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2019年3月30日 (土曜日)

3月29日/嬉しいメールと、書店廻り・一応の最終日

 7時過ぎ起床。

 くもり。

 

 「まんぷく」を見る。明日が最終回か~。

 

 今日で新刊自主キャンペーンの書店廻りを最後にしよう。

 いやしかし、この新刊挨拶は、演歌歌手の一人キャンペーンみたいで、売れない演歌歌手の気持ちがよく判る。店頭でビールケースの上に立って歌わない分マシかもしれないけど……いやしかし、歌手は人前で歌うのが商売だからなあ……。

 邪険にされることもあるけど、笑顔で迎えてくれてPOPを歓迎してくれる書店さんもあるし、そういう時には本当に嬉しくなる。

 本が売れていた頃のモノカキは、ただ書いていれば良かったのだろうけど、今は違う。売れてる作家はサイン会に講演会。売れない作家は自主キャンペーン。

 

 そう言えば、昨日廻った書店さんに妙な男が居た。

 細身で、黒のコーデュロイのスーツというきちんとした身なりで、広い店内をキビキビと歩いて売り場をチェックし、店員さんになにかサインを出している。

 ちょうど夕方で混んでいる時間帯だったので、店内を巡回してお客さんを捌く指令を出しているのかと思ったが……どうも様子がおかしい。

 神経質そうに両手をブルブル震わせているし、耳にしているのは無線を受けるイヤフォンかと思ったら、たぶん、ただのイヤフォン。混んでいるのに自ら接客することも一切無く、サインを出している先には店員さんは居ない。

 こりゃ、あっちのヒトかと思っていたら、ひとしきり「働いて」満足したのか、その男はエレベーターに乗って去って行った。

 春なんだねえ。

 面白いから書き残しておく。

 

 で、アサメシはダブルソフトのトーストに8枚切りトーストにオレンジ・マーマレード、W目玉焼きにソーセージ3本、牛乳。

 朝のモロモロを済ませて、書店廻りに出発!

 

 本日は、人形町を皮切りに、渋谷から田園都市線で長津田、横浜線で八王子経由の京王府中、南武線で立川、国分寺と廻る。

 

Img_4192

 まずは人形町の文教堂さんへ。

 ナナメ構図なのは天井の照明の具合で表紙がテカってしまうので。

 

 半蔵門線で渋谷。渋谷駅地下は構造がよく判らなくなってしまった。こういう時は地上に出るに限る。

 で、啓文堂渋谷店さんへ。新刊がないのでちょっと青くなったが、新刊の台にきちんとありました。

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 渋谷のリストに「ブックファースト渋谷公園通り店」が入っているけど、ここは2017年に惜しまれつつ閉店していた。もう2年も前に!なのに売り上げ上位店リストに入っているのはどうして?

 

 長津田の有隣堂書店さんには、ファンの店員さんがいらっしゃる。「本人ですか? いつも読んでます!」と言ってくれたら、毎回新刊が出るたびに通いますよ。

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 有隣堂さんのお隣の「しぶそば」でランチ。カツ丼とぶっかけそばのセット。入ったタイミングが一番混んでいて、しばし行列。

 そのあと、デザートで、鯛焼きを買ってJR横浜線のプラットフォームで食べる。美味しかったけど、ちょっと食い過ぎ。

 

 その車中でメールを確認すると、ミステリー作家の霞流一さんからメ-ルが入っていた。霞さんは元東宝映画のプロデューサーで、おれが脚本を書いていた頃、原稿を見て戴いたことがある。その頃からお付き合いをさせて戴いていて、新刊を送らせて戴いている。

 霞さんからご許可を戴いたので、全文紹介させて戴きます。

 

『この度は御新著「情事 撮影所法務部・妻木悠人の事件簿」を

ご恵贈賜り深く御礼申し上げます。 

扉ページを開いて、撮影所の地図を見て何だか懐かしくなり、

数ページ読み始め、そのまま引きこまれ、読了してしまいました。

 登場人物たち(特にチーフ助監督)の活動屋ならではのクレージーな情熱と言動が死体隠しという設定を生み、サスペンスとブラックユーモアを醸して、有機的にリンクし合うプロットがとても巧妙で面白かったです。

「ハリーの災難」と「フロントページ」のイメージをシェイクし、さらにドラマ的に発展させたふうな贅沢さを感じました。

事件のエピソードと劇中劇とを随所で重ね合わせるテクニックも丁寧に工夫が凝らされていますね。

また、さすが、映画の現場のディテールが正確かつ精緻で感心することしきり。

恥ずかしながら初めて知ったこともあり、今さらながら勉強させていただきました。

 とても楽しい読書体験でした。ありがとうございます。

さらなるご健筆を心より祈念しております。』

 

 望外のお言葉に、車中で飛び上がりそうになった。

 ここまで読み込んで戴けるのは、本当に嬉しい。「ハリーの災難」「フロント・ページ」は書いている時は意識していなかったのだが、言われてみればその通り。

 嬉しくてたまらない。

 作家冥利に尽きる、とはこのことだろう。

 多少何かあっても、このメールを思い出して、頑張れそうだ。

 霞さん、有り難うございました。

 

