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2017年2月12日 - 2017年2月18日

2017年2月18日 (土曜日)

2月18日/再校ゲラをやっと済ませて小津安二郎についてまたも考える

 目が覚めたら8時過ぎ。

 かなりの爆睡。

 曇り。

 朝のモロモロを済ませる。

 日記を書くのに、「東映セントラルフィルム」「セントラルアーツ」そして「日活撮影所」について、あれこれ調べてしまった。「日活撮影所」は、東宝スタジオが全面的に建て替えになったのと歩調を合わせるように再度の縮小。往年の1/3の規模になってしまった。以前、東宝のスタジオを使うのはとても高いので、東宝配給作品でも日活で撮ってたから、日活撮影所はとても混んでいてスケジュールのやり繰りが大変だった、と聞く。

 徳島ラーメン「白系」についても、いろいろ調べる。

 今回の帰省で久々に「岡本中華」の正調白系ラーメンを食べて、東京暮らしの方が長くなったおれの舌が、如何に東京人の「刺激を好む傾向」に染まっていたかを悟った。

 ラーメンでもなんでも「ガツンとくるかどうか」「濃厚かどうか」「スパイシーかどうか」が基準になるのは、明らかに刺激を求めすぎている。もっと日常の、穏やかな、毎日食べても飽きない味が欲しい。

 で、徳島白系ラーメンに一番近いのは「博多ラーメン」なのだが、今東京で評価されるのは「地元九州人が認める」味。これは、獣臭くないといけないし、とろみのある濃厚スープでなければいけないらしい。そして細麺。

 しかし、おれが求めているのは「獣臭くなく」「あっさり甘めの味」「非ギトギト」「中太麺」。

 東京には数軒の「徳島ラーメン」を出す店があるが、調べてみると、どこも「茶系」。いわゆる和歌山ラーメンの影響を受けて近年登場したもので、愛好者も多いが、おれが徳島にいた頃には存在しなかったモノなので、これは食べたくない。

 唯一「白系」が食べられた「代々木 可成家」はもうない。市ヶ谷に移転していると。正確には、市ヶ谷にあるお店のランチタイムだけ徳島ラーメンを提供していたが、それも終了してしまったと。

 今日、食べに行こうと思ったのになあ!

 ないのなら仕方がない。

 博多ラーメンで「獣臭くない」「あっさり系」な店を探すしかない。

 数軒見つけたが、こればかりは実際に味わってみないと判らない。

 これからはしばらく、時間を掛けてお店を探索するか……。

 ラーメンに詳しい方々よ!こんな私に、お薦めのお店をご教示ください!出来れば、東京周辺で……。

 お昼近くに遅いアサメシというかブランチ。

 ベーコンエッグの両面焼きに挑戦。うん、両面焼くとベーコンがいい感じに焼ける。サニーサイドアップだと、卵に合わせるとベーコンに火が通り過ぎてしまうのだ。

 それとダブルソフトのトースト。バター風味のマーガリンを切らしたので本物のバターを使う。バターは美味しいけど、なかなか柔らかくならないのがねえ……。トースターの上に切ったバターを皿に載せたけど、これもベストコンディションにならないし……。それとコーンフレークにコーヒー。

 講談社新作「奈落の花」の再校を再開。

 あと少しだが、ラストの大アクションとエンディングという大事なところなので、じっくりやる。

 今週は、祖母の死でお通夜と葬儀に出席するために急遽帰省して、再校ゲラもあったしで、「新・悪漢刑事」の最新作が進まなかった。相方の構成メモをじっくり読み込んで整理はしたが……明日からは怒濤の執筆に戻らねば!

 再校ゲラ、なんとか終了。

 もう一度見れば、また手を入れたくなるんだろうけど、もう封印。キリがない。

 その直後の夕方、相方と電話で話す。

 何の話からか小津安二郎のことになる。ああ、ヴィム・ヴェンダースの「ベルリン・天使の詩」をチラッと見た、という話からだ。この映画、やたらカッコつけていて、ベルリン市民はみんな重い人生を背負っていて深刻な顔をして哲学的に生きている、みたいなタッチで描いていて、おれにはそれがひどく滑稽で茶化し倒したくなる衝動を抑えられないのだ。こういうカッコつけたアート系の映画って、「おれって、アートしてるだろ?」みたいな作り手の自意識がミエミエで、もう、なんか、生理的にムズムズして大笑いしたくなる。こういう芸術性って、スノビズムの表裏だと思うし。

 それで、ヴェンダースが敬愛している小津の話になって、外国の映画人は小津を「いい意味で誤解してるんじゃないか」と言ったのだが、相方には理解されなかった。

 日本文化が好きな外国人は、日本文化を良い方向に誤解している部分がある。悪い方向に誤解しているんじゃないからいいようなモノだけど、その微妙な誤解がムズムズする。

 相方は、ヨーロッパ人は物事の本質を理解するから、というけれど、ヨーロッパの知識人が書いた日本文化の本とか日本映画の本を読むと、「あれれ?」と思う記述がけっこう出て来る。明示出来ないけれど。

 日本人だって、外国文化を大いに誤解して受け入れているんだから、似たようなものだろうと思うのだが。

 

 「アメリカン・グラフィティ」はルーカスの出世作でおれも大好きな映画なのだが、日本初公開当時、まだ舌鋒鋭かった小林信彦が、「日本人はこの映画を理解していない」というような文章をキネ旬に書いて、それを読んだおれはシュンとしてしまった。

 小林氏が指摘したのは……

・アメリカと日本の学制の違いというか夏休みの意味の違い。

・西部の高校生が東部の大学に進学する意味。

・ベトナム戦争が激化する直前の、「アメリカがアメリカ的に豊かでアメリカが白人の国だった頃」の特別な時期の話であること。

 で、「どこの国も、青春は同じだなあ!」という素朴な感想は、あまりに表面的すぎると批判した。

 おれは、この映画を熱愛しているのだが、それは表面的な理解だったのか……とショックを受けた。

 小林氏は、この映画が描いている時代をよく知っているし、アメリカ文化にも精通しているから、「アナタの言い分は違っている」とは言えない。まあ、氏はこの映画を否定しているわけではないのだが。

 そういうこともあって、外国映画もその一つである外国文化をきちんと理解する難しさに触れて、大学では比較文化とか異文化コミュニケーションを勉強したいと思ったりしたのだが……結局は映画への愛が勝ったのだが……。

 なので、外国人が小津の映画をどこまで「正しく」理解しているのか、おれには疑問だ。もちろん、日本人が気づかなかった視点からの理解もあるだろうが。

 で、この日記には何度も書いているけれど、おれは、(戦後の)小津が嫌いだ。特に「晩春」「麦秋」「東京物語」の3本は、どうしてもダメ。「小津調」と言われるモノすべてが嫌いだ。これはもう、生理的に受け入れられないので、「苦手」とは書かない。嫌いなのだ。

 小津安二郎を愛する人には申し訳ないが、ダメなものはダメなのだ。

 多くの人が愛して評価する小津だから、絶対におれの鑑賞力がダメなんだろうと、何度も見て、良い方向に理解しようとしたが……生理的な拒絶感が増すばかり。小津に関する本も読んだし高橋治の「絢爛たる影絵」も熟読したが……。

 笠智衆の演技と細かすぎるカット割り、イマジナリーラインの無視、編集、人物の位置関係といった、演出に関する部分がすべてダメ。

 こんなに拒否感を持ってしまうのは小津だけだ。

 戦後の溝口健二もダメなのだが、これはもう理由はハッキリしている。ワンシーンワンカットに固執して、映画の大きな武器である編集を放棄していること。寄ったり引いたり時間を飛ばしたり引き延ばしたり、といった映画ならではの空間的時間的なものを改変する武器を捨ててしまう利点がないと、どう考えても思うからだ。それは溝口を継いだ感じの相米慎治についてもまったく同じ。どうしてアップに寄らないんだ!とイライラする。そして時々wowowで全編ワンカットで撮るものを作っている三谷幸喜にも同じ不満がある。

 映画の武器である編集を、どうして捨てるんだ!

