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2020年1月 6日 (月曜日)

1月5日/アイディア考えつつアメ横を歩き電車に乗り、夜は映画二本立鑑賞

 7時42分起床。

 快晴。

 夜中に東京地方では初雪が降ったらしい。

 

 朝のモロモロを済ませて、アサメシは一昨日作ったお雑煮の残りに餅2つ、卵、ご飯、しらす干し、海苔、漬け物。

 例年、お餅はえんえん残っているのだが、今年はもう食べきってしまった。少ない量のを買ったからか。もう少し食べたいなあ。

 

 「第4話」の考えをまとめなければならない。

 あれこれ考えて、なんだかんだやっていると、もうお昼。

 部屋にいるより動いた方が閃く。歩くか電車に乗るか、温泉に入るか。この中で温泉案はまず消えて、電車案もなんだか惹かれず、上野にお昼を食べに出て上野を歩き回ることにした。

 

 年賀状、改めて整理。「この出版状況で文庫書き下ろしは大変ですね」と書いて戴くのだが、いやもうホント大変。だけど、これしか仕事がないし、これ以上増やせないほどパンパンなのよねえ……。大沢在昌氏は「文庫書き下ろしは連載の仕事がない作家がやることだ」とか書いていて、それはまあその通りなんですけどね、と。しかしイヤらしい書き方だよねえ。

 で、こちらが出していないけど戴いたのが10枚。今なら「年賀状」として返信出来るので、足立郵便局まで行って、買う。コンビニではもう売っていないかもしれないから、中央郵便局の休日窓口を使うのが一番確実。首尾よく買えた。

 その足で、京成線で上野。

 アメ横を歩く。いや~外国人ばっか。中国のヒトはファッションで判るなあ。

 けっこう歩いてから、ハンバーグが美味いという「ジョージV」に入るが、満席。4人掛けのテーブルが空きそうだったが、おれの後から若い男女3人組が入ってきた。おれのために彼らを待たせることになるのはなんだか申し訳なくなったので、店を出る。

 ミックスフライ定食とかがかなり安い「定食屋」に行こうか、別のハンバーグの店に行こうか迷ったが、目の前に「キッチン台栄」があった。ここもこの界隈では有名な洋食堂。ちょうど1席空いていたので、入る。

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(写真は「食べログ」から)

 出来ないメニューがあると言われたけど、おれが希望した「生姜焼きとメンチカツ」はあった。メンチカツはデカいけど生姜焼きの量はそこそこ。しかし、美味かった。

 

 その後もアメ横をブラブラ。ラーメンの「天下一品」や大盛スパゲティの店が何故か発見できず。

 そして……ブラブラしてもアイディアが全然浮かばない。

 このままおめおめとは帰れないぞ。じゃあ、電車に乗るか?と言っても、なんか今日は東京近郊大回りをする元気はない。

 京成で佐倉辺りまで行って引き返すか。

 駅に着くと、ちょうど「成田行き快特特急」が出るところ。空いている。一番隅の二人掛けシートに座ると、何故かタブレットに見入っているオッサンが座ってきた。窮屈だけどまあ、途中で降りるだろう。

 が……満腹とヒーターのヌクヌクと電車の振動と規則正しいレール音で、寝てしまった。

 気がつくと、佐倉。しかし眠い。ええい寝ちゃおう。京成成田の駅構内にあるパン屋さんでパンでも食おう。

 隣のオッサンは依然として居る。このおっさんも窮屈じゃないのかなあ?

 15時過ぎに京成成田着。構内のパン屋さんでハムチーズサンドを買い、お店の中でアップルジュースも頼んで、食べる。

 この後すぐ出る上野行き特急に乗ることにしてプラットフォームに行ったらかなりの客が待っている。当駅始発なら座れるが、成田空港から来るやつかもしれない。もう1台遅らせようかと思ったが、まあいいやと、乗る。

 次の「公津の杜」で空席が出来たので、座る。いやあラッキー。近くの立っていたのは若者だったので、遠慮はしない。

 iPhoneで、「第4話」のメモのメモを見ていると、おぼろげながら少しは見えていたが、まだ形にはなっていない。ラヴェルの「ラ・ヴァルス」の冒頭みたいなモヤモヤした状態。

 

 スーパーに寄って「七草粥」のセットなどを買って帰宅。

 年賀状をプリントして添え書きして、近所のポストに投函。

 夕食は、あんまり腹が減っていなかったので、買ってきた「助六セット」にフリーズドライの長ネギの味噌汁。食べたら食欲を刺激してしまい、「薄焼きサラダ揚げ」と6Pチーズも。

 

 夜は……録画したまま見ていない「万引き家族」をやっと、見る。

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 この映画は……極めて哀しい。貧困、独居老人、児童虐待などなど、今の日本の問題点が集約されている。これじゃあ「日本は今、光り輝いている」と疑うことなく信じている(らしい)アベ首相やその取り巻きが嫌ってパルムドールを取ったのに完全無視したのも当然なのかもなあ、と思った。連中は絶対見たくない日本の姿だろうから。

