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2016年10月28日 (金曜日)

10月28日/いろいろドタバタして藝大奏楽堂で「春の祭典」

 7時ごろ起床。

 曇り~雨。

 寒いので、暖房を入れる。

 今日の東京は師走の気温だとか。

 朝のモロモロを済ませて、まんじりともせず(この表現よく使われるけど、なんかヘン……あ、「まんじり」って『ちょっと寝るさま』って意味だったのか。と言うことは、この使い方は間違ってるのね)10時を待つ。

 本日は、来年1月3日の「NKHニューイヤーオペラコンサート」(テレビ生中継もある)のチケット発売日。3年前に初めてチケットを買ったら舞台のかぶりつきだったのに味をしめたが、去年は1階はるか後方。なんだこの差は?同じS席なのに。

 チケットぴあは席を選べない。宛てがわれた順に買うしかない。発売後1時間すれば席を選べるようになるらしいが、その頃には売り切れている。

 チケットぴあのライバル、「e+」は席を選べる。マゴマゴしていたら売り切れてしまう危険性もあるが、今年はチャレンジしてみよう。

 10時になる前にログインしてチケット申し込みページを表示させて、待つ。

 10時00分01秒になったので、「座席の選択」ボタンをポチったらエラーが出て、ログイン画面からやり直し。ここで10秒くらいのロス。

 座席選択の画面が表示されたが、すこぶる使い勝手が悪い。ブロックに数字が割り振られて、別の欄にあるその数字をクリックするのだが、どうせならブロック画面をクリックすればいいように出来ないのか?

 それでもまあ、なんとかブロックを指定したら、そのブロックは売り切れ。

 違うブロックを選択したら「席の指定枚数が違う」と向こうのエラーなのにこっちのせいにされたりして……結局こんなドタバタをしているウチに4分が経過して、S席は完売。

 しかたなくまだ空席のあるA席にして、2階の前の方を選んで、なんとか押さえる。

 教訓。

 席を選ぶなんて野望は抱かず、とにかく席を確保したいなら、チケットぴあで買うべき。

 e+は使いにくいので、もう利用しないことにする。

 ということで……10時の5分間で本日のエネルギーを使い果たしてしまった感じ。それで希望の席が買えれば元気百倍だが、S席を逃がしてしまったから、失望感というか喪失感というか、「やっちまったな」感でいっぱい。

 もう、ぐったり。

 アサメシは、ご飯に目玉焼き、インスタント味噌汁に白菜の漬け物にしらす干しと海苔。

 その日の最低気温はだいたい日の出直前になるのと同じように、次の印税が入る前は、カネがない。それでも定期と積み立ての残高分の「自動融資」でなんとかなっていたが、そろそろ赤字。あと少しで印税が入るんだが……。

 引き落とし不能になってクレカが止まってしまうのは避けたいので、ATMに行ってカードローンを使って穴埋めをする。今までコツコツと返してきたのだが……この際仕方がない。

 なんとか「ひと安心」な残高に戻して、帰宅。

 隣が引っ越しするのか、部屋から引っ張り出した荷物やゴミを大量に廊下に並べ始めた。しかし引っ越しならトラックが下に来ているはずなのに……。

 もしかして……といろいろ最悪な事を想像したり。

 仕事を開始するが、なんだか今日は既に疲れ果ててしまった。

 少し書いたが、まったくスイッチが入らない。

 ダラダラして、14時を過ぎて、「ミヤネ屋」を見ると、ピコ太郎が日本外国特派員協会で記者会見の模様を生中継。他局はもっとマジメな事をやっているのにミヤネ屋だけ違う。この点、ミヤネ屋をおおいに評価するぞ!

 で、日本語でもギリギリなジョークが通訳不能(そりゃ仕方ない)で、会見はスベりまくり。しかし「Billboard Hot 100にランクインした最も短い曲」として、ギネス世界記録の認定証が手渡された。

 ワールドワイドな一発屋と言われているが、一発屋もここまでくれば凄いじゃないか!