 「東京物語」の物語は、素晴らしいと思っている。脚本そのものは読んだことはないが、オリジナル脚本をほとんどそのままで辰巳柳太郎を起用したNHKのドラマを見て衝撃的に感動して涙が止まらなかった。リメイクがこんなに素晴らしいんだから、オリジナルはどんなにか凄いことだろう、と思って「東京物語」を見たら……。

 まるでダメだった。笠智衆と東山千栄子の老夫婦はどうして尾道に帰らないで邪魔にされ続けながら東京に長逗留するんだ、とイライラした。それは親として子供に復讐してるんだという説を読んでナルホドとは思ったが……。

 とにかく、小津の演出のすべてがダメだと言うことが、何度も見て自分の中でハッキリした。

 世界中の映画人が「映画史上の至宝」のように扱うこの「東京物語」や小津安二郎だけど……「海街diary」の監督、是枝裕和氏も、なんだかおれに近い感じを持っているようで……この作品のメイキングを見ていると「テーマ的にどうしても小津安二郎っぽくなってしまうんだけど、それだと人物が動かない。小津作品は『死者の世界』を描いているから」(不正確な要約)と語っていて、それを聞いて、おれは目からウロコが落ちた。

 そうなんだ、小津は死者の世界を描いているから、なんだか不気味で生理的にどうしても受け付けないんだ!

 小津と似た世界を描く成瀬巳喜男は「小津は二人要らない」と言われて松竹をクビになって東宝に移り、幾多の名作を作った。

 おれは、成瀬巳喜男が大好きだ。人物が生きているから。

 

 是枝監督は小津が嫌いだ、とは言っていない。この事は明記しておくけど。

 昭和30年代の松竹の監督会では、「松竹ヌーベルバーグ」全盛期で、小津はもう古い!ということになっていて、本人も「おれはオールドウェーブだから」と自任していたと。

 そういう松竹ヌーベルバーグを率いていた血気盛んな人たちも、トシを取って……ある時NHKで「麦秋」を放送したとき、みんな見て、シュンとなってしまったらしい。これも小林氏がキネ旬に書いていたことだが。

 おれも、もっとトシを取れば、小津安二郎が判るときが来るのかもしれない。

 まあ……一生判らなくても、いいんだけど。

 で……「小津調」を逆手にとったら、かなり怖いホラー映画、これぞジャパニーズ・ホラーが撮れると思うけどなあ。

 笠智衆が、子供たちの家庭を壊しに来る……。この笠智衆はもしかすると悪霊なのかもしれないが……。

 それほど、小津映画に出てくる笠智衆は、生きている人間には見えないのだ。他の映画の笠智衆は滋味溢れるいい役者なのに。

 てなことを喋って、日テレ「青空レストラン」を見ていると、寝てしまった。京都の水菜料理、美味そうだったのに……。

 で、夜は、上野に行ってあっさり系の博多ラーメンを食べるつもりだったのだが……。

 急に外に出る気が失せた。テレ東の「家、ついてってイイですか?」を見たかったせいもあるが。

 家にある野菜のキャベツとジャガイモで味噌汁を作り、徳島で買ってきたちくわとじゃこ天(これが「谷商店」のものではないので、あんまり美味しくない)で、ご飯。

 「家、ついてってイイですか?」は、やっぱり感動するなあ。福島・須賀川の酔うと老妻に泣いて感謝しまくる「亭主関白そうに見えるおじいさん」とか、静岡の大学生の娘と同居するシングルファーザーとか……。

 若いヤツを追うより、こういう「ある程度年を食った人たち」を追う方が、人生を感じて、感動する。

 そのまま「アド街ック天国」を見る。浜松。行こうとして順延したのだが、行きたいねえ。舘山寺温泉に餃子に鰻にメルヘン建築に浜松城。

 この後風呂に入り、出てから、録画した「バイプレイヤーズ」を見る。

 毎回、脚本が凝っていて、面白い。ゲストもみんな「やる気満々、絡む気マンマン」で、今回の竹中直人も面白かった!

 でも、松重豊の優しさが今回もなんか、強調されたなあ。滲み出る人徳なんだろうなあ。

 ラストでみんなに花を持たせるし。

 で、次回がまた気になるお話で……!

 「タモリ倶楽部」も見る。テーマはマンホール。

 最新型のマンホールに刻まれている数字の意味が判った!

 しかし昭和6年のマンホールが今も使われているとは!

 0時就寝。

今朝の体重:88.80キロ

本日の摂取カロリー:1707kcal

本日の消費カロリー:日常生活のみ

2017年2月17日 (金曜日)

2月17日/春一番・再校ゲラ・「さらばあぶない刑事」・「72時間」

 8時ごろ起床。

 快晴。しかし朝から風がキツい。これが春一番か。

 朝のモロモロを済ませて、相方と電話で打ち合わせ。帰京して初めて話す。

 親戚のことをあれこれ。「安達瑶」に興味を持ってくれているハトコいやこれは間違いで、従兄弟のご子息だから「従兄弟違い」(続柄の名称って難しい!)に自著を送るとしたら何がいいかと話し合って、代表作は「悪漢刑事」シリーズだけど、最新シリーズの「悪徳探偵」のほうが連作短編だし読みやすいんじゃないか、ということで手持ちの在庫(増刷の度に見本が来るので)を送る事に。

 なんだかんだでお昼近くになり、外出。

 部屋の中より外の方がずっと温かいじゃん!というか、冬用のコートは不要。暑いくらい。

 郵便局でゆうパックを投函し、くーたんのウェットフードが品切れなので北千住東口に買いに行くついでに、「定食かあちゃん」でサンマの塩焼き定食とほうれん草の胡麻あえを食べる。

 帰宅して……講談社新作の再校ゲラにもう一度目を通すことにする。前回はチェックされた箇所に対応しただけで、文章をきちんと読み返さなかったので……これが手を入れる最後の機会なので、きっちり読み直すことにする。

