6時49分起床。
晴れ。
目の調子ヨシ。体調ヨシ。Mac mini超安定。
朝のモロモロを済ませて、アサメシはご飯小、目玉焼き、味付け海苔、キュウリの糠漬け、インスタントのアサリ汁。
S社に仕事の連絡メールを出しているが、返事がない。なんの反応もないと、ひどく不安になって、良からぬ事を想像する。出版業界は不況だから、人の動きも多いだろうし、なにより「戦力外通告」を受ける可能性だってある。いや、今はその可能性が高いので、いろいろと最悪の事態の想像が連鎖的に炸裂して、ここ数日、落ち込んでいた。
しかし、あれこれ考えるよりも行動だ。担当編集者氏もたくさん作家を抱えて多忙なのだろう。校了が重なって寝る暇もないのかもしれない。しかし、連絡がない以上、あくまで想像でしかない。ということは、やっぱり確かめないとおれのこの不安は続くことになる。
ここは確認するべき。そう思って、編集長に如何でしょうかとメールしてみた。これも返事がなければ、最悪の事態を考えて、早急にバイトを探すしかない。
昨夜、ざらつきを確認した床を掃除する。クイックルワーパーで丹念に床掃除。きれいになった!
とりあえず、仕事開始。ハルキ文庫新作の第3話を書き始める。
と、コスミック出版に移った元担当編集氏で元編集長から、企画の提案メールが来た。書かせて貰える話にはなっていたが、それから時間も空いてしまい、こちらから「お伺いメール」でも出そうかと思っていたところだった。こういうメールはとても嬉しいので、即お返事。提案された企画の内容も面白いし。
すると……メールを出したS社の編集長から電話が来て、担当編集氏がとても多忙でという事情を伺い、打ち合わせを来月早々に行うことになった。その編集氏からも電話とメールを戴いた。
こうなると、勇気百倍。とは言っても、一挙に巨額の入金があるわけでもないから金がないのは同じ。でも、首は繋がった。それが実感出来たのは極めて嬉しいし、安堵する。
国替えとかお取り潰しに怯える小藩のお殿様気分……。
俄然、忙しくなってきたぞ。こうなると、バイトしてる場合ではない……けど、日銭はほしい……。どうしましょ。
以上の件を相方に伝える。コスミックの新企画は相方も乗ったし、打ち合わせの日取りの調整も出来た。
今日は18時30分から江古田に行って、日芸校友会の常任幹事会。それまで仕事。明日、鵠沼海岸に行くかもしれないし。
午前中配達予定だった猫トイレの砂、きっちり午前中に配達完了。
昼は部屋で、サッポロ一番味噌ラーメンにキャベツと卵を入れ、ご飯小に「ゆかり」を振りかけて食う。
東北新幹線の連結が外れた事故。「はやぶさ」と「こまち」が走行中に連結が外れて緊急停止して5時間も止まってしまった。最近は「あってはならない」ことが頻発するようになった。絶対安全、な事はもうないのだなあ。ただ、大事故にならなかったのは、よかった。
時間まで仕事。あとに予定があると落ち着かないので、書くことを箇条書きにして書き進む。
くーたんの昼食用カニカマなどが切れたし、卵も牛乳もないので、今夜の会議の後に買い物することにして、今日は千住大橋から出かけることにする。
17時過ぎに外出。予定より早い電車で日暮里・池袋経由で江古田。 ATMでお金を下ろし、日芸キャンパス内の喫煙所で一服し、会議室へ。
会議テーブルには本日の議題のプリントアウトが置いてあり、それを読んでいると定刻が来て、常任幹事会開始。
いつもは1時間ほどで終わるから、終了後にバーガーキングでワッパーを食べて千住大橋に戻ってもスーパーは開いているので買い物をして帰宅出来ると考えていたが……。本日の議題は、お金が絡む事ばかりだったので、紛糾。
赤字対策として、おれも編集に関っている「校友会報」、年2回発行を年1回に減らし、在校生にはネット配信をして郵送をカットして経費を浮かせる。各地の校友会支部総会に校友会幹部が出席する際の旅費を「一番安い方法で行くこと」の明文化、そして……毎年100万円の赤字が出て、今までの貯蓄を取り崩している状態だと、近い将来破綻するのは必定なので、収入増を図りたいと。その手段として常任幹事や幹事から年会費をきっちり取るようにするのはどうかと。