 本日は、19時から、上野の東京芸大奏楽堂で、藝大フィルハーニア(学生オケだと思ったら、藝大所属のプロオケだった!)の演奏会がある。おれが大好きなストラヴィンスキーの「春の祭典」をやるので、聞きに行く。

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 雨だけど、行く。

 相方は別の用があるので遅れて来る。おれが先に行って席を確保。

 この曲は、オケの奮闘ぶりを見たい。

 以前、地元で開かれる「柳原音楽祭」で高関健指揮の桐朋学園オケがこの曲をやったときは、本当に興奮した。ステージではない同じレベルの床にオケと客席が広がって、目の前で学生オケが大奮闘したのだ。

 演奏も素晴らしかったが、音のスペクタクルと言いたい「ハルサイ」が熱狂的に演奏されるのを見るのは、本当に興奮した。リングサイドでプロレスを見るのもこんな感じなのかも。

 それをまた体験したい。

 だから、響きより眺めを優先させて前の方の席を取りたい。

 そういう席は争奪戦になるだろうと思ったので、開場の18時より早く行って並ぶことにする。

 17時前ぎに家を出るが、隣の荷物は廊下と1階のゴミ置き場に山ほどある。引っ越しではなく、家財道具すべてを捨てていく感じ。

 ってことは……もしかして……。

 北千住駅まで歩き、常磐線で上野。構内のコンビニでパンとコーヒーを買い、公園口から、上野公園を突っ切る。

 15分ほどで藝大音楽学部正門に辿り着き、構内へ。

 道を間違い駆けて守衛さんに「奏楽堂はあっち」と言われて、なんとか奏楽堂へ。

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 当日券待ちの列と、入場待ちの列があって、おれはチケットを持っているので入場待ちの方へ。

 こっちはみんな高齢者だったので「雨だし早く入れてくれんか」という声(老人特有のナニ)が出たが、開場は18時ですので、という入れない。その代わりにパイプ椅子が4つ出てきて、おれは4人目だったので、便乗して座らせて貰った。

 17時20分。

 持参したiPadで仕事しようかと思ったが、なんだか落ち着かない。じゃあiPhoneで「きらクラ!」を聞こうと思ったら、その音声データが入っていない。

 仕方がないので、ネットニュースを読んだり、後から来る相方に状況説明をメッセージで送ったり。

 そうこうしていると17時50分になり、10分早く開場してくれた。

 最前列ブロックはステージを見上げる形になるので避けて、通路を挟んだ次のブロックの中央にした。なんせ席は選び放題だもんね。

 いやしかし、これなら18時の開場時間に来ても、そこそこの席は確保できたなあ。次に来るとしたら、こんなに焦ることはないか。

 席を確保して、ロビーに出て買ってきたサンドウイッチを食べ、コーヒーを飲む。

 席に戻ると、「プレコンサート」が始まった。ストラヴィンスキーが「春の祭典」の翌年に作曲した「弦楽四重奏曲」。なんだかバーナード・ハーマンの「サイコ」を想起させるが、もちろんこっちの方が先。

 室内楽も、もっと聞くべきだなあ。

 トイレに行ったりしたり、席でプログラムを熟読したりして相方が来るのを待つが、開演10分前になっても来ない。こりゃ間に合わないかな、と思ったら、5分前に到着。

 まず、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」。これは、弾くのは難しいらしいが、あの甘美な「第2番」に比べると、なんだかネタの使い回しというか、ウケた前作を引き継いだ続篇という感じで、何度聞いても、いいとは思えないんだよねえ。「第4番」はもう、駄作じゃねえの?と思ってしまうし。

 「第2番」は、絶望と苦悩から希望を見いだして光明が差して元気を取り戻すまでが濃密に描かれていて素晴らしいのに。

 ピアニストのアンコールで弾いた小品がなんだったのか、判りません。

 休憩の後、お待ちかねの「春の祭典」。

 学生が主体だが、教員やOBも加わっているプロオケなので、「ハルサイなんて軽いもんよ」という余裕のヨッちゃんな安定した演奏。桐朋学園オケのひたむきな必死さが懐かしいけど。

 それにしても、この曲は、聞けば聞くほど素晴らしいなあ!

 前半の荒れ狂うオケの打楽器の炸烈に突進してくる弦楽器!

 後半の、様式美すら感じさせる整然としているが凄まじい破壊!

 おれがこの曲が好きなのは、怪獣映画に共通するモノがあるからだろうなあ。堕落したファミリー・ピクチャーの「ゴジラ」ではなく、「巨大災害」を克明に描いた「シン・ゴジラ」や「平成ガメラ」のような、ヒリヒリするような緊張と破壊と大災害と……沈静。

 これを音だけでダイナミックに表現しきった、と感じてしまう。伊福部昭も偉大だけど、この「春の祭典」はロシアの暴力的なまでの春の訪れを描きつつ、原始的な人間がどうにも出来ない巨大な力を描ききったということで、やっぱり凄い怪獣映画に共通する魅力があるなあ!

 録音では、この曲のバレエ音楽としての意味を強調したようなドラティ指揮デトロイト交響楽団の演奏が一番好きだ。歌っている感じが美しく、リズムが躍動している。

 次いで、バーンスタインがロンドン交響楽団を振ったもの。これはとてもダイナミック!

