1月18日/月イチ通院&5度目のワクチン接種&「ドリームプラン」鑑賞
7時18分起床。
晴れ。
目の調子まあまあ。Mac miniの調子まあまあ。DesktopCalendar表示せず。足腰の調子ヨシ。体調ヨシ。
朝のモロモロを済ませてアサメシは……
と、ここから先、夜の部分までほとんど書いたのに操作ミスで消してしまった。ガックリしつつ再度書く。これはniftyの「ココログ」に直接書いているが、その都度、保存しておかねば。これまでも何度か書いたのに消してしまったことがあるし。
アサメシは、ご飯小に目玉焼きを載っけてマゼマゼ。白菜の浅漬け、牛乳。
今日は、月曜に行く予定だった内科の月イチ診察に行く。午後にはこのクリニックの近くにある別の病院で新型コロナのワクチンの5度目の接種の予約をしている。間が空くので自宅に戻るのは行ってこいになるから、MacBookAirを持って出る。昼にマクドナルドかファミレスでランチを食べつつ仕事をしよう。
10時過ぎに外出。クリニックに到着したとき、ワクチンの接種券を持ってこなかったことに気づいた。やれやれ、結局、一度自宅に戻らなきゃいけない。
いつものように採血・検尿。しばらく待つだろうと思って持参した「MacFan」最新号を読む。相変わらず物欲を刺激させようとする記事ばかり。しかしVenturaのバグについての記事はないぞ。
ほどなくして呼ばれて、血液検査の結果発表。正月に飲み食いして数値が悪くなるヒトがほとんどなのに、数値は良くなっている、エラい!と褒められた。しかし「糖尿手帳」を持ってくるのを忘れてしまった。もうボロボロ。
会計を済ませ、薬局で薬を受け取って、12時。
まだ腹も減っていないので、帰宅。
この日記のバックアップを取ったりしていたら、すぐに13時。接種券や予約のプリントアウトを持って、再度外出。
接種会場の病院着。この病院には平成7年頃に救急搬送されて3日入院したと思う。当時まだバイクに乗っていて東武線の踏切近くでスリップして頭を打って救急搬送されたのだ。主に打撲だったが頭を打ったので事故の記憶が飛んでしまった。見舞いに来てくれた相方には、同じ事を繰り返し話していたらしく、相方は「これは駄目かも」と思ったそうだ。しかし、事故の記憶が飛んだ以外に後遺症はない(はず)。その時着ていたダウンジャケットは血だらけではいていたジーンズには大穴が空いたから、そこそこ派手にスリップして転倒したようだが……完全に記憶がない。
問診後にワクチン接種して15分の待機。8月31日に4度目を打ったときは30分の待機だったが。
帰宅途中で、「立ち食い雑賀」で遅いヒルメシ。「太麺中華そば」を食べる。同じ値段の「牡蠣そば」にすれば良かった、この太麺中華もまあまあ美味かったけど。
帰宅して仕事開始……と思ったが、今日はなんだか気忙しくて集中出来ない。そして、なんだか眠い。ワクチンの副反応か?
今夜は相方と千住大橋の「ポンテポルタ」で食事をして、ウチで映画を観る予定。
19時30分集合ということになったが、少し早めに出て、「ポンテポルタ」2階の喫煙所で一服して、1階の「ライフ」でウェットティッシュの詰め替えを買っていると、相方から「マクドの前にいる」とメッセージが。
で、マクドナルドで食事。おれはビッグマック一押しだが、夜にビッグマックセットを食べると高い。ならばいっそ「倍ビッグマック」を食うか、と思うがあれはパティが4枚も入っていて、どうも美味しいとは思えない。何事も過ぎたるは及ばざるが如しだ。「倍エグチ」のセットにする。640円。まあまあ美味いが、ちょっと物足りない。以前ならこれにフィレオフィッシュか何かを追加したところだ。
食後、ウチに移動して、wowowで録画した「ドリームプラン」を観る。原題は「KING RICHARD」。
イングランドのリチャード王は生涯、戦争に明け暮れていたそうだが、ビーナスとセリーナ姉妹の父・リチャードもそうだった。白人の金持ちのスポーツであるテニスに貧しい黒人のリチャードが驚くべきプランで挑む。そのプランは姉妹が生まれる前に立てたものだというから、余計にアメイジングでアンビリーバブルで、リマーカブルだ。
普通に考えれば、この父親は異常だ。常軌を逸している。この姉妹に注力して他の3姉妹(彼の子供ではないが)はノータッチに見えるし、実際には妻の連れ子とは軋轢があったようだが(映画の中では5人姉妹とても仲がいい)……。それにしても、生まれてもいない子供に、「テニスの王者にする」というプランを与えるというのは……しかも、貧しい(おれの感覚では一戸建てに住んで車に乗り、住んでいるところも「緑の多い閑静な住宅街」に見えてしまうのだが)。街ではチンピラの抗争が絶えず、リチャードも連中の目の敵にされている。「黒人の子供がテニスプレーヤー?アホか」と誰もが鼻先で嗤う。