 おれと相方と編集T氏と校閲者が読んだのに、まだ手を入れたい箇所がいろいろ出てきた。

 大文学者は全集が出るたびに手を入れるらしいが……ゲラが出るたびに手を入れたくなる。文章のニュアンスの問題だったりするので、その時の気分に左右されることもあるとは言え。

 途中で、気分を変えて外でやりたくなる。大きな差し替えとかはないので、ゲラさえあればどこでも作業は出来る。

 

 図書館の本を返さねばならない期限も来たので、リュックに本を詰め込んで、外出。今度は春用のブルゾンに替える。

 図書館で返す本と再び借りる本に分けて、手続き。専門書だから他に借りたいヒトはいないのでもう1ヵ月以上借りっぱなし状態。

 そのあと、久々にコメダ珈琲店に行って、ホットドッグとアイスコーヒーを摂りながら、ゲラ。

 しばらくやるが、自転車が心配になって16時前に出る。

 帰路、メンチカツやコールスローを買う。今夜のおかず。

 帰宅。

 推理作協の会報を見て、松本孝先生の死を知る。

 目白で気功教室があった頃、ご一緒していて、その頃、仕事的に行き詰まっていて、何度か松本ご夫妻に相談というか愚痴を聞いて戴いた。

 謹んでご冥福をお祈りする。

 ソファに寝転んで、ゲラ。

 眠くなって、ちょっと寝る。

 自分のイビキで目が覚めた。

 ご飯を仕掛けて、ゲラ。

 我ながら、よく書けていると思うけどなあ。尻上がりに好調になっていく。

 ご飯が炊けたので、19時前に夕食にする。

 メンチカツを魚焼きグリルで温め、キャベツの千切りを作る。

 激安メンチカツだが、美味い。

 炊きたてご飯なので、つい、玉子かけご飯も食べる。

 デザートはバナナ。

 食後、録画した「月曜から夜ふかし」を見て、大笑い。この番組、丹念な取材をした上に、手練れの編集と揶揄うようなナレーションが抜群。実に面白い。

 「群馬ニュース」のコーナーに井森美幸登場。この人は全然トシを取らない!美保純と同様、奇跡というかコワイというか。若い頃より今の方がキレイなんじゃないか?

 そのあと、NHK「歴史秘話ヒストリア」で井伊直政が如何に凄い人物だったか(って、戦国の世を生き抜いた人物は、みんなそれぞれ凄かったのだ)を知り、日テレ「金曜ロードショー」で「さらばあぶない刑事」を見ながらNHKのニュースを見たり。

 「あぶデカ」は最初のテレビシリーズは……あんまり見てなかったっけ。舘ひろしと柴田恭兵のコンビがおちゃらけながらドンパチするのは、なんか、ひねたガキだった当時は、どうもシラケていた。あの頃の刑事ドラマと言えば派手なアクションとドンパチが売り物だったし……。

 しかし今の刑事物は、マジメな刑事が足で事件を追うものばかり。たまにはこんなノーテンキなドンパチ刑事モノがあってもいいんじゃないの。それに、年を重ねても昔のようにC調な二人は、もはや人間国宝。逆に味が出てとても貴重だ。

 横浜の雰囲気が自然と出ていたり、往年の日活アクションのムードがそこはかとなく流れていて、本当に「血は争えない」感じがして、日活アクション大好きなおれとしては、これもいいし。

 やっぱり、横浜でアクション、とくれば、日活アクションだよね!

 このシリーズ、きちんと見直そうかな。

 ラストのラスト、NHK「72時間」を見るためにチャンネルを変えてしまったので、オチが判らないまま。

 で、「72時間」は、横須賀。なんだか横須賀って、人口が減っているらしい。通勤圏内だと思うのになあ。海と山に挟まれて宅地が少ないとか。

 生まれてから4つまで居た土地なので、横須賀は懐かしい。

 昔と違って今の横須賀や横田の「アメリカさん」は悪さをしない。荒くれが居座る沖縄が気の毒でならないが……。

 ふらっと横須賀に行ってみたくなった。日帰り出来る距離だし……。

 急な病で夫を亡くした心の傷が癒えず港にカモメを見に来る未亡人とか90になっても毎晩セックスしてると豪語する老人とか、防大1年生の女子とか、政治的発言には神経質になっている「アメリカさん」たち……。

 この番組は、しみじみと、いいねえ。

 元清水富美加の「全部、言っちゃうね。」って、幸福の科学から出てる本じゃん。語りおろしで複数のライターが徹夜でテープ起こしして原稿に仕上げて一気に校正すれば、短時間で「緊急出版」出来るでしょ。いつ語ったのか知らないけど。

 だから外野が「いつ本を書いたんだ」みたいなスカタンなことを言ってるのがバカにしか見えない。

 内容については……タレントや女優の時の事を全否定しなければ芸能界を引退して吹っ切れなかったのだと思うし、教団からなにかの指導・指示があったのかもしれないし……。

 この本の内容をすべて彼女の本音と受け取るのは、あまりにイージーでこれまたバカな行為だと思うが。

 ここまでして芸能界と決別した元清水富美加は、名前を変えて、もう「アッチのヒト」になってしまったのだから、この世にはいない。極めて残念だけど、仕方がない。ファンとしては割り切るしかないでしょ。

 ゴミ出しして、0時20分就寝。

今朝の体重:88.90キロ

本日の摂取カロリー:2226kcal

本日の消費カロリー:32kcal/952歩+98kcal(自転車)

2017年2月16日 (木曜日)

2月16日/仕事して、カイロ

 7時起床。

 たっぷり8時間以上寝た。しかしまだ疲れは残っている……というか、トシを取ると後から出て来るからなあ。

 快晴。

 朝のモロモロを済ませつつ、送って貰った荷物の到着を待つ。

 が、なかなか来ない。徳島からだからそうそう早くは着かないよね。

 祖母の葬儀でお世話になった菩提寺である堀越寺のご住職がこの日記に書き込んでくださった。

 で、ご住職の書き込みで思い出したのだが、徳島ラーメン「白系」のことになるのだけど、親戚のウチから近いところに「松本」という、ここも古くからある「中華そば屋」があって……「岡本」は有名になって行列も出来る店になったが、思い起こせば、「岡本」よりも「松本」の中華そばの方をたくさん食べた記憶がある。

 ネットを調べたら「松本」の中華そばを食べた書き込みが多数あった。

 今度帰省したときには、是非食べよう。というか、「松本」の味が、おれの本当のソウルフードなのかもしれないし。

 アサメシは、ご飯にW目玉焼き、インスタントのしじみ汁、徳島で買ってきた「てんぷら」、しらす干しに野沢菜の漬け物。

 仕事開始。「第3章」。

 まず、構成の整理を。

 午後になって、荷物到着。喪服とワイシャツはクリーニングに出すが、そろそろ割引キャンペーンが始まる頃だから、他のものと合わせて、その時に出そう。

 まあしかし、10年以上前……いや、Nの葬式に合わせて買い換えたから、もう10年以上前か……に買った喪服が着られてよかった。

 トーストと牛乳で、簡単にランチというか、ツナギ。

 そうこうしていると、16時近くに。

 カイロの予約がある。右足が痛くて仕方がないので、予定通りに行く。夜行バスで足を伸ばせなかったのが効いたなあ……。

 施術して貰い、その足でマルイに行って、叔父にお礼の和菓子を送るが……。ちょっと高額なものを選んだら、やたら量が多い。老夫婦二人だけでさほど甘いモノは食べないから、持て余すか?かと言って魚類(明治座の西京漬けが美味い)は、魚が美味い徳島にわざわざ東京から送るのは意味がないし、洋菓子は食べないだろうし……。