たしか、日芸の校友会は、別に年会費を払う必要はなかったはず。もちろん払ってもいいけど。日芸校友会の収入が減って赤字になってしまったのは、年会費を払う卒業生が減ったから?おれの時代は、在学時に授業料と一緒に「校友会入会金」のような名目で徴収されたはず。以前は学生数が多かったのでそれだけで充分な収入が確保されていたらしいが。この辺、赤字赤字と言われるわりにはきっちりと説明を受けていないと思う。
医学部や経済学部、法学部などの校友会はリッチで、新年会は超一流ホテルで開いて、校友会役員になりたがる卒業生は多数。校友会費を払ってでも役員になりたいらしい。
何故そんなになりたいのか?校友会役員になると、なんらかの利権があるからだろう。利権という言葉が悪ければメリットと言ってもいい。仕事上のプラスになるのだろうし、校友会の役員というのは「名誉」な地位らしいから、社会的にステイタスがあるらしい。功成り名遂げた(人生をアガッた)爺さんが勲章とか名誉職を欲しがるミニ版だろう。
しかし、日芸の校友会にはメリットもステイタスも、ない。時間と労力を割かれるだけで、役員をやっても何のメリットもないしステイタスにもならない。以前は会議の時にはお弁当が出たが、今は水だけ。
なのにやっているのは、母校愛と、恩師への恩返しの気持ちがあるからだ。
日芸というのはいい学校だった。若いときは感じなかったが、今にして思えば、素晴らしい4年間だった。良い友人にも出会えたし、市川崑の助監督になって映画界に潜り込むという未来も切り開けたし。そして恩師のM先生には卒業後もお世話になりっぱなしで、その恩返しが出来ればという気持ちだけでやっている。そもそも、市川崑の助監督になるという道を作ってくれたのはM先生なのだ。
だから、オンラインで済む会議のためにわざわざ江古田まで行くし、会報の編集にも嚙んで、ちょっとした文章も書くし。
なのに……この上、会費も払えというのは如何なものか。一般の校友から取っても役員は「仕事をしている」のだから免除されてもいいとさえ思っているのに。ま、おれは年会費を払ったことはないのだが。
会議の席上、他の常任幹事は「まあ年5000円とか1万円なら払ってもいいんじゃないの」という空気になりかけたが、おれは「時間と労力を負担しているのに、この上カネまで取られるなんて、やってらんねえ!」ということを極めてマイルドに発言した。それに、役員になっているのは会社経営者か定年退職者。つまり会社人間。おれのようなフリーランスというか独立自営業者ではない。そのへんの感覚も大きく違う。
女性の役員がおれに加勢してくれた。フリーで成功している人は忙しいから、こんな会議に出る暇はない。真田広之なんか、絶対に校友会の会議には来ないだろう。三谷幸喜も爆笑問題も歌舞伎役者も映画スターも有名脚本家も映画撮影の名手も映画監督も、校友会の役員にはならないだろう、と。時間を取られるだけだから。
そもそも、芸術系の大学には就職という概念は相容れないものがある。時代の違いもあるだろうし、学科の違いもあるだろう。そして「学年による違い」もあるだろうけど。
おれが日芸映画学科に入ったときは、大森一樹や石井聰互、長崎俊一が一気に世に出て「学生から映画監督!」というゴールデンルートが(今までなかったのに)登場した時だった。だから、就職するのは「負け」であって、日芸の映画学科に入った以上は、映画監督や映画カメラマン、録音技師、脚本家、俳優を目指すのが「本道」だったのだ。それらはみんなフリーランス。映画関係の就職先はほとんどなかった。おれは「日活の最後の助監督試験」を受けて、落ちたけど。
そういうフリー志向が強い校風の場合、校友会なんて、ソレナニ状態だろう。同窓会があれば懐かしい顔を見に行きたいとは思うだろうが、校友会の存在なんて……。
そんな状態だから、校友会活動をやって得することはなにもない。自腹を切るだけ損をする。そして社会的ステイタスもない。日芸同期の友人に「校友会の常任幹事やってるんだよね」と話しても「ふ~ん」と物好きなんだなあという顔をされるだけだ。
そんなもんだよ、校友会。しかし、なくしてはならない。存続させなければならない。
