« 12月1日/原稿あげたら分量オーバー! | トップページ | 12月3日/年末恒例!週刊文春ミステリー・ベスト10&この期に及んでテレビ三昧 »

2016年12月 2日 (金曜日)

12月2日/ユーミンは歌えない&映画「切腹」はやっぱりスゴイや

 7時過ぎに目が覚めてトイレへ。洗濯機を回してまたベッドへ。

 しかし二度寝は出来ずにベッドの中でiPhone。

 Facebookには去年の日記が表示されるが、その去年書いた「映画『Wの悲劇』はアーウィン・ショウの盗作ではない」という書き込みが、我なからきっちり書けていて、読み応えがあった。とは言っても、小林信彦の著作を読み返したもので、元になった小林信彦の論考が素晴らしいのだけど。

 洗濯終了と主に、8時前起床。

 洗濯物を干す。快晴。屋上から富士山がハッキリ見える。「霊峰」という言葉がぴったりだねえ。

 朝のモロモロを済ませて、アサメシはマヨ卵トースト。CMで川口春奈(最近モーレツに可愛いね!)がやってるように二つ折りにして食う。卵がお皿に落ちてしまうけど、それをトーストですくって食べる。

 仕事開始。

 講談社新作の最終章。

 複数のメモを取捨選択して統合。メモの中でも順番を入れ替えて、整理。なんとかイメージを固定させるよう頑張る。

 相方とランチ・ミーティングしようと約束。足立市場近くの店か千住大橋の「はま寿司」だろうと思っていたら、足立区役所に用があるので、区役所の中にあるレストランはどうでしょう?とのことなので、何かなければいかない場所だから、そこに決める。

 時間が遅くなりそうだったので、魚肉ソーセージとピーナッツに牛乳をツナギにし、愛機iMacがどうにも不調が続くので、近所のお稲荷さんにお願いに行く。このお稲荷さん、お天気とパソコンに関するお願いは驚くほど聞き届けてくれるのだ。

 お稲荷さんに向かっていると、相方から電話。もう区役所にいいるとのこと。

 お参りを済ませて、その足で北千住のバスターミナルへ。

 竹の塚行きのバスが区役所を経由する。

 ランチタイムは15時まで。ギリギリで間に合わなかったら、なんだか悔しい。

 14時55分に到着して相方と合流してエレベーターに乗って最上階のレストラン「メヒコ」へ。「メヒコ」と言ってもメキシコ料理とは全く関係ないし内装がメキシコ風だったりもしない。

 滑り込みでランチに間に合った。

 ステーキ・ランチにする。

 この前の気学教室で教わったことを相方に伝えて、今後の予定をあれこれ確認。

 鎌倉には行きたいけれど、年内は無理だねえ……。来年、講談社文庫の次に書く徳間文庫が終わったら、かなあ。

 西新井のカラオケでユーミンを歌おう!と相方が言い出したので、そうすることにする。

 コミュニティバスで、西新井駅へ。

 ビッグエコーで1時間。

 ユーミンの歌をおれが歌うと、当然、音域が違う。裏声で歌っても無理。かと言って「オッサン声」で歌うとギャグにしかならないし……。

 歌える曲も限られている(『Wの悲劇』の主題歌「WOMAN」を歌いたいけど、おれには歌えない)し、ユーミンが三木聖子に提供した「まちぶせ」も歌ったが、おれのネタが尽きて、太田裕美の「9月の雨」やザ・ピーナッツの「ウナ・セラディ・東京」やビリーバンバンの「さよならをするために」を歌う。「さよならをするために」はいい曲だけど、難しい。

 ユーミンの「守ってあげたい」で〆て、北千住へ。

 駅に一番近い駐輪場に自転車を止めたので、駐輪代が400円。他だと120円で済むのに。ま、利便性の対価だねえ。

 帰宅してニュースを見る。

 カジノ法案が、ほとんど強行採決。しかし「ほとんど与党」の維新が賛成したので強行採決っぽくない。

 で、カジノ法案を推進する維新の松井代表が、法案に反対する民進党にバカを連呼。なんて下品な政治家なんだろう。維新が今も昔も下品で妙な政治家が揃っているのは、橋下のせいではなく、この男がいるからじゃないのか?橋下も言葉はきついが要所要所で激しい物言いはするが、松井ほどではなかった。橋下の「劇舌」は松井の強い指示があったせいだという説もある。

 大阪にカジノを誘致して儲けて、極めてヤバい財政をナントカしたいのは判るが、世界的にカジノは過当競争で客の奪い合いが始まっているらしい。今から「カジノ・マーケット」に参入しても、弊害だけが残る可能性もあるのに……松井はカジノの儲けに目が眩んでいるとしか思えない。

 晩メシは、「ダウンタウンなう」を見ながら、「どん兵衛」の天そば大盛りとおにぎり2つ。

 仕事を再開。

 が、ついつい、あれこれ調べていて、ユーミンの「あの日に帰りたい」には元々違う歌詞がついていて、その「幻の歌詞」は他の曲に転用されていることを知った。

 これは、松任谷正隆がインタビューで答えているので、 ユーミンのファンなら「何を今更」なことだとは思うが……。

 「前の歌詞」でのレコーディングに立ち会った方の臨場感溢れる証言が、これ(←リンク)。

 カラヤンは細かく修正を繰り返してパッチワークのように編集して完璧な演奏録音を残したらしいが、それと同じ事をポップスの録音でもやっているのね。こういう録音はもう、神業としか思えない。