 選んでから、いろいろ後悔。まあ、ご近所で分けて貰えれば。

 帰路、「翔竜」で翔竜麺。ここの味は「岡本」の中華ソバの味にかなり近い。博多ラーメンのような「臭み」がないし濃厚でもないが、きちんとコクがあって美味い。

 いずれ、代々木にある徳島ラーメンの店とか「あっさり味の博多ラーメン」の店をチェックしてみたいけど……。

 とは言え、東京暮らしの方が長くなって、舌はすっかり東京風に染まってしまった感じもする。というか、東京人は刺激的な味を求めすぎてることに気づかされた。スパイシーとかコッテリとか濃厚とか、キツい味じゃないと美味しく感じられないのか?だとしたら、味覚が麻痺してるのかもしれない。

 帰宅。

 19時からの「プレバト」を見る。俳句のコーナーは必見。

 ちょっと弄れば、駄句もマシなものに変貌する。その変化が鮮やかなので、必見なのだ。

 そのあと、ウトウトしてしまった。

 カイロで全身の緊張をほぐして貰ったら、モーレツに眠くなった。

 叔父に礼状を書いて、近くのポストに投函しに行くと、近所の美猫が元気一杯に走ってきた。この美猫は出入り自由に飼っているので行動半径が広い。飼い主さんが自転車で帰ってきたのを追ってきた。可愛いねえ。

 NHK「クローズアップ現代」を見る。在宅看護に不慣れな医者が多くてトラブルが多発している現状。大橋巨泉も退院して在宅医療で命を全うしようとしたら、担当医師の「大橋さんはどこで死にたいですか」と聞かれて、生きる意欲を否定された気になって、それから3ヵ月で亡くなったと。その医師は取材に対して謝ったが、死んでから謝られても困る。もっとひどいケースもあるが、専門外なのに高い診療報酬を得られるので在宅医療に回る医師が多くて、彼らは専門外な上に不勉強なのでトラブルが起きていると。しかし政府は医療費を削減したいので在宅医療を推進していると。

 年金では今のところ老人に手厚いが、医療はお寒い。もうじき年金も乏しくなって、老いも若きも「お先真っ暗」な時代がすぐにやってくる。

 日本って、本当に豊かなの?先進国なの?

 あんまり長生きしたくないねえ。元気で長生き出来て、病気にならずにポックリ逝くのが理想だけど、そうならない場合、長生きはしたくない。

 葬式の時、「100歳まで生きてやる」という話題が出たけど、「おれは長生きしたくない」とは言えなかった……。

 そのあと、ニュースを見たりして、風呂。

 風呂のあと、ゴミ出し。

 部屋に戻って、汗が引くまでのつもりで、録画した「サラメシ」を見る。

 偶然にも、徳島で取材した分が流れた。老舗藍染め工場に、徳島駅前のサラリーマン。

 太刀魚の塩焼きが出てきたが、関東では馴染みがないこの太刀魚、淡泊な味で実に美味いんだよねえ。食べたくなってきたなあ。

 徳島は食い物が美味いからなあ。ナニを食べても美味い。ますます里心が付いてしまうなあ。四十九日はパスする決心をしたのに。

 京都の金平糖職人のコーナーを見ると、職人に憧れる気持ちが強くなったが……。

 待てよ。今の仕事だって、職人だ。少なくともサラリーマンではないし芸術家でもない。どんな職人仕事にも芸術性は不可分だが、芸術家ではない。お客様に喜ばれる良いもの作ってナンボの商売が職人だ。

 小説の職人として、もっともっと頑張らなきゃ。職人の生活は質素だし。

 ベッドでiPhoneでニュースを読んでいたら1時を回ったので、慌てて寝る。が、何故か何度か起きてトイレへ。

今朝の体重:89.05キロ

本日の摂取カロリー:1761kcal

本日の消費カロリー:94kcal/2301歩+47kcal(自転車)

2017年2月15日 (水曜日)

2月15日/ヘロヘロになって帰宅して、再校ゲラ

 しかし、夜行バスは暑い!

 Tシャツになっても暑い。というか、乗車してすぐにTシャツになったのだが、ずっと暑い。

 5時ごろに海老名PAで休憩停車したが、面倒なので降りず。

 しかし、カーテンを閉め切った夜行バスは、護送車みたいで好きになれない。やっぱり夜行バスは「どうしても他に手段がないとき」だけの交通機関だなあ……。と言いつつ、また乗るんだろうけど。

 横浜から新宿までの首都高が混んでいて、バスタ新宿に15分遅れで到着。ここで降りてトイレに行こうかと思ったが、バスの中で済ませて、東京駅まで。

 ほぼ8時に東京駅八重洲口鍛治屋橋のバスターミナルに到着。

 ここの位置関係がイマイチ判らない。なんとなく東京駅日本橋口にあるバスターミナルと勘違いしていたが、現場の係員の指示の「左へ行ってください!」の声に従って歩くと、変なところに出てしまった。どうも有楽町に近いらしい。

 ということは、ここはどこだ?

 iPhoneのマップを見ても、イマイチ把握出来ない。

 大きな道に沿って歩いていると、丸ノ内線の駅があったが、丸ノ内線より日比谷線はどこだ?

 と……トイレを催してきたが、お店が入るビルはまだどこも開いていない。

 イトシアが見えてきたし、日劇ビルも見えてきた。

 ちょうど「モスカフェ」があったので入る。

 モーニングセット(トーストにベーコンエッグにサラダにコーヒー)を頼んで、トイレへ。

 やっぱり、オミヤにしたお寿司が傷んでいたらしい。

 が、ここのトイレのウォシュレットが壊れてるじゃないの!

 ウォシュレットがないと生きていけないお尻になってしまったねえ。これだと海外旅行出来ないねえ。

 なんとか済ませて、モーニングセットを食べて、日比谷線の銀座駅に辿り着く。

 北千住方面行きの地下鉄がモーレツに混んでいて、ビックリ。

 しかし1本待ったら、空いていた。なんだったんだ?

 かなりの加齢臭。自分の臭いだった。そりゃ匂うよねえ。バスにシャワーが欲しい……って事を言いだしたらバスの運賃は凄いことになるだろう。東京駅周辺でシャワーを浴びられるところがあればいいのに……あるんだっけ?

 なんとか、帰宅。

 くーたんに留守番のお礼を言って朝ご飯を用意して、おれは風呂。

 あ~生き返る!

