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2017年12月12日 (火曜日)

12月11日/仕事して「ニュースの真相」を見た

 7時30分起床。

 薄曇り~快晴。

 朝のモロモロを済ませて、アサメシは6枚切り食パンのトースト2枚、スクランブル・エッグ、コーヒー牛乳。

 今日は10時に動物病院に予約を入れてある。くーたんの予防接種と血液検査。ウチの猫は代々、シニアになると腎臓を悪くして10歳の壁を越えられない。しかし、くーたんには長生きして欲しい。
 以前の先生(既に獣医の看板は下ろされている)は人柄は素晴らしかったけど専門が馬で、高齢なので設備を整える気がなくて血液検査も自分のところでは出来ず、ウズラもビワも症状を悪化させてしまった。まあ、おれが獣医を変えてセカンド・オピニオンを求めていればよかったのだが……その悔いは一生残るだろう。で、二度あることは三度目はない、ということで。

 が、猫バッグを取り出そうとゴソゴソしていたら、ベッドに潜り込んでいたくーたんが敏感に察知して、ソファの下に隠れてしまった。こうなると厄介で、下手をすると死闘に発展してしまう。

 困ったな、と思っていると、動物病院から電話。先生の体調が悪いので今日は休診にすると。明日は不安なので、明後日に予約を入れ直す。

 ということで、武装解除。

 途端にくーたんはソファの下から出てきて、くつろぎ始めた。どうして判るんだろうねえ。

 おれは、自分の病気の件で、三井記念病院に診察予約を入れる。明日大丈夫だと言われたが、仕事もあるので、来週にした。

 都心を縦断している猿、ついに足立区に侵入!昨日は新田という「北千住マンハッタン」の端の方にいたのが、小台に移動して、ついに千住緑町に来た!ここから荒川を渡るのか?それとも東武線に沿って南下して浅草方面に向かうのか?

 なんだか、ゴジラ来襲に近い感じで、ワクワク。とはいえ、車に轢かれるとか悪さをして殺されてしまう前に、なんとか平和裏に山に帰るか、無事に捕獲されて欲しいんだけど……。

 で、仕事開始。

 今日は朝から怒濤の快進撃。

 昼は、スパゲティ・ナポリタンを作って食う。ウィンナーにタマネギ、ピーマン。味の素のサイトで「隠し味にコンソメスープの顆粒を振ると美味しい」と書いてあったのでやってみたら本当に美味しかった。ただ、粉チーズを切らしてしまったので、それが残念。

 食後、仕事再開。

 ネックになっていたところも、遡って書き直したりして、なんとか通過。

 休憩して「5時に夢中!」を見て、仕事に戻る。

 ある「重要なキー」をいつ明かすか。相方のメモは相前後していて、どっちもアリなので、迷う。ちょっと引っ張った方が効果的かも。書き直しを伴うけど、この問題は明日の朝、読み返して判断しよう。

 ということで、本日は終了。20ページ進んだので、上出来。

 今夜は相方が来て映画を観る。

 そろそろ「鶏の唐揚げ弁当」か「和風ハンバーグ弁当」か「スタミナ焼肉弁当」を解禁してもいいんじゃないかと思うが、「サバの塩焼き弁当」にしておく。

 弁当の配達と相前後して、相方到着。

 食事してから、映画を観る。wowowで録画した「ニュースの真相」。2004年の大統領選挙の際に、ブッシュの兵歴詐称疑惑で、ガセネタを掴まされて大きな問題になった、CBS「60ミニッツ」の事件を、その当事者の手記を元に映画化したもの。

Story_photo01

 遣り手のプロデューサーにケイト・ブランシェット、CBSのアンカーマン、ダン・ラザーにロバート・レッドフォード。いやこのレッドフォード、レッドフォードだと判らなかった。老けメイクをしているせいもあるんだろうけど……往年の「水も滴るいい男」のイメージしかなかったので……。

 いやしかし、この作品は、非常に重くて、見終わったと、ずしんとくるし、いろいろと考え込んでしまう。

 CBSと言えば、エド・マローがテレビ・ジャーナリズムを切り開いてマッカーシー追い落としに成功したけどその反動も凄くてマローはCBSを辞めざるを得なくなった。しかしその取材と検証は徹底していたし、CBSも社として報道を、マローを守ろうとしたが、民放の宿命でスポンサーが付かなくなって窮地に追い込まれてしまう。

