12月30日/掃除・買い物・ウルトラマン
7時58分起床。
晴れ。
目の調子ヨシ。Mac miniの調子再起動して良好。足腰腕の調子ヨシ。体調ヨシ。
朝のモロモロを済ませるが……くーたんの朝ご飯を用意する際にドライフードの容器(大袋から小分けにして密封容器に入れてある)が蓋から外れてカリカリを床にぶちまけてしまった。1粒残らず回収するが、注意深く埃を取り除く。いつかやると思ってはいたが……。
日記を書くのも時間を費やして、アサメシはもう昼飯に近い時間になる。牛乳、残りのミネストローネ、バゲットのトースト、チーズを入れたスクランブル・エッグを作ってみたら凄く美味かった。
「ダウンタウン」の件。ネットでは彼らの笑いは「イジメの笑い」ということになっている。紳助竜介~ダウンタウンの笑いは「ヤンキー」の笑いだとは思うけど、言われるように「イジメの笑い」だったのかな?彼らが東京に進出してきてフジで始めた番組で、後輩の今田や東野に無理難題を吹っかけて放り出し、自分たちは車でどこかに走り去って終了、と言う回があって、それはギャグになってなくて不快だったけど、そんなネタばかりではなかったし、松本人志の「M-1グランプリ」での講評は変なものでもないと思う。とは言え、ネットに貼られた「篠原涼子へのセクハラ」は完全にアウトだ。まあしかし、ここ数年のダウンタウンは進行役が多くて漫才もコントもやらないから……。
いやよそう。そんなに熱心にダウンタウンの番組を見ているわけでもないし、「尖がっていた時代」のダウンタウンはほとんど観ていないから。観ていなかったのは、クソガキが暴れているだけ、みたいな感じで面白いと思えなかったからだろう。同時に「とんねるず」の番組もほとんど観ていない。すでにおれは、彼らの笑いにハマる年齢ではなかったのだ。
文春の報道の通りであれば(たぶん誤報ではないと思う)、もう笑えなくなるとは思うけど……。
部屋に掃除機をかける。これが年末の大掃除。
そんなこんなで昼を過ぎて、外出。千住大橋駅から京成線で堀切菖蒲園駅へ行き、「ラーメン弁慶」堀切店で「ラーメン中盛り」を食べる。座れる席は満席で、立ち食い席で食べる。美味い。美味いぞ。しかし中盛りならチャーシューメンにすべきだった。でも中盛りチャーシュー麵を食べて原因不明の高熱を出した(一晩で引いたが)事があるからなあ。医者に訊いたら「ラーメン食べて熱が出たなんて初めて聞くなあ」と首を傾げていたが。
千住大橋に戻って、「ポンテポルタ」の喫煙所で一服して、ライフで買い物。安~いおせちセット(海老とか数の子がはいっていないヤツ)があったので買い、お雑煮やカレーの材料も買う。
帰宅。年内にすることは……あ、風呂場にもう一度カビキラーを噴射してキレイにしたかったのだ。カビキラーではない別メーカーのヤツを使いきってカビキラーの予備はあるが噴射ノズルが合わない。買いに出ようか迷うが、明日でいいやということになる。
あっという間に夜。
19時のニュースを観て、録画したばかりの「『72時間』今年のベスト10」をチェック。第8位まで観る。
夕食は、ミニたぬき丼を作って、昨日1つ残ったトリカラと。
「映像の世紀バタフライ・エフェクト」を観る。ビートルズについて描くなら、 EMIの、というか、パーロフォンのプロデューサー、ジョージ・マーティンの存在をきちんと描くべきだろう。マネージメント面はブライアン・エプスタインだが、音楽面でサポートしたのはジョージ・マーティンだ。ジョンやポールの音楽的要求を実現して多重録音やニューフィルハーモニア管弦楽団の奏者を連れてきたり、管弦楽部分の編曲を担当したり、とジョージ・マーティンの音楽的貢献は大きなものがある。それを写真1枚見せただけで飛ばしてしまったのはおおいに不満だ。
特に観たい番組もない。が、相方が観たいというので録画した「シン・ウルトラマン」を観た。