 と思ったら、宅急便の配達が来た。講談社の再校ゲラだろう。

 1階の郵便受けに入れて置いてもらうよう、ドアホンでお願いする。

 入浴中に洗濯機も回していたので、その終了を待って、洗濯物を干し、ゲラを受け取る。

 ざっと見ると、漢字の選択とか初校で漏れた送り仮名とかの補正がメインで、内容に関するチェックはない。

 

 13日と14日分の日記を書く。

 後からいろいろ調べたら、帰京するのに夜行バスを使わなくても新幹線で帰れた可能性があった事が判明。

 ほとんど個室のデラックス夜行バス「マイフローラ」も、やっぱり夜行バスは夜行バス。それにおれは新幹線が好きなんだ!

 とは言っても、葬儀がすべて終わる時間が読めなかったし、そのあと「岡本のラーメン」を食べることは今回の使命のひとつだったので、夜行バスの選択は仕方がなかったし、もっと早い時間の便や「マイフローラ」にも空席があった件にしても、これはドタキャンで出来た空席で、出発前の予約では満席だったのも間違いなかったはず。

 結論から言えば、今回のルート選択は、ま、こんなものだったのだろう。予約を入れておかないと、最悪、帰れなくなる可能性もあったんだし。

 とは言え、故郷はいい。実家もないし親もいないし、親戚もどんどん減っているし、旧友にもなかなか会えないけど、田舎はいい。

 今回は、「昔行った懐かしの場所は今どうなっているか」のチェックが出来なかったけど……もう少し頻繁に帰るべきなのかもしれないなあ。

 などと感慨に耽っていたら、まだ田舎に残っている従兄弟のTからメッセージが来た。四十九日の予定が決まったと。

 3月25日。

 う~ん。来月かぁ。そりゃ四十九日なんだから来月だよなあ。

 しかし3月下旬は旅行シーズンで、ちょっと調べてもパックは高い。また夜行バスを使うのは避けたい。いやいや、4月〆切の今書いている作品が大詰めを迎えて、〆切を守れるかどうかのサスペンスが始まる頃だ。帰省は出来ない。その代わり、一周忌には出よう。

 あんまり短期間に何度も帰省するのも、帰省の有り難みが減るし……。

 そう決めて、返事する。

 昼を過ぎたが、イマイチ腹が減らない。

 再校ゲラを見る。

 チェックが入ったところだけを確認したので、2時間ほどで終わる。

 16時過ぎ。

 洗濯物を取り込んで、外出。

 旅の無事のお礼をお稲荷さんにして、北千住西口にある博多ラーメン「濱田屋」へ。

 卵入りラーメンと餃子3つに中ライス。

 徳島ラーメン白系は、博多ラーメンに近い。しかし、濱田屋のラーメンはコクが強くてスープが濃い。

 白系、というか「岡本」のスープはもっと薄くて毎日2回くらい食べても飽きない「日常の味」。

 やっぱりおれの舌は、東京の「刺激的な濃い味つけ」に慣れてしまったんだなあ。

 博多ラーメンでも、もっとあっさり系淡泊系の店なら、もっと「岡本」の味に近い店があるはずだ。捜してみよう。

 いきなり重めのものを食ったので、内臓の負担を感じつつ、帰宅。

 午前中に相方から届いていた「第3章」のメモを読む。

 面白い。

 これにいろいろ足していけば、第3章は成立するぞ。

 仕事だ仕事だ。仕事をしよう!

 と言いつつ、食ったら眠くなってきた。

 疲労自体は何故かさほどでもないのだが、足が痛い。履き慣れない黒靴(劣化していて中底が剥げてきた。中敷きを敷けばまだ履けるけど)を履いていたし、夜行バスで足を伸ばせなかったし……。

 なので、今日のテニスは休んだ。やれば出来たとは思うけど、明日使い物にならない可能性がある。

 今日はゆっくり休んだ方がいい。

 「笑ってコラえて」を見ようと思ったのに、今夜はお休み。なんてこったい!

 ソファに座っていたら、くーたんが横に来て、ベタベタ。

 しばらくそのまま。

 清水富美加の件。どんな理由でも、引退する自由はある。しかし、撮影途中の作品を放り出す形での引退だけはいけないと思う。作品は一人だけのものではない。共演者もいるし、スタッフもいる。製作費ウンヌンとは別に、完成しないで中断~お蔵入りになると、他のキャストやスタッフの努力や苦労が水の泡になってしまう。これだけはいけないんじゃないのか?

 撮影中の作品の撮影終了を待てなかったのか?

 そんなに、一刻も早く引退したい事情って、なんだったんだろう?

 金正男暗殺。あの国のすることはよく判らないし、「オタクで遊び人」の金正男氏が北朝鮮のトップになったら人格は豹変するかもしれない。今トップの彼だって、留学していたスイスでは明るい青年だったらしいし。

 立場が人を変えてしまう典型、と言ったら単純な理解過ぎるか?

 22時20分、就寝。

 ホワイトハウスの庭を歩きながら、トランプ大統領に徳島ラーメンの歴史を教えるという妙な夢を見た。もちろん日本語で語り合ったのだ。夢って面白いねえ。夢の中のトランプは気さくでフランクな、明るいアメリカ人の典型のようなヒトだった。

今朝の体重:計れず

本日の摂取カロリー:1688kcal

本日の消費カロリー:91kcal/2827歩+80kcal(自転車)

2017年2月14日 (火曜日)

2月14日/葬儀と初七日、「岡本」の中華ソバ、そして帰京

 斎場の「控え室」で、7時前起床。

 起きたら喉が凄く痛かった。これは、口を開けて寝ていたので乾燥したからだろう。と言うことは、かなり盛大にイビキをかいたと言うことだ。

 隣で寝ていたHに聞いたら「それほどでもなかった」と。いやあ、かなりうるさかったはず……。

 簡単に髭を剃り、喪服に着替える。

 叔母が用意してくれたおにぎりで朝食。

 納棺までの時間を利用して、墓参り。

 叔父が車で送ってくれた。

 この叔父も80になるのだが、かなりの速度でぶっ飛ばす。しかし、安全運転。

 車中、「墓じまい」についてあれこれ話す。墓地は「使用する権利」を買ったのであって土地を買ったのではないので、墓じまいをすると、墓石の処分とかにカネがかかるだけと聞いて、う~んと考えてしまう。墓じまいすればそういう経費の差し引きをしても多少儲かるんじゃないかと思ったのだが……。

 なかなか帰省出来ないので、母親の墓参もしばらくぶり。もっと来ないといけないね。しかし……四国は遠い。

 斎場に戻る。

 納棺までまだ時間があるので、みんなでいろいろ喋る。

 従兄弟Hのご子息はみんな優秀で、東大と慶大と聞いて驚いた。まあHもTも優秀で理系のエンジニアだし、他のイトコたちも理系が多い。文系で、しかも浮き草稼業のおれは異色というか系列が違う感じ。

 しかしそのHのご子息はおれというか「安達瑶」に興味を持っていて、この日記も読んでくれているらしい。面映ゆいことである。しかし、肝心の小説を読むのには抵抗があるらしい。官能場面があるからか?だけどハタチを超えてるんだし、エロも多少はいいんじゃないの?