 ショルティ指揮シカゴ交響楽団の演奏も豪快だけど。

 案外繊細な、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦弦楽団、あんまり印象に残っていないメータ指揮ロスフィル、緻密だけど腑分けしている感じがシラケたが何度も聞き直すとそれなりに興奮するブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団(新旧両方)、古色蒼然としたアンセルメ指揮スイスロマンド管弦楽団……テレビで観たマルケヴィッチ指揮の日本フィルの演奏はエキサイティングだった。

 でもやっぱりこの曲は、生で聞くのが一番!

 会場の特性か、席のせいか、一部、音が濁ったり聞こえにくかったりしたが。

 ラスト近くでなにか落としたような音がしたけど……あれはチェロかコントラバスの弦が切れた?

 興奮を雨が静めてくれた。

 雨の中、根津に向かって歩く。

 上野桜木町は、古風な和洋折衷の家が点在したり、古い分風格があってカッコイイマンションがあって、とても魅力的な街だ。上野でも山手側だから、静かで歴史を感じる住宅街。

 昼間、ゆっくりと散策したい。

 夜も22時近くになると、この辺はほとんどの店が閉まっている。開いているのはお酒を出す高そうな店ばかり。

 1軒だけ大衆的な中華屋さんがあったので、入る。

 「新三陽」というお店。後で知ったが、観光客向けの店ばかりになってしまったこの界隈で貴重な、地元民御用達の地域に愛されるお店だった。

 主人一人がやっている店で、常連らしいお客さんがテーブルを拭いてグラスを片付けてメニューも持ってきてくれたので、店員さんが仕事あがりで賄いを食べてるのかと勘違いしたが……お客さんでした。それに気づいて「いろいろ済みません」とお礼を言う。

 麻婆豆腐の定食には餃子2個がついてきて、950円。美味しかった。

 谷中・根津・千駄木は観光地化したけど、まあたしかに観光地化するだけの魅力がある。まあおれは、上野桜木町から根津界隈の風情が好きだけど。

 根津から千代田線に乗って、北千住。

 歩いて帰宅。

 廊下には荷物が山ほど並んでいる。

 どうなってるんだこれは!

 まるで夜逃げされて困った大家が部屋にあるモノをすべて引っ張り出したような感じじゃないか。

 ゴミ置き場の、道路も塞ぐ形で置かれた家財道具もそのままだし。なんだこれは!

 くーたんにご飯を出し、シャワーを浴び、ニュースを見る。

 横浜・上大岡で起きた事故は痛ましい。

 最近、登校中の小学生の列に車が突っ込む事故が増えている気がする。生活道路を爆走するバカが増えてきたのか?

 それにしても、事故を起こしたのは87歳。

 70過ぎたら、免許は返上した方がいいな。ボケはなかなか自覚出来ない。いや、おれだって既にボケているかもしれないんだし。

 

 9月刊の角川文庫の印税、来週月曜に振り込まれる通知が来た。だったら今朝、焦って金策というかカードローンで穴埋めしなくてもよかったのか……。月曜にカードローンは返済してしまおう。

 0時過ぎに就寝。

 今日は仕事は数行しか進まなかった。明日頑張ろう!

今朝の体重:88.70キロ

本日の摂取カロリー:2191kcal

本日の消費カロリー:240kcal/6426歩+69kcal(自転車)

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コメント

「春の祭典」を生でお聞きになったのですね。
私もこの曲は大好きで、スコアも買ってしまった程なのですが、専らCDで聞いています。
一生に一度でいいから生で聞きたい曲の筆頭がこの曲です。
ところで、「奏楽堂」というので、上野公園に移築されたほうかと思いましたが、新しいものが芸大敷地内に建っているのですね。
上野公園の奏楽堂へは、27年前くらいに行ったことがあります。閉館寸前の時間帯だったのですが、何とか見学することができました。

「ハルサイ」は何度か生で聞いておりまして……。ゲルギエフのは意外におとなしい演奏でした。東京文化会館でバレエつきの公演も見ましたが、僕はバレエが判らないので、音楽ばかり聴いておりました(井上道義の指揮で……オケはどこだったか……)。
楽譜を読めないのに、フルスコアは持っておりまして、前回聞いた時はスコアを追いながら聴いたのですが、途中で判らなくなってしまって……。
旧奏楽堂、見学したことがあります。時々、音楽会も開かれているようです。木造なので音が素晴らしいそうですが……。
新しい奏楽堂はとても近代的で、学校の施設ですけど、休憩時間には売店でワインも売ってます。

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