 八王子で京王線に乗り換える。この時、初めて八王子の街を歩いた。立川までは街を歩いているんだけど……八王子には「地方の中核都市」の風格があるなあ。

 しかしJRと京王の駅は結構離れてるのね。

 

 準特急で府中へ。

 府中駅前は凄くカッコイイし、啓文堂周辺には感じのいいカフェも多い。東武線や京成線沿線にはない街並みだなあ。

Img_4195

 南武線経由で中央線に戻り、立川のオリオン書房サザン店さんへ。以前はこの先のモノレール駅に隣接したお店に通って、ついでにラーメンパークでラーメンを食べていたのだが……今はこちらのお店の方が売れているので。

Img_4196

 国分寺に行ったら、店頭に、ない!入荷がなかったのか、売れてしまったのか?

 かなり凹む。

 本日はここで打ち止めにして、東中野の「大盛軒」で鉄板麺を食べて、書店廻りの打ち上げにしようかと思ったけど……このままでは終われないし、腹も減っていない。

 武蔵野線で新越谷(南越谷)に廻る。

 旭屋書店新越谷店には、ありました!

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 東武伊勢崎線・新越谷駅から獨協大学前駅(旧松原団地駅)まで間違えて「区間準急」(これは獨協大学前には止まらない)に乗ったら、向かいに座っていた女性が荷物を置いてフラフラと立ち上がってプラットフォームに出て行った。電車の行き先を確認してすぐ戻ってくるのかと思ったら、向かい側の日比谷線を待つ列に並んでしまった。

 荷物を忘れたのかと思ったら、その女性は振り返って元の電車に乗ろうとすると、目の前でドアが閉まった。

 よくある「電車の連絡待ち合わせ」をしていると勘違いしたようだ。

 こういう場合どうすればいい?荷物を持って最後尾の車掌のところまで持っていくか?いや、下手に触らない方がいいのではないか?

 持ち主のあの女性がしっかりしていれば、新越谷駅の駅員に事情を説明してどこかの駅か終点の浅草駅で荷物を取り置きして貰うよう連絡して貰うはず。

 それくらいのことは出来るだろう。と、おれは何もしなかった。冷たい?

 おれも電車を乗り間違えて、草加駅から1つ戻って、獨協大学駅前に戻り、駅構内にある「CROSSBOOKS松原」へ。

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 もうちょっと行こうと、同じ線の「東京スカイツリー」駅にある「ソラマチ」へ。

 が……ここの書店さんには2冊しかなくて棚差しだった。売れてしまったのだと思うことにする。

 

 お店で売っているお弁当やパンを食べるスペースがあり、その近くのお店で「牛すき焼き弁当」を買って、そのスペースで食べる。これが夕食。

 

 くたくたになって、20時過ぎに帰宅。

 「チコちゃんに叱られる」の朝ドラ特番をやっていた。

 おれが好きな朝ドラは、「雲のじゅうたん」「ちゅらさん」「風のハルカ」「芋たこなんきん」「カーネーション」「あまちゃん」「あさが来た」「半分、青い」だなあ。

 

 今日の分の報告メールと、霞さんへのお礼メールを書き、風呂に入り、録画した「サラメシ」を見て、0時15分、就寝。

 

今朝の体重:88.85キロ

本日の摂取カロリー:3236kcal

本日の消費カロリー:2323kcal/12773歩+自転車

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コメント

本屋さん廻りお疲れ様です。
人形町の文教堂にも行かれたのですね。
ここは私が『悪漢刑事』に出会った本屋さんです。
なんか嬉しいです。

文教堂さんを出て甘酒横丁を明治座方面に向かって、一個目の交差点にある『東嶋屋』という蕎麦屋には『たぬき丼』も『きつね丼』も有るようです。
私は食べたことがないので、うちの会社の本社(人形町)に行った際に食べてみてからご報告しようと思ってました。
早くお伝えすれば良かった(-_-;)

近いうちに本社に行くので食べてみます。


『情事』は余り時間がなくて少しずつ読んでいます。
まだ妻木の入社初日までしか読んでませんが、私が生まれる9年前の世界を楽しまさせていただきます。

Aquiras様:
人形町の文教堂さんはもう10年以上通って、新刊が出るたびにPOPをお渡ししていて、よく売っていただいています。近くの水天宮前にももう1軒書店さんがあったのですが、今はドラッグストアになってしまいました。

東嶋屋、チェックしました!近々、是非行ってみます。
たぬき丼、大好きなんです。でも、「キツネ丼」は食べたことがありません。せっかくなので、両方食べてみようと思います。

昭和34年は、小生が産まれた翌年です……。33年に「日本映画史上最大の動員数」を記録して、映画の栄華はまだまだ続くと信じられていた、その時代のお話です。
お楽しみいただければ幸いです。

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