 しかしそんなに練り上げた録音も、主題歌に使う予定になっているTBSから「歌詞の内容がドラマにそぐわない」とクレームが出て、歌詞を全面的に書き直すことになった、と。松任谷正隆は「その時彼女は本気で売れる曲にしようとした」「アテに行った」とインタビューかなにかで語っていたと思う。ネットで読んだので捜したが見つからなかったのだが。

 書き直した歌詞は、いろんな意味に解釈出来るWミーニングの宝庫というか、ウンチクある余韻のあるもので、本当に素晴らしい。恋に破れた歌のようだし、もっと深い意味があるようだし……。

 で、元の歌詞は、ハイファイセットに提供されて、「スカイレストラン」という別の曲になっているが、詞はそのまま。この詞を「あの日に帰りたい」に合わせて歌うとぴたりとハマる。

 歌詞の書き直しに残された時間は僅か。その切羽詰まった状況の中で、こんな凄い歌詞を書いてしまうユーミンは、やっぱり天才だ。

 「ウナ・セラディ・東京」のレコーディングの時に、どうしても歌詞が足りなくなって、岩谷時子が急遽書き足したのが、あの素晴らしい「街はいつでも 後ろ姿の幸せばかり」というフレーズ。これも、天才の仕事だ。

 プロだと思う。これだから、プロ。プロの仕事は凄い。

 おれも、本当のプロになりたい。

 そんなことを思いながら、「あの日に帰りたい」を聞き直し、「埠頭を渡る風」を聞いたら、シャルル・アズナブールの「世界の果て(Emmenez-moi)」が聞きたくなった。港に集まる貨物船を見て、あれに乗れば「ここではないどこか」に行けるんだ、という歌で……最初の大学に入ってモーレツな閉塞感の中でもがいていた(んだけど表面上は楽しくやってはいた)あの頃を思い出して胸掻き毟られて、「ラ・ボエーム」を聴いて号泣。あの頃は、この曲とか「アマデウス」とか「鬼火」とか見て、これから人生が始まるってのに、青春が終わったような曲や映画ばかりに触れていた気がする。

 プロと言えば……と言うか無理矢理だけど、wowowで録画した、小林正樹監督の「切腹」を見た。この映画は日芸の授業「映画鑑賞批評」で見て、まず、宮島義勇のローキーの奥行きのあるなんとも素晴らしい画調で、しかも高いテンションを保ったままの撮影が素晴らしい。しかも、橋本忍の脚本が、これがまた、凄いとしか言いようがない。ロジックでグイグイ攻めてくる。そのヒリヒリした感じがもう、堪らない。

 井伊家上屋敷の重厚で重量感のあるセットがまた素晴らしい。

Img_0

 そして、仲代達矢に三國連太郎、丹波哲郎が火花を散らす!

 仲代がもちろん凄いんだけど、丹波哲郎がこれまた凄い!丹波哲郎の本気を見た。セリフを覚えないので有名だった丹波哲郎だが、この作品では本当に気合いが入っていて、映画史上有数の嫌な役を、ゾクゾクするような最高の芝居で見せる!

 これはね、物凄い映画ですよ。途中、ちょっとダレるところがあって、それが残念だけど、物語上、これはなければ困るところだし……。

 小林正樹と言えば「人間の条件」「怪談」「化石」と言われるが、作品の密度とグイグイ見せてしまう猛烈な推進力から言えば、「切腹」が空前絶後の出来ではないだろうか?

 と、言いつつ、1時間くらいのところでストップ。あまりのテンションの高さに、疲れてしまった。

 しかし今、こういう重量感のある日本映画は、なくなったねえ。こうね、ミッチェル・キャメラの鉄の塊のあのクソ重さが、画面に出ている感じがするんだよねえ。新しいカメラは、特にデジタル・カメラは軽くて小さくなったから、「シン・ゴジラ」だって画面がなんだか軽く感じるのは、そういうこともあるのかねえ?関係ないはずなんだけどねえ。

 風呂に入る。

 あがってから、資源ゴミを出しに外へ。寒い!いっぺんに汗が引いた。

 で、0時43分、就寝。

 何故かクリント・イーストウッドと夢の中でオハナシをしたが、喋った内容は完全に忘れてしまった。

今朝の体重:87.90キロ

本日の摂取カロリー:2407kcal

本日の消費カロリー:135kcal/4165歩+79kcal(自転車)

« 12月1日/原稿あげたら分量オーバー! | トップページ | 12月3日/年末恒例!週刊文春ミステリー・ベスト10&この期に及んでテレビ三昧 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/580951/64575625

この記事へのトラックバック一覧です: 12月2日/ユーミンは歌えない&映画「切腹」はやっぱりスゴイや:

« 12月1日/原稿あげたら分量オーバー! | トップページ | 12月3日/年末恒例!週刊文春ミステリー・ベスト10&この期に及んでテレビ三昧 »

安達瑶の本

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

安達瑶のサイト