 納棺の儀。

 亡骸に、足袋や脚絆を装着して、財布にお弁当を持たせて、白装束を着せる(事にして、上から被せる)。

 おれの経験では、葬儀社の手によって白装束になっていて、納棺の時に手を添えるけど、ここまでの装備を装着するのは初めて。

 物凄く緊張。足の方からやっていくので、早めに志願して脚絆を担当した。

 やっぱり、顔を見るのは怖いので。

 布団に取っ手が付いていて、それを男衆のみんなが持って、納棺。

 簡単に焼香。

 菩提寺・堀越寺のご住職がお見えになるまでしばし待つ。

 その時、講談社T氏から、今夜ゲラをバイク便で送るとのメールが来たので、「今夜夜行で帰るのでゲラは明日の午前中に」と返信メールを打ったら電話が来た。

 席を外して電話で段取りの打ち合わせをして、席に戻った直後に、ご住職が到着。

 葬儀開始。

 お棺に花を添えて……出棺。

 お棺に蓋をする前に最後のお別れを、と言われたけど……やっぱり顔を見るのが怖い。叔母だけは涙ながらに最後のお別れをした。こういうところ、凄く立派だと思う。

 バスで火葬場へ。

 最後のお別れをする。

 以前は、「焼き上がる」まで控え室で待っていたのだが、時間がかかるので、斎場に戻って食事をして、「焼き上がった頃合い」を見て火葬場に戻って骨を拾うという段取り。

 この段取りは、地方によって、施設によって大きく違うのだろう。シキタリとかマナーとか習慣とかって、千差万別。「これが正しい!」と決めつけられないものだ。

 バスで斎場に戻って、食事。けっこうお腹が減っていたのだが、料理も山ほど出てきたので、すべて食べられず。天ぷらとかお造りは食べたが、お寿司はオミヤにする。他のものは残してしまった。

 ビールを飲んだら酔っ払ってしまった。まだ儀式は続くのだが。

 そろそろ、ということで、火葬場へ。

 すでに焼き上がっていて、窯はオープンしていた。

 係の人が拾い集めて、解説しながら順番に骨壺に入れていく。

 松方弘樹の骨を拾った梅宮辰夫が「人間、みんなこうなっちゃうんだと思うと……」と涙ぐんでいたが、まさにそう思う。

 お骨を持って、斎場に戻ると、ここからは「初七日」。

 別件で斎場を離れていたご住職の帰りを待って、「初七日」。

 おれは般若心経はだいたい覚えているのだが、他の部分はあやふや。

 16時前にすべて、終了。

 一同みんな、叔父の家に移動。

 着替えて、喪服などはけっこう重いので、宅急便で送って貰うことにした。これを持ってウロウロするのは大変だ。

 20時の最終便で帰るH夫婦と彼らを空港に送っていくTを見送り、おれも、大変お世話になった叔父夫婦にお礼を言って、ある場所に送って貰った。

 ある場所とは……「岡本中華」。

 昔、徳島のラーメン(中華ソバ)と言えば、「白系」だった。博多ラーメンにとてもよく似た豚骨。しかし微妙に違う。

 しかし今は、和歌山ラーメンに近い「茶系」の天下。

 白系で育ったおれにとっては、世界で最高に美味いラーメン(中華ソバ)と言えば、今や、この「岡本中華」しか現存していない、と言っても過言ではない。

Original

 写真はすべて「食べログ」からの借用。

 おれがいった時は18時で、もう暗かったので。

 「中華ソバの大盛り」を頼む。この店の盛りでは「大盛り」が普通盛りくらいの分量。ラーメンと一緒にご飯とか巻寿司やお稲荷さんを食べるのが通例。しかしおれはこの店の「中華ソバ」を食べに来たのだ!

 ああ、夢にまで見た、懐かしの「岡本の中華ソバ」!

Original2

 一口スープを啜って、大満足。この味なのだ!

 博多ラーメンのようで、もっと塩分を強くする感じ……。

 しかし、大盛りと言うほどの量ではなくてすぐ食べ終わってしまった。

 アレ?という感じだった。あんなに恋い焦がれた味なのに……。

 いや、美味いのだ。美味いのは間違いなく美味いんだけど……おれが勝手に神格化してしまったような感じ。

 普段食べる日常の味だから、食ってしばらくはもうイイや、と言う濃厚な味でも特別な味でもないのは当然なんだけど……。

 食べ終わっても、まだ18時過ぎ。

 今夜の夜行バスは22時8分発。それまで時間を潰さねば。

 読まねばならない資料本を持ってきているし、iPadには章割りも入っている。やることはある。

 バスで徳島駅まで行くが、道路は大渋滞。たっぷり時間がかかって19時着。

 今夜乗るバスの発着場所を確認してから、駅前にあるスタバへ。

 スターバックスラテのトールを頼んで、コンセントのある席に行って、iPhoneを充電しながら、資料本を読む。

 祥伝社O氏からメールが来たので返答したり。

 21時まで粘るが、資料本はざっとだが読んでしまった。

 トイレに行きたいので、スタバを出て、駅の土産物屋の中にあるトイレに入り、ちくわや天ぷらなどを買う。これもおれのソウルフードなのだ。

 駅前をぶらぶら。

 徳島は、これといった企業もないのに、みんなのんびりと幸せそうに暮らしてるんだよなあ。駅前も立派になっちゃって。

 なんか不思議だなあ。南国らしいなあ。海洋性の特性なのかなあ。おおらかというかノンビリしていて、ユルいんだよなあ。そういうところが暮らしやすいんだろうなあ。

Img_2903

 もっと早い時間に出発する夜行バス、調べてみると、空席あるじゃん!

 夜行バスの検索サイトで出てきたバスが「琴電バス」の3列シートだったけど……この検索サイトの結果のみで予約を入れたのが敗因だったなあ。

 超豪華バスの「フローラ」も空席があるじゃないか!ほとんど個室のこのバスに乗ってみたかったのだ。

 今度夜行バスに乗るときは、1つの検索サイトの結果だけを信用しないで、いろいろ試してみよう。

 他のバス会社の待合室で時間を潰して、22時前に乗り場に。

 ちょっと待って、バスが到着。このバスは高松方面からきたので、すでにお客さんで半分くらい塞がっている。

 3列シートの真ん中の列。

 真ん中の席は気分的に広い感じはするけど、やっぱりどうもねえ。

 車内が明るいウチに、オミヤにしたお寿司を食べる。ちょっと傷んでいるかも。

 とは言え、今回は目的を完全に果たした。お通夜と葬式はもちろんだが、母の墓参に、「岡本」の中華ソバを食べることも達成したし。

 「コトデン鳴門ターミナル」で、トイレ休憩と、高知や松山から来た乗り換え客が乗ってくる。

 ここを出ると、カーテンは閉め切られて、消灯。

 外がまったく見えないと、閉所恐怖症が襲ってくる感じ。外が見たい!

