1時に消灯したのだが、なかなか寝付けず、何度もトイレに立つ。

今朝の体重:90.65キロ(え?なんで?)

本日の摂取カロリー:1814kcal

本日の消費カロリー:日常生活のみ

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