おれは子供の頃から「ウルトラマン」は特に好きではなかった。 SFドラマとして画期的だった「ウルトラQ」は大好きだったが、ウルトラマンが怪獣とプロレスをして最後にスペシウム光線で仕留めるという展開がアホらしいと、ガキながら思っていたのだ。「ウルトラセブン」や「帰ってきたウルトラマン」ではドラマが凝ってきて、超人の悩みとか、可哀想な怪獣とかが出てきて面白くなったが。
なので「シン・ウルトラマン」にはあまり興味がなくて映画館でも観なかった。熱狂するファンを冷ややかに観ていた。
で。
「何故か怪獣は日本にしか出現しない」「何故か怪獣は日本だけを襲う」という根本的疑問を登場人物が真面目に口にしていたのがヨイ!そして、妙に世渡りに長けた宇宙人メフィラス(山本耕史)が「郷に入れば郷に従えと言うことで」と名刺を差し出したり、浅草の居酒屋でウルトラマンと酒を飲むとか(この店の店主が白石和彌監督だったのね!)、そういうところは面白かった。巨大化した長澤まさみがセクハラだ、という書き込みがあったが、まったくそうは感じなかった。どこがセクハラなの?
本作は、「ウルトラマン」をとにかく大真面目に、「シン・ゴジラ」のスタイルで再構築した。リアルな政府機構で日本にしか現れない怪獣に対応するにはどういう組織が出来て、自衛隊とどういう関係なのか、と言う部分はとてもリアルに作り込でいる。いろいろ登場する難解な理屈は「シン・ゴジラ」同様、早口でまくし立てるので、理解出来ない。というか聞き取れない。でも、いいのだ。これは小林信彦が言う「フレミング効果」だから、それっぽくなってリアル感が増せばいいのだ。
竹野内豊が政府高官として出てきたので、長谷川博己も……と思ったが、それはなかった。竹野内豊というか赤坂さんは「シン・ゴジラ」では総理補佐官から内閣官房長官になっていたから。
この映画については、ジャパンタイムズのマット・シュリーの言葉が一番的確だと思う。
「楽しいが、前作(『シン・ゴジラ』)のようなパンチと重厚さに欠ける。『シン・ゴジラ』は単なる著名なシリーズ作品のノスタルジックなリブートではなく、日本の官僚機構、軍事的能力の限界や東日本大震災のトラウマについて批評するための手段でもあった。『シン・ウルトラマン』は愛されてきたキャラクターを用いて現代日本社会を描くことにはあまり関心がなく、古いオモチャで遊ぶことのほうに興味があるようだ」
まあ、占領軍の存在をほとんど消し去った「ゴジラ -1.0」と違って庵野さんはアメリカへの批判を相変わらず結構ズケズケとやっているが。
「シン・ゴジラ」は画期的で革命的な映画だったが、「シン・ウルトラマン」はそうではなかった。で、ウルトラマンよりもっと思い入れがない「仮面ライダー」については、ほとんど興味がない。ゴレンジャーをリアルに再構築するのなら観てみたいけど……「シン・ゴレンジャー」はないだろうけど。おれ、戦隊モノでは妙にゴレンジャーは好きだったんだよなあ。ばんばらばんばんばんばん、というあの歌も好きだし。
そのあと「72時間ベスト10」に戻り、続きを5位まで。ここまでは既に観たモノばかり。さすがに名作ばかり。というか「72時間」に凡作はないのだが。「ここを取り上げて!」という視聴者からの投稿に従って撮ったパイロット版も4本ともどれも素晴らしい。全部観たい。小笠原諸島母島の「ガジュマルの木の下」なんか凄くいいなあ。「井の頭公園の鉄棒」もいいし、「北海道の24時間営業の食堂」もいい。あれ?もう1本はなんだっけ?調べても出てこない……。
風呂に入り、ウダウダして、1時1分、就寝。
今朝の体重:86.50キロ
本日の摂取カロリー:2347kcal
本日の消費カロリー:156kcal/3898歩+自転車
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