 この真っ暗な感じはイヤだなあ。どこを走ってるのか判らない(iPhoneのマップを使えば判るとはいえ)……。

 車内はwi-fiが使える。

 ウトウトしたりしつつ、2時ごろ、iPadでユーミンや太田裕美、寺尾聰とかを聞き、「シン・ゴジラ」のサントラに涙。やっぱりねえ、「宇宙大戦争」の5分を超えるマーチは圧巻だ。

 そんなこんなで、寝たのか寝てないのかよく判らない状態で……たぶん寝たのだと思う。

今朝の体重:計れず

本日の摂取カロリー:2629kcal

本日の消費カロリー:248kcal/6408歩

2017年2月13日 (月曜日)

2月13日/腹部MRI&仕事&超久々の帰省&お通夜

 7時過ぎ起床。

 快晴。

 朝のモロモロを済ませる。

 相方から「第2章修正ファイル」が届いているので、それに沿って「第2章」を修正していると、時間が来た。

 今日はまず、10時から「腹部MRI」を撮るので、9時過ぎに外出して病院へ。

 予定より早くMRIを撮り始めた。頭部ではないので顔に鉄仮面のようなものはつけないので閉所恐怖症にはならなかったが、目の前にMRIのキカイがあるる、カラダを固定されてしまったので、顔が痒くなっても極力我慢しなければいけないのが凄くイヤ。なんというか初歩の「拘禁反応」というか。

 それが済んで、12時前。

 北千住東口の焼き魚をメインに食わせる店で「サバの文化干し定食」を食べる。

 美味い。朝抜きだったし。

 香典袋などを買い、ATMに寄ったりして、帰宅。

 仕事再開。

 今日の徳島行きの飛行機は19時15分初。もっと早い便に出来ないこともないが、仕事優先で考えると、このままの方がイイか……。

 バターピーナッツとバナナを食べつつ、やる。

 修正は、案外早く出来てしまった。13時前に祥伝社担当O氏と相方に送れた。

 じゃあ、と思うが、今から予約を変更するのもいろいろ混乱を招くだけのような気がして、そのままの予定で行くことにする。

 午後、相方と長電話。

 喪服などを荷造りして、少し早めに家を出たが、結局は予定通りになってしまった。

 16時40分の羽田行きバスに乗り、ウトウトしていると、羽田空港第2ターミナル。

 チェックインして手荷物を預けるが、全自動手荷物引き受け機とでもいうもので、みんな係員が来るものだと思って手荷物置き場にスーツケースなどを置いて待っているが……右側の液晶に操作法が表示されているので、その通りに操作したら、自動でタグが出てきて、それを巻き付けたら、自動でシャッターが閉まって受け取りが出てきた。

 周囲の人はおれを見て、操作し始めた。みんな知らなかったのかよ!

 身軽になったので、2階にある「ウェストゲート・カフェ」でステーキのワンプレートを食べる。

 ゆっくり食べても1時間ある。

 第2ターミナルをウロウロ。

 空弁を買おうと思ったが、売ってない。

 代わりに、ヨシカミの「カツサンドと天むす」セットを買う。

 ゲート内の店を探索しようと、かなり早めにゲートを潜る。

 それにしても、金属探知機でベルトのバックルが引っかかって、そのたびにズボンからベルトを抜かねばならないのは、どうにもならないのだろうか?

 面倒なんだけど。ベルトだって見れば判ると思うが。バックルにナニか仕込んである?北朝鮮の工作員じゃないんだけどなあ。

 徳島行きの「67B」ゲートはえらく遠い。第2ターミナルの端っこ。えんえん歩く。

 こっち側の売店には「空弁」がいろいろ売っていた。しまった!早まったか!

 で、ロビーで待っていると、徳島空港に迎えに来てくれる従兄弟のTから電話。JALの最終便(おれが乗るANAより少し遅く出る)に従兄弟のHが乗るのだが、その最終便の出発が遅れるので、徳島空港で待っててくれとのこと。

 ANAの徳島行き最終便はほぼ定刻に離陸。

 今までは飛行中はiPodを含む電子機器の使用は出来なかったのだが、今は制限が緩和されたので、やっと、iPhoneに入れたアルフレッド・ニューマンの名曲「大空港のテーマ」を離陸の最中にきいて、感激。やっぱりこの曲は名曲だよなあ!

 飛行中は機内放送を聴く。最初は音質最悪だったのに、途中からいい音になったのは何故?

 ほぼ定刻に着陸。しかし手荷物がなかなか出て来ない。

 しばし待って無事回収。

 狭いロビー(本当に狭い!)で、JAL便を待ちながら、買ってきたヨシカミの「カツサンドと天むすのセット」を食べる。

 周囲では親戚の一団がANAとJALに別れて乗ってくるらしく、おれと一緒に待っているが、荷物整理をしたりしてせわしない。田舎の人ってなんかせわしない人が多い(特にオバサン世代)のはどうしてなんだろう?

 やがてJALが到着したのとほぼ同時に、迎えのTが登場。さては車の中で待ってたな?

 やがてH(夫婦)もロビーに出てきて、Tのクルマに乗る……と、これがベンツ。Tはダイハツでエンジン設計をやっているので「ダイハツに乗らなアカンのんと違うのか?」と訊いたら、入社以来ダイハツのクルマには乗ったことがないと。

「どうせ乗るならオッと言わせたい」

 Tって、ハッタリをかましたい男だったかなあ?

 しかしベンツはすこぶる乗り心地はいい。

 しかしドイツ製なのに表示は全部日本語。「ドイツ製っていう感じがないなあ」とか言いながら、まるで知らない道を走って、お通夜の会場へ。

 

 「悪漢刑事」シリーズの舞台・鳴海市は、小松島市をイメージして書いているのだが……大型の船(飛鳥Ⅱを含む)は昔からある客船を扱う小松島港にはつけなくて、比較的最近に出来た「金磯岸壁」につくらしい。斎場はその近く。

 ウチの田舎のシキタリでは、昔ながらに、お通夜は一晩中、亡骸と一緒にいて、亡骸と同じ部屋で寝る。

 本来は一晩中起きているのだろうが、それはキツいので、今は適当な時間に寝る。

 この部屋にはお風呂が完備していて、まあ、旅館のような感じで「泊まる」事が出来る。

 まずは、焼香をする。

 なんだか、死に顔をきちんと見られない。

 老衰で102歳という天寿を全うしたとは言え……。

 母が入院した中学2年から高校を卒業するまで、母親代わりになって家事を遣ってくれて……ぶつかったこともあったし、晩年は痴呆症ですっかり忘れられてしまったけど……祖母は祖母。