しかしリチャードは賢い。テニスには素人なのにビデオなどを繰り返し見て自己流のテニス教授法を編み出して娘を鍛え、有能なコーチを捜す。タダで教えてくれる、有能なコーチを。黒人の貧しい姉妹など、誰も相手にしないが……しかしやがて、熱意が通じる人物が現れる。広大な敷地にテニスアカデミーを持って多くの有能なジュニアを育成している有名なコーチ、リック・マッチ(リック・メイシーとも表記)。リック・マッチは姉妹の非凡な能力をすぐに見抜いて、ジュニア大会に出してスポンサーを獲得して上にあがっていこうという(オーソドックスな)プランを提案するが、リチャードは違った。白人の世界に入っていく黒人の困難さを知っているし、もし仮にテニスが駄目になっても人間としてきちんと生きていくには普通の教育と人間らしい生活が必要だと考えた。ジュニアの世界には、子供を「テニスマシン」「金を生む存在」として勝ちに拘り金に拘る毒親と、それに翻弄される子供たちが多くいることを観てきたからだ。
ジュニアのトーナメントには出場させず、学業を優先させてひたすら練習させる。しかしビーナスは試合に出ることを切望して、いきなり大きな大会でデビューして第一戦を快勝する。
姉のビーナスばかりが注目されてプロデビューするのに、妹セリーナは複雑な感情を抱くが、父リチャードは「お前は史上最高のプレーヤーになる!」と言い切る……。
映画は、テニスの試合の妙味を凄く巧く切り取っていて、ビーナスが相手を翻弄し、翻弄されるところを試合の中継のように捉えたところが実に見事。しかも姉妹を演じたのはテニスプレーヤーではなく俳優。彼女たちは特訓を受けたらしい。もちろん代役のショットも入っているが……とにかく、テニスの場面は誤魔化しがない。
リチャードを演じるウィル・スミスはこの作品でアカデミー主演男優賞を獲ったが、その授賞式でクリス・ロックを殴ってしまった。劇中ではチンピラに袋だたきにされても絶対に手出しをしない(一度、勤め先の警備会社から銃を持ち出してチンピラのボスを撃とうとしたが別のチンピラに先を越されて未遂)のに。しかし、ウィリアムズ姉妹が「本物ソックリ」と評したほど、ユニークすぎる存在のリチャードを好演している。とてつもなく熱い愛情と、熱意。ユニークすぎるビジョンと強い意志。
この映画は、ウィリアムズ姉妹の映画ではなく、父リチャードの映画だ。
日本人が考える以上に、白人社会に黒人が斬り込んでいくのは恐ろしく困難なことだろう。どんな分野でも。女子テニス界でそれをやるには、慎重な計画と揺るぎない結果が必要だ。そこまで考えて、リチャードはすべてに介入して姉妹を守り、テニスの商業主義に巻き込まれてカネに眼が眩んでへんな方向に行かないように自分を律する。
結果を出す姉妹とリチャードに、周囲はどんどん折れ、理解し、敬意を持つようになる。街のチンピラは「お前ンとこの長女をレイプしてやるぜ!」と言っていたのに、姉妹のボディガードを買って出るようになるし、コーチも情熱を持って姉妹を指導するようになるし……タダで。リック・マッチに至っては高額の契約でリチャードをコーチとして雇用してまで姉妹と契約して、フロリダのテニスアカデミーに迎え入れる。
こういう成功物語は感動するし気分は高揚するけど……時間が経つと、強い感動が沸き起こる。彼らが黒人だから、「白人ならしなくてもいい苦労」をしなければならず、それに打ち勝って、姉妹が人間的にも素晴らしい存在になった事に激しく感動するのだ。ウィリアムズ姉妹の試合は、あまりに強すぎて、観るのは面白くないのだが。だって……彼女たちは絶対勝つんだから。でも……こんな半生と苦労があったと知っていれば、もっと応援していただろうなあ。
今、大坂なおみが、メンタルな問題などでテニス的には弱っているけれど、なんとかまた復活して欲しいと、ファンとしては思ってしまう。
感動作だ。映画としてのツボも上手くハマって、素晴らしい。ラスト、試合に負けて「もう誰にも見向きもされない」と思って会場から出たビーナスたちを待っていた大群衆が「ビーナス!」と連呼して迎える場面では、本当に感動する。泣いた。
観終わった後、相方がマクドドナルドで買ってきたクリームパイを食べて少し喋って、解散。
風呂に入っていると凄く遅くなるのでカットして。1時、就寝。
今朝の体重:84.15キロ
本日の摂取カロリー:1773kcal
本日の消費カロリー:249kcal/5976歩+自転車
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