 それと同じ事が起きた。いや、この件は、子ブッシュの兵歴疑惑という大きな特ダネの決定的証拠になる文書が手に入ったことで、本物かどうか検証はしたのだが、「絶対間違いない」というレベルではなく、しかも「ブッシュ派」から反証されて、取材チームとCBSは窮地に追い込まれていく。特ダネの提供者は証言を翻すというか「本当の事」を後出しで話すし、その提供者は民主党のケリーを推していたことも判って……。

 CBSとしては、この人物を「ウソを喋った張本人」にして事件を解決して、社とラザーを守ろうとしたが、そうもいかなくなってしまった……。

 ブッシュを再選させるための罠に引っかかってしまったのか、証拠は本物だけど反論をきちんと論破できなかったか、作品ではハッキリ描かれていない(罠にハマってしまったのが濃厚だけど)が……それだけに、このも作品が突きつける問題は、深くて、重い。

 権力を追求する側は、周到にも周到な準備を重ねて、自分の側に一点の非もないようにしなければならない。しかし権力側にはかなりな知恵者が居るし、追及のネタを掴んだ側は有頂天になってしまってどうしても気持ちが緩んでしまう。

 権力側の悪魔のような用意周到さについては、英国の政治映画・政治ドラマ・政治小説に優れたものが多いが……現実世界では「正義は勝つ」事は希だ。最終的に勝っても、その頃には世間はその事件を忘れているから、勝った意味が殆どなくなっていたりするし……。

 とにかくヒリヒリする映画。

 CBSやダン・ラザーや「60ミニッツ」という実名が出てきて、この事件を正面から描くという迫力が伝わってくる。

 放送開始2分前まで編集しているとか、ネタ元にガンガン食いついていくとか、ライバルのABCとかもライバルの失策をこれでもかと突いてくるし……。

 こういう凄まじい緊張関係が、アメリカのマスコミを支えているのだろう。そのぶん、成功の香りはとてつもなく甘い。しかし転落するのも凄まじい。

 それと……。

 2004年の時点で、アメリカでは「リベラルは悪」「リベラルは左翼」「リベラルはダメ」というリベラル叩き・リベラル攻撃が凄かったのだ、と初めて知った。アメリカ世論の保守化と言うことは言われていたけれど、その後、オバマが大統領になって再選もされたし、史上最低のクソ野郎トランプ(この男を支持して評価するキトクな日本人がいる事が驚きだし、そういう人物に限って政治ツウを自任して他人を見下すアレアレなヒトが多い)が大統領になるにあたっては国論が二分されて今もそのままなので、「リベラルはダメ」の風潮に押し潰されてはいないとは思うのだが……。

 その数年後、日本ではアベがあたかも「アベ王朝」を樹立したみたいになってしまって、リベラル攻撃は激しくて、劣勢だ。

 リベラルが弱いのは、「大同団結」が出来ずに少数に分裂してしまうところ。この決定的な性癖がなんとかならないと、保守派に勝てるわけがないのに。

 保守だって本来は悪くない。しかし保守反動とか国粋主義とかになるとまるで話は違う。

 アメリカが羨ましく思えるのは、マスコミが激しい競争をしていて相手のミスに容赦ないから、報道が磨かれていくところ。保守一辺倒にならないところ。そして、一流のスタッフ・キャストが結集してこのような映画が作られるところ。

 監督のジェームズ・ヴァンダービルトは、「アメイジング・スパイダーマン」などの脚本を書いて、これが初監督。しかも鉄道王ヴァンダービルトの一族。とても公平な視点でややこしい事実関係の検証を描き上げた、素晴らしい才能だ。

 ケイト・ブランシェットは、見事という言葉に尽きる。そして、ロバート・レッドフォード!かつて小林信彦はニューヨークで「コンドル」のロケに遭遇して、ロバート・レッドフォードはそんなに長身ではないと「ロバート・レッドフォード短小説」と題したエッセイをキネ旬に書いたけど、この作品のレッドフォードは背が低い。ケイト・ブランシェットが長身だから余計にそう見えたのかもしれないが……それはさておき、かつてCBSのアンカーマンとして君臨したダン・ラザーの人間的な魅力を、たぶん実物よりも素晴らしい形で表現して、なんとも感動的。

 晩年のバート・ランカスターは、画面の中でただ立っているだけで拝みたくなるほどの慈愛が伝わってきたけど、それに近いモノを強烈に感じる。

 この作品は、折に触れて、見返したい。そして、いろいろと自戒したい。

 相方帰り、とても重い映画を観てしまったので、なかなか寝付けず、1時前に就寝。

今朝の体重:86.55キロ

本日の摂取カロリー:2496kcal

本日の消費カロリー:日常生活のみ

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