 合掌。

 叔母に用意した香典を渡そうとしたが、受け取って貰えない。内輪で簡素にやるから、香典は要らないし、その代わりに香典返しもナシ、と。

 凄く合理的。

 この叔父夫婦はとても合理的な考え方をする人たちなので、逆におれなんかは、その先進性に驚いたりする。

 今回は、ご意向に従うことにする。

 お寿司とビールが用意されていて、みんなで食べる。

 みんなと言っても、身内だけ。しかし祖母の子供たちはみんな死んでしまって、残るはおれの母のすぐ下の弟と末弟のみ。みんなガンで死んだので、ウチはガン家系なんだろう。

 末弟は行方知れずで連絡がつかない。「寅さんみたいなやっちゃ」と。

 なので、参加者は、孫の方が多い。と言ってもおれとH(夫婦)とT(夫婦)と、母の妹の連れ合い。

 寿司を食べ、ビールを飲んで、0時近くになって、従兄弟のTは実家で寝ると宣言。なんか今回はTにマンマと填められた感じだなあ。

 寝る前にシャワーを浴びる。

 雑魚寝というか徹夜を覚悟していたので、睡眠時無呼吸症の機械を持っていかなかった。なので、イビキがひどいだろう。

 横向きに寝ればイビキはマシになるはずなので、極力そうやって寝る。

 が……なかなか寝付けない。

 こういうお通夜って初めての経験。だいたい適当な時間で引き上げていたから。

 う~ん、やっぱり、凄く微妙な感じだなあ……。

 0時40分頃、就寝。

今朝の体重:計るのを忘れた

本日の摂取カロリー:2026kcal

本日の消費カロリー:208kcal/5531歩+124kcal(自転車) 

2017年2月12日 (日曜日)

2月12日/清水富美加ショックと祖母の死

 7時過ぎ起床。

 目が覚めて、ベッドの中でiPhoneを見るのが日課になっているのだが、起き抜けに驚いたのは、「清水富美加が引退して出家」のニュース。

 えええええ!これからだっていうのに!

 コメディセンスもあって可愛いし、大注目株だったのに!

 一般的には朝ドラで注目されたらしいが、おれはテレ東の「Sick」というコントみたいなドラマで見て、「このコは可愛いのにイメージが壊れそうなのを気にしないで、凄いなあ」と思ったのだ。

 事情は判らないけど、このまま引退というのは実に惜しい。

 快晴。

 洗濯機を回しながら、朝のモロモロを済ませて、洗濯物を干す。

 アサメシはコーンフレークにバナナに小さなフランスパン、牛乳。

 「第3章」に入る準備。話をどう膨らませるか、イメージを広げなければ。

 税理士さんから確定申告の概要を知らされた。思ったより還付金が多いので、ホッとする。

 昼飯を食いに日暮里まで行って、久々に「馬賊」のラーメンを食おうかと思ったが、なんだかんだで面倒になり、冷蔵庫のご飯でお茶漬け。これがヒルメシ。

 今回も14時からのNHK-FM「きらクラ!」をオンエアで聞く。

 ソファに寝転んで最新号の「MacFan」を読みつつ、眠くなったのでウトウトしながら聞く。

 外は晴天で、なんだか至福のひととき。

 R.シュトラウスの「アルプス交響曲」に感銘を受ける。この曲はまだきちんと聞いていなかったので。

 ブラームスのピアノ四重奏曲をシェーンベルクがオーケストラに編曲して「ブラームスの第5交響曲」と言われるものの第一楽章も流れたが……この曲は喧しい派手な編曲で好きではないのだが、マイケル・ティルソン・トーマスの指揮はいい。ストラヴィンスキーの弟子であるロバート・クラフトの指揮のものは全然いただけないが、クリストフ・フォン・ドホナーニのものはまあまあいける。しかしMTTのほうが落ち着いていい感じだなあ。

 手持ちのCDからいくつかiTunesに入れる。ブリテン自作自演のものや上記のドホナーニのもの、マゼールの「惑星/3つのオレンジへの恋組曲」など。

 それをやっていると……田舎の叔父の奥さん(というと、叔母でいいの?)から電話が来た。もしや……と思ったら、やっぱり。

 100歳を超えて「死ぬのを忘れてるんじゃないか」と言われていた祖母が亡くなったと。

 お通夜は13日、葬儀は14日。

 急な話で……と言うか、葬式はいつも急なものだが。

 こういう場合、格安チケットは無理。時間的なこともあるのでどうしても飛行機を使わなければ間に合わない。

 お通夜は飛ばして葬儀だけに出るか?しかし仕事も詰まっているので、四十九日には行くことにして葬式はパスするか?いやしかし、母が早死にしてから祖母は母代わりにやってくれたから、それはあまりに薄情だろう。

 いろいろ考えて、新幹線は時間的に無理。飛行機と夜行バスを組み合わせるしかないか……。

 明日は腹部MRIの予約があったんだぞ。うっかり忘れるところだった。

 ちょっと考えを整理する意味もあって、外出。

 千住大橋の「餃子の王将」で餃子セットを食べ、スーパーで買い物をして、帰宅。

 なんとかリーズナブルに徳島まで行けないか、あれこれ調べたが、今回はどうも無理。くーたんのこともあるし、仕事のこともあるしで、行こうか止めようか、激しく迷う。

 が、やっぱり、行くことにする。この際、正規料金のチケットを買うのもやむを得ない。

 田舎から再度、電話。葬儀の時間などは決まらないので、お通夜から出て欲しい、お通夜の会場で雑魚寝するから宿は取らなくていい、とのこと。お通夜のやり方は地方によっていろいろあると思うが、わが田舎では、お通夜の会場で雑魚寝するのが正しい作法のようだ。おれの母親の時は自宅でお通夜をやって、おれは自室で寝てしまったのだけれど。

 お通夜は一晩中やるから、遅くなってもいいとのことで、徳島に着く最終から1つ前の飛行機にすることにして、ダメモトで格安チケットを探したら、正規料金より1万円安いものを発見。さっそく手続きをする。

 帰りは、初七日も一緒にやるから終了は遅くなるから夕方の便はアカンよ、と言われたので、これはもう夜行バスしかない。

 安いヤツは4列のバスで、おれにはもうキツい。しかしこれも捜すと、3列の比較的ラクそうなバスがあったので、これも予約。

 喪服は持っていくとして、他の服はどうしようとか、香典の相場は如何ほどなのかとか、いろいろ考える。

 ま、事情も判らない外国に行くんじゃないし、なんとかなるだろう。

 仕事も、家にいればどんどん進むものではないし……移動中に逆にいろいろ思い付くこともあるし。

 旅行に出るとき何時も頼んでいるキャットシッターさんにも予約を入れる。

 録画した「バイプレイヤーズ」を見る。松重豊の優しい言葉がなんだか染みる。

 「タモリ倶楽部」も見る。ウツボとマンボウの「研究対決」。しかしウツボはシン・ゴジラの第一形態に似てるなあ。特に、目が。

 清水富美加の件。本人がツイッターを更新し、事務所の弁護士が会見し、教団側も見解を発表。

 エル・カンターレがなにを吹き込んだのか知らないけど……。

 双方の言い分が違うので、しばらく揉めそうだ。

 こうなると、円満復帰も円満引退も難しいだろうな。極めて残念。

 

 風呂に入って、0時過ぎ就寝。

今朝の体重:89.90キロ

本日の摂取カロリー:1395kcal

本日の消費カロリー:36kcal/971歩+35kcal(自転車)

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