 実際の廃屋を使ったらしい(しかし室内はセットでしょう?)貧乏臭くて掃除もしていないボロ家の様子がもう、リアルすぎて嫌になる。こんな汚いところに住みたくない!と思うけど、しかし、不思議な「安心感」が漂っていたりする。

 行き着いた先の、終着点。

 映画では描かれていない背景がもっとたくさんあって、想像力を刺激されて、考え込んでしまった。どうして彼らは集まった?夫婦同然だけど夫婦ではない二人はどうして「婆ちゃん」と同居するようになった?寂しそうな独居老人をほうっておけなくなって、転がり込んだら生活費もかからないと一挙両得で押しかけ同居し始めた?「婆ちゃん」は去る者は追わず来るものは拒まないような性格のようだから、彼らを受け入れたのか。

 子供の万引きを判っている駄菓子屋のオヤジ。

 子供が姿を消しても捜索願も出さない親。

 ウワベだけの報道に終始するマスコミ。親身だけど定番的発想から突っ込めない警察。

 哀しい。凄く哀しい。けれど……愛おしい。

 この作品は、是枝監督のこれまでの集大成ではないのか?リリー・フランキーの「甲斐性は無いけど愛情に溢れている男」は「そして父になる」の延長の色が濃い(当人はけっこうオシャレでカッコいい中年なのに、こういう役には驚くほどハマる!)し、他のキャラクターにも既視感がある。樹木希林が死ぬ直前の場面の老け具合と衰え具合の表現は驚くほどで、本当に撮影中に死んでしまったんじゃないかと思ってしまうほどだし、安藤サクラの存在感と逞しさ(日本人が抱く「肝っ玉母さん」の原型のようなもの)は凄い。多少のコトには動じない。これが日本の女というか、アジアの女なのかもなあ。それを考えると、男って弱いよねえ。

 子役も見事すぎるくらい素晴らしい。特に、虐待されて母親からネグレクトされている女の子なんか、もう、可哀想で可哀想で。実際は明るく元気な子だと知って胸をなで下ろすけど。

 お兄ちゃんの方は美少年で利発で、子供なのに人生の真実を見通しているような存在なのが、逆に哀しい。知らないままのんきに暮らしている方が幸せだったりする、ということも暗に語っているようで……。

 黒澤明は「赤ひげ」で「自分のキャンパスを描き尽くした」と言われたし、実際、この後、作風が変わった。日本映画に限界を感じてハリウッドに進出しようとしてトラブルになってしまったのだが……。

 是枝監督も、日本からフランスに飛び出して、ドヌーブたちを使ってフランス映画を作った。

 是枝監督は、今後、どんな作品を生み出すのだろう?

 それにしても、松岡茉優がハッとするほどきれいに撮られていて……美しい。まさに掃き溜めに鶴のような存在。いろんな意味でピュアだから、実の家では窮屈だったのかもしれない。

 とか、いろんな背景を描いていない分、考えこんでしまう。ここにも「そして父になる」の延長を感じる。「豊かなら、幸せなのか?」という。是枝監督が巧いというか深いのは、「豊かさを決して否定していない」ところ。豊かさは、否定すべきものではないわけだし。

 

 これを見ただけで本日を終えるのはあまりにも重いし、痛い。

 まったく違うものを見ようと、山下敦弘監督作品「ハード・コア」を見る。

Qug

 このスチールを見て、絶対見よう!と決めていた。

 いや~ハナシがどこに転がるのか、全く予測できない。絶対フツーの映画ではないと思ったけど、冒頭に松たか子が出てくれば、メインキャストで活躍すると思うじゃないですか。しかし、それっきり。荒川良々は、その風貌の逆を突いて「冴えた男」をやる事が多いけど、今回は、そのまた逆を突いて「痴呆みたいな男」。そして山田孝之!この人は凄いや。くそ真面目でシリアスな顔をしてアホなことをマジにやる。コーエン兄弟におけるジョージ・クルーニーみたいな。

 佐藤健はテレビでは絶対に見せない部分を見せる。単純に死ぬとは思ってなかったけどさあ……。

 右翼団体のふたりの俳優も凄いなあ。妙にリアルで。 

 凄いのは、「驚異の存在」であるロボオの正体が不明のままって事。まあこれはヒッチコックの言う「マクガフィン」で、その正体や故事来歴を説明しても、それ自体は面白くないという判断なんだろう。

 いやあ、凄いなあ。

 

 まったく違う刺激を受けて、圧倒されて、風呂はカットしてゴミ出しをして、1時35分、就寝。

 明日はいろいろやる事が多いぞ。

 

今朝の体重:86.15キロ

本日の摂取カロリー:2479kcal

本日の消費カロリー:594kcal/6719歩+自転車

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