で、校友会報を年1回発行にして学生にはネット配信して、年会費を取って……という話から、「そもそも校友会は赤字なのか?」というハナシになって、お役所的会計だと「予算内に収まっているので赤字ではない」ことになるが、普通の会社経営的感覚で経理を見ると、手持ち資金を食い潰しているのだから、明らかに赤字である、と。これは考え方の相違なんだけど、赤字か黒字かで激論になった。その間をぬって発言するのが、発言だけ聞いていると「ボケジジイ」な人。ちょっと前まで尖ったことをユーモアに包んでとても魅力的な弁舌を振るう人だったのに、今日はダメ。一気にボケが進んだか?他の人が言った事を繰り返したり、まるで違う話をし始めたり、類推するのが困難な「難解なたとえ話」をしたり。しかも、話が長い。それに痺れを切らした進行役の副会長と会長はこれ見よがしに「内々の打ち合わせ」を始めるし……。そこでやっと、その「高齢な先輩」はさすがにマズいと気づいて話を止める。それの繰り返し。
今日の会議は、ほとんど三谷幸喜の「12人の優しい日本人」だった。なかなかみんな、キャラが立っていて、面白い。あの映画のキャストを今日の会議のメンバーに当てはめたいところだ。
フリーランスの牙城であったはずの日芸の校友会の役員で、フリーの感覚が判らない人が大半を占めている、この常任幹事会。腹を立てて辞めてしまってもいいのだが……逆に、面白くなってきた。フリーランス代表として残って、勤め人感覚ですべてを仕切ろうとする会議に待ったをかけて異論を放り込んでやろう。辞めるのはいつでも出来るし。
終わったのは20時30分頃。
今夜はバーガーキングは諦めて、真っ直ぐ千住大橋に向かう。
スーパー「ライフ」は22時までだから間に合うだろう。
ということで、21時10分頃、「ライフ」着。夕食は弁当にしようと「おにぎりセット」を手に取ったら「半額シール貼りますよ」とスタッフさんが言ってくれたのでお願いする。他に、卵や牛乳、くーたんのかにかま、ちゅーる、猫缶も買う。
22時前に帰宅。
くーたんにご飯を出し、おれも「おにぎりセット」を食べる。
明日の鵠沼海岸は風が強く、相方も仕事があるので、行かないことに。土曜日はおれの通院があるし、風の状態は明日と同じなので、土曜も行かない。日曜は天気が悪い。来週も天気は悪そうだし、10月第1週は打ち合わせが入るので行けない。
もしかして、今季のボディボードは終了したかもしれない。
「おにぎりセット」だけでは足りず、6枚切り食パンにハムとマヨネーズを挟んで食う。
ジャイアンツにマジックが点灯してしまったが、阪神とのゲーム差は 1.5。まだまだ優勝は狙えるぞ!広島は完全に失速してしまったねえ。大谷は盗塁数を増やした。
そういえば兵庫県議会、どうして「よくある議事堂」じゃなくて、どう見ても講堂か会議室みたいな場所なんだろうと思ったら、議事堂は耐震基準を満たしていないので、急遽、大会議室を議事堂にしているらしい。
で、兵庫県知事の不信任案が可決。サイトウ知事は無表情。この無表情が気味悪いね。
小泉進次郎人気に陰りが出て、決選投票に残れない可能性が出て来たらしい。あのバカさ加減を自民党党員や国会議員はいつになったら理解するんだろうと思っていたが、やっと。あのバカ具合じゃあ選挙の顔にもなれないことがやっと判ってきたようだ。喋れば喋るほどにバカが剥き出しになる。ここまでバカを晒すヤツがいたのかと驚くほど。アホの坂田は、あれは芸だからね。小泉進次郎はマジ。
中国・深圳で刺された日本人男児が、亡くなった。中国政府は詳細をまったく発表しないが、こんな態度では今後、中国政府とは仲良く出来ないね。深圳の市民たちは献花に訪れて悲しみを共有してくれているし、中国のSNSからは「反日」書き込みが減少してそうなのは救いだと思うが。
風呂に入って、フジの「私のバカせまい史 食いしん坊・古畑任三郎が執着した名物グルメ史」が面白いので観てしまった。
三谷さんの新作映画、まったく観る気がしないのはどうしてだろう?まあ、おれの持論として「三谷幸喜の舞台は打率10割。すべて傑作にして名作。テレビドラマは7割(時々スベる)、映画は3割(本音はもっと低い)」と思っている。観ていない映画も何本かあるが、それは観る気が起きなかったから。
1時就寝。
今朝の体重:83.75キロ
本日の摂取カロリー: 1803kcal
本日の消費カロリー: 207kcal/ 4572歩+自転車
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